2730

エディオン(2730)に経済的な堀はあるか

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株価

現在株価
2,531
2026-09-01
時価総額
2,375 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 6,744 153 131 58 8.7 133.0 41.2
FY2017 6,863 154 89 126 5.3 90.8 26.0 45.7
FY2018 7,186 178 116 159 6.5 105.3 28.0 50.1
FY2019 7,336 123 110 197 6.1 101.3 32.0 51.5
FY2020 7,681 268 166 350 8.6 155.3 34.0 50.2
FY2021 7,138 188 131 1 6.6 125.4 46.0 52.8
FY2022 7,206 192 114 38 5.7 112.4 44.0 54.6
FY2023 7,211 169 90 -488 4.2 90.1 44.0 49.7
FY2024 7,681 234 141 153 6.3 134.3 45.0 51.2
FY2025 7,937 258 155 157 6.6 146.4 47.0 54.1

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

エディオンは「EDION」ブランドを有しているが、家電量販店業界内でのブランド力は、ヤマダ電機やビックカメラ等と比較して際立って強いとは言えない。地域密着型店舗の展開も進めているが、これが強力な無形資産となっているかは疑問が残る。

スイッチングコスト1/5

家電量販店における顧客のスイッチングコストは一般的に低い。ポイントカードや会員制度による囲い込みはあるものの、価格や品揃え、利便性で競合に劣る場合、顧客は容易に他社へ移行する可能性がある。

ネットワーク効果0/5

エディオンのビジネスモデルには、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるようなネットワーク効果は存在しない。

コスト優位2/5

エディオンは、店舗網の最適化やPB商品の開発、仕入れ交渉力強化などを通じてコスト削減努力を行っている。しかし、業界全体で価格競争が激しく、構造的なコスト優位性を確立しているとは言い難い。

規模の経済3/5

エディオンは、家電量販店業界において、売上高・店舗数ともに上位に位置する。広範な店舗網と仕入れ規模は一定の競争優位性をもたらすが、業界トップのヤマダ電機等と比較すると、規模の経済による圧倒的な優位性は限定的。

競合との比較優位

ヤマダ電機

ヤマダ電機は、売上高・店舗数ともにエディオンを上回る業界最大手であり、規模の経済における優位性がより大きい。また、住宅関連事業とのシナジーも追求している点が異なる。

ビックカメラ

ビックカメラは、都市部での大型店展開や、コジマとの連携による郊外店舗網、さらには「ソフマップ」による中古・リユース事業など、多角的な事業展開で差別化を図っている。エディオンと比較して、よりニッチな商品や高付加価値サービスに強みを持つ側面もある。

強気シナリオ

既存店の収益性改善と不採算店舗の閉鎖による効率化が進む。

PB商品や独自サービスの拡充により、粗利率が向上する。

M&Aやアライアンスにより、事業規模を拡大し、仕入れ交渉力を強化する。

弱気シナリオ(モート侵食)

オンライン販売の拡大により、実店舗中心のビジネスモデルが陳腐化する。

価格競争の激化により、収益性が悪化し、シェアを失う。

競合他社による積極的なM&Aや異業種からの参入により、競争環境が激化する。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

エディオンの投資が失敗するには、まず「規模の経済」という主要な競争優位性が失われる必要がある。具体的には、競合他社がより効率的なサプライチェーンや仕入れ網を構築し、エディオンよりも低コストで商品を調達・販売できるようになるシナリオだ。また、オンライン販売の急速な拡大に対応できず、実店舗の維持コストが重荷となり、顧客がオンラインチャネルへ急速に流出することも考えられる。さらに、地域密着戦略が裏目に出て、全国的なブランド力や品揃えで劣後し、顧客がより利便性の高い競合店やオンラインストアへ移行し続ける状況も、エディオンの競争力を低下させる要因となるだろう。これらの要因が複合的に作用することで、エディオンの現在の競争環境における優位性は失われ、投資としての魅力は大きく損なわれると考えられる。

5年後のモート予測

強気

既存店の収益性改善とPB商品・独自サービスの拡充により、粗利率が向上。効率的な店舗運営と仕入れ交渉力強化により、売上・利益ともに堅調に成長する。

中立

緩やかな経済成長と人口動態の変化の中、既存店の維持・強化とオンライン販売のテコ入れにより、現状維持に近い業績推移となる。競争環境の厳しさから大幅な成長は難しい。

弱気

オンライン販売の台頭や競合激化により、実店舗の集客力が低下。価格競争に巻き込まれ、収益性が悪化。事業再編を余儀なくされる可能性も否定できない。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 2,375億
2. 健全な財務 自己資本比率 54.1%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 9.2%
6. 適度なPER PER 15.4倍
7. 適度なPBR PBR 1.01倍

合格数:6/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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