3180

ビューティガレージ(3180)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

卸売業 商社・卸売

事業の概要

  • プロ向け美容商材のEC販売
    理美容室、エステ、ネイル、アイラッシュサロンといったプロのビューティサロン向けに、美容機器や化粧品をインターネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」で販売しています。約70万の登録会員事業主がおり、PCサイト、スマホサイト、スマホアプリを通じて、国内外メーカー品や自社オリジナル商品を中間業者を介さずに直接提供することで、効率的な流通を実現しています。
  • 店舗設計・施工管理
    東京、金沢、名古屋、大阪、福岡を拠点に、美容サロンだけでなくショップ、飲食店、クリニックなどの店舗デザイン、設計、施工管理までを一貫して提供しています。顧客のニーズに合わせた魅力的な店舗空間を創り出すことで、サロンの開業・リニューアルを支援しています。
  • 周辺ソリューションの提供
    ビューティサロンの開業から経営までをトータルでサポートする多様なサービスを展開しています。具体的には、居抜き物件の仲介、店舗リース、開業資金調達支援、サロンIT化システム導入、保険、WEB制作、ビジネスカード発行、講習会運営など、多岐にわたるソリューションをワンストップで提供し、サロン経営の安定と成長を支えています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • 物販事業
    ビューティサロン向けの美容機器や化粧品を販売する事業です。インターネットサイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」やショールームを通じて、320万点を超える商品を提供し、約70万の登録会員事業主が利用しています。277.3億円の売上と12.4億円の営業利益を上げており、グループの主要な収益源となっています。
  • 店舗設計事業
    美容サロンやショップ、飲食店、クリニックなどの店舗デザイン、設計、施工管理を行う事業です。顧客のニーズに応じた魅力的な店舗空間を創造し、開業やリニューアルを支援しています。35.3億円の売上と2.7億円の営業利益を上げており、物販事業と連携して顧客の開業をサポートしています。
  • その他周辺ソリューション事業
    ビューティサロンの開業から経営までを支援する多様なサービスを提供する事業です。居抜き不動産仲介、店舗リース、資金調達支援、ITシステム導入、保険、WEB制作など、幅広いソリューションをワンストップで提供しています。24.6億円の売上と3.3億円の営業利益を上げており、サロン経営の安定と成長を多角的に支えています。
2025-04 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
GoodsSales 事業 277 12 4.5%
StoreDesign 事業 35 3 7.8%
OtherRelatedSolution 事業 25 3 13.3%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|5,448 文字
3 【事業の内容】当社グループは、当社、連結子会社及び持分法適用関連会社の計17社で構成されており、理美容室、エステサロン、ネイルサロン、アイラッシュサロンといった、いわゆるビューティサロンをその主要顧客として、物販事業、店舗設計事業及びその他周辺ソリューション事業を行っております。従来、営業マンによるルートセールスを中心としたディーラー販売が主流であったBtoB美容商材流通において、当社は登録会員事業主数約70万(2025年4月末現在)を有するプロ向け美容商材インターネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」を自社にて開発・運営しており、新たな商材仕入のスタンダードとなることを目指しております。現在、この「BEAUTY GARAGE Online Shop」はPCサイト、スマホサイト、スマホアプリにより運営しております。また、インターネットサイトのほかに、全国主要都市のショールームと法人営業を通じた対面販売というネットとリアルを連携融合した販売スタイルを持ち、国内外のメーカー・工場から仕入れたナショナルブランド商品及び自社で企画・開発した多数のオリジナルブランド商品を、一切の中間流通を取り除いてダイレクトにビューティサロンに提供していることが大きな特徴となっております。そして、店舗設計事業は、東京・金沢・名古屋・大阪・福岡において、美容サロンやショップ/飲食店、クリニック等の顧客へ店舗のデザイン・設計・施行管理等を提供しております。さらに、その他周辺ソリューション事業として、ビューティサロンを開業するオーナー様に対しては、居抜き不動産物件の仲介、店舗リースサービスの提供、開業資金の調達支援、また、開業後のオーナー様に対しては、サロンIT化の為のシステム導入、サロン向け保険、WEB制作、ビジネスカード発行、講習会運営事業などを提供し、サロンの新規開業支援と経営支援をワンストップサービスとして行えるよう、全面的にサポートする体制を目指しております。これらのその他周辺ソリューション事業においても、各種サービスの情報提供やお問い合わせの受付などを行うためのインターネットサイトがあり、当社が運営する「BEAUTY GARAGE Online Shop」、株式会社アイラッシュガレージが運営する「EYELASH GARAGE Online Shop」と合わせ20を超えるインターネットサイトを自社にて開発・運営しております。また、お客様からのご意見を積極的に取り入れるため、ブログやInstagram、X(旧Twitter)等SNSを活用しており、常に最先端のデジタル動向と美容トレンドを意識したサービス開発に努めております。  当社グループが運営するインターネットサイト一覧サイト名サービス内容URLBEAUTY GARAGE Online Shop美容商材販売https://www.beautygarage.jp/SALONスターター開業支援メディアhttps://kaigyo.beautygarage.jp/サロン資金サポート資金調達サポートhttps://fund.beautygarage.jp/サロン不動産net不動産仲介https://www.salonfudousan.net/サロン店舗設計デザイン店舗設計http://www.salondesign.jp/サロン保険net損害保険https://www.salonhoken.net/サロンシステムnaviシステム導入支援https://www.salonsystem.jp/サロン決済ナビ決済端末導入支援https://www.saloncard.jp/BGアカデミーセミナー情報サイトhttps://www.bgacademy.jp/サロン集客ナビ集客支援https://www.shukyaku.jp/美容器具・エステ機器総合買取センター機器買取https://www.biyoukaitori.jp/EYELASH GARAGE Online Shopアイラッシュ商材販売https://www.eyelashgarage.jp/サロンまるごとサポート店舗リースhttps://salonmarugoto.jp/サロン解体サポート解体サポートhttps://salonkaitai-support.com/サロン退店売却サポート退店売却サポートhttps://salonbaikyaku.jp/サロンM&AネットM&A事業譲渡仲介https://salonma.jp/BeaUTOPIA(ビュートピア)WEBメディアhttps://www.beautopia.jp/Beaute(ボーテ)WEBメディアhttps://www.beaute-p.com/Salon.EC(サロンドットイーシー)ECサイト構築支援https://salon.ecGYM GARAGE Online Shopフィットネス機器・用品販売https://www.gymgarage.jpBGでんき電力供給https://denki.beautygarage.jpBGひかりインターネット回線提供https://www.beautygarage.jp/pickup/kaisenmadoguchiメディカル・クリニック設計デザイン店舗設計https://medical-clinic-design.comアイラッシュ店舗設計デザイン店舗設計https://eyelashsalondesign.jp/オフィス・ショールーム設計デザイン店舗設計https://office-showroom-design.com/サロン解体サポート退店支援https://salonkaitai-support.com/matsukazeアイラッシュ商材メーカーhttps://www.eyecosme.jpmememagWEBメディアhttps://mememag.j-mode.co.jp/カラログヘアカラー毛束検証https://www.instagram.com/colorlog_official/ 事業の内容と当社及び連結子会社の事業における位置付けは以下のとおりであり、各事業の区分は報告セグメントの区分と同一となります。  (物販事業)当事業は、インターネットサイト・カタログ誌・全国主要都市のショールームを通じ、320万点を超える(2025年4月末現在)美容機器(注1)・化粧品(注2)を販売しております。メーカー商品の仕入・販売に加え、オリジナルブランド商品の企画開発・仕入・販売や中古美容機器の買取・販売を行っており、約70万(2025年4月末現在)の登録会員事業主がおります。自社にて物流センターを運営し、自社開発の業務支援システムにおいて在庫商品を一元管理することで、効率的な在庫管理を実現しており、17時までにご注文を頂き、在庫のある商品については即日出荷を可能とする配送体制を整備しております(祝祭日・休日は除きます)。また、連結子会社である株式会社アイラッシュガレージが通販サイト「EYELASH GARAGE Online Shop」を中心にアイラッシュサロン向け商品を販売しております。 (注1)美容機器美容機器とは、ビューティサロンで使用されている設備、機器、用品のことです。具体的には、理美容室において髪の毛をカットする為のセットチェア、シャンプーをする為のバックシャンプーユニットやシャンプーチェア、エステサロンで使用するエステベッドやエステ機器、ネイルサロンで使用するネイルテーブルやネイル機器、アイラッシュサロンで使用するチェア等が挙げられます。また、その他にもパーマ機器、ミラー、タオルウォーマー、ドライヤー、バリカン等が挙げられます。 (注2)化粧品化粧品には、各ビューティサロンが業務用で使用する業務用化粧品と一般顧客に販売する店販化粧品があります。主な化粧品として、理美容室向け化粧品のシャンプー、トリートメント、カラー剤等、エステサロン向け化粧品の基礎化粧品、マッサージオイル等、ネイルサロン向け化粧品のネイル用ジェル、アイラッシュサロン向け化粧品のグルー等があります。 (店舗設計事業)当社と連結子会社である株式会社タフデザインプロダクトが連携し、店舗設計、工事施工監理を行っております。幅広い商品・サービスを提供できる環境を整えている当社とビューティサロンを中心とした店舗設計を専門とする連結子会社である株式会社タフデザインプロダクトが連携することで、店舗を新装開業・改装するお客様に対し、多面的な支援を実現しております。 (その他周辺ソリューション事業)当事業は、ビューティサロンの開業準備から開業後の経営に関わる各種サービスを提供しております。サロンの開業に関わる相談先として「サロンコンシェルジュ」を配置し、サロンのコンセプトを踏まえて開業準備を支援する開業支援サービス、中古買取ネットワークから集約される閉店情報等を活用した居抜不動産物件仲介サービス、サロン同士での差別化を図る為のサロンIT化・システム導入支援サービス等を行っております。ヒトに関する分野においては、ビューティサロンのオーナーを目指す方に対する独立開業の為の講習会や、既にビューティサロンにおいて施術を担当されている方に対して技術講習会の開催や動画配信サイトを運営しております。また、連結子会社である株式会社BGパートナーズが、ファイナンスサポートや店舗リース・転貸サービス等を提供しております。連結子会社である株式会社BGベンチャーズでは、BGベンチャーファンド第1号投資事業組合(連結子会社)を運営し、美容関連ビジネスへの投資と投資先への支援を行うベンチャーキャピタル業務を行っております。 当社グループにおける事業の系統図は、次のとおりです。 2025年4月末現在における当社グループの各事業所の状況は次のとおりであります。グループ会社事業所所在地株式会社ビューティガレージ 本社東京都世田谷区桜新町1-34-25ANNEX東京都世田谷区桜新町1-32-10大阪支社大阪府大阪市西区新町1-27-8札幌支店北海道札幌市中央区南4条東2丁目12-1仙台支店宮城県仙台市青葉区中央3-1-3金沢支店石川県金沢市新神田2-12-9名古屋支店愛知県名古屋市東区矢田3-2-40広島支店広島県広島市東区中山東3-2-2 福岡支店福岡県福岡市博多区博多駅南4-17-1EXPRESSストア渋谷東京都渋谷区渋谷1-12-1東久留米営業所東京都東久留米市幸町1-4-4柏ディストリビューションセンター千葉県柏市柏インター南6番地柏の葉ロジスティクスセンター柏フルフィルメントセンター千葉県柏市大青田577番地柏インター西8 街区1 Landport柏Ⅰ尼崎ディストリビューションセンター兵庫県尼崎市末広町1丁目5-1 E1中国広州駐在員事務所中華人民共和国 広東省広州市天河区沙太路268号 グループ会社事業所所在地株式会社タフデザインプロダクト 本社東京都世田谷区桜新町1-15-18 金沢支店石川県金沢市新神田2-12-9名古屋支店愛知県名古屋市東区矢田3-2-40福岡支店福岡県福岡市博多区博多駅南4-16-2大阪支店大阪府大阪市西区新町1-27-8株式会社アイラッシュガレージ本社東京都渋谷区渋谷1-12-1大阪支店大阪府大阪市西区新町1-27-8株式会社BGパートナーズ本社東京都渋谷区渋谷1-12-1大阪支店大阪府大阪市西区新町1-27-8株式会社足立製作所本社新潟県新潟市西蒲区伏部613株式会社BGベンチャーズ本社東京都世田谷区桜新町1-34-25株式会社ビュートピア本社東京都渋谷区渋谷1-12-1株式会社松風本社大阪府大阪市中央区大手前1-7-31株式会社BGリユース本社大阪府大阪市生野区巽南5-16-21大阪営業所大阪府大阪市平野区加美北5-11-14埼玉営業所埼玉県戸田市喜沢1-36-1名古屋営業所愛知県名古屋市守山区川宮町190株式会社ジムガレージ本社東京都世田谷区用賀4丁目12-5株式会社ヘアモード社本社東京都世田谷区桜新町1-32-10BGベンチャーファンド第1号投資事業組合本社東京都世田谷区桜新町1-34-25BEAUTY GARAGE SINGAPORE PTE.LTD. 本社Block 1093 Lower Delta Road #03-10 Singapore 169204BEAUTY GARAGE ASIA SDN.BHD.本社NO. 213, JALAN SP 2/2, TAMAN SERDANG PERDANA, 43300 SERI KEMBANGAN SELANGOR MALAYSIAMATSUKEN VIET NAM CO.,Ltd.本社Unit 3B-2,3rd Floor, Standard Factory No.2,Road No.15,Tan ThuanExport Processing Zone,Tan Thuan Dong Ward,District 7,Ho Chi MinhCity,Vietnam

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 中程度
中間流通を排除しダイレクト提供しているため、価格競争力を持つ可能性がある
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 ネットワーク
登録会員事業主数約70万を有するプロ向け美容商材インターネット通販サイトを運営
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 低い(分散)
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 高い
会社が挙げる主要リスク:品質管理及び不良品の発生 / 競合の激化 / 法的規制への不適切な対応や新法令の制定
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 7 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

ビューティガレージは、特定の強力なブランドや特許、規制ライセンスを直接的な競争優位の源泉としているわけではない。卸売業という性質上、仕入れ先ブランドへの依存度が高く、自社独自の無形資産による差別化は限定的である。

スイッチングコスト★★☆☆☆
根拠:中程度乗り換えの手間・コスト

美容サロンや理美容室は、ビューティガレージから仕入れを行うことで、商品の安定供給や専門的な情報、場合によっては販売支援を得ている。これらの関係性をゼロから再構築する手間や、新たな仕入れ先との取引における不確実性を考慮すると、一定のスイッチング・コストは存在する。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

ビューティガレージのビジネスモデルは、ユーザー数の増加がプラットフォーム自体の価値を向上させるようなネットワーク効果を生み出す構造ではない。取引は基本的に二者間で行われ、参加者の増加が直接的な価値向上に繋がる要素は薄い。

コスト優位★★☆☆☆
根拠:中程度同じ物を安く作れる

卸売業として、仕入れ量に応じた価格交渉力や、効率的な物流網の構築により、一定のコスト優位性を追求していると考えられる。しかし、競合他社も同様の取り組みを行っており、構造的な圧倒的コスト優位性を持つとは断定しにくい。

規模の経済★★★☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

美容・理容業界向け卸売業において、一定の規模を持つプレイヤーとして、仕入れにおける交渉力や、広範な顧客基盤、物流網の効率化といった面で、規模の経済性を活かしている可能性がある。業界内でのポジションは比較的小規模ながらも、専門分野に特化することで効率性を高めている。

  • BtoB美容商材のECプラットフォーム
    約70万の登録会員事業主を抱えるプロ向け美容商材インターネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」を自社開発・運営しており、従来のディーラー販売が主流だった業界において、新たな商材仕入れのスタンダードを目指しています。これにより、広範な顧客基盤と効率的な流通チャネルを確立しています。
  • ネットとリアルの融合販売
    インターネット通販サイトに加え、全国主要都市のショールームと法人営業を通じた対面販売を組み合わせた販売スタイルが特徴です。これにより、顧客はオンラインでの利便性と、実際に商品を手に取って相談できる安心感の両方を得ることができ、多様なニーズに対応しています。
  • ワンストップソリューション提供
    物販事業だけでなく、店舗設計事業や開業・経営支援などの周辺ソリューション事業を幅広く展開しています。これにより、サロンの開業から運営、成長までを一貫してサポートできる体制を構築しており、顧客にとって利便性が高く、他社にはない包括的なサービス提供が強みとなっています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。(1)会社の経営の基本方針当社は「美容業界を変える」というスローガンと、「美容業界に新しい価値を創造し、サロンビジネスの繁栄に貢献する」という使命のもと、以下の課題に取り組んでまいります。 (2)中長期的な経営戦略「IT」と「物流」、そして「多面的なソリューションサービス」を最大限磨き上げることで、美容サロン向けBtoB流通の圧倒的No.1プラットフォーマーの地位を確立していきます。 (3)対処すべき課題① ECサイトのさらなる進化・改善当社は、BtoB美容業界向けECプラットフォームとして、早期に国内で圧倒的No.1の地位を確立することを目指しております。今後、一層の美容業界のデジタル化が加速する過程で業界内での競争激化、他業界からの新規参入などが見込まれる中、ECサイトにおけるUI/UXの一層の進化を行い続けることで、ロイヤル顧客の拡大と一顧客あたりの年間ご利用額の増加を目指してまいります。② 化粧品・材料メーカー様との取引口座開設の推進サロン様にとって「欲しいものが何でも揃う」という商品ラインナップの拡充が、業容拡大に向けて最も重要な課題の一つであると認識しております。年々着実に取引口座が増加しておりますが、旧来型の商慣行の影響から、当社ではいまだ取扱販売の出来ない有名化粧品ブランドが僅かではありますがございます。更なる競争力の強化、地道な営業活動と、当社ビジネスの本質の理解促進を図る事によって信頼を獲得し、化粧品・材料メーカー様との口座開設を推進してまいります。 ③ ロジスティックス面での進化美容業界の商材流通においては、物流サービスの強化が市場シェア獲得のために大変有効であると考えております。当社では、千葉県柏市、兵庫県尼崎市の東西2拠点で自社で物流センターを運営しておりますが、既に発表しておりますように2026年4月期には千葉県柏市に最新鋭機器を導入した新物流拠点(柏フルフィルメントセンター)が開設します。早期に新物流拠点を安定運用させることで物流面での更なる生産性向上、顧客の利便性向上を目指してまいります。④ 原材料・輸送費高への対応、円安への対応今後、原材料高・輸送コストの上昇、円安の進行といった厳しい事業環境が続くことも想定されます。そのような想定の中で、当社は業務効率の改善やスケールメリットの創出によって価格競争力の維持や提供サービスのレベルアップを図り、BtoB美容業界向けECプラットフォーマーとしての圧倒的な地位を確立してまいりたいと考えております。⑤ 新規事業、新サービスの収益化当社は、鍼灸・整骨院向け業界参入やフィットネス/スポーツジム業界向け商材流通事業、SaaS型の美容サロン向けネットショップ構築支援サービス等の新規事業、新サービスの着実な成長と収益化を目指してまいります。⑥ サステナビリティ経営の強化当社は、持続可能な社会の実現のために、成長を維持しながら地球環境、美容業界のサステナビリティに貢献していきたいと考えております。今後は人的資本に関する取り組みも含め、サステナビリティ経営の強化に努めてまいります。⑦ 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた取組の強化当社は、更なる企業価値向上のため、「高い成長性の継続」と「利益率の改善」が鍵だと考えております。資本コストや株価について、継続的に分析を行いながら、双方の実現に向けた取り組みを強化してまいります。⑧ 経営体制の強化当社は、これまで経営戦略の策定から実行まで全てにおいて、代表取締役の野村秀輝が主導してまいりました。今後は代表取締役2名体制とすることで役割分担を図り、既に発表しております新中期経営計画の着実な実行に努めてまいります。 (4)目標とする経営指標当社がサロン開業と繁盛を総合支援するコンシェルジュとして、美容業界に新しい価値を創造し、サロンビジネスの繁栄に貢献するためには、売上高の増加及び適正な利益を確保しつつ適切な投資による事業拡大を図り企業を継続的に成長させていく必要があると考えております。このため、当社では事業の成長性の指標として、売上高成長率、経常利益率、ROE(自己資本当期純利益率)を重視し、一方財務基盤の強化を図る観点では、自己資本比率、流動比率を重視しております。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。(1)会社の経営の基本方針当社は「美容業界を変える」というスローガンと、「美容業界に新しい価値を創造し、サロンビジネスの繁栄に貢献する」という使命のもと、以下の課題に取り組んでまいります。 (2)中長期的な経営戦略「IT」と「物流」、そして「多面的なソリューションサービス」を最大限磨き上げることで、美容サロン向けBtoB流通の圧倒的No.1プラットフォーマーの地位を確立していきます。 (3)対処すべき課題① ECサイトのさらなる進化・改善当社は、BtoB美容業界向けECプラットフォームとして、早期に国内で圧倒的No.1の地位を確立することを目指しております。今後、一層の美容業界のデジタル化が加速する過程で業界内での競争激化、他業界からの新規参入などが見込まれる中、ECサイトにおけるUI/UXの一層の進化を行い続けることで、ロイヤル顧客の拡大と一顧客あたりの年間ご利用額の増加を目指してまいります。② 化粧品・材料メーカー様との取引口座開設の推進サロン様にとって「欲しいものが何でも揃う」という商品ラインナップの拡充が、業容拡大に向けて最も重要な課題の一つであると認識しております。年々着実に取引口座が増加しておりますが、旧来型の商慣行の影響から、当社ではいまだ取扱販売の出来ない有名化粧品ブランドが僅かではありますがございます。更なる競争力の強化、地道な営業活動と、当社ビジネスの本質の理解促進を図る事によって信頼を獲得し、化粧品・材料メーカー様との口座開設を推進してまいります。 ③ ロジスティックス面での進化美容業界の商材流通においては、物流サービスの強化が市場シェア獲得のために大変有効であると考えております。当社では、千葉県柏市、兵庫県尼崎市の東西2拠点で自社で物流センターを運営しておりますが、既に発表しておりますように2026年4月期には千葉県柏市に最新鋭機器を導入した新物流拠点(柏フルフィルメントセンター)が開設します。早期に新物流拠点を安定運用させることで物流面での更なる生産性向上、顧客の利便性向上を目指してまいります。④ 原材料・輸送費高への対応、円安への対応今後、原材料高・輸送コストの上昇、円安の進行といった厳しい事業環境が続くことも想定されます。そのような想定の中で、当社は業務効率の改善やスケールメリットの創出によって価格競争力の維持や提供サービスのレベルアップを図り、BtoB美容業界向けECプラットフォーマーとしての圧倒的な地位を確立してまいりたいと考えております。⑤ 新規事業、新サービスの収益化当社は、鍼灸・整骨院向け業界参入やフィットネス/スポーツジム業界向け商材流通事業、SaaS型の美容サロン向けネットショップ構築支援サービス等の新規事業、新サービスの着実な成長と収益化を目指してまいります。⑥ サステナビリティ経営の強化当社は、持続可能な社会の実現のために、成長を維持しながら地球環境、美容業界のサステナビリティに貢献していきたいと考えております。今後は人的資本に関する取り組みも含め、サステナビリティ経営の強化に努めてまいります。⑦ 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた取組の強化当社は、更なる企業価値向上のため、「高い成長性の継続」と「利益率の改善」が鍵だと考えております。資本コストや株価について、継続的に分析を行いながら、双方の実現に向けた取り組みを強化してまいります。⑧ 経営体制の強化当社は、これまで経営戦略の策定から実行まで全てにおいて、代表取締役の野村秀輝が主導してまいりました。今後は代表取締役2名体制とすることで役割分担を図り、既に発表しております新中期経営計画の着実な実行に努めてまいります。 (4)目標とする経営指標当社がサロン開業と繁盛を総合支援するコンシェルジュとして、美容業界に新しい価値を創造し、サロンビジネスの繁栄に貢献するためには、売上高の増加及び適正な利益を確保しつつ適切な投資による事業拡大を図り企業を継続的に成長させていく必要があると考えております。このため、当社では事業の成長性の指標として、売上高成長率、経常利益率、ROE(自己資本当期純利益率)を重視し、一方財務基盤の強化を図る観点では、自己資本比率、流動比率を重視しております。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、賃上げの浸透、インバウンド需要の増加、パリオリンピック開催や日本人メジャーリーガーの活躍等明るい話題もありましたが、一時1ドル160円台を記録するなど過度の円安進行や米の価格高騰など継続的なインフレ、米国の高関税発動等、引き続き不安定で先行きが不透明な状況が続いております。美容サロン業界におきましては、値上げ浸透による顧客単価上昇やサービス強化により売上増を実現するサロンがある一方で、各種仕入れコストや光熱費の上昇、人手不足等に苦しむサロンも多く、倒産件数が過去最多を記録する等厳しい状況となりました。そのような状況下、当社グループでは今後の大いなる成長実現のために積極投資を継続し、美容業界における圧倒的No.1プラットフォーマーの地位確立に向けて努めてまいりました。この結果、当連結会計年度における売上高は33,721百万円(前年同期比13.0%増)、売上総利益は8,455百万円(前年同期比12.7%増)、営業利益は1,594百万円(前年同期比6.2%減)、経常利益は1,584百万円(前年同期比7.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,019百万円(前年同期比6.0%減)となりました。セグメント別の経営成績等は次のとおりであります。 (a)物販事業物販事業におきましては、インターネット通販サイト「BEAUTYGARAGE Online Shop」、全国主要都市のショールーム&ストア+法人営業チーム、各グループ会社を通して、理美容機器や化粧品・消耗品等のプロ向け美容商材を、理美容室、エステサロン、リラクゼーションサロン、ネイルサロン、アイラッシュサロン等のいわゆる美容サロン向けに提供しております。当連結会計年度におきましては、商品ラインナップの拡充とECサイトの更なる進化・改善、各種サービスの強化に努めるとともに、物流力を武器とするための新物流拠点の開設準備や積極的なマーケティング活動に取り組んでまいりました。この結果、物販事業全体としての売上高は27,733百万円(前年同期比13.0%増)、セグメント利益は1,243百万円(前年同期比15.5%減)となりました。 (b)店舗設計事業店舗設計事業におきましては、連結子会社である株式会社タフデザインプロダクトにより、東京・金沢・名古屋・大阪・福岡の5拠点において店舗設計・工事施工管理を提供しております。トレンドを捉えたデザイン性の高い店舗設計の提案を行うことで美容サロンにおける独立開業を目指す顧客から高い支持を得ており、新規開業顧客に加えて、大手チェーン店本部からの受注も獲得してまいりました。当連結会計年度におきましては、美容サロン案件に加えて、比較的高単価のクリニックやショップ案件を伸ばすことが出来ました。この結果、当事業の売上高は3,525百万円(前年同期比4.4%増)、セグメント利益は273百万円(前年同期比38.6%増)となりました。 (c)その他周辺ソリューション事業その他周辺ソリューション事業におきましては、ビューティサロンの開業と経営に必要なサポートとして、開業プロデュース、居抜き物件仲介、決済支援、集客支援、講習・アカデミー、損害保険、システム導入支援、店舗リース、M&A仲介、提携ビジネスカード、低コスト電力の供給、マーケティング支援サービス等の各種ソリューションサービスを、専門WEBサイトと全国主要都市のショールームと法人営業部隊、各グループ会社を通して提供しております。当連結会計年度におきましては、サービスの認知度を向上させると共に、事業間・サービス間の連携を強化することでクロスセルを増やすことが出来たことにより各種サービスが堅調に推移し、売上高・利益共に大きく伸ばすことが出来ました。当事業の売上高は2,462百万円(前年同期比27.6%増)、セグメント利益は326百万円(前年同期比30.0%増)となっております。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ935百万円増加し、4,441百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果増増加した資金は、1,420百万円(前年同期は581百万円の資金増加)となりました。これは、主に売上債権の増加があったものの、税金等調整前当期純利益の計上及び仕入債務の増加があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、640百万円(前年同期は592百万円の資金減少)となりました。これは、主に有形固定資産の取得及び敷金・保証金の差入れによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果増加した資金は、171百万円(前年同期は134百万円の資金増加)となりました。これは、主に長期借入による収入があったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の状況a. 生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称生産高(千円)前年同期比(%)店舗設計事業2,996,470+2.7 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。2.金額は製造原価によっております。 b. 仕入実績当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称仕入高(千円)前年同期比(%)物販事業22,379,430+10.6その他周辺ソリューション事業1,647,488+29.6合計24,026,919+11.7 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。2.金額は仕入価格によっております。 c. 受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)店舗設計事業3,974,045+13.1924,833+94.2 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 d. 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%) 区分前連結会計年度当連結会計年度物販事業24,534,54127,733,08513.0 理美容機器9,524,74810,017,3245.2 化粧品等14,524,97017,244,52018.7 金属スチール家具484,821471,240△2.8店舗設計事業3,376,5553,525,3784.4その他周辺ソリューション事業1,929,8042,462,88227.6合計29,840,90133,721,34613.0 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。  (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容(流動資産)流動資産は、前連結会計年度末に比べて19.9%増加し、13,093百万円となりました。これは、主に現金及び預金と売掛金及び契約資産の増加があったことによるものであります。 (固定資産)固定資産は、前連結会計年度末に比べて17.1%増加し、3,164百万円となりました。これは、主に有形固定資産の増加及び投資その他の資産の増加があったことによるものであります。 (流動負債)前連結会計年度末に比べて31.9%増加し、6,407百万円となりました。これは、主に仕入債務と1年内返済予定の長期借入金の増加によるものであります。 (固定負債)固定負債は、前連結会計年度末に比べて21.9%増加し、1,984百万円となりました。これは、主に長期借入金の増加があったことによるものであります。 (純資産)純資産は、前連結会計年度末に比べて10.2%増加し、7,865百万円となりました。これは、主に配当金の支払に伴い利益剰余金の減少176百万円があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴い利益剰余金の増加1,019百万円があったことによるものであります。  ③ 経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容(売上高)当連結会計年度における売上高は33,721百万円(前年同期比13.0%増)となりました。これは、主に顧客基盤の拡大や取扱メーカーの拡充を図ったこと等により、物販事業の売上高が27,733百万円(前年同期比13.0%増)と大幅に伸長したことによるものであります。 (営業利益)当連結会計年度における売上総利益は8,455百万円(前年同期比12.7%増)となりましたが、円安や原材料・輸送費の高騰により売上総利益率は25.1%(前年同期比25.1%)と同一水準に留まりました。また、販売費及び一般管理費は6,861百万円(前年同期比18.3%増)となりました。主な増加原因は、人員増に伴う人件費の増加と、売上増加によるカード決済手数料の増加であります。その結果として、当連結会計年度における営業利益は1,594百万円(前年同期比6.2%減)となり、営業利益率は4.7%(前年同期は5.7%)となりました。 (経常利益)当連結会計年度においては、営業外収益として29百万円(前年同期比23.9%減)、営業外費用として39百万円(同109.5%増)を計上しております。これは、主に受取利息及び受取配当金、受取手数料の計上と、支払利息及び為替差損失を計上したことによるものであります。その結果、当連結会計年度における経常利益は1,584百万円(前年同期比7.9%減)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益)当連結会計年度におきましては、税金等調整前当期純利益は1,584百万円(前年同期比5.6%減)となりました。税効果会計適用後の法人税等負担額は518百万円(前年同期比8.9%減)、非支配株主に帰属する当期純利益は46百万円となり、その結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は1,019百万円(前年同期比6.0%減)となりました。 ④ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループは、事業運営上必要な流動性を常に確保し、高い財務健全性を担保することを基本方針としております。必要な運転資金については、手元資金及び事業により創出されるフリーキャッシュ・フローによることを基本としておりますが、成長領域への投資において追加的に資金が必要な場合に備え、金融機関からの借入による資金調達を実施しております。当社グループの資金需要の主なものは、運転資金、設備投資資金、借入金の返済、法人税等の支払、配当金の支払等であります。そのうち、運転資金としては、物販事業における商品ラインナップ拡充のための資金、店舗リース事業における投資資金などがあり、また設備投資資金としては新規出店や集客力アップのためのリニューアルなどの店舗投資、EC・基幹システムへの投資、物流関連への投資など、そのほかにM&Aのための資金などの需要があります。資金の流動性や調達手段に関しましては、当社グループの事業活動に必要な資金を安定的に確保するとともに、成長を加速させることを目的としながらも、自己資本比率やD/Eレシオ等の財務健全性指標やROEを注視しながら、最適な選択を実施して参ります。 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は4,441百万円、有利子負債の残高は2,144百万円となっており、当面の手元流動性について問題はないと考えております。当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

事業リスク

  • 品質管理と不良品発生
    販売する商品には、お客様が直接・間接的に身体に接触させるものが含まれるため、商品の不具合が発生した場合、お客様の身体に危害が生じる可能性があります。これにより、企業の信頼性低下や業績、財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • 競合激化と市場変化
    物販事業、店舗設計事業、周辺ソリューション事業それぞれに競合企業が存在し、特に売上規模の大きい物販事業では、ECプラットフォームの競争激化や新規参入企業との競合により、業績に影響が出る可能性があります。また、EC市場の成長が鈍化または縮小した場合、売上高の伸び率に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • 法的規制と個人情報管理
    薬機法、古物営業法、電気用品安全法、宅地建物取引業法、建築士法、建設業法など、多岐にわたる法的規制を受けています。法令改正への不適切な対応や新たな法令制定、または顧客の個人情報漏洩や不正使用が発生した場合、企業のイメージ悪化、金銭的な補償、業績や財務状況への影響が生じる可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|3,519 文字
3 【事業等のリスク】当社グループの経営成績及び財務状況等に重要な影響を及ぼす可能性のある主要なリスクには、以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 品質管理及び不良品について当社が物販事業において販売する商品には、お客様が直接・間接的に身体へ接触させ使用する商品が含まれます。そのため、当社では、お客様の身体に危害が生じることがないよう細心の注意を払い、商品のチェックを行い、かつ取扱方法の適切な表示を心がけております。 しかしながら、今後商品の不具合が発生した場合には、当社の業績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 競合について当社グループは、理美容室、エステサロン、ネイルサロン、アイラッシュサロン等のビューティサロンに対し、プロ向け美容器具・機器・化粧品等をインターネットや店舗等を通じて販売する物販事業、美容室をはじめとした独立開業を目指す顧客向けにトレンドを捉えたデザイン性の高い店舗設計の提案を行う店舗設計事業、ビューティサロンの開業準備から開業後の経営に関わる各種サービスを提供するその他周辺ソリューション事業の3事業を独自のビジネスモデルで運営しております。本ビジネスモデルにおける直接の競合は現段階では存在しておりませんが、物販事業、店舗設計事業、その他周辺ソリューション事業と個別の事業毎でみると競合企業は存在しており、特に売上規模の大きい物販事業では、美容サロン向けECプラットフォームを展開していく上で、競合企業及び今後新たに参入する企業との間で競合が激化した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (3) 法的規制について当社グループは、化粧品製造業及び化粧品製造販売業として薬機法、中古理美容機器の買取・販売を行っているため古物営業法、電気美容機器の販売を行っているため電気用品安全法、ビューティサロンの居抜き物件を中心とした不動産仲介を行っているため宅地建物取引業法、ビューティサロン等の店舗設計・工事管理等を行う一級建築士の建築士法及び店舗工事を行う建設業法等の法的規制を受けております。また、当社グループはインターネット上の「BEAUTY GARAGE Online Shop」やサロン業務用総合カタログの「BG STYLE」において特定商取引に関する法律、不正競争防止法等の規制を受けております。当社グループ内においてコンプライアンスマニュアルを定め、新規事業及び既存事業において法令遵守がなされているかを法務担当部門により適宜点検を行うと共に各事業担当部門においては、該当する法令について自己点検を行い、内部管理体制も整えておりますが、法令の改正に対し当社グループが適切に対応できない場合や新たな法令が制定された場合には、当社グループの業績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 個人情報管理について当社グループでは、理美容商材の販売・買取及び周辺サービスの提供を行っているため、顧客の個人情報を多数保有しております。当社グループでは、個人情報に関する法律をはじめとする法令諸規則を遵守すべく、個人情報の取扱いに際し、「個人情報取扱規程」を制定し、遵守することで個人情報を適正に保護管理するための社内体制を構築し、更に強化する方針を有しております。しかしながら、体制強化にも関わらず、個人情報の漏洩や不正使用等の事態が生じた場合には、当社グループのイメージ悪化、金銭的な補償の発生等により、当社グループの業績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 為替変動リスクについて当社は、オリジナルブランド商品の多くを海外のメーカー・工場から仕入れております。為替の変動により仕入価格が変動することから、為替予約を行う等、為替変動の影響について軽減に努めておりますが、海外通貨に対し円安方向に進行した場合には、仕入価格が上昇し、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 特定人物への依存について当社の代表取締役CEO兼COOである野村秀輝は、経営ビジョン・方針の提示やそれに基づいた事業戦略の策定をはじめ、中期経営計画の立案及び推進、新規事業の立案及び推進の中心的な役割を担っております。当社グループは事業拡大に応じて、代表取締役CEO兼COOに過度に依存しない経営体制を構築すべく権限の委譲等を進めており、2025年より代表取締役を2名体制とすることで経営体制の強化を図る予定ですが、何らかの理由により代表取締役CEO兼COOの業務継続が困難となった場合には、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 業界環境の変化について当社グループの物販事業における成長のメインエンジンであるプロ向け美容商材インターネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」による売上高の伸び率は、今後のEC市場の動向あるいは各ビューティサロンにおけるデジタル化の高まりが鍵を握るものと思われます。現在のところEC市場の成長を阻害する社会構造及び業界環境の変化はないと考えられますが、EC市場の成長が止まるあるいは縮小するような場合には、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) 配当政策について当社は、企業価値の向上を目的として財務体質強化及び更なる事業拡大に対する投資の必要性を勘案した上で株主に対する適切な利益還元を行うことを基本方針としておりますが、配当政策が業績に連動しているため、業績が悪化した場合、これにともなって配当が減少もしくは実施をしない可能性があります。 (9) システム障害におけるリスクについて当社グループは、プロ向け理美容商材インターネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」による物販事業が重要な役割を担っており、事業の安定的な運用のためのシステム強化及びセキュリティ対策を行っております。しかしながら、地震、火災などの自然災害、事故、停電など予期せぬ事態の発生によって、当社設備又は通信ネットワークに障害が発生した場合は、当社の営業活動に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、当社もしくはインターネット・サービス・プロバイダーのサーバーが何らかの原因によって作動不能となったり、外部からの不正な手段によるサーバーへの侵入などの犯罪や役職員の過誤によるネットワーク障害が発生する可能性があります。これらの障害が発生した場合には、当社に直接的損害が生じるほか、当社に対する訴訟や損害賠償請求が生じるなど、当社の事業及び業績並びに企業としての社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 知的財産権に係る訴訟リスクについて当社グループは、事業戦略上重要な商品に関しては、商標権・意匠権申請などにより、積極的に権利の保全を図っております。しかし、諸外国においては、知的財産権保護が不完全である国もあり、当社グループ製品・技術が模倣または解析調査などされることを防止できない可能性があります。また、当社グループは、第三者からの訴訟提起や権利侵害の主張を受ける事態を未然に防止するため、仕入部門が新商品を仕入れる際には、インターネットを通じた調査を実施したり、必要に応じ弁理士事務所を通じた調査を行っております。しかし、第三者の権利を侵害していないことを完全に調査し確認することは極めて困難です。現時点において当社グループが認識していない第三者の特許等の知的財産権の侵害の事実が存在する可能性は完全には否定できず、また今後、当社グループが第三者から意匠権その他知的財産権の侵害を理由に各種請求を受けないという保証はありません。仮に当社グループが第三者から請求や訴訟提起等を受けた場合には、当社グループとしましては専門家と相談のうえ、慎重に対応を行っていく方針でありますが、その場合、多大な費用と時間を要する可能性があります。その結果によっては、当社グループのその後の事業戦略や、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11) 関連当事者取引について当社グループは一部事業所の賃借について、本書提出日現在、代表取締役CEO兼COO野村秀輝の債務保証を受けております。なお、債務保証に伴う保証料は支払っておりません。今後は事業所の賃借先との交渉により当該債務保証を解消していく方針であります。

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