事業の概要
- 海苔製品の製造販売: 大森屋グループは、海苔を中心とした食品の製造と販売を主な事業としています。家庭用の海苔やふりかけ、贈答品、さらには飲食店などで使われる業務用海苔製品まで、幅広い商品を展開しており、これが主な収益源となっています。
- 国内市場での展開: 主に日本国内で、家庭用海苔や進物品、ふりかけ、業務用海苔製品の製造と販売を行っています。長年にわたり培ってきたブランド力と販売網を活かし、安定した収益を上げています。
- 中国市場への進出: 連結子会社である大森屋(上海)貿易有限公司を通じて、中国市場でも事業を展開しています。中国では家庭用海苔やふりかけ、業務用海苔の販売に注力しており、新たな成長機会を追求しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- 食品製造販売事業(国内): 大森屋グループの主要な事業であり、主に日本国内で海苔を中心とした食品の製造と販売を行っています。家庭用海苔、進物品、ふりかけ、業務用海苔製品など多岐にわたる商品を展開しており、グループ全体の収益の大部分を占める基幹事業です。
- 食品製造販売事業(中国): 連結子会社である大森屋(上海)貿易有限公司が、中国市場で家庭用海苔、ふりかけ、業務用海苔の販売を行っています。中国の巨大な市場をターゲットに、新たな販路開拓と事業拡大を目指しており、将来の成長ドライバーとなることが期待されます。
- 海苔製品全般の展開: 大森屋グループは、海苔を主軸としながらも、ふりかけなどの関連製品も手掛けることで、製品ラインナップを多様化しています。これにより、幅広い顧客ニーズに対応し、安定した事業基盤を構築しています。
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3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社(大森屋(上海)貿易有限公司)の計2社で構成され、海苔を中心とした食料品全般にわたる「食品製造販売事業」を主な内容として事業活動を展開しております。 当社グループの事業における当社及び連結子会社の位置付けは、次のとおりであります。 当社は、主に国内において、家庭用海苔、進物品、ふりかけ等、業務用海苔製品の製造及び販売を営んでおります。 連結子会社の大森屋(上海)貿易有限公司は、主に中国において、家庭用海苔、ふりかけ等、業務用海苔の販売を営んでおります。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 弱い 原料海苔の仕入価格変動リスク、輸入制限緩和による競合激化リスクがあるため。 |
|---|---|
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | 規制 海苔は輸入制限品目に指定されており、海外からの輸入が制限されている。 |
| 規制依存規制は障壁にも足枷にもなる | 高い |
会社が挙げる主要リスク:主要原材料の仕入価格変動リスク / 原料海苔の仕入資金負担リスク / 海苔の輸入制限緩和による競合リスク
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 4 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産★☆☆☆☆
「あおさのり」ブランドは一定の認知度を持つが、競合他社も類似商品を展開しており、圧倒的なブランド力とは言えない。特許や独占的IPに関する情報は乏しい。
スイッチングコスト★☆☆☆☆
海苔製品は一般的にスイッチングコストが低い。消費者は価格や品質、メーカーへのこだわりで選択するが、特定のメーカーに強く固定される要因は少ない。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
ネットワーク効果が発生するような事業モデルではない。
コスト優位★☆☆☆☆
原料調達や製造プロセスにおけるコスト優位性は不明確。規模の経済によるコスト削減効果も限定的と推測される。
規模の経済★☆☆☆☆
食料品業界の中でもニッチな海苔製品が中心であり、業界全体に対する規模の経済は限定的。大手食品メーカーとの競争では不利な側面もある。
- 品質管理体制の確立: ISO9001認証を取得し、品質管理を徹底しています。原材料の検査から製品の安全性確認まで、厳格な基準を設けることで、消費者に安全で安心な製品を安定的に提供できる体制を構築しており、これが信頼につながっています。
- 国内各地からの仕入れ網: 主要原材料である原料海苔は海産物であり、天候や海況によって収穫量が変動するリスクがあります。しかし、大森屋グループは国内各地の生産地から仕入れが可能な体制を整えることで、特定の産地に依存せず、安定的な原材料調達を実現しています。
- 複数の金融機関との連携: 原料海苔の仕入れには一時的に多額の資金が必要となるため、金融機関からの借入金が発生します。複数の金融機関と当座貸越契約を締結することで、機動的かつ安定した資金調達を可能にしており、事業運営の安定性を高めています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
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経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1)経営方針当社グループは、創業以来、生活の根幹となる食の分野において、皆様に愛される製品づくりに努めてまいりました。「消費者的視点に立った経営」を企業理念として、時代が求める優れた製品づくりを目指しております。日本の食文化の素晴らしさを尊び、その新しい価値の創造を提案の柱とすることを基本方針としております。また、社是でもある「社会的存在価値ある企業」として当社グループが社会に貢献するためには、SDGsへの取り組みも重要なテーマと考えております。当社グループは事業活動を通じて、「大森屋にできることから始める」をコンセプトと位置づけし、社会貢献・環境・働きがいを中心にした取り組みを行っております。この取り組みを通じて「つくるひとが楽しい、食べるひとがうれしい」社会が実現し継続し続けられるように貢献してまいります。(2)経営環境当社グループは、日本古来の食材である海苔を主原料とした食品を中心に、ふりかけ製品やお茶漬け海苔、即席スープなどの加工食品を製造販売しております。主原料である海苔は、気候変動の影響や生産漁家の減少等から国内での収穫量は減少傾向にあり、仕入価格が収穫量等の要因によって変動するリスクが顕在化しております。当連結会計年度においては収穫量は前年より増加しましたが仕入価格も前年度より上昇しました。食品業界を取り巻く環境は、加速する少子高齢化時代を迎え、先行き非常に厳しい状況にあります。当社グループを取り巻く市場環境は、賃上げによる消費者の購買意欲の上昇が見られるものの、商品価格の相次ぐ値上げの不安感から生活防衛意識が高まり、依然として節約志向、低価格志向が続いております。(3)事業上及び財務上の対処すべき課題このような状況の中、当社グループといたしましては、安全・安心な製品の安定供給に努めるとともに、生産活動の効率化やコスト削減を強力に推し進め、新製品の開発に注力し、売上目標・利益目標の達成と経営効率の向上に向けての努力を続けてまいります。今後とも「消費者的視点にたった経営」を経営理念として、優れた価値ある製品を提供し、どのような環境の変化にも対応できる販売競争力のある強固な企業体質の確立と経営効率の向上を図ってまいります。施策といたしましては、前年度に引き続き以下の5点を掲げております。① 多様化、個性化する消費者の支持を得られる新製品の開発を強力に推進していくこと。② 新販路、新しいマーケットの更なる開拓強化を推し進めていくこと。③ 2000年に全工場・全製造品目で「ISO9002」の認証を取得、2003年に「ISO9001:2000年版」の認証を取得、2009年には「ISO9001:2008年版」の認証を取得いたしましたが、今後も更に製品の安全性、品質の安定性、顧客への安心感を高めていくこと。④ 生産性の向上と全社的経費削減を継続して実行していくこと。⑤ 中国をはじめとする海外マーケットを開拓すること。以上を積極的に取り組み、強固な企業体質の確立と業績の向上に邁進してまいる所存であります。(4)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、株主資本の効率的運用及び収益性の追求の観点から、自己資本利益率(ROE)を重要な経営指標ととらえ、その向上を目指して経営に取り組んでおります。当連結会計年度におけるROEは、△0.6%と前年同期比2.2ポイント減少し,当初の目標としておりました1.5%を下回る結果となりました。これは、価格改定と経費削減を行いましたが、原料海苔価格と資材価格が上昇したことにより、利益額が予想額を下回ったことによります。引き続きこの指標について改善されるよう取り組んでまいります。なお、次期(2026年9月期)の連結業績見通しにつきましては、売上高18,000百万円、営業利益371百万円、経常利益321百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は196百万円を見込んでおります。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1)経営方針当社グループは、創業以来、生活の根幹となる食の分野において、皆様に愛される製品づくりに努めてまいりました。「消費者的視点に立った経営」を企業理念として、時代が求める優れた製品づくりを目指しております。日本の食文化の素晴らしさを尊び、その新しい価値の創造を提案の柱とすることを基本方針としております。また、社是でもある「社会的存在価値ある企業」として当社グループが社会に貢献するためには、SDGsへの取り組みも重要なテーマと考えております。当社グループは事業活動を通じて、「大森屋にできることから始める」をコンセプトと位置づけし、社会貢献・環境・働きがいを中心にした取り組みを行っております。この取り組みを通じて「つくるひとが楽しい、食べるひとがうれしい」社会が実現し継続し続けられるように貢献してまいります。(2)経営環境当社グループは、日本古来の食材である海苔を主原料とした食品を中心に、ふりかけ製品やお茶漬け海苔、即席スープなどの加工食品を製造販売しております。主原料である海苔は、気候変動の影響や生産漁家の減少等から国内での収穫量は減少傾向にあり、仕入価格が収穫量等の要因によって変動するリスクが顕在化しております。当連結会計年度においては収穫量は前年より増加しましたが仕入価格も前年度より上昇しました。食品業界を取り巻く環境は、加速する少子高齢化時代を迎え、先行き非常に厳しい状況にあります。当社グループを取り巻く市場環境は、賃上げによる消費者の購買意欲の上昇が見られるものの、商品価格の相次ぐ値上げの不安感から生活防衛意識が高まり、依然として節約志向、低価格志向が続いております。(3)事業上及び財務上の対処すべき課題このような状況の中、当社グループといたしましては、安全・安心な製品の安定供給に努めるとともに、生産活動の効率化やコスト削減を強力に推し進め、新製品の開発に注力し、売上目標・利益目標の達成と経営効率の向上に向けての努力を続けてまいります。今後とも「消費者的視点にたった経営」を経営理念として、優れた価値ある製品を提供し、どのような環境の変化にも対応できる販売競争力のある強固な企業体質の確立と経営効率の向上を図ってまいります。施策といたしましては、前年度に引き続き以下の5点を掲げております。① 多様化、個性化する消費者の支持を得られる新製品の開発を強力に推進していくこと。② 新販路、新しいマーケットの更なる開拓強化を推し進めていくこと。③ 2000年に全工場・全製造品目で「ISO9002」の認証を取得、2003年に「ISO9001:2000年版」の認証を取得、2009年には「ISO9001:2008年版」の認証を取得いたしましたが、今後も更に製品の安全性、品質の安定性、顧客への安心感を高めていくこと。④ 生産性の向上と全社的経費削減を継続して実行していくこと。⑤ 中国をはじめとする海外マーケットを開拓すること。以上を積極的に取り組み、強固な企業体質の確立と業績の向上に邁進してまいる所存であります。(4)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、株主資本の効率的運用及び収益性の追求の観点から、自己資本利益率(ROE)を重要な経営指標ととらえ、その向上を目指して経営に取り組んでおります。当連結会計年度におけるROEは、△0.6%と前年同期比2.2ポイント減少し,当初の目標としておりました1.5%を下回る結果となりました。これは、価格改定と経費削減を行いましたが、原料海苔価格と資材価格が上昇したことにより、利益額が予想額を下回ったことによります。引き続きこの指標について改善されるよう取り組んでまいります。なお、次期(2026年9月期)の連結業績見通しにつきましては、売上高18,000百万円、営業利益371百万円、経常利益321百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は196百万円を見込んでおります。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況1)財政状態(資産)当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて7,850百万円増加し、23,556百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べて5,314百万円増加し、17,727百万円となりました。これは、棚卸資産が4,473百万円、その他の流動資産が477百万円、現金及び預金が292百万円、売掛金が70百万円それぞれ増加したことによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べて2,535百万円増加し、5,829百万円となりました。これは主に、建物及び構築物が2,448百万円、無形固定資産が37百万円、その他の有形固定資産が27百万円それぞれ増加したことによるものであります。(負債)流動負債は、前連結会計年度末に比べて6,426百万円増加し、9,829百万円となりました。これは主に、短期借入金が5,686百万円、未払金が972百万円それぞれ増加した一方、支払手形及び買掛金が172百万円、未払法人税等が39百万円それぞれ減少したことによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べて1,554百万円増加し、2,198百万円となりました。これは、長期借入金が1,573百万円増加した一方、退職給付に係る負債が19百万円減少したことによるものであります(純資産)純資産合計は、前連結会計年度末に比べて129百万円減少し、11,528百万円となりました。これは主に、利益剰余金が148百万円減少した一方、退職給付に係る調整累計額が29百万円、自己株式が19百万円それぞれ増加したことによるものであります。2)経営成績当連結会計年度におけるわが国の経済は、経済活動の正常化が進み、インバウンド需要も増加し、景気は持ち直しの動きが見られるものの、原材料価格やエネルギー価格の高騰、物価上昇等、依然として不透明な状況が続きました。食品業界におきましては外食需要の回復傾向に伴い業務用市場は堅調に推移し、内食需要は賃上げによる消費者の購買意欲の上昇傾向は見られるものの、商品価格の相次ぐ値上げによる消費者の堅実志向、節約志向もさらに強まりました。当社グループを取り巻く市場環境としましては、主要原材料である原料海苔は前年より収穫量は増加したものの依然として低水準で推移しており、仕入価格は更に高騰し、電力料や燃料費、資材価格の高騰など製造コストも大幅に増加となり厳しい環境で推移いたしました。このような状況のもと、当社では効率的な生産活動に努めてまいりましたが、原材料費、物流費をはじめとするコスト増による利益面への影響が深刻な状況となり、一部製品の販売価格の改定と規格変更を実施いたしました。その結果、当連結会計年度の連結売上高は、16,511百万円(前期比1.3%増)となり、利益面では、原材料費および経費が増加したことにより、営業損失は66百万円(前期は営業利益269百万円)、経常損失は98百万円(前期は経常利益273百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は73百万円(前期は純利益179百万円)となり、ROE(自己資本利益率)は△0.6%となりました。なお、当社グループにおける報告セグメントは主として「食品製造販売事業」であり、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。売上高を品目別に分類しますと、価格改定を行ったことにより、家庭用海苔につきましては、売上高は6,200百万円(前期比5.9%増)と増加はしたものの、進物品につきましては、売上高は574百万円(前期比3.8%減)となり、ふりかけ等につきましては、売上高は2,120百万円(前期比0.1%減)となりました。業務用海苔につきましては、おにぎり等の価格上昇による需要減により、売上高7,500百万円(前期比1.1%減)となりました。その他につきましては、売上高は114百万円(前期比21.0%減)となりました。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループ(当社及び子会社)が判断したものであります。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて292百万円増加し、1,380百万円となりました。当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果使用した資金は5,011百万円(前連結会計年度は1,703百万円の支出)となりました。これは主に税金等調整前当期純損失73百万円(前連結会計年度は268百万円の純利益)、減価償却費237百万円(前連結会計年度は214百万円)があった一方、棚卸資産の増加4,476百万円(前連結会計年度は1,838百万円の増加)、未収消費税の増加474百万円(前連結会計年度は3百万円の減少)、法人税等の支払額54百万円(前連結会計年度は31百万円の支払)があったことによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は1,867百万円(前連結会計年度は263百万円の支出)となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入56百万円(前連結会計年度は20百万円の収入)があった一方、有形固定資産の取得による支出1,848百万円(前連結会計年度は243百万円の支出)、無形固定資産の取得による支出57百万円(前連結会計年度は31百万円の支出)があったことによるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果増加した資金は7,166百万円(前連結会計年度は1,037百万円の収入)となりました。これは主に、短期借入金による収入28,800百万円(前連結会計年度は6,400百万円の収入)、長期借入金による収入1,800百万円、短期借入金の返済による支出23,300百万円(前連結会計年度は5,200百万円の支出)、長期借入金の返済による支出39百万円(前連結会計年度は55百万円の支出)、配当金の支払額74百万円(前連結会計年度は75百万円の支出)によるものであります。 ③生産、受注及び販売の状況1)生産実績当連結会計年度における生産実績を単一セグメント内の品目別に示すと次のとおりであります。区分生産高(千円)前年同期比(%)家庭用海苔5,770,019111.2進物品492,23998.6ふりかけ等1,807,403100.6業務用海苔6,632,802101.4その他11,57830.8合計14,714,043104.6 (注) 上記金額は、製造原価によっております。また、上記金額には消費税等は含まれておりません。 2)受注実績当社グループは見込生産方式を採っておりますので、該当事項はありません。 3)販売実績当連結会計年度における販売実績を単一セグメント内の品目別に示すと次のとおりであります。区分販売高(千円)前年同期比(%)家庭用海苔6,200,383105.9進物品574,59896.2ふりかけ等2,120,28399.9業務用海苔7,500,95098.9その他114,99979.0合計16,511,214101.3 (注) 主な相手先別の販売実績及びそれぞれの総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先前連結会計年度(自 2023年10月1日至 2024年9月30日)当連結会計年度(自 2024年10月1日至 2025年9月30日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)三菱商事㈱3,205,96619.663,308,69420.03伊藤忠商事㈱3,401,03320.863,178,46719.25 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①重要な会計方針および見積り当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (繰延税金資産)当社グループは、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 (退職給付費用及び退職給付債務)当社グループは、退職給付費用及び債務について、割引率、昇給率等の数理計算上の前提条件に基づき算出しております。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合には、その影響は将来にわたって規則的に認識されるため、将来期間において認識される退職給付費用及び債務に影響を及ぼす可能性があります。 (固定資産の減損)当社グループは、固定資産のうち減損の兆候のある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合には、減損損失が必要となる可能性があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容1)経営成績等a. 財政状態当該事項につきましては、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 1)財政状態」に記載のとおりであります。b. 経営成績ア. 売上高当連結会計年度における売上高は16,511百万円となりました。品目別の状況につきましては、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 2)経営成績」に記載しております。イ. 売上原価及び売上総利益売上原価は、前連結会計年度と比較して444百万円増加(前連結会計年度比3.1%増)し、14,578百万円となりました。これは主に、原料海苔価格が高騰したことによります。この結果、売上総利益は1,933百万円となりました。ウ. 販売費及び一般管理費および営業利益販売費及び一般管理費は1,999百万円となり、前連結会計年度と比較して97百万円増加(前連結会計年度比5.1%増)いたしました。販売費及び一般管理費の主な内訳は、給料手当617百万円、運賃440百万円、広告宣伝費111百万円であります。この結果、営業損失は66百万円(前連結会計年度は269百万円の営業利益)となり、前連結会計年度と比較して336百万円減少いたしました。エ. 営業外損益及び経常利益営業外収益は前連結会計年度と比較して8百万円増加(前連結会計年度比63.5%増)し20百万円となりました。営業外費用は前連結会計年度と比較し44百万円増加し、52百万円(前連結会計年度比518.9%増)となりました。この結果、経常損失は98百万円(前連結会計年度は273百万円の経常利益)となり、前連結会計年度と比較して372百万円減少いたしました。オ. 特別損益及び税金等調整前当期純利益特別利益は投資有価証券売却益を44百万円計上しました。特別損失は固定資産除却損を20百万円計上しました。この結果、税金等調整前当期純損失は73百万円(前連結会計年度は268百万円の税金等調整前当期純利益)となり、前連結会計年度と比較して342百万円減少いたしました。カ. 法人税等及び親会社株主に帰属する当期純損益法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合わせた法人税等合計は、前連結会計年度と比較して88百万円減少し、0百万円となりました。 この結果、親会社株主に帰属する当期純損失は73百万円(前連結会計年度は179百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となり、前連結会計年度と比較して253百万円減少いたしました。c. キャッシュ・フロー当該事項につきましては、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりでありますが、指標のトレンドを示しますと以下のとおりであります。 2023年9月期2024年9月期2025年9月期自己資本比率(%)77.874.248.9時価ベースの自己資本比率(%)31.728.719.0キャッシュ・フロー対有利子負債比率△0.4△0.9△1.7インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)△318.0△247.293.6 (注)1.各指標はいずれも以下の算式により算出しております。 自己資本比率 自己資本÷総資産 時価ベースの株主資本比率 株式時価総額÷総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率 有利子負債÷営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ 営業キャッシュ・フロー÷利払い 2.株式時価総額は期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。3.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。4.営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を使用しております。 2)資本の財源および資金の流動性当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資によるものであります。当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの借入等による資金調達にて対応していくこととしております。
事業リスク
- 原料海苔の価格変動: 海苔は海産物であるため、天候や海況によって収穫量が大きく変動し、仕入れ価格が不安定になる可能性があります。これにより、製品の原価が上昇し、会社の利益に悪影響を与える可能性があります。
- 多額の仕入れ資金負担: 原料海苔は収穫期である11月から3月にかけて約1年分をまとめて仕入れる必要があり、一時的に多額の資金が必要となります。これにより、金融機関からの借入金が増加し、会社の資金繰りに負担がかかる可能性があります。
- 海外事業におけるリスク: 中国での事業展開において、現地の政情不安や国際紛争、法規制や商習慣の違い、為替変動などが会社の業績に影響を与える可能性があります。これらの予測不能な事態は、海外事業の収益性を不安定にする要因となります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
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3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1) 主要原材料の仕入についてa.仕入価格変動のリスク当社グループの主要原材料である原料海苔は、海産物であるため生産地の天候や海況により収穫量が左右され、仕入価格が変動することがあり、当社の業績に影響を与える可能性があります。当社グループでは、不測の事態に備え、国内各地の生産地から仕入が可能な体制をとっております。b.資金負担のリスク原料海苔はおおよそ11月から3月にかけて収穫され、その時期に約1年分の使用量を仕入れる必要があり、その仕入資金として一時的に多額の資金が必要となります。そのため、期中において金融機関からの借入金が発生いたします。当社では機動的かつ安定した資金調達を可能とするため、複数の金融機関と当座貸越契約を締結しております。c.輸入制限に係るリスク 現在海苔は輸入制限品目に指定され、海外からの輸入(現在、海外の主な生産国は韓国、中国であります。)は制限されておりますが、将来的に輸入枠が拡大あるいは撤廃されることも考えられます。その場合、国内産との競合により、仕入価格・販売価格に影響を与える可能性があります。 当社では、現在、主として国内産の原料海苔を使用しておりますが、不測の事態に備え、海外からの輸入ルートも確保しております。d.資材の高騰のリスク 原油価格及び為替の変動により、容器類、包装資材等の資材の仕入価格が変動し、当社の業績に影響を与える可能性があります。当社グループではこうしたリスクに対して、事前の価格交渉、適切な時期での価格決定によりリスクを回避する努力を行っております。(2) 製品の安全性について 当社では、安全・安心な製品を安定的に提供することを第一と考え、ISO9001の認証を取得するなど品質管理の強化に努めており、原材料・製品の検査体制の強化にも取り組んでおります。しかし、予見不可能な原因により製品の安全性に疑義が生じ、製品回収や製造物責任賠償が生じた場合は、当社の業績に影響を与える可能性があります。(3) 海外事業におけるリスクについて 中国をはじめとする海外での販路開拓を目的に、2013年3月に子会社「大森屋(上海)貿易有限公司」を設立いたしましたが、現地における政情不安や国際紛争の発生、法的規制や商習慣の違い等に起因する予測不能な事態が発生した場合や為替の変動により、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対応するために、現地法人との定期的なミーティングを通じて事業運営についての意思疎通を図っております。また、世界各地の経済、政治状況を把握し、市場分析を通して経営戦略の立案を行い、営業推進・リスク対応の両観点からの管理体制の整備を図っております。(4) 食品業界に係る法的規制などの導入・変更当社は食品製造販売会社であり、食品表示法、食品衛生法、製造物責任法、容器包装リサイクル法など様々な法的規制の制約を受けます。当社グループといたしましては、関連諸法規の遵守に万全の体制で臨んでおりますが、これらの法律への抵触あるいは新たに当社グループの事業に関係する法律が制定された場合には、当社グループの経営成績、財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対応するために、当社グループでは、国内外の法令の遵守、公正な取引等に取り組んでおり、社内にリスク管理委員会を設け、関連法令の遵守に努めております。