事業の概要
- AIアドバイザリー事業AIを活用したシステムやビジネスのコンサルティングを提供しています。具体的には、企業のシステム導入支援、経営戦略の立案、最高情報責任者(CIO)や最高マーケティング責任者(CMO)の業務支援、Webマーケティングのサポートなど多岐にわたります。長年の経験とノウハウを活かし、顧客企業の課題解決をサポートすることで収益を得ています。
- AI&モルタル事業LEDやLCDディスプレイの販売・設置、アドトラック(広告宣伝車)の運用、さらには不動産ファンドの組成など、物理的な設備とAI技術を組み合わせた事業を展開しています。特にディスプレイ関連は、デジタルサイネージとしての活用が多く、広告や情報発信の手段として企業や施設に提供することで収益を上げています。
- AIニュービジネス事業次世代通信技術であるWi-Fi 7の販売や、AI関連の教育プログラム「Storm Academy」の運営、そして最先端のAI技術開発など、新しい技術やサービスを積極的に展開しています。これらの新規事業を通じて、将来的な収益源の確立を目指しており、技術革新をビジネスチャンスに変えることで成長を図っています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- アドバイザリー事業システムやビジネスのコンサルティングを主軸とする事業で、売上高は約9.89億円、営業利益は約1.51億円と堅調な収益を上げています。企業のIT戦略立案からシステム導入、Webマーケティング支援まで幅広く手掛け、長年の実績とノウハウが強みとなっています。地域構成は不明ですが、主に国内企業を対象としていると考えられます。
- AI&モルタル事業LEDディスプレイやアドトラック運用などを手掛ける事業で、売上高は約15.65億円、営業利益は約4.45億円と、最も高い売上と利益を稼ぎ出す主力事業です。物理的な設備とAI技術を組み合わせることで、顧客に具体的なソリューションを提供しています。地域構成は不明ですが、国内での展開が中心と推測されます。
- AIニュービジネス事業Wi-Fi 7販売やAI技術開発、教育プログラム運営など、新しい分野に挑戦する事業です。売上高は約0.99億円ですが、営業利益は約-0.32億円とまだ赤字の状態です。これは、新規事業への先行投資や開発費用がかさんでいるためと考えられますが、将来の成長ドライバーとして期待されています。地域構成は不明です。
2025-12 セグメント別業績
| セグメント | 区分 | 売上(億) | 営業利益(億) | 営業利益率 |
|---|---|---|---|---|
| AdvisoryBusiness | 地域 | 10 | 2 | 15.2% |
| AIandMortarBusiness | 地域 | 16 | 4 | 28.4% |
| AINewBusiness | 地域 | 1 | -0 | -31.7% |
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3【事業の内容】 当社は、AIアドバイザリー事業(旧ITコンサルティング事業)、AI&モルタル事業(旧デジタルサイネージ事業)及びAIニュービジネス事業を行っております。 その事業の内容は次のとおりであります。事 業 区 分主 要 製 品AIアドバイザリー事業(旧ITコンサルティング事業)システムコンサルティング、ビジネスコンサルティング、CIO/CMO支援、Webマーケティング支援AI&モルタル事業(旧デジタルサイネージ事業)LEDディスプレイ、LCDディスプレイ、アドトラック運用、ファンド組成AIニュービジネス事業wifi-7販売、Storm Academy運営、AI技術開発 企業集団についての事業系統図は次のとおりであります。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 弱い LEDディスプレイ等の商品で国内外の有力企業と競合し、価格が重要な競争要因。 |
|---|---|
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | 技術 会計・人事・ITにおける専門的知識を有するコンサルタントの確保・育成が困難。 |
| 景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか | 中程度 |
| 規制依存規制は障壁にも足枷にもなる | 中程度 |
会社が挙げる主要リスク:パートナー企業の動向による影響 / 事業展開の計画未達リスク / 需要変動・価格競争のリスク
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 1 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
公開されている情報からは、特許、ブランド、規制ライセンスなどの具体的な無形資産に関する情報は確認できませんでした。AI技術開発における競争優位性の源泉が不明瞭です。
スイッチングコスト★☆☆☆☆
AIソリューションの導入には一定の初期投資や学習コストが伴う可能性がありますが、顧客が競合他社へ乗り換える際の具体的な損失額や、乗り換え障壁の高さを示す情報は乏しいです。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
現時点では、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるようなネットワーク効果が働くビジネスモデルであるという証拠は見当たりません。
コスト優位☆☆☆☆☆
競合と比較して、AIストームが構造的に低コストでサービスを提供できるという情報は確認できません。技術開発や人材獲得コストが先行する可能性があります。
規模の経済☆☆☆☆☆
AIストームの事業規模が業界全体に対して最適化され、寡占的な地位を築いているという証拠はありません。市場は競争が激しいと考えられます。
- ERPソリューションの専門性1995年からのコンサルティング実績を通じて、ERPソリューション(企業の基幹業務システム)に関する深いノウハウを蓄積しています。日本オラクル社の「JD Edwards」や「NetSuite」など、主要なERPパッケージベンダーとの強固なパートナーシップは、安定したライセンス販売と導入支援サービスを可能にし、顧客からの高い評価に繋がっています。
- 多様なクラウド製品の提供タレントマネジメント製品の「cornerstone」「saba cloud」、ファイル共有サービスの「BOX」、認証サービスの「Entrust IdentITy as a Service」など、幅広いクラウド製品のパートナー契約を締結しています。これにより、顧客企業の多様なニーズに対応できるソリューションを提供し、顧客のIT環境の最適化を支援する競争優位性を持っています。
- AIと物理的設備の融合AIアドバイザリーで培った知見と、LED/LCDディスプレイやアドトラック運用といった物理的な設備を組み合わせる「AI&モルタル事業」を展開しています。これにより、単なるITコンサルティングに留まらず、具体的な広告・情報発信手段まで一貫して提供できる点が強みであり、他社との差別化を図っています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針当社はこれまで、一連の経営再建の活動を実施してまいりました。経営基盤の再構築を進めるとともに、当社の既存事業領域に隣接した事業領域への事業拡大及び新規事業領域の創出を進め、積極的に資本・業務提携やM&Aを進めてまいりました。独立系コンサルティングファームとして、「優れたIP/ITソリューションの開発・提供・サービスを通じて、社会の発展と進化と持続可能性に貢献する。」という企業理念のもと、顧客企業における課題の解決を目的として、より質の高いコンサルティングサービスの提供に注力してまいります。 (2)目標とする経営指標当社は、経営上の業績管理指標を「収益力(売上高営業利益率)」としております。既存事業における営業力の強化、事業の採算性の評価、徹底した経費削減等に取り組み利益の増大を図るとともに、より利益率の高いサービスや継続的に収益を確保できるサービスへ事業を拡大することで収益の安定化を目指しております。 (3)中長期的な会社の経営戦略当社は、事業における今後の方向性を定めるために、新たに令和9年12月期を最終年度とした中期経営計画を推進し、従来のERPソリューションにAIを融合させた事業体への変革のため経営基盤の再構築を進めております。この中期経営計画では、令和9年までのビジネス拡大を視野に入れ、「人材戦略」「財務戦略」「顧客獲得戦略」「株価・企業価値向上戦略」の4つを重点戦略とし、資本政策を充実し、人材の採用・育成・多能化に戦略的な投資を行うとともに、株主の皆様への還元策の充実、従業員満足度の向上を図り、企業価値の向上に取り組んでおります。また、今後国内においてAI人材不足が深刻化する傾向にあり、その課題に対応するために、AI技術者の確保を積極的に進めております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社では、継続的に収益を確保する仕組みを整備し事業の安定化を図るため、原点に回帰しERPソリューションに関連するコンサルティングのみならず、非IT事業領域も強化し業績の拡大を達成することができました。本年度も引き続き、ERPソリューションに関連するコンサルティングの拡大のみならず、非IT事業領域の進出を図っており、新規事業への取り組みも含めて更なる事業規模の拡大を進めてまいります。 ①財務基盤の充実当社では、継続的に収益を確保する体制を維持しつつ、事業規模の拡大を実現するための戦略的な投資を実行するため、機動的な増資や金融機関からの融資を活用してまいります。②短期間での業容の拡大当社では、短期間での業容の拡大を実現するために、当社との間でシナジーが見込める企業との資本・業務提携等を目的としたM&Aを行うとともに、業容拡大に必要な人材の確保に取り組んでまいります。③株主価値の創造当社は、株主の皆様への利益還元を経営における重要課題の1つであると認識しております。当社株式への投資の魅力をより一層高め中長期的に保有いただける株主様の増加を図ることを目的として、株主優待制度があります。また、令和7年12月末の株主様に対し剰余金の配当(復配)を実現することができました。今後につきましても、経営方針や中長期的な企業価値向上に向けた取り組みについて適切な情報を適時発信し、株主の皆様からのご意見を経営判断の参考とするための仕組みの構築に取り組んでまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針当社はこれまで、一連の経営再建の活動を実施してまいりました。経営基盤の再構築を進めるとともに、当社の既存事業領域に隣接した事業領域への事業拡大及び新規事業領域の創出を進め、積極的に資本・業務提携やM&Aを進めてまいりました。独立系コンサルティングファームとして、「優れたIP/ITソリューションの開発・提供・サービスを通じて、社会の発展と進化と持続可能性に貢献する。」という企業理念のもと、顧客企業における課題の解決を目的として、より質の高いコンサルティングサービスの提供に注力してまいります。 (2)目標とする経営指標当社は、経営上の業績管理指標を「収益力(売上高営業利益率)」としております。既存事業における営業力の強化、事業の採算性の評価、徹底した経費削減等に取り組み利益の増大を図るとともに、より利益率の高いサービスや継続的に収益を確保できるサービスへ事業を拡大することで収益の安定化を目指しております。 (3)中長期的な会社の経営戦略当社は、事業における今後の方向性を定めるために、新たに令和9年12月期を最終年度とした中期経営計画を推進し、従来のERPソリューションにAIを融合させた事業体への変革のため経営基盤の再構築を進めております。この中期経営計画では、令和9年までのビジネス拡大を視野に入れ、「人材戦略」「財務戦略」「顧客獲得戦略」「株価・企業価値向上戦略」の4つを重点戦略とし、資本政策を充実し、人材の採用・育成・多能化に戦略的な投資を行うとともに、株主の皆様への還元策の充実、従業員満足度の向上を図り、企業価値の向上に取り組んでおります。また、今後国内においてAI人材不足が深刻化する傾向にあり、その課題に対応するために、AI技術者の確保を積極的に進めております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社では、継続的に収益を確保する仕組みを整備し事業の安定化を図るため、原点に回帰しERPソリューションに関連するコンサルティングのみならず、非IT事業領域も強化し業績の拡大を達成することができました。本年度も引き続き、ERPソリューションに関連するコンサルティングの拡大のみならず、非IT事業領域の進出を図っており、新規事業への取り組みも含めて更なる事業規模の拡大を進めてまいります。 ①財務基盤の充実当社では、継続的に収益を確保する体制を維持しつつ、事業規模の拡大を実現するための戦略的な投資を実行するため、機動的な増資や金融機関からの融資を活用してまいります。②短期間での業容の拡大当社では、短期間での業容の拡大を実現するために、当社との間でシナジーが見込める企業との資本・業務提携等を目的としたM&Aを行うとともに、業容拡大に必要な人材の確保に取り組んでまいります。③株主価値の創造当社は、株主の皆様への利益還元を経営における重要課題の1つであると認識しております。当社株式への投資の魅力をより一層高め中長期的に保有いただける株主様の増加を図ることを目的として、株主優待制度があります。また、令和7年12月末の株主様に対し剰余金の配当(復配)を実現することができました。今後につきましても、経営方針や中長期的な企業価値向上に向けた取り組みについて適切な情報を適時発信し、株主の皆様からのご意見を経営判断の参考とするための仕組みの構築に取り組んでまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】1.経営成績等の状況の概要当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況当事業年度における我が国経済は、米国の通商政策による影響が自動車産業を中心にみられるものの緩やかに回復に向かっております。一方、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されておりますが、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクには留意が必要となっております。加えて、物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響なども、我が国の景気を下押しするリスクとなっております。また、金融資本市場の変動等の影響に引き続き注意する必要もあります。このような環境のもと、AIアドバイザリー事業(旧ITコンサルティング事業)に関しまして、各企業は様々な対抗策を講じることや先行投資等を行い、より一層の企業価値向上を目指していくとみられており、特にDXやAI、テレワークの推進に需要拡大は継続しております。また業容拡大のための新規事業への参入も積極的に検討、実施していきます。a.財政状態当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ2,723,362千円増加し、5,059,487千円となりました。流動資産は、前事業年度末に比べ2,461,321千円増加し、4,618,846千円となりました。主に、現金及び預金の増加133,017千円、売掛金の増加1,818,275千円及びリース投資資産の増加203,432千円によるものであります。固定資産は、前事業年度末に比べ262,042千円増加し、440,641千円となりました。主に、土地の増加38,173千円及び長期前払費用の増加223,755千円によるものであります。当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ1,846,403千円増加し、3,001,767千円となりました。流動負債は、前事業年度末に比べ1,372,557千円増加し、2,256,434千円となりました。主に、買掛金の増加312,788千円、短期借入金の増加633,400千円及び未払法人税等の増加109,330千円によるものであります。固定負債は、前事業年度末に比べ473,845千円増加し、745,332千円となりました。主に、長期リース債務の増加147,682千円及び長期前受収益の増加335,372千円によるものであります。当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ876,959千円増加し、2,057,720千円となりました。主に、資本金の増加363,236千円、資本剰余金の増加363,236千円及び利益剰余金の増加177,799千円によるものであります。 b.経営成績当事業年度の売上高は、2,653,555千円(前年同期比86.5%増)となりました。営業利益は275,164千円(前事業年度比108.5%増)、経常利益は259,476千円(前事業年度比122.5%増)、当期純利益は177,799千円(前年同期比20.5%増)となりました。AIアドバイザリー事業(旧ITコンサルティング事業)の売上高は989,218千円(前年同期比1.4%増)、営業利益は150,798千円(前年同期比19.5%増)、AI&モルタル事業(旧デジタルサイネージ事業)の売上高は1,564,669千円(前年同期比249.7%増)、営業利益は444,512千円(前年同期比128.3%増)、AIニュービジネス事業の売上高は99,667千円(前年同期計上なし)、営業損失は31,601千円(前年同期計上なし)となりました。 各分野別の状況は次のとおりであります。 [AIアドバイザリー事業(旧ITコンサルティング事業)]既存事業領域(業務コンサルティング)当社の主要な事業分野である「ERPコンサルティング」においては、オラクル社のJD Edwards及びNetSuiteに関連する案件を中心に推移しております。JD Edwards、NetSuiteに関して既存顧客の運用保守が継続しており安定したストックビジネスになっております。またバージョンアップ、サーバーのリプレイス、クラウドへの移行等の案件も急増しており数件獲得しました。バージョンUPに関しては今期の需要も継続しております。その他既存顧客の大規模な追加改修案件が数件あり、3社システム統合の大規模案件も順調に実施中です。その他既存顧客のAI、DXなどの受注を促進していく予定です。「人事コンサルティング」の分野においては、タレントマネジメント(人材の適材配置及び育成管理)の導入及び定着化支援及び導入支援を行っております。本年度は受注も多くあり、引き続き拡大すると予想しております。自動化・効率化コンサルティング領域(RPA、AI、DX等)AI、DX領域においては検討をしている既存顧客は増加する傾向にあります。AI事業は日本国内では必要不可欠になってきております。AIの専門家と業務委託契約を締結しているため、中小企業を中心にAIアドバイザリーの提案を実施しております。今年も継続致します。M&A及び新規事業領域既存事業領域における事業の拡大、新規事業領域への進出に向けて、当社との間でシナジーが期待できる企業との資本・業務提携等のM&Aの検討は随時実施しており現在1社優位に交渉を進めております。新規事業領域においては、wifi-7販売、AIスクール事業開設、蓄電池事業を開始致しました。 その他安定的な経営を継続するために、以下の取り組みを積極的に進めております。1.IT未経験者の採用とコンサルタントへの育成2. 即戦力となるコンサルタントの採用、外部コンサルタントとの協業3.既存コンサルタントのスキルアップ及び多能化による収益率の改善4.既存顧客向け付加価値サービスの開発と提案5.既存サービスの拡張、既存パートナーとの関係強化6.ERPコンサルティング事業強化のための営業力強化7.AI事業への進出(主にStorm Academy)8.自社ブランドwifi-7販売における代理店開拓9.蓄電池事業10. 株主還元策の充実11. 事業提携12. SES事業13. クラウド環境、データセンター販売 [AI&モルタル事業(旧デジタルサイネージ事業)]①LED看板設置とアドトラックによる広告提案を複数件実施しております。アドトラックは大阪万博と茨城県大洗花火大会への貸し出しを行い来場者の目に留まり、その会社への貸し出しも実施しました。LED看板につきましては、昨年の設置実績が評価され、地方自治体の防災用LEDビジョンの設置と大阪難波駅前への設置が完了いたしました。今期は地方自治体の横展開が始まります。また渋谷駅前と周辺のLED設置案件が獲得できる見込みです。②9月に組成いたしました第5号ファンドと10月の第6号ファンドは完売し、11月に組成いたしました第7号ファンドも順調に販売が進んでおり令和8年3月に完売いたしました。今期は大規模で継続実施予定です。③ファンド用仕入れ中古トラックの査定システムをAI技術を利用し開発中です。④トラックファンド用のトラック業者の開拓を他県に渡り実施中です。 [AIニュービジネス事業]① AIスクールビジネス日本ではAIエンジニアやデータサイエンティストの人材供給が需要に追いついておらず、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の障壁になっています。AI人材不足の原因としては、日本の大学や専門学校では、AIやデータサイエンスに特化したカリキュラムが少なく、企業側も、AI人材を育成するための研修や学習機会が不足していることが現状を受けて、AI人材の育成を目的としてこれまでにない新たなAI技術取得を目指すスクールを開校いたしました。5月のStorm Academy開校によりAI授業の提案を国内、国外(主に中国)へ実施しております。受講において無料キャンペーンを実施致しました。現在は中国教育会社と連携し中国籍の受講者を拡大しAI人材不足を補う計画も実施しています。② AI技術開発早稲田大学のAIゼミへの出資によりファンド中古トラックのAIによる査定システム開発や、トラックの燃費効率化をAIによるテストを実施中です。③ wifi-7販売従来のwifi-6と比較し最大通信速度が約4.8倍となる次世代通信規格wifi-7を搭載したルーターの販売を令和7年2月21日より開始し、営業活動の積極化を推進しております。販売パートナーの提案を実施しており、販売実績が順調に積みあがり生産に対して既に60%販売しております。入札案件などに積極的に提案を致します。 (2)キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べ128,717千円増加し、384,100千円となりました。当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における営業活動で支出した資金は1,033,541千円(前事業年度は867,762千円の支出)となりました。支出の主な内訳は、売上債権の増加額1,818,275千円、リース投資資産の増加額203,432千円及び長期前払費用の増加額266,842千円であります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における投資活動で支出した資金は181,217千円(前事業年度は114,226千円の収入)となりました。支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出173,356千円であります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における財務活動で取得した資金は1,343,475千円(前事業年度は328,335千円の収入)となりました。取得の主な内訳は、短期借入れによる収入1,150,000千円及び株式の発行による収入399,980千円であります。 (3)生産、受注及び販売の実績 当社は、当事業年度より、事業セグメントの区分方法を見直し、報告セグメントを従来「ITコンサルティング事業」「デジタルサイネージ事業」の2区分から「AIアドバイザリー事業」「AI&モルタル事業」「AIニュービジネス事業」の3区分に変更しております。 ①生産実績 当事業年度の生産実績は、次のとおりであります。セグメントの名称当事業年度(自 令和7年1月1日至 令和7年12月31日)前期比(%)AIアドバイザリー事業 (千円)825,30193.07AI&モルタル事業 (千円)--AIニュービジネス事業 (千円)--合計 (千円)825,30193.07 (注)金額は売上原価によっております。 ②仕入実績 当事業年度の仕入実績は、次のとおりであります。セグメントの名称当事業年度(自 令和7年1月1日至 令和7年12月31日)前期比(%)AIアドバイザリー事業 (千円)--AI&モルタル事業 (千円)881,945601.05AIニュービジネス事業 (千円)--合計 (千円)881,945601.05 (注)1.金額は売上原価によっております。2.当事業年度において、仕入実績に著しい変動がありました。これは、AI&モルタル事業において5本のファンド組成を行ったことによるものです。 ③受注実績 当事業年度の受注実績は、次のとおりであります。セグメントの名称当事業年度(自 令和7年1月1日至 令和7年12月31日)受注高(千円)前期比(%)受注残高(千円)前期比(%)AIアドバイザリー事業 (千円)921,69993.6498,45112.07AI&モルタル事業 (千円)1,880,327636.38310,771206.10AIニュービジネス事業 (千円)176,067-120,000-合計 (千円)2,978,093208.42529,22254.77 (注)当事業年度において、受注実績に著しい変動がありました。これは、AI&モルタル事業において5本のファンド組成を行ったことによるものです。 ④販売実績 当事業年度の販売実績は、次のとおりであります。セグメントの名称当事業年度(自 令和7年1月1日至 令和7年12月31日)前期比(%)AIアドバイザリー事業 (千円)989,218101.42AI&モルタル事業 (千円)1,564,669349.71AIニュービジネス事業 (千円)99,667-合計 (千円)2,653,555186.51 (注)最近2事業年度の主な取引先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前事業年度(自 令和6年1月1日至 令和6年12月31日)当事業年度(自 令和7年1月1日至 令和7年12月31日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%) 株式会社プロラボホールディングス--545,88820.57 株式会社ワークステーション93,3786.56283,73010.69 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりましては、決算日における資産及び負債の状況に基づき、将来の費用として発生が見込まれるものにつきましては一般に合理的と認められる方法により、慎重な見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 (2) 財政状態の分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要 (1) 財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態」に記載のとおりであります。 (3) 経営成績の分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要 (1) 財政状態及び経営成績の状況 b.経営成績」に記載のとおりであります。 (4) キャッシュ・フローの分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (5) 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (6) 経営戦略の現状と見通し 当社は、独立系コンサルティングファームとして、ビジネスコンサルティング及びシステムコンサルティング事業をもって、国内上場企業、中堅企業、海外企業をお取引先として、ERPやHCMソリューション、働き方改革や業務効率化ソリューションの導入・運用支援のサービスを提供してまいりました。 最近の当社を取り巻く市場環境を見渡してみると、当社の主力事業であるERPソリューションに関連するコンサルティング事業領域においては、既存の顧客である大企業へはバージョンアップやクラウドへの移行、管理会計やデータ活用、セキュリティ強化といった周辺事業領域の商談に力を入れております。また、中堅中規模企業や新興企業へのERPソリューションの導入支援については、クラウドERPを取扱う当社にとって商談の機会の増加が見込めるため、「人的資源の確保と育成」に力を入れ当社の主力事業であるERPソリューションに尽力いたします。 次期事業年度の見通しにつきましては、売上高4,000百万円(当事業年度比50.7%増)、営業利益500百万円、経常利益400百万円、当期純利益240百万円を見込んでおります。 (7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社の運転資金需要のうち主なものは、労務費、外注費等の製造費用及び販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要としては資本業務提携に係る株式の取得等であります。 運転資金等は、自己資金及び金融機関よりの借入金を基本としております。また、投資を目的とした資金は、第三者割当による増資を基本としております。 なお、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、384百万円となっております。 (8) 経営者の問題認識と今後の方針について 経営者の問題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」及び「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 (6)経営戦略の現状と見通し」に記載のとおりであります。 当社は、中期経営計画「AI-STORM中期経営計画」(令和7年12月期~令和9年12月期)に基づき、積極的に企業価値ならびに株主価値の向上を目指し、収益構造の改革及び事業領域の拡大を推進すると共に、長期間において成長し続けるために必要な事業基盤の整備を進めております。 中長期経営計画の基本方針における取り組み状況は以下の通りです。① 財務基盤の充実と戦略的な投資計画の実行 戦略的な投資を実行するための資金として、新株式発行による第三者割当増資により399百万円、新株予約権の行使により322百万円を調達しました。② 資本・業務提携、M&Aによる短期間での業容の拡大 当社におけるM&A戦略を策定し、複数のM&A仲介会社や銀行の協力を得て、当社との間でシナジーが見込める企業に対して積極的に資本・業務提携やM&Aの検討を進めました。③ 株主還元策の充実 株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、株主の皆様との対話方法や関係性構築のありかたを含めて総合的な検討を行い、令和7年12月末の株主に対し1株当たり3円の配当を決定いたしました。④ 人材の拡充、社員の多能化推進、ワークライフバランスの向上 人材の確保・育成に重点を置き、社員の多能化を推進することで、よりお客様のビジネス成長に貢献することができる体制を整えることを目的として、人事制度の改革を進めております。 中長期経営計画「AI-STORM中期経営計画」(令和7年12月期~令和9年12月期)の1年目である令和7年12月期の達成・進捗状況は以下の通りです。 売上高は計画比1,053,555千円増(65.8%増)となりました。これは、AI&モルタル事業(旧デジタルサイネージ事業)におけるファンド組成が堅調に推移したことによるものが主な原因となります。 指標令和7年12月期(計画)令和7年12月期(実績)計画比売上高1,600,000千円2,653,555千円1,053,555千円(65.8%増)営業利益170,000千円275,164千円105,164千円(61.9%増)当期純利益120,000千円177,799千円57,799千円(48.2%増)
事業リスク
- ベンダー依存のリスク主要な収益源であるERPソリューションは、日本オラクル社をはじめとするパートナー企業の製品に大きく依存しています。もしこれらのパートナー企業が経営方針を変更したり、M&Aによって組織再編されたりした場合、製品の市場競争力が低下したり、日本市場での事業戦略が変わったりすることで、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 人材確保の困難性当社のコンサルティング事業は、会計・人事・ITの専門知識を持つコンサルタントの能力に大きく依存しています。IT技術の進化に伴いIT人材の需要が高まる中で、優秀な人材の採用、維持、育成は非常に困難です。必要な人材を確保できなかったり、重要な人材が流出したりすると、事業の拡大が滞り、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 需要変動と価格競争LEDディスプレイなどの商品は、地域の経済状況や政府の政策によって需要が大きく変動する可能性があります。また、国内外の有力企業との競争が激しく、価格が重要な競争要因となっています。需要が大幅に減少したり、価格競争によって販売価格が想定を下回ったりした場合、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3【事業等のリスク】 当社の経営成績、財政状態及び株価等に影響を及ぼす可能性のある事項は、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。①パッケージソフトウェア等のベンダーの動向について 当社は、平成7年のコンサルティング業務開始以来、ERPソリューションに関連するコンサルティングが事業全体の中での重要な位置を占めており、数々の支援実績によりノウハウを積み重ねるとともに、顧客企業及びソフトウェアベンダーより高い評価を得ております。現在当社は、日本オラクル社のERPパッケージである「JD Edwards」及びクラウドERP「NetSuITe」、コーナーストーンオンデマンド社のタレントマネジメント製品「cornerstone」「saba cloud」、BoxJapan社の「BOX」、エントラスト社の「Entrust IdentITy as a Service」等とパートナー契約を締結し、ライセンスの販売、導入及び定着化支援に関するコンサルティングサービス等を提供しており、これらのパートナー企業と安定した取引関係を継続しております。しかしながら、パートナー企業各社の経営方針等の変更やM&Aによる組織変更等により各社製品の市場訴求力及び日本市場における事業方針に大きな変動が生じた場合には、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性が否定できません。②今後の事業展開について 当社は、これまでのコンサルティング事業を通して培ったノウハウを活用し、会計・人事・ITコンサルティングの専門化としてサービスラインのさらなる拡充を図っていく方針であります。当社のコンサルティング事業の主軸であるシステムコンサルティング分野を拡大するとともに、経営コンサルティング分野への事業の拡大を目指します。また、継続してクラウド製品サービス分野に注目し、取扱製品及びサービスラインを拡充していきます。 事業領域及び提供サービスの拡大を行う際には、市場調査により事業リスク等を慎重に検討し、実行の判断を行うように努めておりますが、市場動向の変化や人材の不足、競合他社の参入等の事情により、当該事業領域における事業展開が計画どおりに進捗しない場合には、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。③需要変動・価格競争のリスク 当社の扱うLEDディスプレイ等の商品需要は、地域の政治・経済状況や政策の影響により変動する可能性があります。また、当社の扱うLEDディスプレイは、国内外で有力企業と競合しており、価格は重要な競争要因となっております。 しかしながら、需要変動・価格競争を完全に回避することは困難であるため、常に新商品の調査や価格競争に陥らないように品質、安全性、付加価値などが評価される市場を選択するとともに、商品・サービスの継続的見直しに努めておりますが、需要が著しく変動した場合や価格が大幅に下落し想定価格を下回る価格で販売した場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。④貸倒れリスク 当社の手掛ける中古トラックの再リース事業では、信用供与が比較的長期間にわたることから、景気変動やその他の事由による延滞・倒産等が発生し、貸倒損失又は貸倒引当金繰入の負担が増加し、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。⑤資本・業務提携やM&A等の投資について 当社は、新たな事業領域への進出、既存事業の規模拡大、人材確保を目的として、資本・業務提携やM&A、子会社及び関連会社の設立等により組織形態の変更を進めております。 このような意思決定を行う際には、対象会社の財政状態や経営成績、進出事業におけるリスク等を慎重に検討し、総合的な判断のもとに的確な決定を行うように努めておりますが、当該会社の財政状態や経営成績の状況等によって保有する有価証券に評価損が発生し、当社の経営成績あるいは資金繰り等に影響を及ぼす可能性があります。⑥人材の確保について 当社のコンサルティング事業における主な売上は、会計・人事・ITにおける専門的知識を有するコンサルタントの役務提供により賄われております。当社がコンサルティング事業を拡大していくためには、優秀な人材を確保し続ける必要があります。 IT技術の進化とともにIT需要が拡大することで、IT人材不足が拡大傾向にあり、高度な能力を有する人材を採用、維持、育成を継続して行うことは容易なことではありません。当社の事業に必要とされる人材を確保できなかった場合、あるいは重要な人材が大量に流出した場合には、当社の経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。⑦知的財産権について 当社は、現時点において、第三者から知的財産権に関する侵害訴訟等を提起されたり、そのような通知を受けておりませんが、将来、当社の事業活動に関連して第三者が知的財産権の侵害を主張する可能性が否定できません。その場合、当社の経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。⑧機密情報、顧客情報の取り扱いについて 当社は、会計・人事・ITコンサルティング事業を行っていく上で、顧客企業の個人情報を含む機密情報を取り扱う場合があります。その際には秘密保持契約等により顧客企業に対して守秘義務を負っており、顧客企業の情報の取り扱いについて厳重な管理を行っております。 しかしながら、外部からの不正な手段によるコンピュータ内への侵入や、役員及び従業員の過誤等により機密情報の漏洩が発生した場合には、当社の信用が低下するとともに損害賠償等の訴えを提起され、当社の経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。⑨法的規制について 当社は、一般的な法規制のもと事業活動を行っております。これらの法規制の遵守を徹底するために定期的に研修を行うとともに、コンプライアンス委員会を常設して、厳格な運用に努めております。 AI&モルタル事業につきましては、ディスプレイの屋外での設置及びアドトラック運用の際には、各都道府県の屋外広告物条例等の規制を受けます。 しかしながら、万が一これらの法規制を遵守できなかった場合には、社会的な信用や経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、将来において関連法規の改廃や新たな法的規制が設けられる場合には、当社の事業展開及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。