研究開発活動(本文)
FY2025|1,880 文字
6【研究開発活動】当社グループの研究開発活動の主な内容は、これまで当社グループが培ってきた「スクリーン製造・加工技術」、「スクリーンを使った固体/液体分離技術」、「サンド・コントロール等の取水技術」、「水処理に関する技術」等のコア技術を用いて、既存製品の改良や地下水・海水の取水及び水処理分野で、オンリーワンの技術と新製品の開発を行うことです。これらの研究開発活動は、各事業部の技術部門がそれぞれ担当しており、市場ニーズの収集・分析情報を持つ営業部門と連携しながら、新製品・新技術の開発及び既存製品の改良・改善・応用を行い、技術確立、製品化、事業化にスピード感をもって対応できる体制を取っています。当連結会計年度のセグメントごとの研究開発活動は次のとおりであり、研究開発費は、水関連事業で55,786千円、エネルギー関連事業で5,585千円、総額で61,371千円となりました。 (1) 水関連事業① ケミレスの改良・改善・開発浄水場や民間工場の水処理に活用いただいているケミレスに関し、下記3点の改善・開発に取り組んでいます。a.ケミレス洗浄排水処理技術の開発ケミレスの洗浄排水は原水から除去した鉄・マンガンを高濃度に含有します。排出される汚泥の減容化等の最適な処理方法を開発し、取水~水処理~排水処理までトータルで対応できるシステムを構築しています。b.ケミレス馴養技術の改善ケミレスは接触材の被膜形成(馴養)により安定した性能を発揮します。馴養技術の改善により被膜形成を早期に促進させ、馴養期間短縮と原水水質変動に強いシステムの確立へ向けて取り組んでいます。c.ケミレス適用範囲の拡大大学との共同研究を通じて、ケミレスで処理可能な原水の範囲を広げる研究を進めています。この取り組みにより、同技術の適用範囲を拡大し、さらなる拡販を進めて参ります。 ② 可搬式浄水処理装置の開発災害時等の危機事案が発生した際に断水地域へ可搬し応急給水を可能とする、ケミレス技術を活用した可搬式浄水処理装置の開発および製品化を推進しています。可搬・即時運用可能な小型自動システムを具現化。また提携会社製のフィルター、自助電源搭載などオプションも装備可能とすることで条件、設置場所、用途を問わずご活用いただける装置の開発、処理性能の向上、製品化に取り組んでいます。 ③ 粉末活性炭注入装置の開発浄水場の原水臭気対策、水質改善に使用する粉末活性炭注入装置に関し、以下2点の開発に取り組んでいます。a.吸引式粉末活性炭撹拌装置原水に馴染みやすいように水分量を高く調整した活性炭(ウェット炭)は即時注入が困難で、高額の輸送コストと長期保管/品質保全に問題を抱えています。当社グループが開発した装置は、水分量の低い活性炭(ドライ炭)を独自の技術開発により、瞬時に原水と活性炭が混合。処理性能を即時発揮する事が可能で、運営コストの低減のみならず安全・安心な水道水の供給に寄与します。b.小規模浄水場向け密閉・完全自動化装置各地の小規模浄水場では粉末活性炭(ウェット炭)を原水に手作業にて投入しており、粉塵問題及び人手不足等の問題を抱えています。この問題を解決すべく装置の密閉化及び完全自動化した装置の開発に取り組み、安全な作業環境、管理者負担の軽減及び運営コストの低減を達成します。 ④ 取水スクリーン及び取水関連製品の改良・改善・開発当社のコア技術であるスクリーンの製造・加工技術及び取水関連製品に関し、改良・改善・開発に取り組んでいます。a.高効率表流水取水用スクリーン「CLEAR FLOW」開発表流水取水の効率化と維持管理性向上を目的に、高効率表流水取水用スクリーン「CLEAR FLOW」をパシフィックコンサルタント株式会社と共同開発しました。本技術は堰堤取水設備として、土砂や浮遊物の流入抑制とコアンダ効果による高効率かつ安定した取水を可能とするもので、水道分野のみならず中小水力発電・養殖漁業等幅広い分野への展開を図ってまいります。b.取水スクリーンの改良深井戸に用いるウェルスクリーン、リングベーススクリーンの製作方法見直しを行い、製品の品質向上及びコスト低減に取り組んでいます。 (2) エネルギー関連事業連結子会社である那賀設備(大連)有限公司において製作可能なスクリーン・インターナルの種類を増やすため、新たなインターナルプロセスの製作認証の取得に向けて取り組んでいます。また、認証取得済みのスクリーン・インターナルの製作方法について、改良・改善に取り組んでいます。
FY2024|1,709 文字
6【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動の主な内容は、これまで当社グループが培ってきた「スクリーン製造・加工技術」、「スクリーンを使った固体/液体分離技術」、「サンド・コントロール等の取水技術」、「水処理に関する技術」等のコア技術を用いて、既存製品の改良や地下水・海水の取水及び水処理分野で、オンリーワンの技術と新製品の開発を行うことです。 これらの研究開発活動は、各事業部の技術部門がそれぞれ担当しており、市場ニーズの収集・分析情報を持つ営業部門と連携しながら、新製品・新技術の開発及び既存製品の改良・改善・応用を行い、技術確立、製品化、事業化にスピード感をもって対応できる体制を取っています。 当連結会計年度のセグメントごとの研究開発活動は次のとおりであり、研究開発費は、水関連事業で33,337千円、エネルギー関連事業で4,167千円、総額で37,505千円となりました。 (1) 水関連事業① ケミレスの改良・改善・開発 浄水場や民間工場の水処理に活用いただいているケミレスに関し、下記2点の改善・開発に取り組んでいます。a.ケミレス洗浄排水処理技術の開発ケミレスの洗浄排水は原水から除去した鉄・マンガンを高濃度に含有します。最適な処理方法を開発し、取水~水処理~排水処理までトータルで対応できるシステムを構築しています。b.ケミレス馴養技術の改善ケミレスは接触材の被膜形成(馴養)により安定した性能を発揮します。馴養技術の改善により被膜形成を早期に促進させ、馴養期間短縮と原水水質変動に強いシステムの確立へ向けて取り組んでいます。 ② 可搬式浄水処理装置の開発 災害時等の危機事案が発生した際に断水地域へ可搬し応急給水を可能とする、ケミレス技術を活用した可搬式浄水処理装置の開発を行っています。可搬・即時運用として装置はパッケージ化を推進、また、提携会社の保安フィルター、自助電源搭載などオプションを組み込み、処理性能向上及び水質確保に取り組んでいます。 ③ 粉末活性炭注入装置の開発 浄水場の原水臭気対策、水質改善に使用する粉末活性炭注入装置に関し、以下2点の開発に取り組んでいます。a.吸引式粉末活性炭撹拌装置原水に馴染みやすいよう水分量を高く調整した活性炭(ウェット炭)は即時注入が困難で、高額の輸送コストと長期保管/品質保全に問題を抱えています。当社グループが開発した装置は、水分量の低い活性炭(ドライ炭)を独自の技術開発により即時に原水と混合、いかんなく処理性能を発揮し、緊急時の即時注入により安全・安心な水道水の供給及び運営コストの低減に寄与します。b.小規模浄水場向け密閉・完全自動化装置各地の小規模浄水場では粉末活性炭(ウェット炭)を原水に手作業にて投入しており、粉塵問題及び人手不足等の問題を抱えています。この問題を解決すべく装置の密閉化及び完全自動化した装置の開発に取り組み、安全な作業環境、管理者負担の軽減及び運営コストの低減を達成します。 ④ 取水スクリーン及び取水関連製品の改良・改善・開発 当社のコア技術であるスクリーンの製造・加工技術及び取水関連製品に関し、改良・改善・開発に取り組んでいます。a.取水スクリーンの改良・開発深井戸に用いるウェルスクリーン、リングベーススクリーンの製作方法見直しを行い、製品の品質向上及びコスト低減を行います。また、表流水取水に特化したスクリーンパネルの製品化に取り組んでいます。b.取水関連製品の改良・改善深井戸の関連製品である特殊絶縁継手は、地中の迷走電流等により引き起こされる井戸内の電食を防止します。また、井戸内の異種金属による電位差腐食も防止することができます。この特殊絶縁継手の製作方法の見直しを行い製品の品質向上に取り組んでいます。 (2) エネルギー関連事業 連結子会社である那賀設備(大連)有限公司において製作可能なスクリーン・インターナルの種類を増やすため、新たなインターナルプロセスの製作認証の取得に向けて取り組んでいます。また、認証取得済みのスクリーン・インターナルの製作方法について、改良・改善に取り組んでいます。
FY2023|1,719 文字
6【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動の主な内容は、これまで当社グループが培ってきた「スクリーン製造・加工技術」、「スクリーンを使った固体/液体分離技術」、「サンド・コントロール等の取水技術」、「水処理に関する技術」等のコア技術を用いて、既存製品の改良や地下水・海水の取水及び水処理分野で、オンリーワンの技術と新製品の開発を行うことです。 これらの研究開発活動は、各事業部の技術部門がそれぞれ担当しており、市場ニーズの収集・分析情報を持つ営業部門と連携しながら、新製品・新技術の開発及び既存製品の改良・改善・応用を行い、技術確立、製品化、事業化にスピード感をもって対応できる体制を取っています。 当連結会計年度のセグメントごとの研究開発活動は次のとおりであり、研究開発費は、水関連事業で31,256千円、エネルギー関連事業で3,543千円、総額で34,799千円となりました。 (1) 水関連事業① ケミレスの改良・改善・開発 浄水場や民間工場における水処理に活用いただいているケミレスに関し、下記3点の改良・改善・開発に取組んでいます。a.ケミレス洗浄排水処理技術の開発:ケミレスの洗浄排水は原水から除去した鉄・マンガンを高濃度に含有します。最適な処理方法を開発し、取水~水処理~排水処理までトータルで対応できるシステムを構築しています。b.ケミレス馴養技術の改善:ケミレスは接触材の被膜形成(馴養)により安定した性能を発揮します。馴養技術の改善により被膜形成を早期に促進させ、馴養期間短縮と原水水質変動に強いシステムの確立へ向けて取り組んでいます。c.可搬式装置の開発:被災地等においても緊急対応可能な、自助電源搭載型の可搬式ケミレス浄水装置の開発を行っています。 ② エアシスの改良・改善 東京都水道局と共同で開発したエアシスの改良・改善に取組んでいます。エアシスは、地下水や河川水に含まれるVOC(有機性化合物質)や遊離炭酸などの汚染物質を除去します。VOCにも様々な種類があり、従前の除去対象物質であったTCE(トリクロロエチレン)以外のVOC除去についても、既存技術に対し優位性を持てるよう研究を行いながら装置改良を行っています。 ③ 吸引式粉末活性炭注入装置の開発 浄水場の原水臭気対策、水質改善目的で大量に使用される粉末活性炭の多くは、原水に馴染みやすいように水分を多く含んだウェット状態で納入されますが、その分高額の輸送コストと長期保管/品質保全に問題を抱えています。当社グループが開発した注入装置は、ドライ炭という水分量の低い状態の活性炭を独自の技術により即時に原水と混合、いかんなく処理性能を発揮し、浄水場運営コストの低減と安全・安心な水道水供給に寄与しています。 ④ 取水スクリーン及び取水関連製品の改良・改善・開発 当社のコア技術であるスクリーンの製造・加工技術及び取水関連製品に関し、改良・改善・開発に取り組んでいます。a.取水スクリーンの改良・改善:放射状集水井に用いられるラジアルスクリーン製作方法の見直しを行い、製品の品質向上並びにコストダウンに取り組んでいます。b.取水関連製品の改良・改善・開発:集水埋渠の関連製品である特殊護床かごは、洪水時における河床の洗堀を防止し、集水埋渠の流出を防ぐためのものです。この特殊護床かごは、従来、箱型でしたが、運搬費用の低減及び現場での施工性向上を目指し、組立式の護床かご製作に取り組んでいます。 また、井戸からの地下水をくみ上げる揚水管は、ポンプメーカーごとにフランジの切欠き仕様が異なるため、各ポンプメーカーに対応した揚水管を手配する必要がありました。メーカーを選ばずどのポンプメーカーのフランジにも対応できるマルチフランジ式揚水管の開発に取り組んでいます。 (2) エネルギー関連事業 連結子会社である那賀設備(大連)有限公司において製作可能なスクリーン・インターナルの種類を増やすため、新たなインターナルプロセスの製作認証の取得に向けて取り組んでいます。また、認証取得済みのスクリーン・インターナルの製作方法について、改良・改善に取り組んでいます。
FY2022|855 文字
5【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動の主な内容は、これまで当社グループが培ってきた「スクリーン製造・加工技術」、「スクリーンを使った固体/液体分離技術」、「サンド・コントロール等の取水技術」、「水処理に関する技術」等のコア技術を用いて、既存製品の改良や地下水・海水の取水及び水処理分野で、オンリーワンの技術と新製品の開発を行うことです。 これらの研究開発活動は、環境プロジェクト部が担当しており、市場ニーズの収集・分析情報を持つ各営業部と連携しながら、新製品・新技術の開発及び既存製品の改良・改善・応用を行い、技術確立、製品化、事業化にスピード感をもって対応できる体制を取っています。 当連結会計年度の研究開発活動は水関連事業に関する以下のものであり、研究開発費の総額は23,548千円となりました。 (1) ケミレスの改良・改善 浄水場や民間工場における水処理に活用いただいているケミレスに関し、下記3点の改良・改善に取組んでいます。 ①ケミレス対応領域の拡大:従来であれば対応することが出来なかった水源に対して、敢えて薬品添加を組合せることで、本装置の強みを損なうことなく、その適用領域を広げています。 ②高濃度アンモニア態窒素の処理:一般のアンモニア態窒素処理は大量の薬品を必要とし処理コストが増大します。当社は溶存酸素供給方法の改善などのケミレス技術改良により、従来品よりも競争力をもった製品の改善に取り組んでいます。 ③可搬式装置の開発:被災地等においても緊急対応可能な、自助電源搭載型の可搬式装置の開発を行っています。 (2) エアシスの改良・改善 東京都水道局と共同で開発したエアシスの改良・改善に取組んでいます。エアシスは、地下水や河川水に含まれるVOC(有機性化合物質)や遊離炭酸などの汚染物質を除去します。VOCにも様々な種類があり、以前の対象であったTCE(トリクロロエチレン)以外のVOC除去においても、既存技術に対し優位性を持てるよう研究を行いながら装置改良を行っています。
FY2021|757 文字
5【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動の主な内容は、これまで当社グループが培ってきた「スクリーン製造・加工技術」、「スクリーンを使った固体/液体分離技術」、「サンド・コントロール等の取水技術」、「水処理に関する技術」等のコア技術を用いて、既存製品の改良や地下水・海水の取水及び水処理分野で、オンリーワンの技術と新製品の開発を行うことです。 これらの研究開発活動は、環境プロジェクト部が担当しており、市場ニーズの収集・分析情報を持つ各営業部と連携しながら、新製品・新技術の開発及び既存製品の改良・改善・応用を行い、技術確立、製品化、事業化にスピード感をもって対応できる体制を取っています。 当連結会計年度の研究開発活動は水関連事業に関する以下のものであり、研究開発費の総額は23,482千円となりました。 (1) 超高速無薬注生物処理装置(ケミレス)の改良・改善 浄水場や工場での水処理に用いられてきたケミレスの改良・改善に取組んでいます。性能を維持・改善しながら装置の構造等を簡素化し、設計時間や施工時間短縮によるコストダウンを図っています。また、用途の拡大を目指しており、地下水や湧水の処理に加えて、重金属を含んだ特殊排水の処理に向けた研究を進めています。 (2) 省エネルギー型充填塔式気散処理装置(エアシス)の改良・改善 東京都水道局と共同で開発したエアシスの改良・改善に取組んでいます。エアシスは、地下水や河川水に含まれるVOC(有機性化合物質)や遊離炭酸などの汚染物質を除去します。同時に、既存技術と比べ、運転に必要なエネルギー量の60%削減を実現します。エアシスに改良を加えたエアシスPlusは、空気中に含まれるVOCの除去も可能とします。さらに、騒音軽減、性能向上に向けた改善を行っています。
FY2020|1,025 文字
5【研究開発活動】 当連結会計年度の研究開発活動としては、これまで当社グループが培ってきた「スクリーン製造・加工技術」、「スクリーンを使った固体/液体分離技術」、「サンド・コントロール等の取水技術」、「水処理に関する技術」等のコア技術を用い、既存製品の改良や地下水・海水の取水及び水処理分野で、オンリーワンの技術と新製品の開発を行っています。 当社グループの研究開発活動は、環境プロジェクト部が担当しており、市場ニーズの収集・分析情報を持つ各営業部と連携しながら、新製品・新技術の開発及び既存製品の改良・改善・応用を行い、技術確立、製品化、事業化にスピード感をもって対応できる体制を取っています。なお、当連結会計年度の研究開発費は水関連事業に関するものであり、その総額は34,061千円となっています。 (1) 超高速無薬注生物処理装置(ケミレス)の改良・改善 浄水場や工場での水処理に用いられてきたケミレスの改良・改善に取組んでいます。性能を維持・改善しながら装置の構造等を簡素化し、設計時間や施工時間短縮によるコストダウンを図っています。また、用途の拡大を目指しており、地下水や湧水の処理に加えて、重金属を含んだ特殊排水の処理に向けた研究を進めています。加えて、海外市場のニーズに応えるために、現地での実証実験や装置改良に取組んでいます。 (2) 省エネルギー型充填塔式気散処理装置(エアシス)の改良・改善 東京都水道局と共同で開発したエアシスの改良・改善に取組んでいます。エアシスは、地下水や河川水に含まれるVOC(有機性化合物質)や遊離炭酸などの汚染物質を除去します。同時に、既存技術と比べ、運転に必要なエネルギー量の60%削減を実現します。エアシスに改良を加えたエアシスPlusは、空気中に含まれるVOCの除去も可能とします。さらに、騒音軽減、性能向上に向けた改善を行っています。 (3) 高速海底浸透取水システム(ハイシス)の開発 世界的に水不足が顕著化する中、日立造船株式会社と逆浸透法(RO膜法)海水淡水化プラントに適した海水取水システムを共同開発し、以下の効果を生み出すことが確認できています。① 浸透取水エリアの狭小化、機械設備、海洋土木工事等のイニシャルコストの低減② 貝類が付着しないことによる、前処理薬剤の削減③ ランニングコストの低減、環境負荷の低減 ハイシスは実機の導入を目指して、引き続き研究開発活動を行なっています。
FY2019|1,077 文字
5【研究開発活動】 当連結会計年度の研究開発活動としては、これまで当社グループが培ってきた「スクリーン製造・加工技術」、「スクリーンを使った固体/液体分離技術」、「サンド・コントロール等の取水技術」、「水処理に関する技術」等のコア技術を用い、既存製品の改良や地下水・海水の取水及び水処理分野で、オンリーワンの技術と新製品の開発を行っています。 当社グループの研究開発活動は、環境プロジェクト部が担当しており、市場ニーズの収集・分析情報を持つ各営業部と連携しながら、新製品・新技術の開発及び既存製品の改良・改善・応用を行い、技術確立、製品化、事業化にスピード感をもって対応できる体制を取っています。なお、当連結会計年度の研究開発費は水関連事業に関するものであり、その総額は29,312千円となっています。 (1) 超高速無薬注生物処理装置(ケミレス)の改良・改善 浄水場や工場での水処理に用いられてきたケミレスの改良・改善に取組んでいます。性能を維持・改善しながら装置の構造等を簡素化し、設計時間や施工時間短縮によるコストダウンを図っています。また、用途の拡大を目指しており、地下水や湧水の処理に加えて、重金属を含んだ特殊排水の処理に向けた研究を進めています。加えて、海外市場のニーズに応えるために、現地での実証実験や装置改良に取組んでいます。 (2) 省エネルギー型充填塔式気散処理装置(エアシス)の改良・改善 東京都水道局と共同で開発したエアシスの改良・改善に取組んでいます。エアシスは、地下水や河川水に含まれるVOC(有機性化合物質)や遊離炭酸などの汚染物質を除去します。同時に、既存技術と比べ、運転に必要なエネルギー量の60%削減を実現します。更に、エアシスに改良を加えたエアシスPlusは、空気中に含まれるVOCの除去も可能とします。 当連結会計年度には、上水道向けに「おいしい水」を提供することを目的としたエアシスを納入しました。さらに、騒音軽減、性能向上に向けた改善を行っています。 (3) 高速海底浸透取水システム(ハイシス)の開発 世界的に水不足が顕著化する中、日立造船株式会社と逆浸透法(RO膜法)海水淡水化プラントに適した海水取水システムを共同開発し、以下の効果を生み出すことが確認できています。① 浸透取水エリアの狭小化、機械設備、海洋土木工事等のイニシャルコストの低減② 貝類が付着しないことによる、前処理薬剤の削減③ ランニングコストの低減、環境負荷の低減 ハイシスは実機の導入を目指して、引き続き研究開発活動を行なっています。
FY2018|1,214 文字
5【研究開発活動】 当連結会計年度の研究開発活動としては、これまで当社グループが培ってきた「スクリーン製造・加工技術」、「スクリーンを使った固体/液体分離技術」、「サンド・コントロール等の取水技術」、「水処理に関する技術」等のコア技術を用い、既存製品の改良や地下水・海水の取水及び水処理分野で、オンリーワンの技術と新製品の開発を行っています。 当社グループの研究開発活動は、エンジニアリング部が担当しており、市場ニーズの収集・分析情報を持つ各営業部と連携しながら、新製品・新技術の開発及び既存製品の改良・改善・応用を行い、技術確立、製品化、事業化にスピード感をもって対応できる体制を取っています。なお、当連結会計年度の研究開発費は水関連事業に関するものであり、その総額は24,173千円となっています。 (1) 超高速無薬注生物処理装置(ケミレス)の改良・改善 薬品を使用せずに地下水処理を行うケミレスの改良・改善に取組んでいます。性能を維持・改善しながら装置の構造等を簡素化し、設計時間や施工時間短縮によるコストダウンを図っています。また、用途の拡大を目指しており、前連結会計年度までに処理性能が認められている鉄・マンガン・アンモニア態窒素・ヒ素に加えて、新たにラジウムの除去性能が確認でき、実用化に向けた研究を進めています。多様なマーケットのニーズに対し、よりきめ細かく対応できる製品の開発に取組んでいます。 (2) 省エネルギー型充填塔式気散処理装置(エアシス)の製品化 当社グループは、東京都水道局と共同で開発したエアシスの改良・改善に取組んでいます。エアシスは、地下水や河川水に含まれるVOC(有機性化合物質)や遊離炭酸などの汚染物質を99%以上除去し、難しいとされる水道法水質基準超過の低濃度VOCも0.001mg/L(水道法水質基準値の10分の1)まで除去します。同時に、既存技術と比べ、運転に必要なエネルギー量の60%削減を実現します。更に、エアシスに改良を加えたエアシスPlusは、空気中に含まれるVOCの除去も可能とします。 エアシス及びエアシスPlusはこれまで主に土壌汚染対策を目的として開発を行ってきましたが、当連結会計年度には、上水道向けに「おいしい水」を提供することを目的として用途の拡大を図り、実機導入の提案ができる段階となっています。 (3) 高速海底浸透取水システム(ハイシス)の開発 世界的に水不足が顕著化する中、日立造船株式会社と逆浸透法(RO膜法)海水淡水化プラントに適した海水取水システムを共同開発し、以下の効果を生み出すことが確認できています。① 浸透取水エリアの狭小化、機械設備、海洋土木工事等のイニシャルコストの低減② 貝類が付着しないことによる、前処理薬剤の削減③ ランニングコストの低減、環境負荷の低減 ハイシスは実機の導入を目指して、引き続き研究開発活動を行なっています。
FY2017|1,202 文字
6【研究開発活動】 当連結会計年度の研究開発活動としては、これまで当社グループが培ってきた「スクリーン製造・加工技術」、「スクリーンを使った固体/液体分離技術」、「サンド・コントロール等の取水技術」、「水処理に関する技術」等のコア技術を用い、既存製品の改良や地下水・海水の取水及び水処理分野で、オンリーワンの技術と新製品の開発を行っています。 当社グループの研究開発活動は、開発エンジニアリング部が担当しており、市場ニーズの収集・分析情報を持つ各営業部と連携しながら、新製品・新技術の開発及び既存製品の改良・改善・応用を行い、技術確立、製品化、事業化にスピード感をもって対応できる体制を取っています。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は32,769千円となっています。 (1) 水関連事業① 超高速無薬注生物処理装置(ケミレス)の改良・改善 薬品を使用せずに地下水処理を行う、ケミレスの改良・改善に取組んでいます。性能を維持・改善しながら装置構造等を簡素化し、設計時間や施工時間短縮によるコストダウンを図っています。また、前連結会計年度までに処理性能が認められている鉄・マンガン・アンモニア態窒素・ヒ素に加えて、新たにラジウムの除去性能についても実証実験を行なっています。多様なマーケットのニーズに対し、よりきめ細かく対応できる製品の開発に取組んでいます。 ② 省エネルギー型充填塔式気散処理装置(エアシス)の製品化 当社グループは、東京都水道局と共同で開発したエアシスの製造をおこなっています。エアシスは、地下水や河川水に含まれるVOCや遊離炭酸などの汚染物質を99%以上除去し、難しいとされる水道法水質基準超過の低濃度VOCも0.001mg/L(水道法水質基準値の10分の1)まで除去します。同時に、既存技術と比べ、運転に必要なエネルギー量の60%削減します。当連結会計年度には空気中に含まれるVOCの除去も可能とするエアシスPlusを開発し、実機の納入を行なっています。 ③ 高速海底浸透取水システム(ハイシス)の開発 世界的に水不足が顕著化する中、日立造船株式会社と逆浸透法(RO膜法)海水淡水化プラントに適した海水取水システムを共同開発し、以下の効果を生み出すことが確認できています。イ.浸透取水エリアの狭小化、機械設備、海洋土木工事等のイニシャルコストの低減ロ.貝類が付着しないことによる、前処理薬剤の削減ハ.ランニングコストの低減、環境負荷の低減 ハイシスは実機の導入を目指して、引き続き研究開発活動を行なっています。なお、当該セグメントでの研究開発費は32,612千円となっています。 (2) エネルギー関連事業 製造作業の効率化及びコスト削減を目的とした新しい製造方法の開発や新しい素材を使った加工試験等を行っています。なお、当該セグメントでの研究開発費は157千円となっています。
FY2016|1,251 文字
6【研究開発活動】 当連結会計年度の研究開発活動としては、これまで当社グループが培ってきた「スクリーン製造・加工技術」、「スクリーンを使った固体/液体分離技術」、「サンド・コントロール等の取水技術」、「水処理に関する技術」等のコア技術を用い、既存製品の改良や地下水・海水の取水及び水処理分野で、オンリーワンの技術と新製品の開発を行っています。 当社グループの研究開発活動は、開発エンジニアリング部が担当しており、市場ニーズの収集・分析情報を持つ各営業部と連携しながら、新製品・新技術の開発及び既存製品の改良・改善・応用を行い、技術確立、製品化、事業化にスピード感をもって対応できる体制を取っています。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は 64,603千円となっています。 (1)水関連事業① 超高速無薬注生物処理装置(ケミレス)の改良・改善 薬品を使用せずに地下水処理を行う、ケミレスの改良・改善に取組んでいます。性能を維持・改善しながら装置構造等を簡素化し、設計時間や施工時間短縮によるコストダウンを図っています。また、マーケットのニーズに対し、よりきめ細かく対応できる製品の開発に取組んでいます。 ② 省エネルギー型充填塔式気散処理装置(エアシス)の製品化 当社グループは、東京都水道局と共同でエアシスの開発を行い、製品化いたしました。エアシスは、VOCや遊離炭酸などの汚染物質を99%以上除去し、難しいとされる水道法水質基準超過の低濃度VOCも0.001mg/L(水道法水質基準値の10分の1)まで除去すると同時に、既存技術と比べ、運転に必要なエネルギー量の60%削減を実現いたしました。 ③ 海水淡水化 世界的に水不足が顕著化する中、日立造船株式会社と逆浸透法(RO膜法)海水淡水化プラントに適した海水取水システムを共同開発しています。当社グループは、地下水取水技術の集大成として、この高速海底浸透取水システム(ハイシス)の開発に取り組んでいます。 平成26年からアラビア湾岸及び中国河北省唐山市曹妃甸工業区で運転を開始した実証実験「ハイシス・パイロットプラント」は、順調に結果を積み重ねており、当初の開発目的である「従来の直接取水及び既存浸透取水システムの問題点」を解消し、以下の効果を生み出すことが確認できています。イ.浸透取水エリアの狭小化、機械設備、海洋土木工事等のイニシャルコストの低減ロ.貝類が付着しないことによる、前処理薬剤の削減ハ.ランニングコストの低減、環境負荷の低減 これらの成果を踏まえ、水不足が顕著化した、中東、アフリカ、インド、中国等のプロジェクト関係機関へ精力的に提案を行ってまいります。なお、当該セグメントでの研究開発費は 60,286千円となっています。 (2)エネルギー関連事業 製造作業の効率化及びコスト削減を目的とした新しい製造方法の開発や新しい素材を使った加工試験等を行っています。なお、当該セグメントでの研究開発費は 4,316千円となっています。