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石井食品(2894)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

食料品 食品

事業の概要

  • 調理済食品の製造販売
    石井食品グループは、自社工場で調理済食品を製造し、小売業者や消費者へ直接販売することで収益を得ています。具体的には、八千代、京丹波、唐津の3工場で生産を行い、顧客サービス部が販売を担うほか、子会社のダイレクトイシイが通信販売も手掛けています。これにより、製造から販売まで一貫して手掛けるビジネスモデルです。
  • 単一セグメントでの事業展開
    同社グループは「食品事業」の単一セグメントで事業を展開しており、調理済食品の製造と販売に特化しています。これにより、経営資源を一つの事業に集中させ、効率的な運営を目指していると考えられます。事業内容がシンプルで、投資初心者にも理解しやすい構造です。
  • 多様な販売チャネル
    小売業者への卸売だけでなく、子会社を通じて消費者への通信販売も行っています。これにより、幅広い顧客層に製品を届け、販売機会を最大化しています。実店舗とオンラインの両方で販売することで、顧客の利便性を高め、売上基盤を強化しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • 食品事業(単一セグメント)
    石井食品グループは、調理済食品の製造と販売に特化した「食品事業」の単一セグメントで事業を展開しています。これは、経営資源を一つの事業領域に集中させ、専門性を高める戦略を示唆しています。多様な事業を持たず、食品分野での競争力強化を目指しています。
  • 製造部門の役割
    食品事業の製造部門は、八千代工場、京丹波工場、唐津工場の3工場体制で製品の生産を担っています。これらの工場が、石井食品の製品供給の基盤となっており、安定的な生産能力を確保することで、販売部門への製品提供を支えています。全国に分散した工場は、リスク分散にも寄与します。
  • 販売部門の役割
    食品事業の販売部門は、当社の顧客サービス部が小売業者や消費者への販売を担当しています。さらに、子会社の株式会社ダイレクトイシイが通信販売を手掛けることで、多様なチャネルを通じて製品を顧客に届けています。製造された製品を市場に流通させ、収益を上げるための重要な役割を担っています。
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|286 文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社1社で構成され、調理済食品の製造及び販売を主とした事業活動を行っております。 当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、当社グループは、食品事業の単一セグメントであります。 食品事業(製造部門) 当社は、八千代工場、京丹波工場、唐津工場の3工場体制にて生産を行っております。食品事業(販売部門) 当社の顧客サービス部が小売業者、消費者への販売を行っているほか、子会社の㈱ダイレクトイシイでは、当社製品等の通信販売を行っております。  事業の系統図は、次のとおりであります。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
原材料価格の変動や供給体制に影響を受けやすく、価格転嫁力が低い可能性があるため。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 ブランド
FSSC22000認証取得や無添加調理技術、地域課題に寄り添った製品開発によるブランド力。
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか ディフェンシブ
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 維持投資
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 高い
会社が挙げる主要リスク:製品の品質評価低下 / 食品の安全性問題発生 / 原材料の供給体制問題
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 6 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産★☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

石井食品は「ミートボール」で長年親しまれてきたブランド力を持つが、特許や規制ライセンスによる明確な独占的優位性は見られない。特定の製法や原材料に関するノウハウは存在する可能性はあるが、定量的な評価は困難。

スイッチングコスト★☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

家庭用冷凍食品・惣菜市場において、消費者は価格や品質、利便性で代替品を選択する傾向が強い。石井食品の製品に特段高いスイッチングコストが発生する要因は見当たらない。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

石井食品の事業モデルには、ユーザー数の増加が製品・サービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は存在しない。

コスト優位★★☆☆☆
根拠:中程度同じ物を安く作れる

長年の事業継続で培われた製造ノウハウや、効率的なサプライチェーン構築の可能性はある。しかし、大手競合と比較して構造的なコスト優位性を明確に示すデータは現時点では不明。

規模の経済★★☆☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

食料品業界、特に冷凍食品・惣菜分野は競争が激しく、大手企業が規模の経済を活かしている。石井食品の規模は業界内で最適化されているとは言い難く、限定的な効率規模の優位性にとどまる。

  • 品質と安全性の追求
    石井食品は、食品衛生法やJAS法などの法令遵守に加え、FSSC22000の認証を取得し、厳格な仕入れ基準を設けることで、製品の品質と安全性を最優先しています。これは、消費者の信頼を得る上で重要な競争優位性となります。安心・安全な食品を提供することで、ブランド価値を高めています。
  • 顧客の声の活用
    お客様サービスセンターやSNSを通じて顧客の意見を積極的に収集し、製品やパッケージの改善に活かしています。これにより、顧客ニーズに合致した製品開発や改良が可能となり、顧客満足度の向上に繋がっています。顧客志向の姿勢が、長期的な顧客ロイヤルティを築く上で強みとなります。
  • 全国3工場体制の生産基盤
    八千代、京丹波、唐津の全国3工場体制で生産を行うことで、安定的な供給能力を確保しています。これにより、特定の地域での災害リスクを分散し、全国規模での需要に対応できる体制を構築しています。生産拠点の分散は、事業継続性の観点からも優位性となります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1)会社の経営の基本方針 当社グループは「真(ほんとう)においしいものをつくる~身体にも心にも未来にも~」を企業理念とし、「日本一、生産者と地域に貢献する食品会社になる」を目標に掲げております。 また、①素材本来の味を活かす本物の美味しさを提供する「無添加調理」の技術、②自社の社員の目で確認した安全と美味しさの源である「厳選素材」、③原材料の履歴情報を開示する「品質保証番号」、の3つの原則を基本に活動してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、収益力の改善を行い株主はもちろんのこと、すべてのステークホルダーにご満足いただけることを考え、経営戦略・経営計画に基づいて利益を生み出し企業価値の増加を図るよう努めております。近年ROEの考え方を導入する社会的要請も踏まえ、様々な経営指標を勘案しながら利益体質の強化、純資産の効率的活用を行っていく所存です。 (3)経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかな回復の動きが見られました。しかしながら、資源・エネルギー価格の高騰等にともなう物価高により生活コスト全般が上昇し、これを背景に消費者の節約・低価格志向が継続しており、依然として厳しい事業環境状況が続いております。 このような環境の中、当社では中期経営計画(2022年度-2026年度)において、ISHII VISION2030「農と食卓をつなぎ、子育てを応援する企業に」を掲げ、「子育て」をはじめとする様々なお客様の生活シーンを支え、ライフスタイル変革につながる食サービスの最大化と着実な実行に向けた取り組みを推進しております。 (4)中長期的な会社の経営戦略 当社グループがこれまで培ってきた安心安全で美味しい食を提供するための無添加調理技術・履歴管理システムを基盤に、消費者と生産者をつなげる活動を通して、「日本一、生産者と地域に貢献する食品会社になる」ことを目指して活動してまいります。① 日本の各地域の生産者や行政等との連携を深化・拡大し、地域食材を活かした旬の季節商品の開発を行ってまいります。② 消費者のライフスタイルの変化を捉え、消費者が抱える食生活の課題を解決する商品の開発を行ってまいります。③ 不採算商品や低利益率商品の終売やリニューアルを進めるとともに、当社と理念を共有する販売チャネルとの関係を強化し、利益率の改善を行ってまいります。④ 生産設備やシステムに対して機械化・自動化・省力化への投資を進めることで、生産性を向上してまいります。⑤ 持続可能な社会の実現のために、様々な新技術を取り入れ、「省資源」、「省エネルギー」、「廃棄物の削減」に努めてまいります。 (5)優先的に対処すべき業務上及び財務上の課題 (3)の経営環境のもと、当社グループの対処すべき課題は次のとおりであります。① 持続可能な「地域と旬」モデルへの転換と提供価値の向上 日本の各地域の生産者や行政、当社と理念を共有する販売チャネルとの連携強化、地域食材を活かした旬の季節商品の積極的な展開、及び当社の技術によって地域の食材を魅力ある製品へプロデュースし地域活性に繋げる取組「地域と旬」の一層の深化を推進します。 加えて、当社代表取締役が自ら生産地を訪れ「真(ほんとう)においしい」ことを探る旅企画や、北海道訓子府町との包括連携協定に基づくまちづくり会社設立に向けた地域活性化起業人の派遣、産地振興・ブランディング支援を行う活動を展開しております。こうした取組を中心に、より一層の付加価値づくりと、当社の目指すビジネスモデルへの転換を図ってまいります。 また、継続する食料品の値上げや、多様な働き方の実現といった社会の変化により、「食」に対する課題や価値提供に対する消費者の意識が高まっています。当社は、引き続きこうした消費者の変化をいち早く捉え、常温商品を中心に、特に子育て世代が抱える食生活の課題解決に繋がる商品の開発を進めてまいります。② 原材料調達、物流等各種コスト増への対応 依然として続く原材料価格の高騰や物流問題によるコスト増に対応すべく、生産者との関係性の中で原材料調達を安定させ、生産者にも安定した利益の提供が出来る取組を進めます。また、物流コスト増については、他社との連携・協業も推進し、物流業者・当社のみならず、社会全体の利益にも繋がる取組を引き続き検討してまいります。 同時に、不採算商品や低利益率商品の終売・リニューアルによる利益率の改善、生産拠点の合理化等を行ってコストの改善を行い、それでも補えない場合は、商品価格の改定を適宜実施し、コスト増を踏まえた持続可能な販売価格の設定を行ってまいります。③ 生産体制の抜本的見直しとIT技術の活用 従業員の高齢化や、長期にわたる運用により進行する設備の老朽化に対し、従業員の確保だけでなく、AI・ロボットを活用した新たな次世代製造技術の研究、それらを実現するIT人財の獲得を進めるとともに、生産設備・システム・人に対して適切な投資を行ってまいります。 また、合理的な生産計画に基づいた製造及び販売を一層推進し、自社工場と地域における提携工場による製造設備のシェア及び当社の品質を両立させることのできる分散型の生産体制構築の推進を進め、持続可能な生産体制を構築してまいります。 加えて、第84期には、3工場に連なる基幹システムのリプレイスを完了させました。新システムを安定稼働させることで、更なる生産体制の改善を行います。④ ブランディング・マーケティング活動の強化 創業80周年を基軸にしつつ、当社の”ファン”と社員が交流する機会の創出を行うべく、各工場での工場見学やファンフェス等のイベントを積極的に行ってまいります。 全従業員とお客様の相互コミュニケーションを強化するとともに、新規ファンの創出、及びブランド価値の向上といったブランドマネジメントを一層強化いたします。 加えて、当社の取組を、子育てに関わる全ての方への「食」を通じたライフスタイルの創造に集中してまいります。⑤ サステナブルな経営の実現と環境負荷の軽減 当社は、環境・社会貢献・労働環境等サステナビリティを巡る課題への対応は企業理念の実現及び経営戦略の実行と同一と捉えております。それらに関するリスク、機会及び目標は各部署の活動の中で管理され、新たに設置したESGチームを中心に取りまとめ、適宜経営会議及び取締役会にて共有・議論されています。 また、認証取得しているISO14001の運用を中心に、自然エネルギーへの切り替え、環境負荷を抑えた持続可能な生産体制構築、新素材LIMEXを利用した脱プラスチックへの取り組みを積極的に進め、環境に配慮したサプライチェーンの構築を推進します。⑥ 人財確保・多様化の推進 当社は、少子高齢時代を踏まえた人財の確保・雇用の維持による継続的なビジネスを行うため、デジタルツールを活用した生産性・効率性の向上、創造性を発揮できる職場環境の整備、従業員の給与や可処分所得の底上げを実施し、一層の積極的な投資を行ってまいります。 また、正社員・パート契約者含めた従業員の働き方の多様化・柔軟化を促進する制度の創設も進めてまいります。具体的には、長期休暇や育児・介護等の休暇を取得し、必要に応じて従業員がサポートを受けられる環境を整備しております。こうした取組によって、人財の確保、雇用の継続だけでなく、社員が働きがいを感じる改革を継続して推し進めてまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1)会社の経営の基本方針 当社グループは「真(ほんとう)においしいものをつくる~身体にも心にも未来にも~」を企業理念とし、「日本一、生産者と地域に貢献する食品会社になる」を目標に掲げております。 また、①素材本来の味を活かす本物の美味しさを提供する「無添加調理」の技術、②自社の社員の目で確認した安全と美味しさの源である「厳選素材」、③原材料の履歴情報を開示する「品質保証番号」、の3つの原則を基本に活動してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、収益力の改善を行い株主はもちろんのこと、すべてのステークホルダーにご満足いただけることを考え、経営戦略・経営計画に基づいて利益を生み出し企業価値の増加を図るよう努めております。近年ROEの考え方を導入する社会的要請も踏まえ、様々な経営指標を勘案しながら利益体質の強化、純資産の効率的活用を行っていく所存です。 (3)経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかな回復の動きが見られました。しかしながら、資源・エネルギー価格の高騰等にともなう物価高により生活コスト全般が上昇し、これを背景に消費者の節約・低価格志向が継続しており、依然として厳しい事業環境状況が続いております。 このような環境の中、当社では中期経営計画(2022年度-2026年度)において、ISHII VISION2030「農と食卓をつなぎ、子育てを応援する企業に」を掲げ、「子育て」をはじめとする様々なお客様の生活シーンを支え、ライフスタイル変革につながる食サービスの最大化と着実な実行に向けた取り組みを推進しております。 (4)中長期的な会社の経営戦略 当社グループがこれまで培ってきた安心安全で美味しい食を提供するための無添加調理技術・履歴管理システムを基盤に、消費者と生産者をつなげる活動を通して、「日本一、生産者と地域に貢献する食品会社になる」ことを目指して活動してまいります。① 日本の各地域の生産者や行政等との連携を深化・拡大し、地域食材を活かした旬の季節商品の開発を行ってまいります。② 消費者のライフスタイルの変化を捉え、消費者が抱える食生活の課題を解決する商品の開発を行ってまいります。③ 不採算商品や低利益率商品の終売やリニューアルを進めるとともに、当社と理念を共有する販売チャネルとの関係を強化し、利益率の改善を行ってまいります。④ 生産設備やシステムに対して機械化・自動化・省力化への投資を進めることで、生産性を向上してまいります。⑤ 持続可能な社会の実現のために、様々な新技術を取り入れ、「省資源」、「省エネルギー」、「廃棄物の削減」に努めてまいります。 (5)優先的に対処すべき業務上及び財務上の課題 (3)の経営環境のもと、当社グループの対処すべき課題は次のとおりであります。① 持続可能な「地域と旬」モデルへの転換と提供価値の向上 日本の各地域の生産者や行政、当社と理念を共有する販売チャネルとの連携強化、地域食材を活かした旬の季節商品の積極的な展開、及び当社の技術によって地域の食材を魅力ある製品へプロデュースし地域活性に繋げる取組「地域と旬」の一層の深化を推進します。 加えて、当社代表取締役が自ら生産地を訪れ「真(ほんとう)においしい」ことを探る旅企画や、北海道訓子府町との包括連携協定に基づくまちづくり会社設立に向けた地域活性化起業人の派遣、産地振興・ブランディング支援を行う活動を展開しております。こうした取組を中心に、より一層の付加価値づくりと、当社の目指すビジネスモデルへの転換を図ってまいります。 また、継続する食料品の値上げや、多様な働き方の実現といった社会の変化により、「食」に対する課題や価値提供に対する消費者の意識が高まっています。当社は、引き続きこうした消費者の変化をいち早く捉え、常温商品を中心に、特に子育て世代が抱える食生活の課題解決に繋がる商品の開発を進めてまいります。② 原材料調達、物流等各種コスト増への対応 依然として続く原材料価格の高騰や物流問題によるコスト増に対応すべく、生産者との関係性の中で原材料調達を安定させ、生産者にも安定した利益の提供が出来る取組を進めます。また、物流コスト増については、他社との連携・協業も推進し、物流業者・当社のみならず、社会全体の利益にも繋がる取組を引き続き検討してまいります。 同時に、不採算商品や低利益率商品の終売・リニューアルによる利益率の改善、生産拠点の合理化等を行ってコストの改善を行い、それでも補えない場合は、商品価格の改定を適宜実施し、コスト増を踏まえた持続可能な販売価格の設定を行ってまいります。③ 生産体制の抜本的見直しとIT技術の活用 従業員の高齢化や、長期にわたる運用により進行する設備の老朽化に対し、従業員の確保だけでなく、AI・ロボットを活用した新たな次世代製造技術の研究、それらを実現するIT人財の獲得を進めるとともに、生産設備・システム・人に対して適切な投資を行ってまいります。 また、合理的な生産計画に基づいた製造及び販売を一層推進し、自社工場と地域における提携工場による製造設備のシェア及び当社の品質を両立させることのできる分散型の生産体制構築の推進を進め、持続可能な生産体制を構築してまいります。 加えて、第84期には、3工場に連なる基幹システムのリプレイスを完了させました。新システムを安定稼働させることで、更なる生産体制の改善を行います。④ ブランディング・マーケティング活動の強化 創業80周年を基軸にしつつ、当社の”ファン”と社員が交流する機会の創出を行うべく、各工場での工場見学やファンフェス等のイベントを積極的に行ってまいります。 全従業員とお客様の相互コミュニケーションを強化するとともに、新規ファンの創出、及びブランド価値の向上といったブランドマネジメントを一層強化いたします。 加えて、当社の取組を、子育てに関わる全ての方への「食」を通じたライフスタイルの創造に集中してまいります。⑤ サステナブルな経営の実現と環境負荷の軽減 当社は、環境・社会貢献・労働環境等サステナビリティを巡る課題への対応は企業理念の実現及び経営戦略の実行と同一と捉えております。それらに関するリスク、機会及び目標は各部署の活動の中で管理され、新たに設置したESGチームを中心に取りまとめ、適宜経営会議及び取締役会にて共有・議論されています。 また、認証取得しているISO14001の運用を中心に、自然エネルギーへの切り替え、環境負荷を抑えた持続可能な生産体制構築、新素材LIMEXを利用した脱プラスチックへの取り組みを積極的に進め、環境に配慮したサプライチェーンの構築を推進します。⑥ 人財確保・多様化の推進 当社は、少子高齢時代を踏まえた人財の確保・雇用の維持による継続的なビジネスを行うため、デジタルツールを活用した生産性・効率性の向上、創造性を発揮できる職場環境の整備、従業員の給与や可処分所得の底上げを実施し、一層の積極的な投資を行ってまいります。 また、正社員・パート契約者含めた従業員の働き方の多様化・柔軟化を促進する制度の創設も進めてまいります。具体的には、長期休暇や育児・介護等の休暇を取得し、必要に応じて従業員がサポートを受けられる環境を整備しております。こうした取組によって、人財の確保、雇用の継続だけでなく、社員が働きがいを感じる改革を継続して推し進めてまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかな回復の動きが見られました。しかしながら、資源・エネルギー価格の高騰等にともなう物価高により生活コスト全般が上昇し、これを背景に消費者の節約・低価格志向が継続しており、依然として厳しい事業環境状況が続いております。 このような環境の中、当社では中期経営計画(2022年度-2026年度)において、ISHII VISION2030「農と食卓をつなぎ、子育てを応援する企業に」を掲げ、「子育て」をはじめとする様々なお客様の生活シーンを支え、ライフスタイル変革につながる食サービスの最大化と着実な実行に向けた取り組みを推進しております。 売上高につきましては、主力の食肉加工品において、各地域・各流通ごとに顧客ニーズや食シーンに合わせた営業活動及び販売促進施策を展開するとともに、1974年の販売から50周年を迎える当社主力商品の「イシイのおべんとクン ミートボール」を中心に、キャラクターや著名人とのタイアップ企画を通じて価値訴求を行ってまいりました。この結果、売場を維持・獲得できたことにより、食肉加工品の売上高は増加いたしました。地域商品につきましても、各地域の旬の素材を活かしたハンバーグシリーズを中心に、地域交流イベントをはじめとする行政や生産者と一体となって、より地域に根付いた販売促進活動強化を行った結果、売上高は増加いたしました。一方で、惣菜につきましては、ごぼうサラダの採算性改善のための生産拠点集約による減産に加え、栗が天候不順の影響で不作となり計画通りに調達ができず「炊き込みごはんの素 栗ごはんシリーズ」を減産した結果、売上高は減少いたしました。また、正月料理につきましても、アレルギー配慮おせち・健康に配慮したおせち・1人用おせちなど様々なライフスタイルに対応した正月料理を販売しており、ECサイトを通じたBtoCでの販売は伸長したものの、原材料費や人件費の高騰にともなう価格上昇の影響により正月料理全体の売上高は減少いたしました。 売上原価、販売費及び一般管理費につきましては、中期経営計画(2022年度-2026年度)において重点課題として掲げている、持続的な組織力向上を実現するために必要な人員体制の増強や生産設備及びITシステムへの継続的な投資を行っており、人件費及び減価償却費が増加しております。加えて、物価高の影響などにより、エネルギーや運搬費等のコストも全般的に増加しております。 この結果、当連結会計年度における売上高は前年同期比3億77百万円増の108億69百万円となり、売上総利益は前年同期比78百万円増の36億27百万円となりました。 販売費及び一般管理費は、前年同期比2億24百万円増の33億59百万円となり、2億67百万円の営業利益(前年同期比1億45百万円減)となりました。 これに営業外収益61百万円、営業外費用19百万円を加減した結果、3億9百万円の経常利益(前年同期比1億47百万円減)となり、特別利益に補助金収入等77百万円、特別損失に減損損失等25百万円を計上した結果、税金等調整前当期純利益は3億61百万円(前年同期比1億61百万円減)となりました。これに法人税等合計73百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は2億87百万円(前年同期比1億83百万円減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ6億45百万円減少し、18億12百万円(前年同期比26.3%減)となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動により増加した資金は1億17百万円(前年同期は12億47百万円の増加)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益の計上、減価償却費の計上、仕入債務の減少、棚卸資産の増加であります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動により減少した資金は6億65百万円(前年同期は6億11百万円の減少)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出、無形固定資産の取得による支出であります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動により減少した資金は97百万円(前年同期は1億22百万円の減少)となりました。主な要因は、リース債務の返済による支出、自己株式の取得による支出、配当金の支払額であります。 ③ 販売の実績(単位:千円) 製品別売上高前連結会計年度(2023.4.1~2024.3.31)当連結会計年度(2024.4.1~2025.3.31)比較増減 金額構成比金額構成比金額前年同期比 % % %食肉加工品(ハンバーグ・ミートボール他)9,020,62886.09,429,48986.7408,861104.5惣菜565,2875.4502,1594.6△63,12888.8地域商品344,1723.3368,7983.424,626107.2正月料理268,1472.5253,6572.3△14,48994.6非常食198,8491.9215,0362.016,187108.1配慮食(食物アレルギー・減塩他)41,6730.449,5440.57,871118.9その他53,2620.550,9690.5△2,29395.7合計10,492,021100.010,869,656100.0377,634103.6 (単位:千円) チャネル別売上高前連結会計年度(2023.4.1~2024.3.31)当連結会計年度(2024.4.1~2025.3.31)比較増減 金額構成比金額構成比金額前年同期比 % % %量販店(スーパーマーケット他)8,565,17181.68,811,62481.1246,453102.9質販店(百貨店他)・生協1,071,79610.21,054,7099.7△17,08798.4飲食店・宅配・官公庁477,1964.6523,3524.846,156109.7直販377,8573.6479,9694.4102,112127.0合計10,492,021100.010,869,656100.0377,634103.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりです。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容(イ)財政状態の分析(流動資産) 流動資産は、前連結会計年度末の45億1百万円に対し、6億38百万円減の38億62百万円(前年同期比14.2%減)となりました。主な要因は、現金及び預金の減少、売掛金の減少、商品及び製品の増加、原材料及び貯蔵品の増加であります。(固定資産) 固定資産は、前連結会計年度末の35億94百万円に対し、2億0百万円増の37億94百万円(前年同期比5.6%増)となりました。主な要因は、機械装置及び運搬具の増加、無形固定資産の増加、投資有価証券の増加であります。 この結果、総資産は前連結会計年度末の80億95百万円に対し、4億38百万円減の76億57百万円(前年同期比5.4%減)となりました。(流動負債) 流動負債は、前連結会計年度末の40億2百万円に対し、8億11百万円減の31億91百万円(前年同期比20.3%減)となりました。主な要因は、買掛金の減少、未払費用の減少であります。(固定負債) 固定負債は、前連結会計年度末の6億71百万円に対し、56百万円減の6億14百万円(前年同期比8.5%減)となりました。主な要因は、退職給付に係る負債の減少、リース債務の増加であります。 この結果、負債合計は前連結会計年度末の46億73百万円に対し、8億68百万円減の38億5百万円(前年同期比18.6%減)となりました。(純資産) 純資産合計は、前連結会計年度末の34億21百万円に対し、4億29百万円増の38億51百万円(前年同期比12.6%増)となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上、配当金の支払、その他有価証券評価差額金の増加、退職給付に係る調整累計額の増加であります。 (ロ)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の購入費用のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要のうち主なものは、製造設備の更新及び拡充、基幹システムの更新等の設備投資によるものであります。また、運転資金及び設備投資資金につきましては、内部資金及び借入により資金調達することとしております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は19億93百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は18億12百万円となっております。 (ハ)経営成績の分析(売上高)当連結会計年度における売上高は前年同期比3億77百万円増の108億69百万円となり、売上総利益は前年同期比78百万円増の36億27百万円となりました。(営業利益) 当連結会計年度は、売上高の増加に伴い販売費及び一般管理費は、前年同期比2億24百万円増の33億59百万円となり、2億67百万円の営業利益(前年同期比1億45百万円減)となりました。(経常利益) 当連結会計年度の営業利益に受取利息や受取配当金などの営業外収益61百万円、支払利息などの営業外費用19百万円を加減した結果、経常利益は3億9百万円(前年同期比1億47百万円減)となりました。(親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の経常利益に、特別利益として補助金収入等77百万円、特別損失として固定資産処分損2百万円、減損損失23百万円を計上した結果、税金等調整前当期純利益は3億61百万円(前年同期比1億61百万円減)となりました。これに法人税等合計73百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は2億87百万円(前年同期比1億83百万円減)となりました。  製品別の販売実績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。  食肉加工品は、各地域・各流通ごとに顧客ニーズや食シーンに合わせた営業活動及び販売促進施策を展開するとともに、1974年の販売から50周年を迎える当社主力商品の「イシイのおべんとクン ミートボール」を中心に、キャラクターや著名人とのタイアップ企画を通じて価値訴求を行ってまいりました。具体的には、「うたのおねえさん 小野あつこさん」を起用した「お料理応援キャンペーン」やこどもちゃれんじの「しまじろう」とコラボした「春のお弁当まつりキャンペーン」等を展開してまいりました。この結果、売場を維持・獲得できたことにより、食肉加工品の売上高は前年同期比で4.5%増加いたしました。なお、原材料費やエネルギーコストの上昇等を鑑みて、2025年3月に一部商品の価格改定を行っております。 惣菜は、ごぼうサラダの採算性改善のための生産拠点集約による減産に加え、栗が天候不順の影響で不作となり計画通りに調達ができず「炊き込みごはんの素 栗ごはんシリーズ」を減産した結果、売上高は前年同期比で11.2%減少いたしました。一方で、「イシイの佰にぎり」シリーズは、常温保存かつ賞味期限は製造日から100日という特徴からオフィスコンビニ等に導入が進み、順調に伸長しております。 正月料理は、大勢で楽しめる3段重タイプのおせち「慶春譜」「祝春華」、アレルギー配慮おせち「のぞみ」「かなえ」、食塩不使用の「ちづる」、減塩の1人用おせち「つばさ」、1人用おせち「迎春小箱」など様々なライフスタイルに対応した正月料理を販売しており、ECサイトを通じたBtoCでの販売は伸長したものの、原材料費や人件費の高騰にともなう価格上昇の影響により正月料理全体の売上高は前年同期比で5.4%減少いたしました。 地域商品は、各地域のステークホルダーと連携して旬の食材を生かした商品作りと地域に根付いた販売促進活動を継続しており、売上高は前年同期比で7.2%増加いたしました。直近におきましては、滋賀県東近江市のキャベツを使い、「近江ちゃんぽん亭」と共同開発で滋賀県民のソウルフードである近江ちゃんぽんをソースで再現した「滋賀東近江市のキャベツを使ったハンバーグ近江ちゃんぽん風」を発売し好評を得ました。 非常食は、地震災害等の発生により消費者の防災意識が高まり、非常食へのニーズが高まっております。このような中、当社の非常食セットの販売は堅調に推移するとともに、2024年2月に発売いたしました「いつでもミートボール」「いつでも1.5倍チキンハンバーグ」は、常温保存かつ賞味期限は製造日から1年のため、ローリングストックとしての常備食やアウトドアなど幅広い用途で利用できることから、順調に販売を伸ばしております。

事業リスク

  • 製品の品質評価低下リスク
    予期せぬ製品トラブルが発生した場合、製品や企業全体の評価が低下し、経営成績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。石井食品は安心・安全な食品提供に努めていますが、一度信頼が損なわれると、回復には時間とコストがかかるため、重要なリスクです。
  • 食品の安全性に関わるリスク
    鳥インフルエンザや放射性物質汚染、残留農薬など、外部要因による食品の安全性問題が発生した場合、経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。同社はFSSC22000の運用や仕入れ基準の厳格化で対応していますが、予期せぬ事態への完全な対応は困難です。
  • 原材料の供給・価格変動リスク
    主要原材料や包材の供給元で災害等が発生した場合、生産遅延や販売機会損失が生じる可能性があります。また、天候不順や為替変動などにより原材料価格が高騰した場合、仕入れコストが増加し、経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。複数の仕入れ先確保で対応していますが、リスクは残ります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|1,888 文字
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1)製品の品質評価 当社グループは、お客様に安心・安全な食品をお届けするために、食品衛生法及び関連法令の遵守並びにJAS法等の基準に基づいた製品の企画、開発、生産、販売を行っております。さらに、お客様サービスセンターに寄せられたお客様の声、店頭活動やSNSでのご意見を活かし、製品やパッケージの表示、包装容器の機能等の改善に努めております。しかしながら、予期せぬ製品のトラブル等が発生し、当該製品や当社グループ製品全体の評価が低下した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(2)食品の安全性 当社グループは、食に対する安全性を第一に考え、2013年10月に認証取得したFSSC22000を運用するとともに原材料の仕入れに関しての当社仕入れ基準を設け、規格外は仕入れない体制を確立しております。しかし、鳥インフルエンザ、放射性物質汚染、水質汚染、残留農薬など様々な問題が発生しております。当社グループではそのようなリスクを事前に察知し顕在化する前に対処できるように取り組んでおりますが、予期せぬ事態が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(3)原材料の供給体制 当社グループは、主要原材料及び包材等について当社グループ外の企業から供給を受けております。したがって、これらの供給元企業が災害等の事由により当社グループの必要とする原材料を予定通り供給できない場合は、生産遅延、販売機会損失等が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(4)原材料価格の変動 当社グループの製品は、履歴が明確で厳選された素材を原材料として使用しております。これらの原材料は天候不順による品質の悪化、放射性物質汚染、農薬汚染、水質汚染や鳥インフルエンザなどによる外的要因による市場の変化により仕入れ量の確保に影響を受ける可能性があります。また、海外からの原材料においては為替の変動により影響を受ける可能性があります。このため、使用原材料の仕入先を複数にすることによる施策を講じておりますが、原材料価格の高騰が、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(5)重大な訴訟等 当連結会計年度において、当社グループに重要な影響を及ぼす訴訟等は提起されておりません。しかしながら、将来、重大な訴訟等により当社グループに対して多額の損害賠償責任等が確定した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(6)自然災害等について 当社グループの製品を製造する工場やサーバー等のインフラを有する工場のエリアにおいて、大規模な地震その他の自然災害等が発生し、生産設備の損壊、あるいはインフラネットワークの損壊の発生により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、食品の製造工程において水を使用することから、水に対して人体に影響するような問題が発生した場合、当社グループにおいて食品製造の操業を中断する可能性があります。(7)システムリスク 当社グループにおいては、受注・出荷・請求等の業務全般にわたってコンピューターシステムによって処理を行っております。当該コンピューターシステムにおいてウイルスの侵入や突発的な事故によりトラブルが発生した場合、販売機会損失・請求漏れや復旧等に係る臨時費用が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(8)疫病などによる従業員の疾病リスク 当社グループは、新型コロナウイルス感染症等の社内・社外への感染被害抑止と、お客様及び従業員の健康や安全面を第一に考えて、従業員及び従業員の同居人が体調不良の場合は自宅待機などの出勤停止や、在宅勤務が可能な社員等への積極的なリモートワークの推奨等の対応を行っております。しかしながら、工場で勤務する従業員が新型コロナウイルス感染症等に感染し工場内で感染が拡大した場合、生産休止に伴う販売機会損失等が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

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