SREホールディングス(2980)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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9年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2019 | 39 | 7 | 5 | -27 | 6.7 | 33.5 | — | 88.0 |
| FY2020 | 73 | 11 | 7 | -38 | 8.5 | 43.8 | 0.0 | 63.5 |
| FY2021 | 136 | 14 | 9 | -89 | 9.1 | 57.4 | 0.0 | 42.3 |
| FY2022 | 185 | 17 | 11 | 39 | 10.1 | 71.1 | 0.0 | 50.1 |
| FY2023 | 242 | 22 | 14 | 1 | 11.1 | 85.8 | 0.0 | 50.6 |
| FY2024 | 267 | 31 | 17 | -9 | 11.8 | 105.5 | 0.0 | 44.8 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 15.0 | — |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 18.0 | — |
| FY2027 | — | — | — | — | — | — | 20.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
SREホールディングスは不動産テック企業であり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPに依存するビジネスモデルではない。技術開発は行っているものの、それが直接的な参入障壁となる無形資産とは評価しにくい。
賃貸管理サービスや入居者向けアプリを提供しているが、現時点では顧客(大家、入居者)が他社サービスへ乗り換える際の大きな損失や手間が発生するほどの囲い込みは確認できない。一部の利便性向上に留まる。
同社のサービスは、ユーザーが増えることでサービス自体の価値が向上するネットワーク効果を持つビジネスモデルではない。個々の取引やサービス提供が独立している。
不動産テックによる業務効率化や、独自のデータ分析による仕入れ・運用コストの最適化を目指している。しかし、業界全体でIT化が進む中で、構造的なコスト優位性を確立しているとは断定できない。
不動産管理戸数や物件取扱高は増加傾向にあるが、業界全体で見るとまだ規模の経済が十分に発揮されるほどの寡占状態には至っていない。今後の成長による規模拡大が期待される。
競合との比較優位
強気シナリオ
不動産テック分野における技術革新とサービス拡充による競争優位性の確立
データ分析能力の向上による物件管理・仲介における効率化と収益性改善
M&Aやアライアンスを通じた事業規模の拡大とサービス網の強化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による類似技術・サービスの迅速なキャッチアップと価格競争の激化
不動産市場の変動や金利上昇による事業環境の悪化
技術開発投資の負担増と、期待されるほどの収益性改善が実現しないリスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
SREホールディングスへの投資が失敗するには、同社が目指す不動産テックによる効率化やデータ活用が、競合他社によって容易に模倣されるか、あるいは不動産市場全体が構造的な低迷期に入り、テクノロジーによる効率化だけではカバーできないほどの逆風が吹く必要がある。特に、同社が強みとするテクノロジーが、参入障壁の低い不動産業界において、持続的な競争優位性を築くことができないまま、技術開発コストだけがかさんでしまうシナリオが考えられる。また、顧客(大家や入居者)が、より低コストで同等以上のサービスを提供する競合へ容易に乗り換えることができ、SREホールディングス独自の価値が浸食される状況も、投資の失敗に繋がるだろう。
5年後のモート予測
不動産テックの進化とデータ活用により、管理戸数・仲介件数が大幅に増加。高付加価値サービスを展開し、業界内での地位を確立。収益性も着実に向上する。
緩やかな成長を続け、一定の市場シェアを維持。テクノロジーによる効率化は進むものの、競争激化により利益率は伸び悩む可能性。
不動産市場の悪化や競争激化により、成長が鈍化。技術投資が先行し、収益性の改善が進まず、市場での存在感が低下するリスク。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 435億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 44.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 2年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 22.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 25.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 3.19倍 |
合格数:2/7 部分的合格