コロワイド(7616)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 2,344 | 41 | -14 | -90 | -2.8 | -19.6 | — | 14.7 |
| FY2017 | 2,459 | 42 | 12 | 114 | 2.3 | 12.9 | 5.0 | 15.1 |
| FY2018 | 2,444 | 41 | 6 | 85 | 1.3 | 5.7 | 5.0 | 15.7 |
| FY2019 | 2,353 | -46 | -64 | 107 | -16.6 | -88.6 | 5.0 | 10.0 |
| FY2020 | 1,682 | -132 | -100 | -95 | -26.7 | -140.5 | 5.0 | 11.8 |
| FY2021 | 1,756 | 51 | 14 | 203 | 2.4 | 11.3 | 5.0 | 18.8 |
| FY2022 | 2,208 | — | -68 | 200 | -13.4 | -84.5 | 5.0 | 16.3 |
| FY2023 | 2,413 | 71 | 29 | 163 | 5.4 | 27.5 | 5.0 | 17.0 |
| FY2024 | 2,692 | 77 | 12 | 72 | 1.4 | 7.5 | 5.0 | 24.8 |
| FY2025 | 3,001 | 94 | 22 | -20 | 2.4 | 15.7 | 5.0 | 24.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
「アトム」「カルビ―」「がんこ」などのブランド力は一定程度存在するが、競合他社も同様のブランドを持つため、突出した無形資産とは言えない。特に、外食産業全体でブランド価値の陳腐化リスクは高い。
ポイントカードやアプリ会員制度はあるものの、顧客が他社外食チェーンへ乗り換える際の心理的・経済的ハードルは低い。特別なロイヤリティプログラムや囲い込み策は限定的。
外食産業において、プラットフォーム型のネットワーク効果は発生しない。顧客の利用は個々の店舗体験に依存する。
「かっぱ寿司」のセントラルキッチン化や、PB商品の開発・活用による仕入れコスト削減努力が見られる。また、M&Aによる規模拡大で、スケールメリットによるコスト優位を追求している。
国内有数の店舗網(約2,800店舗)を有し、外食産業の中でもトップクラスの規模を誇る。この規模は、仕入れ、物流、店舗運営における効率化とコスト優位性を生み出す源泉となっている。
競合との比較優位
強気シナリオ
M&Aによる継続的な事業規模拡大とシナジー効果の実現
セントラルキッチン化やPB商品展開によるコスト競争力の維持・強化
既存ブランドの再構築や新規ブランド開発による顧客層の拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
外食産業全体の需要低迷や消費者の嗜好変化への対応遅れ
M&Aに伴う統合リスクや、買収した企業の収益性悪化
人件費や原材料費の高騰がコスト優位性を侵食
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
コロワイドの投資が失敗するには、まず、同社が追求するM&A戦略が、買収対象企業の価値向上に繋がらず、むしろのれん代の償却負担や統合コストの増大を招くことが常態化する必要がある。また、同社の強みである規模の経済が、外食産業全体の構造変化(例:デリバリー特化型店舗の台頭、小規模高付加価値店舗へのシフト)によって相対的に陳腐化し、コスト優位性が失われることも考えられる。さらに、主要ブランドの魅力が低下し、顧客が競合他社へ容易に流出する状況が続けば、売上・利益ともに伸び悩むだろう。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な成長は阻害される。
5年後のモート予測
積極的なM&Aと既存事業の効率化により、国内外食市場でのシェアを拡大。ブランドポートフォリオの強化とコスト競争力を武器に、売上・利益ともに着実な成長を続ける。
既存事業の堅調な推移と、選択的なM&Aによる成長を両立。コスト管理を徹底しつつ、市場環境の変化に対応しながら安定的な収益基盤を維持する。
外食市場の競争激化や消費者の価値観変化に対応できず、M&A戦略も奏功しない。コスト上昇圧力も加わり、収益性が悪化。市場シェアを徐々に低下させる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 2,648億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 24.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 118.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.89倍 |
合格数:1/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書