研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
|---|---|---|
| 2025-03 | - | 48 |
| 2024-03 | - | 10 |
| 2023-03 | - | 8 |
| 2022-03 | - | 27 |
| 2021-03 | - | 13 |
研究開発活動(本文)
FY2025|2,172 文字
6【研究開発活動】当社グループの研究開発活動の大部分は当社によるものであり、「こころに響くアイディアで、ふとした瞬間を、ふふっと笑顔に。」というパーパスのもと、新製品の開発と既存製品の改良、さらには商品競争優位性の源泉となりえるコア技術研究の強化に注力しています。商品設計においては、原料や素材、それらの組み合わせからなる処方、空間への拡散方式の3つの要素を融合させることで、お客様のニーズを満たす機能実現や情緒価値提案を行っています。またコア技術領域における今期の主な取り組みは、嗅覚のメカニズムを利用したネコの尿臭を感じにくくする香料の研究、月経前症候群(PMS)の精神症状へのトドマツ精油の香りによる緩和効果の確認、空間におけるニオイ・香り成分の拡がり方の検証などを行い、ヒトウェルネス領域におけるかおりの機能価値提案を進めました。さらに継続的な取り組みとして、悪臭の分析、新規消臭成分ライブラリーの充実化、製品の環境負荷軽減処方検討は、大学などの研究機関や他企業とのオープンイノベーションを活用して進めており、「聞いてわかる、見てわかる、使ってわかる」製品づくりを実現し、高付加価値化を図っています。今後もこれらの研究開発活動を継続し、社会環境の変化に柔軟に対応しながらお客様のニーズにタイムリーに応えることができるユニークなモノづくりを実践してまいります。なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、895百万円となっています。その主なものは人件費であり、490百万円となっています。 また、当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の主な研究開発活動の概要は次のとおりです。当社の売上主要カテゴリーであるエアケア(消臭芳香剤)において、主力ブランド「消臭力」を中心に若年層をターゲットとした新規なかおり価値提案と環境に配慮した製品仕様改良を通じて、エアケア全体の市場を活性化するだけでなく、初めての当該市場シェアNo.1に導く商品施策を行いました。① 「消臭力 トイレ用 携帯タイプ」を外出先でのにおい悩みを気軽に解消でき、更に気持ちの切り替えに繋がる商品として「においも気分もこそっとリセット!」というコンセプトにリニューアルしました。商品愛称を「トイレのフレグランスミスト・COSOTTO・」にし、デザインにサンリオキャラクターの「クロミ」と「マイメロディ」を起用したことで、お気に入りのコスメのような存在で、見ているだけで元気をもらえる商品にしました。パッケージ素材をプラスチックから紙へと変更し、エステー独自の環境配慮基準をクリアし「みんなでエコ」を表示し、プラスチック削減をアピールしました。② 「消臭力 Premium Aroma」に新シリーズとして「サボン」をラインナップしました。忙しい日々の中でも自分を労わる時間を大切にしている生活者に、日常のあらゆる瞬間を特別に演出する香りを提案しました。もともと日本人に親しみがあり、近年では等身大の自分を大切にする若年層に好まれる「せっけん系」として新規顧客の獲得を図りました。③ 「脱臭炭」ブランドからは、ゴミ箱のフタ裏に貼るだけで活性炭と脱臭パウダーのW効果で、香りを使わずに生ごみ臭を強力脱臭する「脱臭炭ゴミ箱用」を発売し、新用途への拡張を行いながら脱臭炭ブランド全体の拡大を目指す取り組みを行いました。④ 業務用で発売した「消臭力業務用 For Powder Room リキッドタイプ・スプレータイプ」には、事業者のイメージアップ意識の高まりに合わせ、シンプルで洗練されたデザインとトレンドの香りを取り入れました。また、大容量ニーズに合わせて「消臭力 業務用ビーズタイプ 特大 本体 1.8kg」を発売し、品揃え強化により幅広い顧客ニーズ取り込みを実施しました。衣類ケア(防虫剤)では、売上げNo.1のカテゴリーリーダーとして、お客様が求める理想の収納空間を実現するための新価値提供に取り組み、カテゴリー全体の活性化施策を行いました。特に、若年層の衣類ケアニーズに応えるため、清潔感のある理想の収納空間を提案する「ムシューダ NOTE」ブランドに「ムシューダ NOTE 引き出し・衣装ケース用」を新たにラインナップに加えました。また、若年層を中心に人気な香りとして浸透しつつある金木犀の香りに着目し、上質でトレンド感があり、より本物の金木犀の香りにこだわった「ムシューダ Premium Aroma」〈金木犀〉を新たに投入しました。さらにダニよけカテゴリーでは、生活者の未充足ニーズである安心感と効果感の両立に応えるべく、殺虫成分を使用せずに気になる場所に置くだけでダニを捕獲する大判サイズのダニ捕りシート「ムシューダ ダニさん集まれ! ダニ捕獲シート」を新たに発売し、市場の活性化を図りました。ホームケア(フードケア・クリーナー他)では、“泡”でふき取るだけのスニーカー専用洗剤「洗浄力 水のいらない スニーカークリーナー」の洗浄力UP処方改良を行い、さらに店頭導入を促進させるフック穴付き仕様変更と合わせてさらなる使用者拡大に向けた取り組みを実施しました。 グローバル展開におきましては、各国に対応した商品開発体制を強化しています。
FY2024|2,280 文字
6【研究開発活動】当社グループの研究開発活動の大部分は当社によるものであり、「世にない商品」の開発理念のもと、新製品の開発と既存製品の改良及びそのための基礎研究の充実に努めています。今期の主な取り組みは、悪臭が香りと混ざったときに変化するヒト感覚メカニズムの解明、空間におけるニオイ・香り成分の拡がり方の検証、月経前症候群(PMS)の精神症状への香りによる緩和効果の確認などを行いました。また、継続的な取り組みとしては、悪臭の分析、新規消臭成分ライブラリーの充実化、製品の環境負荷軽減処方検討などを進めています。特に消臭分野では、これまでの消臭方法に加え、新たな消臭技術の研究を深耕し、悪臭に対するお客様の生活環境や業務環境改善に取り組んでいます。さらにお客様の購買意欲を引き出しかつ市場における競争優位性のため「聞いてわかる、見てわかる、使ってわかる」製品づくりを各カテゴリーに展開し高付加価値化を進めています。また、「機能性樹木抽出成分:クリアフォレスト」を活用した市場創造を積極化し、グローバルで魅力的な商品導入を計画しています。なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、927百万円となっています。その主なものは人件費であり、468百万円となっています。 また、当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の主な研究開発活動の概要は次のとおりです。エアケア(消臭芳香剤)は当社主要カテゴリーとして、主力ブランドである「消臭力」を中心にパーソナルニーズに特化したアイテムや環境に配慮した製品改良を通じて、エアケア全体の市場を活性化する施策を行いました。① 「消臭力」シリーズでは、排便臭の瞬間消臭と、壁や床のしみつき臭を継続的に消臭・防臭する2つの消臭パワーを凝縮した「消臭力 コンパクト トイレ用」を発売し、市場の活性化を図りました。レセプターブロック消臭技術(注)1により、用を足した直後の気になる便のニオイを瞬間的に防ぎ、ペアリング消臭技術(注)2によりトイレに漂うニオイや、壁や床のしみつき臭を継続的に消臭・防臭します。また、本体の包装プラスチック資材(ブリスター)は、再生プラスチックを100%使用し、「つけかえ」を使用することで「消臭力 トイレ用」と比較して廃棄物量を約85%削減します。② 「消臭力 Premium Aroma」シリーズでは、心地よい空間づくりをサポートする寝室用フレグランス「消臭力 Premium Aroma For Sleep 寝室用」とシリーズ初のミストタイプ「消臭力 Premium Aroma For Sleep 寝室用 ミスト」を発売し、市場の活性化を図りました。心地よい眠りを支えるDreamScentz™採用(注)3のフレグランスオイルを配合し、これまでの消臭芳香の機能だけでなく、「香り」によるココロとカラダの調和を目指した商品設計を行い、より豊かで充実したライフスタイルを提案しました。③ ゼリー状の炭が小さくなることで使い終わりがひと目でわかる脱臭剤「脱臭炭」については、「冷蔵庫用」と「冷蔵庫用大型」のパッケージ記載のキャッチコピーを変更し、また「冷蔵庫用」と「野菜室用」は環境に配慮した軽量容器に仕様変更しました。④ 業務用市場では、新たな顧客層・固定客獲得のため業務用ニーズに合わせた新製品を上市しました。「消臭力業務用 For Powder Room 置き型 スプレー」は、事業者のイメージアップ意識の高まりに合わせ、シンプルデザインを取り入れました。また、大容量ニーズに合わせて「業務用ビーズタイプ 特大 本体 1.8kg」を発売し、品揃え強化により幅広い顧客ニーズ取り込みを実施しました。衣類ケア(防虫剤)では、売上げNo.1のカテゴリーリーダーとしてお客様の求める理想の収納空間と向き合い、機能的要素と情緒的要素の両面からカテゴリー全体の活性化施策を行いました。新たな新価値提供として、理想のクローゼット空間を叶える“清潔感”と若年層の嗜好に合わせた“シンプル”をブランドコンセプトとした「ムシューダ NOTE クローゼット用」を上市し、新たな顧客獲得に向けたチャレンジを実施しました。サーモケア(カイロ)では、「オンパックス 長期保存カイロ」は、製造より5年の保存期間だった常備用カイロから、非常時や災害時の備蓄品に適した7年の長期保存品へと変更しました。湿気ケア(除湿剤)では、お客様の居住空間の変化に合わせ、「ドライペット ウォークインクローゼット」(除湿剤市場初のウォークインクローゼット用)を上市することで、お客様のライフスタイルに寄り添ったラインナップへと強化させました。ホームケア(その他)では、スニーカー保有者の不満を解消すべく、幅広い素材に使えて、気になる汚れを手軽に“泡”でふき取るだけのスニーカー専用洗剤「洗浄力 水のいらない スニーカークリーナー」を新たに発売しました。 グローバル展開におきましては、各国に対応した商品開発体制を強化しています。 (注)1.レセプターブロック消臭技術とは、鼻の奥の嗅上皮にある約400種のニオイを感じとる臭いセンサー(レセプター)に香り分子が先回りすることで、イヤなニオイを感じる前にブロックする消臭技術。2.ペアリング消臭技術とは、悪臭をいい香りの一部として取り込んで、調和したいい香りにかえる消臭技術。3.DreamScentz™とは、睡眠に関する研究から生まれたGivaudan社の技術です。
FY2023|1,894 文字
6【研究開発活動】当社グループの研究開発活動の大部分は当社によるものであり、「世にない商品」の開発理念のもと、新製品の開発と既存製品の改良及びそのための基礎研究の充実に努めています。基礎研究では他社にはない技術を生み出す検討を行ってきました。継続的な取り組みとしては、ペット悪臭の分析、新規消臭成分の探索検討、製品の環境負荷軽減処方検討などを行いました。特に消臭技術の分野では、これまでの消臭方法に加え、新たな消臭技術の研究を進めることで、お客様の生活環境の改善に取り組んでいます。さらにお客様の購買意欲を引き出すためには差別化された高付加価値製品が必要であると確信し、「聞いてわかる、見てわかる、使ってわかる」製品づくりを各カテゴリーに展開しています。また、「機能性樹木抽出成分」を用いたクリアフォレストの研究を継続し、新市場創造並びに従来市場の拡大を目指し、より幅広い魅力的な商品開発を行っています。なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、774百万円となっています。その主なものは人件費であり、424百万円となっています。 また、当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の主な研究開発活動の概要は次のとおりです。エアケア(消臭芳香剤)は当社主要カテゴリーとして、主力ブランドである「消臭力」を中心に個別ニーズに特化したアイテムや環境に配慮した持続可能なアイテムを拡充・新規投入し、エアケア全体の市場を活性化する施策を行いました。① 「消臭力」シリーズでは、本物志向のユーザーに向けて、こだわり抜いた本格ボタニカルアロマの香りとデザインを施したスティックタイプのインテリア芳香剤「消臭力 Natulief 玄関・リビング用 リードディフューザー」を発売し、市場の活性化を図りました。スティックに古紙を50%以上、本体パッケージ内の緩衝材には古紙を100%使用、ラベルシールにもプラスチックを使わず、紙素材を採用するなど環境に配慮した資材を使用し、環境活動への取り組みを推進しました。「消臭力 Premium Aroma」シリーズでは、好調を続ける「玄関・リビング用 消臭力 Premium Aroma Stick」に水溶性で生分解性が早く環境に優しいウォーターベース処方を採用し、植物本来のみずみずしい香りをラインナップに追加することでシリーズの充実を図ると共に、新規顧客を創造し、さらなる市場の活性化を図りました。② 車用市場に向けては、パッケージをプラスチックから紙に変更することで、従来品よりプラスチックの使用量を10%以上削減した車のシート下に置くだけでイオン効果でしっかり消臭する「クルマの消臭力 シート下専用 イオン消臭プラス 無香料」を発売し、クルマ用市場の活性化を図りました。衣類ケア(防虫剤)では、売上げNo1ブランドとしてお客様にとって、よりわかりやすい商品とする為に、3つのタイプに分けました。ムシューダブランドの中に無香タイプとかおりタイプを用意し、ムシューダ Premium Aromaシリーズとして上質な香りと防虫効果を併せ持ったタイプ、ムシューダ Botanicalシリーズとして、植物由来香料配合タイプとしました。かおりタイプにも「防カビ」機能を加え、ブランドを統一しました。さらに「ムシューダ Premium Aroma」に防カビ機能を追加、「ムシューダ BOTANICAL」は防カビ機能に加えダニよけにも対応し、お客様の衣類をより幅広く守れるよう機能強化を図りました。サーモケア(カイロ)では、昨今の生活者ニーズを踏まえて新製品2品を上市しました。「はるオンパックス Airy」は、身につける持ち物が身軽になり、一般的な「貼るカイロ」の不満点である「つけている感じがする」「重たい」「分厚い」を考慮し、着け心地を重視し “軽さ”と“薄さ”を実現しています。「オンパックス つま先スリッパ用」は、コロナ禍により在宅勤務の増加や自宅で過ごす時間が多くなった室内の冷え対策として、安定した温かさと薄型でスリッパに入れても違和感なく使用できるよう設計しました。ホームケア(その他)では、中国市場に向けたドライタイプの靴用洗剤「洗浄力 くつクリーナー ドライ洗い」を発売し、水を使用しないくつクリーナーとして新用途展開を図り、国内向けとしてもテスト販売を行い、お出かけ前のくつの気になる汚れを簡単にドライ洗いする商品として高い評価が得られました。 グローバル展開におきましては、各国に対応した商品開発体制を強化しています。
FY2022|3,045 文字
5【研究開発活動】当社グループの研究開発活動の大部分は当社によるものであり、「世にない商品」の開発理念のもと、新製品の開発と既存製品の改良及びそのための基礎研究の充実に努めています。基礎研究では他社にはない技術を生み出す検討を行ってきました。継続的な取り組みとしては、ペット悪臭の分析、新規消臭成分の探索検討、製品の環境負荷軽減処方検討などを行いました。特に消臭技術の分野では、これまでの消臭方法に加え、新たな消臭技術の研究を進めることで、お客様の生活環境の改善に取り組んでいます。さらにお客様の購買意欲を引き出すためには差別化された高付加価値製品が必要であると確信し、「聞いてわかる、見てわかる、使ってわかる」製品づくりを各カテゴリーに展開しています。また、「機能性樹木抽出成分」を用いたクリアフォレストの研究を継続し、新市場創造並びに従来市場の拡大を目指し、より幅広い魅力的な商品開発を行っています。なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、851,253千円となっています。その主なものは人件費であり、440,607千円となっています。 また、当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の主な研究開発活動の概要は次のとおりです。エアケア(消臭芳香剤)は当社主要カテゴリーとして、主力ブランドである「消臭力」を中心に個別ニーズに特化したアイテムや環境に配慮した持続可能なアイテムを拡充・新規投入し、エアケア全体の市場を活性化する施策を行いました。① 「消臭力」シリーズでは、「レセプターブロック消臭機能」を採用し、トイレ用で好評を博している「消臭力 DEOX」に、玄関の靴のニオイをブロックする「消臭力 DEOX 玄関用」を新たに上市し、市場の活性化を図りました。「消臭力 Premium Aroma」シリーズでは、パフューマーがセレクトした贅沢フレグランスの香りが広がる「玄関・リビング用 消臭力 Premium Aroma」と「消臭力 トイレ用 Premium Aroma」、そして「玄関・リビング用 消臭力 Premium Aroma Stick」に、新たに都会的で高級感のある“モダンインテリア”をイメージした香りをラインナップに追加することでマーケットを牽引しました。環境に配慮した商品作りを推進するため、これまで使い捨てされていた一般消費財容器などを繰り返し利用が可能な耐久性の高いものに替えて、再利用(リユース)するシステム「Loop(ループ)」に参画、またエステー独自の環境配慮基準を策定し、基準を満たした商品に“みんなでエコ ”マークを表示、その第一弾商品として、「消臭力 クリアビーズ イオン消臭プラス」を発売し、環境活動への取り組みを推進しました。② 車用市場に向けては、玄関用と同じく「レセプターブロック消臭」を採用した、車内の汗・体臭をブロックする「消臭力 DEOX クルマ用」を発売し、クルマ用市場の活性化を図りました。③ 業務用は、オフィス、飲食店、ホテル、公共施設、病院などに向けたプロフェッショナル用消臭剤を「サニティ」ブランドから「消臭力」ブランドへ変更し、「消臭力 業務用 ビーズタイプ」、「消臭力 業務用 クラッシュゲルタイプ」、「消臭力 業務用 ワイドスプレー」の計13アイテムを発売しました。「消臭力 業務用 ビーズタイプ」は、幅広いニオイを強力に消臭する新処方「ハイブリッド消臭テクノロジー」を採用しています。衣類ケア(防虫剤)では、売上げNo1ブランドとしてお客様にとってよりわかりやすい商品へする為に、無香タイプの「ムシューダ」とかおりタイプの「かおりムシューダ」のデザインを一新、かおりタイプにも「防カビ」機能を加え、ブランドを統一しました。さらに2022年春には「ムシューダ Premium Aroma」に「防カビ」機能を追加、「ムシューダ BOTANICAL」は「防カビ」に加え「ムシューダ」の吊り下げタイプとともに「ダニよけ」にも対応し、お客様の衣類をより幅広く守れるよう機能強化を図りました。「ムシューダ ウォークインクローゼット専用」では、デザインを一新し、より使いやすいサイズにリニューアルしました。サーモケア(カイロ)では、30代の働く女性を中心に職場での「冷え」をケアし、働く女性の毎日をサポートする新ブランド「On Style」の育成により、温熱関連の市場開拓と拡大に努め、既存ブランドの「オンパックス」では既存品の価値をより浸透させるべくパッケージリニューアルを行いました。① 「On Style おなか40℃」では、パッケージでの訴求点表記を強化し、女性特有の生理時の使用促進を図りました。また、「On Style 肩40℃」では粘着面の設計を見直し、肌へのフィット感と温熱パフォーマンスの改良を図りました。② 既存ブランドの「オンパックス」においては、パッケージを一新し、「ムシューダ」のCMでおなじみの「熊雄」をパッケージにデザインすることでより身近で親しみやすくしました。ハンドケア(手袋)では、炊事用途で長らくご利用いただいている「ファミリー ビニール」へ新たに抗ウイルス加工を全面に施し、家事をより衛生的に行うことが出来る「ファミリー Premium Protect」を投入し、ノンディスポカテゴリーの高付加価値市場の拡大を図りました。また、「ファミリー ビニール うす手」でも指先に抗ウイルス対応を施し、家事における衛生意識の高まりに対応しました。湿気ケア(除湿剤)では、「ドライペットクリア」へ新たに脱臭機能を追加した「備長炭 ドライペットクリア」を開発しました。それによりニオイを取り除くとともに、これまでの「ドライペットクリア」の吸湿面を改良し、吸湿力の大幅な強化を同時に行い、満足度の向上とさらなる顧客拡大を図りました。ホームケア(その他)では、便器のフチ裏やノズル汚れを密着モコモコ泡で洗浄する「洗浄力 モコ泡わ トイレクリーナー」「洗浄力 モコ泡わ ノズル専用クリーナー」に、「発酵乳酸」を新配合し、尿石や水垢を溶かして除去する効果を強化する改良を行うことで、満足度向上を図りました。 花粉対策市場に向けては、トドマツから抽出した香り成分で花粉に直接アプローチする次世代の花粉対策商品「MoriLabo」から、花粉時期の朝を変える新提案として、寝室に置くだけで香りが花粉をガードし、就寝中や起床時の花粉対策ができる「MoriLabo ナイトケア 花粉バリアポット」を新たにラインナップし、花粉対策市場の活性化を図ると同時に「MoriLabo」ブランドの認知拡大に努めました。さらに、当社は、猫の飼育者にとっての大きなニオイ問題となる、「糞尿のニオイ」が未解決のニーズであることに着目し、新ブランドの「エステーペット」を立ち上げ、2022年2月22日から新たにペット用品市場に参入しました。「エステーペット」ブランドの第一弾として、当社独自の技術である北海道トドマツの消臭効果を活用し、消臭力と共同開発した、猫用システムトイレ「エステーペット 実感消臭本体セット」、「エステーペット 実感消臭チップ」(2アイテム)、「エステーペット 実感消臭シート」(3アイテム)を発売致しました。 グローバル展開におきましては、各国に対応した商品開発体制を強化しています。
FY2021|3,053 文字
5【研究開発活動】当社グループの研究開発活動の大部分は当社によるものであり、「世にない商品」の開発理念のもと、新製品の開発と既存製品の改良及びそのための基礎研究の充実に努めています。基礎研究では他社にはない技術を生み出す検討を行ってきました。継続的な取り組みとしては、ペット悪臭の分析、新規消臭成分の探索検討、製品の環境負荷軽減処方検討などを行いました。特に消臭技術の分野では、これまでの消臭方法に加え、新たな消臭技術の研究を進めることで、お客様の生活環境の改善に取り組んでいます。更にお客様の購入意欲を引き出すためには差別化された高付加価値製品が必要であると確信し、「聞いてわかる、見てわかる、使ってわかる」製品づくりを各カテゴリーに展開しています。また、「機能性樹木抽出成分」を用いたクリアフォレストの研究を継続し、新市場創造並びに従来市場の拡大を目指し、より幅広い魅力的な商品開発を行っています。なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、790,382千円となっています。その主なものは人件費であり、421,667千円となっています。 また、当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の主な研究開発活動の概要は次のとおりです。エアケア(消臭芳香剤)は当社主要カテゴリーとして、主力ブランドである「消臭力」を中心に個別ニーズに特化したアイテムを拡充・新規投入し、エアケア全体の市場を活性化する施策を行いました。① 「消臭力」シリーズでは、新消臭技術「レセプターブロック消臭」を採用し、トイレの便臭を感じる前にニオイをブロックする「消臭力 DEOX トイレ用」及び「消臭力 DEOX トイレ用 スプレー」を新たに上市しトイレ市場の活性化を図りました。「消臭力 Premiun Aroma」シリーズでは、香りとデザインでインテリア性を訴求したモダンシリーズをラインナップに追加することでマーケットを牽引しました。機能プラスシリーズとしては、「イオン消臭プラス」、「クエン酸プラス」、「プラグタイプ」について追香・企画品を発売し、市場の活性化を図りました。② 「SHALDAN」シリーズでは、より上質な香りと、大空間に向けた香りの拡散性を訴求した「シャルダンフレグランス」に香りのラインナップを追加。今どきの住空間に適応した商品群として、高価格帯商品としての、市場全体の活性化に努めました。③ 車用市場に向けては、「クルマの消臭力」からスポーツでの汗臭に特化した「FOR SPORTS」シリーズを発売し、クルマ用市場の活性化を図りました。④ 介護現場の前向きな暮らしを応援する「エールズ」シリーズからは、在宅介護における「ニオイ問題」を解決すべく、在宅時や外出時に手軽に使えて、ニオイもれを防ぐことができ、一枚ずつ取り出しやすい仕様となった「エールズ おむつニオわない炭シート」を新発売することで、引き続き、介護市場の活性化に努めています。衣類ケア(防虫剤)では、合成の防虫成分を使わない天然100%の「ムシューダ ダニよけ」シリーズに、新たに「ムシューダ ダニよけ大判シート」を投入し、さらなるマーケット拡大と新規顧客獲得を図りました。昨年追加した「かおりムシューダ」の新ラインナップ「ムシューダ Premium Aroma」にはグレイスボーテの香りを加え、新規ユーザーの獲得と、マーケットの拡大を図りました。サーモケア(カイロ)では、30代の働く女性中心に職場での「冷え」をケアし、働く女性の毎日をサポートする新ブランド「On Style」の育成により、温熱関連の市場開拓と拡大に努め、既存ブランドの「オンパックス」では既存品の価値をより浸透させるべくパッケージリニューアルを行いました。① 「On Style」には新たに「On Style 腰40℃」を投入するとともに、「On Style おしり41℃」ではパッケージを見直し、ビジネスシーンでのカイロの市場開拓の促進に更に取り組みました。また、新たに首や肩の、コリのポイントを集中的にほぐす速熱タイプの温熱パッチ「On Style 首肩ポイント温熱」を投入し、温熱を利用したコリほぐし市場にブランドを展開しました。② 既存ブランドの「オンパックス」においては、極熱シリーズのパッケージを見直し、ベースカラーを変更することで店頭視認性の改善を行い、市場の活性化を図りました。ハンドケア(手袋)では、炊事用途で長らくご利用いただいている「ファミリービニール薄手」の課題であった不満や改善点を解決した、「ファミリー プレミアムストロング」を投入し、突き刺しに強く、時間が経っても固くなりにくい高品質の高価格帯品を投入することで市場の活性化を図りました。また、保水性が高く、なめらかな肌触りで就寝時の手肌を守る手袋「ファミリー プレミアムケア」を新たに投入、高い品質で市場活性化を図ります。また、採用している超極細繊維のレーヨン繊維は、植物パルプを原料とする生分解しやすい再生繊維であり、環境負荷低減にも貢献します。湿気ケア(除湿剤)では、生活空間にマッチする見た目と気持ちをスッキリクリアにする「ドライペット クリア」及び、「ドライペット コンパクト容器」「ドライペット コンパクト詰替」を使用していただくことで、使用後の廃棄樹脂を大幅に削減し、環境に配慮出来る事を訴求したパッケージへ見直しを行い、次世代除湿剤として再提案することによる活性化を図りました。 ホームケア(その他)では、イベント的に行われてきた洗濯槽のクリーニングが、徐々に定期的実施に変化しつつある実態に合わせ、数回分を手軽にストックし、いつでもさっと使える様にコンパクトにすると共に、塩素系でありながらも酸素系で評価が高い発泡性を付与し、濃縮タブレットタイプとして開発した、次世代の新製品「シュワッと洗濯槽クリーナー」を投入し、新たな需要を開拓すると共に、容器に使用する樹脂の大幅な削減を実施しました。コロナ禍において学校や介護施設、クリニック、飲食店など、さまざまな企業や施設において日々の感染対策が欠かせなくなっています。そのような中、衛生除菌市場に向けてはR&D内の開発体制を強化し、アルコール除菌と銀イオンを表面に薄くコーティングする富士フイルム㈱の革新的技術「Hydro Ag+」を採用することで、高い除菌効果が約1ヵ月持続する「Dr.CLEAN+除菌・ウイルス除去スプレー」及び「Dr.CLEAN+除菌・ウイルス除去アルコールクロス」を発売致しました。これにより、主に、不特定多数の人が触れるドアノブ、机、テーブル、手すりなどへのアルコールによる除菌作業の負担軽減・効率化を図り、衛生除菌市場の活性化に貢献しました。また、花粉対策市場に向けては、トドマツから抽出した香り成分で花粉に直接アプローチする次世代の花粉対策商品「MoriLabo(モリラボ)」から、「MoriLabo 花粉バリアシール」と「MoriLabo 花粉バリアスプレー」を新たにラインナップし、花粉対策市場の活性化を図ると同時に「MoriLabo」ブランドの認知拡大に努めました。グローバル展開におきましては、ASEAN、韓国ではエアケアを中心に、欧米では手袋を中心に、各国に対応した商品開発体制を強化しています。(注) 研究開発費及びその内訳には消費税等は含んでいません。
FY2020|2,479 文字
5【研究開発活動】当社グループの研究開発活動の大部分は当社によるものであり、「世にない商品」の開発理念のもと、新製品の開発と既存製品の改良及びそのための基礎研究の充実に努めております。基礎研究では他社にはない技術を生み出す検討を行ってきました。継続的な取り組みとしては、介護悪臭の分析、対衣類害虫の独自成分の探索検討、ニオイの嗜好に関する検討などを行いました。特に消臭技術の分野では、これまでの消臭方法に加え、新しく悪臭成分を特異的に感じにくくする「レセプター消臭」技術の研究を進めることで、お客様の生活環境の改善に取り組んでおります。更にお客様の購入意欲を引き出すためには差別化された高付加価値製品が必要であると確信し、「聞いてわかる、見てわかる、使ってわかる」製品づくりを各カテゴリーに展開しております。また、「機能性樹木抽出成分」を用いたクリアフォレストの研究を継続し、新市場創造並びに従来市場の拡大を目指し、より幅広い魅力的な商品開発を行っております。なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、724,851千円となっております。その主なものは人件費であり、384,220千円となっております。 また、当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の主な研究開発活動の概要は次のとおりであります。エアケア(消臭芳香剤)は当社主要カテゴリーとして、主力ブランドである「消臭力」を中心に個別ニーズに特化したアイテムを拡充・新規投入し、エアケア全体の市場を活性化する施策を行いました。また「SHALDAN」ブランドの上市により、定着しつつある新たなユーザー層に対し更に魅力度を上げるべくデザインのリニューアルなどを行いました。① 「消臭力」シリーズでは、情緒のプレミアムラインとして「憧れのライフスタイルを叶える」というテーマのもと、パフューマーが厳選したフレグランスオイルを配合し創りあげた香水調の「消臭力 Premium Aroma」シリーズに注力するとともに、日本をイメージしたジャパニーズモダンの香りをラインアップに追加することでマーケットを牽引いたしました。また、機能プラスシリーズとしては、「イオン消臭プラス」、「クエン酸プラス」、「プラグタイプ」について追香・企画品を発売し、市場の活性化を図りました。② 「SHALDAN」ブランドでは、女性の生活価値を訴求したデザインに特化し、ステキプラスの全面リニューアル及び植物本来の香りにこだわった「ボタニカル」のパッケージリニューアルを行い、より若年層にあった今時のライフスタイルを訴求、マーケット全体の活性化に努めました。③ 車用市場に向けては、室内用市場で好調な「玄関・リビング用 消臭力 Premium Aroma」とのシナジー効果を最大限に発揮することを目的に、「クルマの消臭力 Premium Aroma」を上市し、室内用ユーザーからの車用芳香剤マーケットへの誘導をすることで、クルマ用市場の活性化を図りました。④ 介護現場の前向きな暮らしを応援する「エールズ」シリーズでは、基本消臭機能を見直し、合わせてパッケージの全面リニューアルを行い、販売店舗の浸透を図っており、引き続き更なる展開に向けた商品開発体制に強化しました。⑤ 脱臭炭では、冷蔵庫関連商品について、使用時に買い替え時期がわかりやすくなるようパッケージを見直し、フィルムを全剥き仕様とすることで薬剤の減りが視覚的によくわかるようにデザインを変更し、マーケットの底上げを図りました。衣類ケア(防虫剤)では、「ムシューダ」シリーズに、合成の防虫成分を使わない天然100%の「ムシューダ ダニよけ」を新たに投入し、新規顧客獲得を図りました。「かおりムシューダ」のラインアップには新たに「消臭力 Premium Aroma」でおなじみのフレグランスシリーズを加え、新規ユーザーを獲得し、マーケットの拡大を図りました。また、「ムシューダ」及び「かおりムシューダ」、「かおりムシューダ BOTANICAL」では、収納空間で効果を発揮するための必要数量を下回る使用実態が判明したため、表記方法を大幅に見直し、使用数量の適正化を図りました。「ムシューダ 防虫カバー」では若い世代にも受け入れられるよう、カバー自体のデザインを一新するとともに、パッケージも「ムシューダ」シリーズに合わせ統一し、シリーズ全体のリフレッシュを行いました。サーモケア(カイロ)では、30代の働く女性を中心に職場での「冷え」をケアし、働く女性の毎日をサポートする新ブランド「On Style」に「On Style 肩40℃」を発売し、ビジネスシーンでのカイロの市場開拓の促進に取り組みました。ハンドケア(手袋)では、手を汚さず衛生的に調理することに意識の高い女性をターゲットに、「ファミリー お料理にぴったり手袋」をリニューアルし、極うす手タイプの市場拡大を図りました。湿気ケア(除湿剤)では、生活空間にマッチする見た目と気持ちをスッキリクリアにする「ドライペット クリア」のパッケージ見直しを行い、「ドライペット スキット」「ドライペット シートタイプ」ではすっきりとした印象になるよう、デザインリニューアルを行い、活性化を図りました。ホームケア(その他)では、新たに除菌効果を加えた「おひさまの洗たく くつクリーナー」を前年度に立ち上げた新ブランド「洗浄力」のラインアップに加え、「洗浄力」クリーナーのマーケット拡大を図りました。長らくご好評いただいている「米唐番」では、使用実態調査から中栓を外さずにご使用になられているユーザー様が多くおられることが判明したため、虫食いリスクを少しでも解消するために、パッケージの表記を見直しました。グローバル展開におきましては、ASEAN、韓国ではエアケアを中心に、欧米では手袋を中心に、各国に対応した商品開発体制を強化しております。(注) 研究開発費及びその内訳には消費税等は含んでおりません。
FY2019|2,292 文字
5【研究開発活動】当社グループの研究開発活動の大部分は当社によるものであり、「世にない商品」の開発理念のもと、新製品の開発と既存製品の改良及びそのための基礎研究の充実に努めております。基礎研究では他社にはない技術を生み出す検討を行ってきました。具体的には介護悪臭の分析、対衣類害虫の独自成分の探索検討、新規防腐剤効果検討、ニオイの嗜好に関する検討などを行いました。お客様の購入意欲を引き出すためには差別化された高付加価値製品が必要であると確信し、「聞いてわかる、見てわかる、使ってわかる」製品づくりを各カテゴリーに展開しております。また、「機能性樹木抽出成分」を用いたクリアフォレストの研究を継続し、新市場創造並びに従来市場の拡大を目指し、より幅広い魅力的な商品開発を行っております。なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、642,961千円となっております。その主なものは人件費であり、330,260千円となっております。 また、当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の主な研究開発活動の概要は次のとおりであります。エアケア(消臭芳香剤)は当社主要カテゴリーとして、主力ブランドである「消臭力」を中心に個別ニーズに特化したアイテムを拡充・新規投入し、エアケア全体の市場を活性化する施策を行いました。また「SHALDAN」ブランドの上市により、定着しつつある新たなユーザー層に対し更に魅力度を上げるべくデザインのリニューアルなどを行いました。① 「消臭力」シリーズでは、情緒のプレミアムラインとして「憧れのライフスタイルを叶える」というテーマのもと、パフューマーが厳選したフレグランスオイルを配合し創りあげた香水調の「消臭力 Premium Aroma」シリーズに注力し、新しくトイレ用及びスティックタイプをラインアップし、マーケットを牽引いたしました。また、機能プラスシリーズとしては、好調の「イオン消臭プラス」と「クエン酸プラス」において統一したパッケージに刷新するとともに、新たにプラグタイプを機能プラスシリーズに加えリニューアルし、市場の活性化を図りました。② 女性の就業率UPに伴い、外出先での消臭をテーマに、「消臭力 トイレ用 携帯タイプ」を上市し、今までにはない潜在需要を開拓し売上に貢献しました。③ 「SHALDAN」ブランドでは、植物本来の香りにこだわった「ボタニカル」シリーズを投入し、若年層を中心に新たな需要層を開拓、マーケット全体の活性化に努めました。④ 車用市場に向けては、室内用市場で好調な「玄関・リビング用消臭力 Premium Aroma」とのシナジー効果を最大限に発揮することを目的に、「クルマの消臭力 Premium Aroma」を上市し、室内用ユーザーからの車用芳香剤マーケットへの誘導をすることで、クルマ用市場の活性化を図りました。⑤ 介護現場の前向きな暮らしを応援する「エールズ」シリーズでは、昨年度発売した商品をもとに販売店舗の浸透を図っており、引き続きさらなる展開に向けた商品開発体制に強化しました。⑥ 脱臭炭では、冷蔵庫関連商品について、使用時に買い替え時期がわかりやすくなるようパッケージを見直し、フィルムを全剥き仕様とすることで薬剤の減りが視覚的によくわかるようにデザインを変更し、マーケットの底上げを図りました。衣類ケア(防虫剤)では、若年女性に向け、自分好みのクローゼットで大切な衣類をしっかり防虫出来る、デザイン性をプラスした防虫カバー「ムシューダ防虫カバー Cool style/Girly style」で既存品とは異なるターゲットに向けカバーのラインアップを強化し、マーケットの拡大を図りました。サーモケア(カイロ)では、新たに30代の働く女性を中心に職場での「冷え」をケアし、働く女性の毎日をサポートする新ブランド「On Style」を立ち上げました。「おしり」から温めることでいつもの自分らしくなれる「On Style おしり41℃」と、「冷え」による不安からおなかを守る「On Style おなか40℃」を発売し、ビジネスシーンでのカイロの市場開拓に取り組みました。また、既存ブランドの「オンパックス」からは、これまでよりも発熱速度が速く、高い温度が持続する、厳冬下でもしっかり暖かい「オンパックス極熱」を投入し、屋外での使用シーンの拡大を図りました。ハンドケア(手袋)では、手肌にやさしいヒアルロン酸を配合した「ファミリー プレミアムタッチ」を発売し、手肌への関心が高い女性にアプローチすることで、マーケットの活性化を図りました。湿気ケア(除湿剤)では、これまでの除湿剤は機能一辺倒の意匠だったため、手に取っていただけなかった若年女性に向け、生活空間にマッチする見た目と気持ちをスッキリクリアにする新製品「ドライペット クリア」で、新たなターゲットの需要を掘り起こし、ユーザー拡大を図りました。ホームケア(その他)では、前年度に立ち上げた新ブランド「洗浄力」で投入した泡で気軽にお掃除できる新製品「洗浄力 モコ泡わトイレクリーナー」と「洗浄力 モコ泡わノズル専用クリーナー」では泡の改良を行い、さらなる使用満足度を向上させ、継続使用を促進することでマーケットの拡大を図りました。グローバル展開におきましては、ASEAN、韓国ではエアケアを中心に、欧米では手袋を中心に、各国に対応した商品開発体制を強化しております。(注) 研究開発費及びその内訳には消費税等は含んでおりません。
FY2018|2,322 文字
5【研究開発活動】当社グループの研究開発活動の大部分は当社によるものであり、「世にない商品」の開発理念のもと、新製品の開発と既存製品の改良、及びそのための基礎研究の充実に努めております。お客様の購入意欲を引き出すためには差別化された高付加価値製品が必要であると確信し、「聞いてわかる、見てわかる、使ってわかる」製品づくりを各カテゴリーに展開しております。また、天然森林抽出成分を用いたクリアフォレストの研究を継続し、新市場創造、並びに従来市場の拡大を目指し、より幅広い魅力的な商品開発を行っております。なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、596,199千円となっております。その主なものは人件費であり、297,994千円となっております。また、当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の主な研究開発活動の概要は次のとおりであります。 エアケア(消臭芳香剤)は当社メインカテゴリーとして、主力ブランドである「消臭力」を中心に個別ニーズに特化したアイテムを拡充・新規投入し、エアケア全体の市場を活性化する施策を行いました。また「SHALDAN」ブランドの拡充により新しいユーザーの獲得を狙った製品投入やデザインのリニューアルなどを行いました。① 「消臭力」シリーズでは、「憧れのライフスタイルを叶える」というテーマのもと、パフューマーが厳選したフレグランスオイルを配合し創りあげた香水調の「玄関・リビング用消臭力 Premium Aroma」に注力しマーケットを牽引いたしました。また「SHALDAN」ブランドでは、質にこだわる上級ルームフレグランスをテーマとした「フレグランス」シリーズを投入し、マーケット全体の活性化に努めました。② 「消臭力トイレ用」シリーズには、「とびちり臭」や「しみつき臭」に効果的な「クエン酸プラス」やウイルス除去成分を配合した「ウイルス除去プラス」の機能プラスシリーズのデザインを刷新するとともに、生活者の未充足ニーズに応える新製品として「トリプルイオン効果」の「消臭力クリアビーズ」を発売することで市場の活性化を図りました。③ ご好評いただいている「SHALDAN Suteki Plus」は、「大人かわいい」世界観をアップデートし、より上質感を演出するリニューアルを行いデザインを一新しました。④ 車用市場に向けては、「スポーツ」をテーマに「爽やかに大人香るフレグランス」として「SHALDAN SPORT」を発売し、ヘビーユーザーである男性ドライバー向けに車用芳香剤マーケットの活性化を図りました。⑤ 介護現場の前向きな暮らしを応援する「エールズ」シリーズでは、昨年度発売した商品をもとに販売店舗の浸透を図っており、引き続きさらなる展開に向けた商品開発体制を強化しております。⑥ 脱臭炭では、生活価値の向上につながる新たな室内空間の脱臭剤「脱臭炭 玄関・リビング用」を投入し、香りでごまかさない心落ち着く空間の提供によって、新たな顧客の取り込みを図りました。また、自由自在に使える「脱臭炭 ニオイとり紙」では、新たにオムツへの用途を追加し、使用シーンを訴求する新たなパッケージにリニューアルいたしました。衣類ケア(防虫剤)では、植物由来香料を配合した「かおりムシューダ BOTANICAL」を投入し、シャンプーや化粧品に見られるボタニカルニーズの高いユーザーの取り込みを図りました。また、「かおりムシューダ」ではこれまでのラインナップに加え新たに大空間にも対応できる「かおりムシューダ ウォークインクローゼット用」を投入し、マーケットの拡大を図りました。サーモケア(カイロ)では、新たにパッケージを一新した、足うらを丸ごとしっかり温める「オンパックス 足ぽかシート 8時間」に、新たに女性のサイズに合わせて設計を見直した「オンパックス 足ぽかシート for ladies 5時間」を投入し、足回り品市場の継続した成長を図りました。ハンドケア(手袋)では、伸長する極薄手タイプのマーケットで手を汚さずに衛生的に調理をしたいユーザーをターゲットに、伸びる素材で指先にフィットする「ファミリー お料理にぴったり手袋」を発売いたしました。湿気ケア(除湿剤)では、新製品「ドライペット ふとん快適シート」及び「ドライペット スピード吸湿 くつ用」でパッケージを統一し、子育てママ世代へのアプローチを明確にし、ユーザー拡大を図りました。ホームケア(その他)では、「たまると大変」と感じる生活汚れを手軽に“クリア”しスッキリした気持ちになる新たなクリーナーのブランドとして、当社のメガブランドである「消臭力」のブランドイメージを最大限活用し、「洗浄力」を立ち上げました。そして、トイレ用クリーナー市場に泡で気軽にお掃除できる新製品「洗浄力 モコ泡わ トイレクリーナー」を発売し、その後トイレの温水洗浄便座で特に汚れが気になるノズルを泡で簡単に洗浄できる「洗浄力 モコ泡わ ノズル専用クリーナー」を発売しました。既存品では、「パワーズ」ブランドで展開していた「パワーズ 洗たく槽クリーナー」と「パワーズ フロ釜クリーナー」をそれぞれ「洗浄力 洗たく槽クリーナー」「洗浄力 フロ釜クリーナー」としてリニューアルすることでブランド強化を行い、伸長するクリーナー市場のさらなる活性化を図りました。グローバル展開におきましては、ASEAN、韓国ではエアケアを中心に、欧米では手袋を中心に、各国に対応した商品開発体制を強化しております。(注) 研究開発費及びその内訳には消費税等は含んでおりません。
FY2017|2,243 文字
6【研究開発活動】当社グループの研究開発活動の大部分は当社によるものであり、「世にない商品」の開発理念のもと、新製品の開発と既存製品の改良、及びそのための基礎研究の充実に努めております。お客様の購入意欲を引き出すためには差別化された高付加価値製品が必要であると確信し、「聞いてわかる、見てわかる、使ってわかる」製品づくりを各カテゴリーに展開しております。また、天然森林抽出成分を用いたクリアフォレスト技術の研究を継続し、新市場創造、並びに従来市場の拡大を目指し、より幅広い魅力的な商品開発を行っております。なお、当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の主な研究開発活動の概要は次のとおりであります。 エアケア(消臭芳香剤)は当社メインカテゴリーとして、主力ブランドである「消臭力」を中心に個別ニーズに特化したアイテムを拡充・新規投入し、エアケア全体の市場を活性化する施策を行いました。前連結会計年度より新たに投入したブランド「シャルダン」へも新しいユーザーの獲得を狙った新製品投入やデザインのリニューアルなどを行いました。① 「消臭力」主力シリーズでは、生活者の気持ちに寄り添った「用途」や「シリーズ」を明確に伝えるパッケージデザインに一新しました。また、エッセンシャルオイルを配合した贅沢なアロマの香りが生活空間に広がって、ユーザーの心を満たしてくれるご褒美アロマ「お部屋の消臭力 Premium Aroma」には新たに癒しをテーマとしたヒーリングセレクションを追加するとともに、憧れのライフスタイルをテーマとした「フレグランスシリーズ」を投入し、マーケット全体の活性化に努めました。② 「トイレの消臭力」シリーズには、新たに「とびちり臭」や「しみつき臭」に効果的な「クエン酸プラス」やウイルス除去成分を配合した「ウイルス除去プラス」の機能プラスシリーズを投入し、生活者の未充足ニーズに応える新製品を発売することで市場の活性化を図りました。③ 前連結会計年度に発売し、ご好評いただいている「シャルダン ステキプラス」には、新たな世界観“気品Cool”をテーマとした新ラインを投入し、また、“上質Elegant“をテーマとしたGoldラインではデザインを一新しました。④ 車用市場に向けては、女性ドライバーの増加に伴い、高まるアレンジニーズに応えた置き型タイプの「シャルダン ステキプラス クルマ専用」へも “気品Cool” をテーマとした製品を投入し、市場活性化に努めました。車内のニオイを座席の下から強力に消臭する「クルマの消臭力 シート下専用」には大型サイズに加え、新たにレギュラーサイズを投入し、シリーズ全体であらゆる車種に対応できる体制を整えました。⑤ 現在、大きな社会問題となっている介護現場の不満・不便を解消するために、介護現場特有のニオイを徹底分析して香りとクエン酸による効果的な消臭方法を開発し、これを採用した新ブランド「エールズ」を新たに発売しました。ラインナップとしては、置き型タイプの「空間用」、シートタイプの消臭剤「ポータブルトイレ用」、スプレー方式の「ふとん消臭スプレー」を投入し、介護現場の前向きな暮らしを応援します。衣類ケア(防虫剤)では、長年愛用されている「ネオパラエース」に新たに“香り”という価値を付加した「かおりネオパラエース」を発売しました。また、たくさんの衣類を限られたスペースで収納するために使われることが多い圧縮袋に衣類を虫喰いから守る機能を加えた「ムシューダ圧縮パック」を新たに投入し、市場の拡大を図りました。さらに「ムシューダ 防虫カバー」では要望の多かった大容量タイプを投入し、お客様の使用実態に沿ったラインナップの拡充により、市場活性化に努めました。サーモケア(カイロ)では、特に冷えを感じる足元に特化した「上から貼る つま先用」と「貼るクツ下用 足うら全体」を投入し、足回り品市場の継続した成長を図りました。ハンドケア(手袋)では、大掃除などのイベント時に手袋を使用されるお客様に向けた天然ゴム製の「やわらかフィット」を投入し、また、「ファミリー 手肌ケア手袋」、「ファミリー 極うす手」では、お客様の使用実態とニーズに即するとともに、より商品特徴が伝わりやすくなるようにパッケージを見直し、市場拡大を図りました。湿気ケア(除湿剤)では、新製品「ドライペット ぐんぐん吸いこむ大判シート」を投入し、収納空間の湿気対策に物足りなさを感じているユーザーに向けて既存の除湿剤との併用を促し、市場の拡大を図りました。さらに、お客様の湿気とニオイを対策したいというニーズに応えた「備長炭ドライペット」では、「脱臭炭」の技術との共同開発であることが伝わる様に、配色も新たにパッケージを刷新いたしました。ホームケア(その他)では、新入学の季節に合わせたさくらの香りのくつ専用洗剤「おひさまの洗たく くつクリーナー」を投入し、新たな顧客の獲得に努めました。グローバル展開におきましては、ASEAN、韓国ではエアケアカテゴリーを中心に、欧米では手袋を中心に、各国に対応した商品開発体制を強化しております。 なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、610,761千円となっております。その主なものは人件費であり、292,680千円となっております。(注) 研究開発費及びその内訳には消費税等は含んでおりません。
FY2016|1,761 文字
6【研究開発活動】当社グループの研究開発活動の大部分は当社によるものであり、「世にない商品」の開発理念のもと、新製品の開発と既存製品の改良、及びそのための基礎研究の充実に努めております。お客様の購入意欲を引き出すためには差別化された高付加価値製品が必要であると確信し、「聞いてわかる、見てわかる、使ってわかる」製品づくりを各カテゴリーに展開しております。また、天然森林抽出成分を用いたクリアフォレスト技術の研究を継続し、新市場創造、並びに従来市場の拡大を目指し、より幅広い魅力的な商品開発を行っております。なお、当社グループは当連結会計年度より「生活日用品事業」の単一セグメントに変更しております。カテゴリー別の主な研究開発活動の概要は次のとおりであります。 エアケア(消臭芳香剤)は当社メインカテゴリーとして、ライフスタイルの多様化に伴うニーズの変化に対応し、自分好みの香りとデザインで空間をコーディネートする香りの新ブランド「シャルダン」を誕生させ、新製品を投入しました。また、主力ブランドである「消臭力」への新製品投入、新アイテムの追加やデザインのリニューアルなどを行いました。① 女性ユーザーが持つ情緒的価値観にアプローチした「消臭力 ステキプラス」を、「シャルダン ステキプラス」として生まれ変わらせ、女性ならではのこだわりに着目した「シャルダン ステキプラス Stick」を発売しました。② エッセンシャルオイルを配合した贅沢なアロマの香りが生活空間に広がって、ユーザーの心を満たしてくれるご褒美アロマ「お部屋の消臭力Premium Aroma」を投入し、マーケット全体の活性化に努めました。③ 「トイレの消臭力」には、すみきった大人の空間をつくる「炭と白檀の香り」と「無香料」を追加し、お客様のニーズに合わせたラインナップの強化を図りました。④ 伸長が著しい車用市場に向けては、女性ドライバーの増加に伴い、高まるアレンジニーズに応えた置き型タイプの「シャルダン ステキプラス クルマ専用」を発売しました。また、現在市場の中心となっている車用エアコン取り付けタイプ商品として、スタイリッシュ&エレガントに車内をドレスアップする、男性用・女性用を意識したカーフレグランス「シャルダン DIFFEREN/PRETTY」を投入し、市場活性化に努めました。衣類ケア(防虫剤)では、ニーズの強い“消臭”という新たな価値を打ち出し「かおりムシューダ」のリニューアルを行うとともに、男性の衣類収納など従来とは異なった層へのアプローチを行うラインナップを加え、幅広く需要を喚起し、市場活性化に努めました。サーモケア(カイロ)では、「はるオンパックス」レギュラータイプの持続時間を14時間に延ばすとともに、お客様の購入重視点である商品サイズ・タイプ・持続時間がわかりやすいようパッケージをリニューアルしました。ハンドケア(手袋)部門では、若い年代に向けたデザインで、袖口から水が入りにくいように設計した「ファミリーハンドフルール」を発売し、新規ユーザーの獲得と固定ユーザーの拡大を図りました。湿気ケア(除湿剤)では、新製品「ドライペット乾燥キーパー」を投入し、家庭内の湿気による食品などの保存の悩みを解決し、新たなユーザーの獲得を目指しました。また、シートタイプシリーズには新用途のドライペットクローゼット用を追加しました。ホームケア(その他)では、脱臭炭の使用の拡大を目指し、“脱臭炭を入れよう!”というキーワードでブランドイメージを統一し、下駄箱空間のニオイに強い不満を持つ層に向けた強力タイプの「脱臭炭 下駄箱用大型」を新発売しました。合わせてレギュラータイプの「脱臭炭 下駄箱用」「脱臭炭 キッチン流しの下用」のパッケージも見直し、マーケットの拡大を図りました。グローバル展開におきましては、ASEAN、韓国ではエアケアカテゴリーを中心に、欧米では手袋を中心に、各国に対応した商品開発体制を強化しております。 なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、536,209千円となっております。その主なものは人件費であり、253,182千円となっております。(注) 研究開発費及びその内訳には消費税等は含んでおりません。