エスイー(3423)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 195 | 5 | 4 | 7 | 4.7 | 24.0 | — | 35.5 |
| FY2016 | 177 | 7 | 4 | -5 | 5.5 | 28.7 | — | 35.9 |
| FY2017 | 202 | 10 | 7 | 6 | 8.2 | 45.5 | 16.0 | 37.0 |
| FY2018 | 224 | 11 | 7 | 6 | 8.0 | 23.4 | 18.0 | 37.6 |
| FY2019 | 228 | 11 | 3 | -10 | 3.2 | 9.0 | 10.0 | 37.6 |
| FY2020 | 228 | 12 | 6 | 15 | 7.2 | 21.1 | 10.0 | 37.2 |
| FY2021 | 242 | 20 | 16 | 19 | 16.2 | 53.7 | 10.0 | 41.9 |
| FY2022 | 255 | 13 | 9 | -13 | 8.3 | 28.8 | 14.0 | 40.7 |
| FY2023 | 265 | 14 | 10 | 10 | 8.8 | 32.1 | 13.0 | 41.6 |
| FY2024 | 259 | 8 | 5 | 8 | 4.8 | 18.0 | 13.0 | 44.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
財務サマリに時系列データが未収録であり、ブランド力や特許などの無形資産に関する具体的な情報は現時点では入手困難です。公開情報からは、同社の無形資産の強さを判断できる材料は見当たりません。
金属製品の製造・販売という事業特性上、顧客が他社へ乗り換える際の直接的なスイッチングコストは低いと考えられます。ただし、長年の取引関係や特定の仕様への適合性など、間接的な関係性から一定の定着率は見込まれます。
同社の事業は、製品の利用者が増えることで価値が増すようなネットワーク効果を生み出すビジネスモデルではありません。BtoB取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なります。
金属製品業界は一般的に価格競争が生じやすく、コスト管理が重要となります。同社が長年にわたり事業を継続できていることから、一定のコスト管理能力や効率的な生産体制を有している可能性はありますが、圧倒的なコスト優位性を示す具体的な証拠はありません。
金属製品業界は多岐にわたりますが、エスイーが特定のニッチ市場で一定のシェアを確保している場合、その規模が効率的な生産と収益性を支えている可能性があります。ただし、業界全体における圧倒的な規模の経済までは至っていないと考えられます。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定の金属製品分野における技術力・品質の高さが、顧客からの信頼を獲得し、安定した受注に繋がる。
効率的な生産体制とサプライチェーン管理により、競合他社に対して価格競争力や納期対応力で優位性を保つ。
M&Aや新規事業展開により、事業領域を拡大し、新たな収益源を確保する。
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の変動が収益を圧迫し、価格転嫁が困難になる。
新規参入企業や既存競合による低価格攻勢により、シェアを奪われる。
技術革新や代替素材の登場により、主力製品の需要が減少する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、エスイーが保有する金属製品分野における長年の経験やノウハウが、急速な技術革新や代替素材の登場によって陳腐化し、競争優位性を失うことが真実でなければならない。具体的には、同社が長年培ってきた製造プロセスや品質管理能力が、より低コストで高性能な新素材や製造技術を持つ競合企業に凌駕され、顧客が容易に乗り換え可能な状況に陥る。また、グローバルなサプライチェーンの再編や地政学的リスクの高まりが、同社の安定した原材料調達や製品供給能力を阻害し、収益基盤を揺るがすことも考えられる。さらに、国内市場の縮小や、海外市場への展開の遅れが、成長機会を逸失させ、相対的な競争力の低下を招くシナリオも想定される。
5年後のモート予測
主力製品の安定した需要と、効率的な生産体制によるコスト競争力を背景に、緩やかながらも着実な業績成長を続ける。新規顧客の獲得や既存顧客との取引拡大により、売上高・利益ともに増加傾向を維持する。
金属製品市場の成熟化に伴い、大きな成長は見込めないものの、既存事業の維持・安定化に注力し、堅調な収益を確保する。原材料価格の変動リスクには、一部価格転嫁やコスト削減で対応する。
原材料価格の高騰や、競合他社との価格競争激化により、収益性が悪化する。主力製品の需要低迷や代替品の台頭により、売上高が減少するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 82億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 44.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -30.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 15.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.73倍 |
合格数:4/7 部分的合格