事業の概要
- 緩衝材の製造販売大石産業グループは、主に衝撃を和らげる「緩衝機能」を持つ包装資材の製造・販売を行っています。具体的には、卵や農産物、工業製品に使われるパルプモウルド(紙を原料とした成形品)や段ボール製品がこれにあたります。これらの製品は、輸送中の破損を防ぎ、商品の品質を保つ上で不可欠な役割を果たしています。
- 包装材の製造販売もう一つの主要事業は、商品を包み保護する「包装機能」を持つ資材の製造・販売です。食品容器に使われるフィルム製品や、化学薬品、飼料などを入れるクラフト紙袋などが含まれます。これらの包装材は、内容物の保護だけでなく、衛生面や利便性にも貢献し、幅広い産業で利用されています。
- 多角的な事業展開上記主要事業に加え、情報処理機器の販売、ソフトウェアの開発・販売、デザイン関連事業、さらにはマレーシアでの日本産農産物等の輸入販売も手掛けています。また、不動産の賃貸事業も行っており、多様な分野で収益源を確保することで、事業ポートフォリオの安定化を図っています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- 緩衝機能材事業この事業は、主に衝撃を吸収する機能を持つ包装資材の製造・販売を行っています。具体的には、農作物や鶏卵、工業製品の保護に使われるパルプモウルドや段ボール製品などが含まれます。最新年度の売上高は約110.56億円、営業利益は約8.76億円で、同社の主要な収益源の一つです。
- 包装機能材事業この事業では、商品を包み保護する機能を持つ包装資材の製造・販売を手掛けています。食品容器用のフィルムや、化学薬品、飼料などを入れるクラフト重包装袋などが主な製品です。最新年度の売上高は約119.85億円、営業利益は約9.30億円と、緩衝機能材事業と並ぶ稼ぎ頭であり、同社の事業を支える柱となっています。
- その他事業上記二つの主要事業以外に、情報処理機器の販売、ソフトウェアの開発・販売、デザイン関連事業、マレーシアでの日本産農産物等の輸入販売、および不動産賃貸事業を展開しています。これらの事業は、主要事業を補完し、事業ポートフォリオの多様化とリスク分散に貢献しています。具体的な売上や利益の記載はありませんが、多角的な収益源を確保しています。
2025-03 セグメント別業績
| セグメント | 区分 | 売上(億) | 営業利益(億) | 営業利益率 |
|---|---|---|---|---|
| CushioningFunctionalMaterials | 地域 | 111 | 9 | 7.9% |
| PackingMaterials | 事業 | 120 | 9 | 7.8% |
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3【事業の内容】 当社グループ(当社、子会社及び関連会社)は、緩衝機能、包装機能をもった包装関連資材の製造・販売を主な事業とし、情報処理機器の販売、ソフトウエアの開発・販売、デザイン関連事業及びマレーシア国における日本産農産物等の輸入販売事業を展開しており、各連結会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下の緩衝機能材事業と包装機能材事業は、セグメントと同一の区分であります。 緩衝機能材事業 パルプモウルドや段ボール製品等、主に緩衝機能のある製品等の製造・販売を行っております。(主な関係会社)当社 包装機能材事業 フィルムや紙袋製品等、主に包装機能のある製品等の製造・販売を行っております。(主な関係会社)当社、柳沢製袋㈱、CORE PAX(M)SDN.BHD.及びENCORE LAMI SDN.BHD. その他 情報処理機器の販売、ソフトウエアの開発・販売、デザイン関連事業及びマレーシア国における日本産農産物等の輸入販売事業を行っております。また、不動産の賃貸を行っており、当社はその一部を賃借しております。(主な関係会社)㈱アクシス及びFUSIONS TRADING MALAYSIA SDN.BHD. 事業の系統図は、次のとおりであります。 (注) ○印 連結子会社 ※印 関連会社で持分法非適用会社
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 弱い 景気後退による製品需要の減少、競争の激化等による市況の悪化要因 |
|---|---|
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | 技術 包装資材メーカーとしての技術やノウハウを結集した新製品開発や機能改良、最適包装の提案 |
| 顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい | 低い(分散) |
| 景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか | 中程度 |
| 設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか | 混合 |
| 規制依存規制は障壁にも足枷にもなる | 中程度 |
会社が挙げる主要リスク:製品需要、景気動向 / 原燃料価格の変動 / 為替変動
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 6 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
パルプ・紙業界において、大石産業固有の強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPに関する情報は確認できない。同業他社との差別化要因となる無形資産の存在は示唆されていない。
スイッチングコスト★☆☆☆☆
製紙業界では、特定の用途向けにカスタマイズされた紙製品の場合、顧客は仕様変更やサプライヤー変更に一定のコストや手間がかかる可能性がある。しかし、汎用品においてはスイッチングコストは低いと考えられる。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
パルプ・紙製品の製造・販売事業において、ネットワーク効果が働くビジネスモデルは一般的ではない。ユーザー数の増加が製品価値を直接的に高める構造は見られない。
コスト優位★★☆☆☆
製紙業は規模の経済が働きやすい産業であり、原材料調達や生産効率においてコスト競争力が重要となる。大石産業が特定の原材料調達網や生産技術で優位性を持つ可能性は否定できないが、明確な証拠はない。
規模の経済★★★☆☆
パルプ・紙業界は、原材料調達、生産、物流において規模の経済が働く。大石産業が一定の生産規模と効率的なオペレーションにより、業界内でコスト優位性を保っている可能性はある。しかし、圧倒的な市場シェアを持つわけではない。
- 循環型社会への貢献同社は、パルプモウルド製品に古紙を原料として使用するなど、循環型社会の実現に貢献する製品開発に注力しています。これにより、環境意識の高い顧客からの支持を得やすく、持続可能なビジネスモデルを構築していると考えられます。環境規制強化の流れの中で、この点は競争優位となり得ます。
- 幅広い顧客基盤と製品多様性主要4製品(パルプモウルド、段ボール、フィルム、クラフト重包装袋)において、国内・海外の幅広い業種と取引があり、地域や業種に偏らない事業展開をしています。これにより、特定の市場の変動リスクを分散し、安定した需要を確保しやすい構造になっていると言えるでしょう。
- 技術とノウハウの結集包装資材メーカーとしての長年の技術やノウハウを結集し、「循環型社会に最適解を提供する」というスローガンを掲げています。新製品開発や機能改良、最適包装の提案を通じて顧客満足度を追求し、イノベーション活動に取り組むことで、他社との差別化を図ろうとしている点が強みと考えられます。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
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経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは、2025年4月に迎える創業100周年を機に、新たなグループビジョンを策定しました。当社グループのパーパス(私たちの存在意義)、ビジョン(私たちが目指す姿)、バリュー(私たちの価値観)を明確にすることによって、常に成長し続ける大石産業グループを目指します。単にモノを「包む」ことに留まらず、循環型社会において最適なソリューションを提供することにより、持続可能な未来の実現に貢献することを目指しております。 ■パーパス (Purpose)(私たちの存在意義)「未来を包む - Inclusion for Future -」当社グループはお客様の製品にとどまらず、社会の未来を「包む」ことで、人々や地球環境を包摂(Social Inclusion)し、社会に有用な存在であり続けます。社会の多様性や多くの意見を尊重し、社員一人ひとりの幸せと持続可能な発展を目指します。Social Inclusion(社会的包摂):「全ての人々を孤独や孤立、排除や摩擦から援護し、健康で文化的な生活の実現につなげるよう、社会の構成員として包み支え合う」という理念。 ■ビジョン (Vision)(私たちの目指す姿、理想像、あるべき姿)「循環型社会に最適解を提供する」当社グループは、循環型社会に包装の最適解(スマートパッケージ)を提供し、社会のニーズに応える製品を開発、製造し、持続可能な社会の実現に貢献します。スマートパッケージ:効率的かつ環境に優しいパッケージング技術を指します。 ■バリュー (Values)(私たちが持つべき価値観、価値基準)①誠実:誠実な行動と透明なコミュニケーションで信頼を築きます。②挑戦:困難に立ち向かい、未来を切り拓きます。③協創:多様なパートナーと協力し、成果を分かち合います。 (2)経営戦略等当社グループは、当社、子会社5社および関連会社1社で構成され、主な事業内容は包装関連資材の製造および販売であり、具体的には緩衝機能材事業および包装機能材事業の2つの領域で事業を展開しております。当社は、これらの事業を通じて、包装資材分野におけるアジアのリーディングカンパニーを目指しております。 緩衝機能材事業:パルプモウルドや段ボール製品等、主に緩衝機能のある製品等の製造販売包装機能材事業:フィルムや紙袋製品等、主に包装機能のある製品等の製造販売 主に工業、食品、農業分野の顧客を対象に「循環型社会に最適解を提供する」ことを事業活動の中心に据え、環境変化に迅速に対応すると共に、コア・コンピタンスに根ざした新規製品・事業の育成、顧客満足を目指した営業活動の展開、全社をあげての抜本的なコスト削減、効率的かつ効果的な財務体質への転換などの諸施策を着実に実践して業績向上に努め、一層強靭で収益力のある企業体質の構築を目指す所存であります。 (3)経営環境当連結会計年度における日本経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費や設備投資、企業収益に持ち直しの動きが見られ、全体としては緩やかな回復基調が継続しました。一方で、物価上昇や欧米における高金利の継続、米国の政策動向への不透明感、中東における地政学リスクの高まりなど、先行き不安は依然として残されています。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題今後の見通しにつきましては、雇用・所得環境の改善を背景に、景気は一部に足踏みが見られるものの、概ね緩やかな回復基調が続くと見込まれます。一方で、物価上昇の長期化、欧米における高金利の継続、米国の政策動向への不透明感、中東地域の地政学リスクの高まりなど、先行きには依然として不確実性が残る状況です。こうした環境下において、当社グループは第8次中期経営計画『New Challenge 2027』を策定し、その初年度となる2026年3月期より、サステナビリティ基本方針を土台に、環境・社会・ガバナンスの各視点から重点施策を推進し、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指してまいります。 ◆環境 (Environment)①地域環境の保全と循環型社会の実現。②新たな循環型事業の育成と持続的成長基盤の確立。 ◆社会 (Social)①循環型包装容器メーカーとしての安定した財務基盤の確立。②地域社会との連携と企業認知度の向上。③安全な労働環境の実現。④社員の充実した生活の実現と人的資本への投資。 ◆ガバナンス (Governance)①成長投資と株主還元の両立。②バランスの取れた組織運営。③迅速な意思決定と誠実な経営の推進。 なお、製品セグメント別の主な取り組みは以下のとおりであります。 1) 緩衝機能材事業・新技術の活用と新設備の導入により、工業分野の売上拡大を目指す。・省エネルギーを実現する環境配慮型の新製品を開発する。・革新的な業務改革を推進し、営業および製造の効率化を図る。・機能包装設計提案により付加価値を高める。 2) 包装機能材事業・機能性フィルムの開発を積極的に推進する。・共創とオープンイノベーションを通じて、新たな事業の展開につなげる。・DX・FAの推進により、人材不足の解消、技術継承の促進、高品質の均一化を実現する。・環境配慮型製品の開発・普及を促進する。・使用済み包装材のリサイクルシステムを検討し、提案する。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、客観的な目標指標として、中期経営計画において「売上高」、「経常利益」、「経常利益率」、「ROE(自己資本利益率)」及び「自己資本比率」の維持、向上を図ってまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは、2025年4月に迎える創業100周年を機に、新たなグループビジョンを策定しました。当社グループのパーパス(私たちの存在意義)、ビジョン(私たちが目指す姿)、バリュー(私たちの価値観)を明確にすることによって、常に成長し続ける大石産業グループを目指します。単にモノを「包む」ことに留まらず、循環型社会において最適なソリューションを提供することにより、持続可能な未来の実現に貢献することを目指しております。 ■パーパス (Purpose)(私たちの存在意義)「未来を包む - Inclusion for Future -」当社グループはお客様の製品にとどまらず、社会の未来を「包む」ことで、人々や地球環境を包摂(Social Inclusion)し、社会に有用な存在であり続けます。社会の多様性や多くの意見を尊重し、社員一人ひとりの幸せと持続可能な発展を目指します。Social Inclusion(社会的包摂):「全ての人々を孤独や孤立、排除や摩擦から援護し、健康で文化的な生活の実現につなげるよう、社会の構成員として包み支え合う」という理念。 ■ビジョン (Vision)(私たちの目指す姿、理想像、あるべき姿)「循環型社会に最適解を提供する」当社グループは、循環型社会に包装の最適解(スマートパッケージ)を提供し、社会のニーズに応える製品を開発、製造し、持続可能な社会の実現に貢献します。スマートパッケージ:効率的かつ環境に優しいパッケージング技術を指します。 ■バリュー (Values)(私たちが持つべき価値観、価値基準)①誠実:誠実な行動と透明なコミュニケーションで信頼を築きます。②挑戦:困難に立ち向かい、未来を切り拓きます。③協創:多様なパートナーと協力し、成果を分かち合います。 (2)経営戦略等当社グループは、当社、子会社5社および関連会社1社で構成され、主な事業内容は包装関連資材の製造および販売であり、具体的には緩衝機能材事業および包装機能材事業の2つの領域で事業を展開しております。当社は、これらの事業を通じて、包装資材分野におけるアジアのリーディングカンパニーを目指しております。 緩衝機能材事業:パルプモウルドや段ボール製品等、主に緩衝機能のある製品等の製造販売包装機能材事業:フィルムや紙袋製品等、主に包装機能のある製品等の製造販売 主に工業、食品、農業分野の顧客を対象に「循環型社会に最適解を提供する」ことを事業活動の中心に据え、環境変化に迅速に対応すると共に、コア・コンピタンスに根ざした新規製品・事業の育成、顧客満足を目指した営業活動の展開、全社をあげての抜本的なコスト削減、効率的かつ効果的な財務体質への転換などの諸施策を着実に実践して業績向上に努め、一層強靭で収益力のある企業体質の構築を目指す所存であります。 (3)経営環境当連結会計年度における日本経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費や設備投資、企業収益に持ち直しの動きが見られ、全体としては緩やかな回復基調が継続しました。一方で、物価上昇や欧米における高金利の継続、米国の政策動向への不透明感、中東における地政学リスクの高まりなど、先行き不安は依然として残されています。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題今後の見通しにつきましては、雇用・所得環境の改善を背景に、景気は一部に足踏みが見られるものの、概ね緩やかな回復基調が続くと見込まれます。一方で、物価上昇の長期化、欧米における高金利の継続、米国の政策動向への不透明感、中東地域の地政学リスクの高まりなど、先行きには依然として不確実性が残る状況です。こうした環境下において、当社グループは第8次中期経営計画『New Challenge 2027』を策定し、その初年度となる2026年3月期より、サステナビリティ基本方針を土台に、環境・社会・ガバナンスの各視点から重点施策を推進し、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指してまいります。 ◆環境 (Environment)①地域環境の保全と循環型社会の実現。②新たな循環型事業の育成と持続的成長基盤の確立。 ◆社会 (Social)①循環型包装容器メーカーとしての安定した財務基盤の確立。②地域社会との連携と企業認知度の向上。③安全な労働環境の実現。④社員の充実した生活の実現と人的資本への投資。 ◆ガバナンス (Governance)①成長投資と株主還元の両立。②バランスの取れた組織運営。③迅速な意思決定と誠実な経営の推進。 なお、製品セグメント別の主な取り組みは以下のとおりであります。 1) 緩衝機能材事業・新技術の活用と新設備の導入により、工業分野の売上拡大を目指す。・省エネルギーを実現する環境配慮型の新製品を開発する。・革新的な業務改革を推進し、営業および製造の効率化を図る。・機能包装設計提案により付加価値を高める。 2) 包装機能材事業・機能性フィルムの開発を積極的に推進する。・共創とオープンイノベーションを通じて、新たな事業の展開につなげる。・DX・FAの推進により、人材不足の解消、技術継承の促進、高品質の均一化を実現する。・環境配慮型製品の開発・普及を促進する。・使用済み包装材のリサイクルシステムを検討し、提案する。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、客観的な目標指標として、中期経営計画において「売上高」、「経常利益」、「経常利益率」、「ROE(自己資本利益率)」及び「自己資本比率」の維持、向上を図ってまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における日本経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費や設備投資、企業収益に持ち直しの動きが見られ、全体としては緩やかな回復基調が継続しました。一方で、物価上昇や欧米における高金利の継続、米国の政策動向への不透明感、中東における地政学リスクの高まりなど、先行き不安は依然として残されています。こうした経営環境の中、当社グループは昨年11月に新たなグループビジョン「パーパス (存在意義):未来を包む - Inclusion for Future -」、「ビジョン (あるべき姿):循環型社会に最適解を提供する」、「バリュー (価値基準):誠実、挑戦、協創」を策定し、顧客満足を徹底的に追求するとともに、全社的なイノベーション活動を推進し、業績の向上に努めてまいりました。その結果、当連結会計年度の売上高は、青果物向けの段ボール製品やパルプモウルド製品および国内合成樹脂向け重包装袋製品の出荷減はあったものの、販売価格の見直し効果や海外重包装袋製品の販売数量回復、事務機器用パルプモウルドトレーおよびキャストフィルムの拡販により、234億85百万円(前年同期比6.9%増)と増収となりました。一方、営業利益は9億4百万円(前年同期比16.7%減)、経常利益は11億30百万円(前年同期比16.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は9億44百万円(前年同期比11.3%減)と減益となりました。これは主に、人件費および減価償却費の増加によるものです。 セグメントの業績は次のとおりです。(緩衝機能材事業)パルプモウルド部門は、青果物用トレーが夏の猛暑による青果物収穫量減少の影響で販売減となりましたが、前期に上市した事務機器用トレーが増販となったこと、および販売価格の修正により増収となり、パルプモウルド部門の売上高は64億98百万円(前年同期比6.3%増)となりました。段ボール部門は、工業分野向けが増販となりましたが、パルプモウルド部門同様に夏の猛暑による農作物収穫量減少の影響で農業分野向けの販売減により、売上高は33億28百万円(前年同期比0.2%減)となりました。成型部門は、売上高は樹脂成型品と宙吊り式包装容器(ゆりかーご)をあわせて12億29百万円(前年同期比0.9%減)となりました。その結果、当事業の売上高は110億56百万円(前年同期比3.4%増)となり、セグメント利益は8億76百万円(前年同期比13.0%減)となりました。減益の主な要因は、人件費および減価償却費の増加等によるものであります。 (包装機能材事業)フィルム部門は、食品容器用ポリスチレンフィルムの販売数量は微増となりましたが、キャストフィルムの拡販、および原材料価格の値上がりに伴う販売価格の修正により、売上高は48億66百万円(前年同期比9.8%増)となりました。重包装袋部門は、国内は、合成樹脂向けが販売減となりましたが、化学薬品向け、製粉向け、および飼料向けが増販となったことにより増収となりました。海外は、食品向けおよび化学薬品向けが増販となったことで増収となり、重包装袋部門の売上高は71億19百万円(前年同期比10.2%増)となりました。その結果、当事業の売上高は119億85百万円(前年同期比10.0%増)となり、セグメント利益は9億30百万円(前年同期比8.3%増)となりました。増益の主な要因は、海外重包装袋部門の増収効果によるものであります。 (その他)売上高は4億43百万円(前年同期比16.6%増)となり、セグメント利益は23百万円(前年同期比20.1%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報(a) キャッシュ・フローの状況の分析当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末より21百万円増加し、当連結会計年度末には73億11百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によって得られた資金は、21億60百万円(前年同期比2億96百万円の増加)となりました。主な収入項目は、税金等調整前当期純利益13億20百万円、主な支出項目は、法人税等の支払額4億95百万円であります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は、17億74百万円(前年同期比4億19百万円の増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出17億9百万円等によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によって使用した資金は、3億88百万円(前年同期比2億54百万円の減少)となりました。これは主に、配当金の支払額2億52百万円等によるものであります。 (b) 資本の財源及び資金の流動性a 営業活動(1) 損益と収支の状況との関係当企業グループの連結損益と収支の状況との関係は、今後2年間については減価償却費の大きな変動はない見込みのため、連結会計年度の税金等調整前当期純利益の増減が連結キャッシュ・フロー計算書における営業活動によるキャッシュ・フローの増減となって現れております。(2) 決済条件の変更等による収入、支出項目の大幅な変動又は非資金損益項目の増減要因等決済条件の変更等による収入、支出の予定はなく、また、非資金損益項目の増減要因等についても、大きな増減は計画しておりません。b 投資活動当企業グループの投資活動としては、各工場の生産性向上、品質改善、新製品の開発等を目的としております。c 財務活動当企業グループについては、運転資金については一時的な借入を除き、長期において多額の借入を行う計画はありません。また、設備資金については、長期借入金および手元資金でまかなうことを基本方針としております。 ③生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)緩衝機能材事業6,6193.2包装機能材事業8,7248.0報告セグメント計15,3445.9その他21223.2合計15,5566.1(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。2.金額は、原価によっております。 b.商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)緩衝機能材事業2,0653.7包装機能材事業1,1529.5報告セグメント計3,2185.7その他28049.4合計3,4998.2(注) 金額は、仕入価格によっております。 c.受注実績 主要製品は得意先からの受注によって即納する一種の受注生産ですが、生産及び商品仕入と販売との関連において製品及び商品の回転が早く、月末における受注残高が僅少なので、a.生産実績及びb.商品仕入実績を受注実績とみなして大差ありません。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)緩衝機能材事業11,0563.4包装機能材事業11,98510.0報告セグメント計23,0426.8その他44316.6合計23,4856.9(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)㈱エフピコ2,94013.43,10613.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、引当金の計上など一部に将来事象の見積りに基づいているものがあります。これらの見積りは、当社グループにおける過去の実績や将来計画を考慮し、合理的と認められる事項に基づき判断しております。なお、重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されている通りであります。 ②財政状態の分析当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて6億20百万円増加し、266億92百万円となりました。流動資産については、原材料及び貯蔵品、電子記録債権の増加等により、前連結会計年度末に比べて1億円増加しております。固定資産については、機械装置及び運搬具、建物及び構築物の増加等により、前連結会計年度末に比べて5億19百万円増加しております。当連結会計年度末における負債合計は79億68百万円となり、前連結会計年度末に比べて3億64百万円の減少となりました。流動負債については、設備関係電子記録債務、支払手形及び買掛金の減少等により、前連結会計年度末に比べて2億65百万円減少しております。固定負債については、退職給付に係る負債、役員株式給付引当金の減少等により、前連結会計年度末に比べて98百万円減少しております。当連結会計年度末における純資産合計は187億24百万円となり、前連結会計年度末に比べて9億84百万円の増加となりました。これは、利益剰余金の増加等によるものであります。 ③経営成績の分析当連結会計年度における売上高は234億85百万円(前年同期比6.9%増)となりました。売上総利益は、43億27百万円(前年同期比3.0%増)となりました。販売費及び一般管理費は、34億23百万円(前年同期比9.8%増)となりました。以上の結果、営業利益は9億4百万円(前年同期比16.7%減)、経常利益は11億30百万円(前年同期比16.1%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は9億44百万円(前年同期比11.3%減)となりました。売上高については、青果物向けの段ボール製品やパルプモウルド製品および国内合成樹脂向け重包装袋製品の出荷減はあったものの、販売価格の見直し効果や海外重包装袋製品の販売数量回復、事務機器用パルプモウルドトレーおよびキャストフィルムの拡販により、増収となりました。利益については、主に人件費および減価償却費の増加により、減益となりました。 ④キャッシュ・フローの状況の分析当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末より21百万円増加し、73億11百万円となりました。詳細につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報」をご参照ください。当連結会計年度においての運転資金及び設備投資につきましては、内部資金及び借入れによって調達しております。また、今後当面の重要な資本的支出についても、内部資金及び借入れによる調達を予定しております。
事業リスク
- 景気変動と製品需要の減少主要製品の需要は、景気後退や市場競争の激化によって減少する可能性があります。これにより、売上が伸び悩んだり、利益が圧迫されたりして、会社の業績や財務状況に悪影響を及ぼす恐れがあります。同社は新製品開発や顧客満足度向上で対抗しようとしています。
- 原材料価格の変動包装資材の主要材料であるクラフト原紙、プラスチック樹脂・フィルム、そして燃料の価格は、国際市況や石油価格の動向に大きく左右されます。これらの価格が変動すると、製造コストが増加し、会社の利益を圧迫する可能性があります。特に古紙価格も国際市況の影響を受けるため、注意が必要です。
- 海外事業と為替変動リスクマレーシアに生産・販売拠点を持ち、海外事業を展開しているため、為替相場の変動が業績に影響を与える可能性があります。また、進出国の経済状況、政情不安、法規制の変更なども、海外事業の収益性や安定性に悪影響を及ぼすリスクがあります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3【事業等のリスク】当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、主として次のようなものがあります。当社グループは、これらの事項に対して「1(経営方針、経営環境及び対処すべき課題等) (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載している以下の取組みにより、将来の業績への影響を軽減させる方針です。 ◆環境 (Environment)①地域環境の保全と循環型社会の実現。②新たな循環型事業の育成と持続的成長基盤の確立。 ◆社会 (Social)①循環型包装容器メーカーとしての安定した財務基盤の確立。②地域社会との連携と企業認知度の向上。③安全な労働環境の実現。④社員の充実した生活の実現と人的資本への投資。 ◆ガバナンス (Governance)①成長投資と株主還元の両立。②バランスの取れた組織運営。③迅速な意思決定と誠実な経営の推進。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生する可能性のある全てのリスクを網羅したものではありません。 (1)製品需要、景気動向当社グループは主要4製品(農作物、鶏卵等の畜産、農産物用および工業品向け等のパルプモウルドおよび段ボール製の緩衝機能材、食品容器用等のフィルムおよび合成樹脂、化学薬品、製粉、飼料用のクラフト重包装袋等の包装機能材)について国内および海外において、幅広い業種のお客様と広く取引を行っており、地域・業種に偏らない活動を展開しております。しかしながら、景気後退による当社製品が利用される製商品需要の減少、競争の激化等による市況の悪化要因により、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、包装資材メーカーとしての技術やノウハウを結集して、「循環型社会に最適解を提供する」をスローガンに新製品開発や機能改良、最適包装の提案に努め、顧客満足を徹底的に追求するとともに、全社をあげてイノベーション活動に取り組み、業績向上に努め、他社との差別化を図っております。 (2)原燃料価格当社グループは、包装資材や各種加工フィルムの主要材料として、クラフト素材の原紙やプラスチック素材の樹脂・フィルムを使用しております。また、燃料としてLPG、LNGを使用しております。これらの価格は、クラフト原紙仕入価格、石油価格等の動向で変動することによって、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、パルプモウルド製品に関しては原料として古紙を使用しておりますが、古紙価格は国際古紙市況に影響されますので、その価格が大きく変動した場合には、当社グループの業績に影響が生じる可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性は常にあるものと認識しております。原油・ナフサ価格の変動は一企業の努力ではコントロールが困難な領域ではありますが、当社グループは、調達先の集中や契約の長期化など、原材料価格変動リスクを緩和する工夫を行い、安定して原材料が調達できるよう努めております。 (3)為替変動当社グループの海外子会社の事業、業績および財務状況は、為替相場の変動によって影響を受けます。換算時の為替レートにより、これらの項目は元の現地通貨における価値が変わらずとも円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性は常にあるものと認識しております。この対策として、当社グループは、必要に応じて為替予約および、海外の商品調達先を分散するなど講じております。 (4)海外展開について当社グループは、顧客のグローバル化に対応するため、生産拠点および販売拠点をマレーシアに有しております。このため、為替変動、進出国の経済動向、政情不安、法規制の変更等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。この対策として、当社グループは、マレーシアの法令改正等について定期的に顧問弁護士や会計事務所等から情報収集を行うとともに、マレーシア子会社であるCORE PAX(M)SDN.BHD.、ENCORE LAMI SDN.BHD.およびFUSIONS TRADING MALAYSIA SDN.BHD.との連携を密にし、対応を図っております。 (5)自然災害・事故災害近年国内外で大規模な自然災害等が発生しており、想定を超える自然災害等が発生することを起因として、工場の操業停止や操業度低下が生じて、当社グループの業績に重大な影響が生じる可能性があります。また、当社グループの需要先は多岐にわたっておりますが、台風や地震等の天候変化、自然災害の影響で需要先の生産物の出荷が変動することによって、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性は常にあるものと認識しております。この対策として、当社グループは、国内外に複数の製造拠点を設けることや多品種及び多くの需要分野の製品を取り扱うことで自然災害に伴う操業停止や操業度低下リスクを分散させております。さらに、BCPに基づいた防災訓練等に取り組んでおります。 (6)労災・設備事故等当社グループの製造拠点は、労災、火災、機械故障のリスクにさらされております。日常的に労働災害の主要な原因となる「挟まれ・巻き込まれ」等の事象が発生しやすい環境にあります。対人・対物を問わず、安全や防災に関する法令を遵守し、事故の防止対策には万全を期しておりますが、万一重大な労働災害や設備事故等が発生した場合には、当社グループの生産活動等に支障をきたし、生産量減少に伴う売上の減少や破損設備の復旧に伴う費用の発生、事故に関連する補償の実施等、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性は常にあるものと認識しております。この対策として、当社グループは、中央安全衛生委員会による安全巡回を実施し、事故を未然に防ぐための対策等を実施しております。また、2023年3月に発生した当社パルプモウルド八戸工場の火災に対する取り組みとして、パルプモウルド全工場にスプリンクラーを設置し、あわせて年1回消化消防訓練時に動作確認を行う等、積極的な防火活動を行っております。 (7)環境規則等当社グループは、環境保全を経営の重要課題であると認識し、事業活動を行っております。しかしながら、今後、環境等に関する様々な法的規制の強化または社会的責任の要請等に起因して事業活動に制約を受けるような事象が生じた場合には、計画外の設備投資や環境対策費用等の負担が生じることとなり、当社グループの業績に影響が生じる可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性は常にあるものと認識しております。当社グループでは、全社委員会として生産性向上委員会を設置し、定期的に環境保全活動を推進するとともに、環境保全に即した設備保全を行うことにより、計画外の設備投資や環境対策費用等のリスクを軽減しております。 (8)新型コロナウイルス等、感染拡大によるリスク当社グループの従業員に新型コロナウイルス、インフルエンザ、ノロウイルス等の感染が拡大した場合、一時的に操業を停止するなど、当社グループの業績および財務状況等に影響を与える可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性は常にあるものと認識しております。当社グループではこれらのリスクに対応するため、予防や拡大防止に対して適切な管理体制を構築しております。特に今般世界的に感染が拡大した新型コロナウイルスに関しては、(1)在宅勤務、出張禁止、毎日の検温など、従業員の安全と健康を最優先にした対応の徹底、(2)生産、販売、在庫、物流状況の把握、(3)感染者が発生した場合のBCP対策、(4)資金管理等様々な施策を実行し、新型コロナウイルスの影響の極小化を図っております。 (9)訴訟等当社グループは国内外において産業用包装資材の販売を行っておりますが、事業を行うにあたり損害賠償請求訴訟等の提起を受ける可能性があります。当社グループへの訴訟等については、契約の明確化等により事前防止に努めております。 (10)子会社ガバナンス当社グループは国内外に5社のグループ会社を有しております。当社グループの経営目標等の実現にはグループとしての方針、戦略等、総合力が発揮されるかどうかが大きな影響を及ぼす可能性があります。また、国内外での労災、事故、不正行為、法令違反行為等により当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。この対策として、当社グループはすべてのグループ会社を含めた経営方針の説明を定期的に実施しております。また、定期的なコンプライアンス勉強会を実施しコンプライアンスの意識向上に努めております。 (11)情報・システム当社グループは、販売管理や生産管理など事業活動の中で様々な情報システムを活用しております。外部からの何らかのサイバー攻撃等により、機密情報や顧客情報が流出した場合、顧客および取引先からの損害賠償請求の対象となり、当該事案に対応するための費用を要する可能性があり、さらに当社グループの社会的信用に大きな影響を及ぼす可能性があります。このような事態が発生した場合、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクへの対応として、当社グループは情報セキュリティポリシーを定め、定期的な周知徹底を図っております。また、具体的な対策としては全てのサーバ・クライアントへのウィルス対策はもちろんのこと、基幹システムやグループウェア等の情報系ツールにおける権限に応じたアクセス制限、電子メールのモニタリング(監視)や情報機器の接続制限等により、外部からのサイバー攻撃や情報漏えい対策を実施しております。