3065

ライフフーズ(3065)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

小売業 小売

事業の概要

  • 和食レストランチェーン運営
    ライフフーズは、主に和食を中心としたレストランをチェーン展開し、料理や飲食物の調理・販売で収益を上げています。カフェテリア方式の「ザめしや」「めしや食堂」、ファーストフード方式の「街かど屋」、讃岐うどんの「讃岐製麺」など、多様な業態で顧客ニーズに対応しています。これらの店舗運営が主な収益源です。
  • 多様な業態展開
    同社は、「ザめしや」で約120種類の豊富なメニューを提供するカフェテリア方式、「街かど屋」で丼・定食に特化したファーストフード方式、「めしや食堂」で小型化と効率運営、「讃岐製麺」で自家製麺のうどん専門店を展開しています。これにより、幅広い顧客層と多様な立地に対応し、収益機会を最大化しています。
  • 地域密着型ビジネスモデル
    関西地区(大阪、兵庫、京都、奈良)、中部地区(愛知、三重、岐阜)、中国地区(岡山)の2府6県に店舗を展開しています。地域に根差したドミナント戦略により、食材調達や物流の効率化を図りつつ、各地域の顧客の食文化に合わせたサービスを提供することで、安定的な収益基盤を構築しています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • レストラン事業
    ライフフーズの主要事業は、和食を中心としたレストランの運営です。カフェテリア方式の「ザめしや」「めしや食堂」、ファーストフード方式の「街かど屋」、讃岐うどん専門店の「讃岐製麺」など、複数のブランドを展開しています。これらの店舗での料理・飲食物の提供が、同社の売上の大部分を占める基幹事業です。
  • カフェテリア方式「ザめしや」
    同社の主力業態であり、和食を中心に約120種類の豊富なメニューから顧客が自由に選べるカフェテリア方式を採用しています。待ち時間の少なさとくつろぎの空間を両立させ、多様な顧客層に支持されています。この業態が同社のブランドイメージと収益の核となっています。
  • ファーストフード・専門店業態
    丼・定食に特化したファーストフード方式の「街かど屋」は、低価格と明るい店づくりで家族連れや会社員、学生など幅広い顧客層を対象としています。また、店内製麺にこだわる「讃岐製麺」は、本物志向のうどん専門店として、特定の顧客ニーズに応え、事業の多様化と収益源の拡大に貢献しています。
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2026|908 文字
3 【事業の内容】当社の事業は、料理、飲食物の調理・販売を主とし、和食を中心としたレストラン業を主たる事業としております。カフェテリア方式の「ザめしや」「めしや食堂」、ファーストフード方式の「街かど屋」(ザめしや24)、カフェテリア方式の讃岐製法うどん店「讃岐製麺」などをチェーン展開し、関西地区(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県)中部地区(愛知県、三重県、岐阜県)中国地区(岡山県)の2府6県に及んでおります。主な業態の内容は、次のとおりであります。「ザめしや」「家庭料理」を中心とした約120種類ほどの豊富なメニューを用意し、洋食・中華も交えてお客様がご自由に料理の組み合わせを作りあげる事ができる和食を中心としたカフェテリア方式の業態であります。待ち時間が少なく客席回転率の高いファーストフード方式とくつろぎのある雰囲気のレストランタイプの両面の要素を併せ持ち、多彩なサービスと満足度を提供しております。「街かど屋」(ザめしや24)「丼・定食」にメニューを絞り込んだ、ファーストフードタイプツーオーダー方式の「和風定食屋」の業態であります。当初の「ザめしや24」からフライ物を提供できる店舗「街かど屋」への転換を積極的に行い、メニューの充実を図ってまいりました。また、「安心感のある低価格」と「明るい店づくり」により、家族連れ・会社員・学生等、幅広い顧客層を対象にしております。「めしや食堂」「ザめしや」のノウハウを生かしながら、小型化により、初期投資額を少なくするとともに、少ないスタッフによる効率的な運営を目指しております。「ヘルシー和食をさらに気軽に」というコンセプトで、出店立地の多様化という面で今後の拡大の可能性をもっております。「讃岐製麺」厳選した小麦と塩を使用し、店内製麺所で讃岐製法により毎日製麺した、程よいコシとネバリを兼ね備えたうどんを提供する本物志向の業態であります。自家製麺にこだわり、おむすび、天ぷら、おでんをラインナップした専門店としての存在価値を意識した業態となっております。 [事業系統図]  以上述べた事項を系統図によって示すと次のとおりであります。(2026年2月28日現在)

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2026時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
外食産業の市場規模縮小、大手企業による新規出店・低価格化による競合激化。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 なし
同業態でチェーン展開を行う企業の出現により、競合する店舗が現れているため。
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか 中程度
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 混合
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 中程度
会社が挙げる主要リスク:事業環境の変動(市場縮小、競合激化) / 原材料価格・エネルギーコストの高止まり、人件費上昇 / 店舗展開と出退店政策による業績影響
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 5 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

ライフフーズ(3065)に関する公開情報からは、強力なブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPなどの無形資産に関する具体的な情報は確認できませんでした。そのため、この項目は0点と評価します。

スイッチングコスト★☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

スーパーマーケットという業態の性質上、顧客が他店へ乗り換える際の直接的な金銭的・時間的コストは低いと考えられます。しかし、地域密着型の店舗展開や、長年培ってきた顧客との関係性により、一定のスイッチング・コストが存在する可能性はあります。ただし、その強さは限定的と判断します。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

ライフフーズの事業モデルは、顧客が増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果を生み出す構造にはなっていません。個々の店舗の顧客体験が中心であり、プラットフォーム型のビジネスではありません。

コスト優位★★☆☆☆
根拠:中程度同じ物を安く作れる

スーパーマーケット業界は競争が激しく、仕入れや物流の効率化がコスト競争力に直結します。ライフフーズが地域内で一定の規模を持ち、効率的なオペレーションを追求している可能性はありますが、業界全体で見ると顕著なコスト優位性を示す具体的な情報は現時点では確認できません。そのため、スコアは低めとします。

規模の経済★★☆☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

ライフフーズは特定の地域に店舗網を展開していますが、業界全体を俯瞰した場合、その規模は限定的です。業界規模に対して最適な少数寡占を形成しているとは言えず、規模の経済による明確な競争優位性は現時点では確認しにくい状況です。

  • 豊富なメニューと選択の自由
    主力業態である「ザめしや」では、和食を中心に約120種類もの豊富なメニューを提供し、顧客が自由に料理を組み合わせられるカフェテリア方式を採用しています。これにより、顧客は毎回異なる食事体験ができ、飽きさせない工夫がされています。
  • 多様な業態と立地戦略
    カフェテリア方式の「ザめしや」に加え、ファーストフード方式の「街かど屋」、小型店舗の「めしや食堂」、自家製麺の「讃岐製麺」など、複数の業態を展開しています。これにより、郊外の幹線道路沿いから都心部のビルイン、生活道路沿いまで、多様な立地での出店を可能にし、幅広い顧客層を取り込んでいます。
  • 店内調理による品質維持
    多くの料理を店内で調理することで、「できたての美味しさ」と「品質の良さ」を提供しています。特に「讃岐製麺」では店内製麺にこだわり、程よいコシと粘りを兼ね備えたうどんを提供することで、顧客に本格的な味を提供し、他社との差別化を図っています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針当社は創業以来、「食文化を創造する」「お客様のニーズに応える」「人を育てる」を目指す企業として、レストラン事業を展開してまいりました。また、「お客様第一主義の徹底」のもと「Q・S・C+C」(クオリティ・サービス・クレンリネス+チョイス)のレベル向上を経営の基本方針としております。当社の『和食カフェテリア業態』の特性である、「C(チョイス)」、すなわち、お客様が自由に料理を選べる楽しさを一層充実させることができる「ザめしや」及び『定食業態』の特徴である、熱々の美味しいものを待たずに早く食べていただける「街かど屋」が、オーバーストア状態にある外食産業の中で勝ち残るカギになるものと考えております。 (2) 目標とする経営指標当社は継続的な企業価値向上のため、売上高及び経常利益を重要指標として、諸施策を実施することでこれらの指標の向上を図っていきたいと考えております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略当社は、経営の基本方針のもと、①「街かど屋」業態の積極的な出店、②新業態の開発、③スクラップ&ビルドを中長期的な経営戦略としております。新業態の開発については、多様な顧客ニーズを満たすことができる新しいビジネスモデルの確立を目指します。スクラップ&ビルドについては、オーバーストア状態のためロードサイドの出店地が減少したこともあり、生活道路や小商圏への新規出店や、不採算店舗の閉店を積極的に行います。また、ドミナント戦略のもと収益性重視の店舗展開を進め、出店地域の拡大に努めます。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題雇用・所得環境の改善が見られる一方、原材料価格(特に米価)やエネルギーコストの高止まり等による物価高騰及び不安定な国際情勢の長期化など、依然として先行き不透明な状況が続いております。このような状況において、衛生管理の徹底と既存業態の進歩・進化及び収益改善の見込めない店舗の退店を行っております。また、人材育成を課題と認識しており社員研修での教育及びやりがいのある企業風土作りに努め、組織力の活性化及び幅広い顧客層にこたえるバリューメニューの開発、食の安全性、食の品質を重視し顧客満足度の向上を課題といたします。各業態ブランド力を強化し、競合他社との差別化や「Q・S・C」(クオリティ・サービス・クレンリネス)レベルのさらなる向上をめざし、利益率を高め、資本効率を向上させるとともに、既存店の改装及び新メニュー開発を促進して、お客様が要望される店舗作りに注力いたします。株主各位におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申しあげます。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針当社は創業以来、「食文化を創造する」「お客様のニーズに応える」「人を育てる」を目指す企業として、レストラン事業を展開してまいりました。また、「お客様第一主義の徹底」のもと「Q・S・C+C」(クオリティ・サービス・クレンリネス+チョイス)のレベル向上を経営の基本方針としております。当社の『和食カフェテリア業態』の特性である、「C(チョイス)」、すなわち、お客様が自由に料理を選べる楽しさを一層充実させることができる「ザめしや」及び『定食業態』の特徴である、熱々の美味しいものを待たずに早く食べていただける「街かど屋」が、オーバーストア状態にある外食産業の中で勝ち残るカギになるものと考えております。 (2) 目標とする経営指標当社は継続的な企業価値向上のため、売上高及び経常利益を重要指標として、諸施策を実施することでこれらの指標の向上を図っていきたいと考えております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略当社は、経営の基本方針のもと、①「街かど屋」業態の積極的な出店、②新業態の開発、③スクラップ&ビルドを中長期的な経営戦略としております。新業態の開発については、多様な顧客ニーズを満たすことができる新しいビジネスモデルの確立を目指します。スクラップ&ビルドについては、オーバーストア状態のためロードサイドの出店地が減少したこともあり、生活道路や小商圏への新規出店や、不採算店舗の閉店を積極的に行います。また、ドミナント戦略のもと収益性重視の店舗展開を進め、出店地域の拡大に努めます。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題雇用・所得環境の改善が見られる一方、原材料価格(特に米価)やエネルギーコストの高止まり等による物価高騰及び不安定な国際情勢の長期化など、依然として先行き不透明な状況が続いております。このような状況において、衛生管理の徹底と既存業態の進歩・進化及び収益改善の見込めない店舗の退店を行っております。また、人材育成を課題と認識しており社員研修での教育及びやりがいのある企業風土作りに努め、組織力の活性化及び幅広い顧客層にこたえるバリューメニューの開発、食の安全性、食の品質を重視し顧客満足度の向上を課題といたします。各業態ブランド力を強化し、競合他社との差別化や「Q・S・C」(クオリティ・サービス・クレンリネス)レベルのさらなる向上をめざし、利益率を高め、資本効率を向上させるとともに、既存店の改装及び新メニュー開発を促進して、お客様が要望される店舗作りに注力いたします。株主各位におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申しあげます。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(業績等の概要)当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況① 経営成績当事業年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかな回復基調が続いている一方、米国の通商政策、不安定な国際情勢及び、原材料価格(特に米価)やエネルギーコストの高止まり等による物価高騰の長期化により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。このような環境の下、当社は、従業員の労働時間の短縮、設備投資抑制による資産の圧縮、原材料価格(特に米価)の高騰に伴うメニューの見直し、ザめしや業態のカフェテリア方式をご注文を受けてから調理しご提供するツーオーダーとの一部併用、公式アプリにて「お誕生日クーポン」等配信によるサービスの充実、うわじ丸業態でのテイクアウトのネット注文、期間限定・数量限定でのWebショップ開設、認知度を向上させて集客につなげるためのインスタグラムの開設等、事業活動継続のための施策を実施してまいりました。店舗では従業員の健康管理とお客様の安心・安全の確保に努めております。当事業年度の店舗展開につきましては、閉店が4店舗となった結果、期末店舗数は88店舗となりました。以上の結果、売上高は9,614,830千円(前年同期比 1.7%減)、営業利益は87,507千円(前年同期比74.8%減)、経常利益は128,447千円(前年同期比69.0%減)、当期純利益は35,783千円(前年同期比91.1%減)となりました。② 財政状態当事業年度末における資産合計額は、前事業年度末より147,090千円減少し3,923,,156千円となりました。当事業年度末における負債合計額は、前事業年度末より174,883千円減少し2,213,010千円となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況当事業年度における現金及び現金同等物は前事業年度末に比べ208,815千円減少し、当事業年度末には1,871,787千円となっております。 営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税引前当期純利益が71,694千円となり、非資金的費用として減価償却費53,244千円、減損損失47,105千円の計上、仕入債務の増加額が243,219千円であったこと等により505,369千円の収入(前事業年度は314,567千円の収入)となっております。 投資活動によるキャッシュ・フローは、店舗改装のための有形固定資産の取得による支出76,682千円、基幹システム入替による無形固定資産の取得による支出177,842千円があったこと等により、221,419千円の支出(前事業年度は106,274千円の支出)となっております。 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金452,668千円、割賦債務41,678千円の返済による支出等が進み、492,766千円の支出(前事業年度は820,987千円の支出)となっております。 (生産、受注及び販売の状況)当社において開示対象となる報告セグメントは、外食事業の単一事業であるため、主に業態区分別に記載しております。 (1) 生産実績当社は、最終消費者へ直接販売する飲食業を行っておりますので、生産実績は記載しておりません。 (2) 仕入実績当事業年度における仕入実績を業態別に示すと、次のとおりであります。業       態仕入高(千円)前年同期比(%)ザめしや1,130,340105.0街かど屋(ザめしや24)1,559,506110.8讃岐製麺286,02193.2めしや食堂233,76694.2その他123,01998.9合       計3,332,654105.4 (注) 上記の仕入高の金額は、仕入値引控除前の金額であります。 (3) 販売実績① 当事業年度における販売実績を業態別に示すと、次のとおりであります。業       態販売高(千円)前年同期比(%)ザめしや3,347,07597.8街かど屋(ザめしや24)4,243,113102.1讃岐製麺1,109,20093.2めしや食堂654,64987.8その他260,79097.0合       計9,614,83098.3 ② 地域別販売実績都道府県販売高第40期末店舗数金額(千円)前年同期比(%)構成比(%) 大阪府2,623,43994.227.325 兵庫県1,441,00799.315.011 京都府569,572100.15.94 奈良県639,881106.76.74 関西地区計5,273,90097.654.944 愛知県3,917,016100.440.740 三重県152,28080.71.61 岐阜県170,22697.51.82 中部地区計4,239,52399.444.143 岡山県101,40690.41.11 中国地区計101,40690.41.11 全国合計9,614,83098.3100.088 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営成績の分析当事業年度は閉店が4店舗となった結果、期末店舗数は88店舗となりました。売上高は、既存店売上高が減少したこと等により9,614,830千円(前年同期比 1.7%減)、売上原価は3,226,931千円(前年同期比 6.0%増)、売上総利益は6,387,898千円(前年同期比 5.2%減)となりました。 販売費及び一般管理費は6,300,391千円(前年同期比 1.4%減)となりました。主な増加費用は、役員報酬が15,934千円増加の50,606千円(前年同期比 46.0%増)となりました。主な減少費用は、店舗閉鎖に伴う従業員数等の減少の影響により給与及び手当が14,760千円減少の785,195千円、賃金が11,444千円減少の2,097,334千円、消耗品費が30,935千円減少の205,430千円(前年同期比13.1%減)、修繕費が10,041千円減少の43,838千円(前年同期比 18.6%減)となりました。よって、営業利益は87,507千円(前年同期比74.8%減)、経常利益は128,447千円(前年同期比69.0%減)となりました。 特別損失の主な要因は、固定資産除却損531千円、減損損失47,105千円、店舗閉鎖損失8,816千円等で合計56,753千円(前年同期比 51.1%減)となりました。これにより当期純利益は35,783千円(前年同期比91.1%減)となりました。 (2) 財政状態の分析  (資産の部)流動資産は、現金及び預金の減少等により2,427,820千円(前事業年度末は2,632,099千円)となりました。有形固定資産は、減価償却費及び減損損失の計上等により330,346千円(前事業年度末は386,812千円)、無形固定資産は、基幹システムの入れ替えに伴い268,496千円(前事業年度は93,892千円)、投資その他の資産は、差入保証金の減少等により896,492千円(前事業年度末は957,442千円)となり、当事業年度末における資産の部合計は、3,923,156千円(前事業年度末は4,070,247千円)となりました。  (負債の部)流動負債は、1年内返済予定の長期借入金残高や未払金残高の減少等により1,478,260千円(前事業年度末は1,518,440千円)となりました。固定負債は、長期借入金の減少等により734,749千円(前事業年度末は869,452千円)となり、負債の部合計は2,213,010千円(前事業年度末は2,387,893千円)となりました。  (純資産の部)純資産の部合計は、利益剰余金の増加等により1,710,146千円(前事業年度末は1,682,354千円)となった結果、自己資本比率は43.6%(前事業年度末は41.3%)となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況の分析キャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 (4) 経営成績に重要な影響を与える要因について当社は、創業以来、カフェテリア方式のレストラン「ザめしや」の経営を主力としてまいりました。当初は、競合といえる他の外食企業もなく、他のファミリーレストランとの差別化のなかで、発展をしてまいりましたが、近年、当社に類似したカフェテリア方式の他の企業も出現し、地域によっては、競合状態となっております。そのため、業態の差別化だけでなく外食事業としての基本であるQ・S・C(クオリティ・サービス・クレンリネス)の一層の徹底によって、お客様の支持獲得を目指しております。また、外食産業全体でもオーバーストア状態が続き、お客様の獲得競争が激しく、お客様の意識、嗜好の変化もきわめて速くなっております。そのため、複数の業態を開発し、いつでもお客様のニーズに応えられるよう備えることが重要なことと考えております。当社の提供する料理は、食材に関する問題の影響は受けにくいものの、全国的な天候不順や農作物の不作などによって、物量の確保や仕入価格への影響があると考えます。このような不測の事態に対処するため、複数の仕入先との取引によって食材を確保し、複数のベンダー(食品卸業者)によって物流を安定させ、日々の安定的な商品の提供を実現する予定であります。 (5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析当事業年度のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析  (2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。なお、当社の運転資金・設備資金については、自己資金の他、金融機関からの借入れで対応していくこととしております。当事業年度末の現金及び現金同等物の期末残高は1,871,787千円となり、将来に対して十分な財源及び流動性を確保しております。また、現時点において重要な資本的支出の予定はございません。  (6) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。なお、当社が財務諸表を作成するにあたり採用した重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。また、財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。(繰延税金資産の回収可能性) 当社は、将来の課税所得を合理的に見積り、回収可能性があると判断した将来減算一時差異等について繰延税金資産を計上することとしております。将来の課税所得の見積り及び繰延税金資産の回収可能性の判断等に当たっては、財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、将来の不確実な環境の変化等により見直しが必要になった場合、翌事業年度以降の財務諸表において認識する繰延税金資産及び法人税等調整額の金額に重要な影響が及ぶ可能性があります。(固定資産の減損処理) 当社は、固定資産の減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、減損処理が必要になる場合があります。 (7) 経営者の問題意識と今後の方針について「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社が今後さらなる成長と発展を遂げるためには、厳しい環境の中で様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。そのために当社では、戦略面及び組織面の課題を整理し、各課題に対し適切かつ効果的な対応を行ってまいります。

事業リスク

  • 事業環境の変動と競争激化
    外食産業は消費動向の低迷や中食の拡大により市場規模が縮小傾向にあり、大手企業の新規出店や低価格化で競争が激化しています。ライフフーズの主力であるカフェテリア方式でも競合が出現しており、市場動向や競合の動き、顧客ニーズの変化が業績に影響を与える可能性があります。
  • 原材料価格・人件費の高騰
    原材料価格(特に米価)やエネルギーコストの高止まり、人手不足による人件費の上昇は、同社の業績と財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。特に、多くのメニューを店内調理するビジネスモデルのため、これらのコスト増は直接的に利益を圧迫する要因となります。
  • 店舗展開と出退店政策のリスク
    新規出店においては、出店基準を満たす物件が見つからない場合や、初期投資、減価償却負担が業績に影響を与える可能性があります。また、不採算店の閉店や業態転換に伴い、違約金や損失、減損損失が発生するリスクがあり、これらが業績に影響を与える可能性があります。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2026|3,139 文字
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 当社を取り巻く事業環境の変動について外食産業の市場規模は、公表されている統計によると、消費動向の低迷、中食の拡大などにより縮小傾向にあります。また、大手企業による大量の新規出店、低価格化等により競合が激化しております。  当社は、和食カフェテリア方式のレストランとして、「ザめしや」を中心に経営しており、当初は、同業態でチェーン展開を行っている企業もなく、順調に展開してまいりましたが、近年、同業態でチェーン展開を行っている企業の出現により、競合する店舗も現われております。  従って、今後の市場動向の推移、競合先企業及び競合店舗の動向、顧客ニーズの変化により当社の業績に影響を与える可能性があります。また、原材料価格(特に米価)やエネルギーコストの高止まり及び人手不足等による人件費の上昇により、当社の業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (2) 店舗展開等による業績への影響推移について当社の最近5期間の業績推移は下表のとおりであります。 回次第36期第37期第38期第39期第40期決算年月2022年2月2023年2月2024年2月2025年2月2026年2月売上高(千円)8,715,6799,888,28110,426,2419,783,1039,614,830経常利益又は経常損失(△)(千円)144,030△204,5625,843414,888128,447当期純利益又は当期純損失(△)(千円)60,693△447,726△734,843402,10335,783 期末店舗数 116116959288新規出店数 44―――閉店数 542134業態転換店数 112―― 当事業年度は閉店により店舗数は前年同期比4店舗減少となりました。雇用・所得環境の改善が見られる一方、原材料価格(特に米価)やエネルギーコストの高止まり等による物価高騰、人件費の上昇、店舗においては夜間需要の回復が鈍く、依然として先行き不透明な状況が続いております。売上高は前年同期比1.7%減少し、経常利益は128,447千円となりました。また、減損損失等の特別損失が56,753千円(前年同期は特別損失116,000千円)発生したことにより、当期純利益は35,783千円(前年同期は当期純利益402,103千円)となりました。このように、当社の業績は社会経済活動が正常化したものの、原材料価格(特に米価)やエネルギーコストの高止まり等による物価高騰及び人件費の上昇等の影響を受けており、今後の新規出店数・閉店数・業態転換店数の推移、既存店の業績動向、不採算店等に係る減損損失の計上等により、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (3) 店舗展開と出退店政策について当社は、「ザめしや」の出店に関して、郊外型幹線道路立地にこだわって店舗展開を行ってまいりましたが、「街かど屋」の業態を開発することによって、立地選定を都心型ビルイン型の店舗にも出店の対象を広げてまいりました。これらの業態に加えて、「讃岐製麺」の業態を開発することにより、立地についても、生活道路型小商圏立地へと広がっております。 当社の新規出店は、家賃、保証金、建設協力金等の出店条件、周辺人口、店舗前の交通量等の事前調査によって店舗の採算性を予測し、投資回収期間、利益貢献度などの基準を満たすものを対象物件として選定しております。このため、当社出店基準に達する物件がなく、出店計画に満たない場合や、新規出店に伴う初期投資、減価償却負担等により、当社の業績に影響を与える可能性があります。 現在当社が出店を行っている関西地区・中部地区以外での地区において当社の業態、メニュー、「味」等が消費者の支持を得られる保証はなく、当社の業績に影響を与える可能性があります。 また、当社は各店舗の業績を精査し、必要に応じて閉店、業態転換を行っております。閉店に際しては、賃借物件の中途解約により違約金等が発生したり、転貸に伴い損失が発生する場合があります。また賃貸人の財政状態によっては差入保証金を回収できない可能性もあります。業態転換に際しても店舗設備の除却等が発生する場合があります。このような場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (4) 仕入食材調達安定供給について当社は和食中心の料理を提供しておりますが、多くのお客様の嗜好に応えるため、そのメニュー数は幅広く、その食材の種類も多岐にわたっております。近年目立っている食材に関する問題も、即時にメニューを変更するという形で解消できるカフェテリア方式のレストランの特性をもって対処してまいりましたが、天候不順による農作物の不作等による原材料価格(特に米価)の上昇に伴い供給量が減少になった場合には、物量の確保及び仕入価格への影響が考えられ、当社の業績に影響を与える可能性があります。 また、「食」の安全性に対する社会的な要請、顧客ニーズが高まった場合、食材の調達が円滑に進まなくなったり、食材調達コストが上昇する可能性があります。そのような場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (5) 人材の確保及び育成について当社は、多くの料理を店内調理しており、できたての美味しさ、品質の良さをお客様に提供してまいりました。また、カフェテリア方式のレストランという業態の特性を生かすため、きめの細かい新メニューの導入、300種以上の食材発注などの店舗管理能力に加えて、一定の調理技術を備えた人材を確保・育成することが重要であります。従って、当社は労働集約型といえる産業であることから、今後の少子高齢化社会での人材の確保ができない場合、また、人材の育成が順調に進まない場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (6) 特定の仕入先への依存について2025年2月期、2026年2月期においてケイ低温フーズ株式会社からの当社の仕入高はそれぞれ45.3%、41.3%を占めております。当社は、自社物流の仕組みは敢えて持たず、各店舗で日々使用する多品種・少量の食材の配送については全面的にベンダーと呼ばれる食品商社に委託しております。当社は複数の食品商社からの仕入体制を確立して、配送集中のメリットを残存させたまま競争原理を導入したいと考えておりますが、今後においてもケイ低温フーズ株式会社への食材の物流及び仕入への依存度が急激に低下するということは考え難く、同社との関係に何らかの支障が生じた場合、又は同社の配送センターにおける事故等、不測の事態が生じた場合には、当社の店舗運営に支障を来たしたり、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (7) カフェテリア方式に対する消費者のニーズについて当社の主力業態は、カフェテリア方式の「ザめしや」であります。料理をお客様自らがチョイス(選択)できるという特性がひとつの魅力となっておりますが、今後も、この業態及び「ザめしや」から派生した業態である「めしや食堂」、「讃岐製麺」を発展させていく予定でありますが、近年の事業環境の変化により、カフェテリア方式の当社主力業態が消費者のニーズに合わなかった場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。

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