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アクシージア(4936)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

化学 素材・化学

事業の概要

  • 化粧品と健康食品の製造販売
    アクシージアグループは、自社で化粧品や健康補助食品を製造し、それを国内外で販売しています。主な収益源は、自社ブランド製品の企画・開発から製造、そして多様なチャネルを通じた消費者への販売までを一貫して行うことです。特に中国市場に注力しており、越境ECや一般貿易を通じて製品を供給しています。
  • 多様な販売チャネルの活用
    エステサロンへの直接販売や卸売、ECサイトを通じた一般消費者への直接販売、百貨店や量販店への卸売など、多岐にわたる販売チャネルを駆使しています。これにより、幅広い顧客層にアプローチし、収益機会を最大化するビジネスモデルを構築しています。特にオンライン販売に強みを持っています。
  • 中国市場での事業展開
    売上高の72.2%を占める中国市場が最大の収益源です。アリババグループのプラットフォーム(Tmall Global、Taobaoなど)やDouyin(抖音)といった主要なECサイトを活用し、越境ECと一般貿易の両方で製品を販売しています。現地子会社も活用し、エステサロンや免税店への卸売も行っています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • 化粧品事業(単一セグメント)
    アクシージアグループは、化粧品および健康補助食品の製造・販売を主な事業としており、これを単一の「化粧品事業」セグメントとしています。セグメント別の記載は省略されていますが、グループ全体で美容関連製品に特化していることが分かります。
  • 日本国内での事業展開
    日本では、親会社が自社製品の製造・販売を行い、エステサロンへの直接販売や卸売、ECサイトを通じた一般消費者への販売、百貨店や量販店への卸売など、多様なチャネルで展開しています。子会社も美容機器の販売や化粧品の製造受託、ECサイト運営代行など、多角的に事業を支えています。
  • 中国を中心とした海外展開
    中国本土では、子会社が当社から仕入れた化粧品・健康補助食品をエステサロンやECサイトを通じて販売しています。売上高の72.2%を中国が占めるなど、最も重要な市場です。その他、香港、シンガポール、アメリカなどでも子会社が販売活動を行い、グローバルに事業を拡大しています。
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|6,289 文字
3【事業の内容】当社グループは、当社と子会社9社で構成され、化粧品及び健康補助食品の製造・販売を主な事業としております。なお、当社グループは、化粧品事業の単一セグメントであるためセグメント別の記載は省略しておりますが、当社グループ各社の事業に係る位置付け、地域区分及び販売チャネルは、以下のとおりです。会社名主な事業の内容地域区分販売チャネル当社化粧品事業(化粧品・健康補助食品の製造・販売)当社が自社取扱化粧品等及び連結子会社向けの化粧品等を製造し、販売しております。日本国内・エステサロン運営事業者への直接販売及び卸売業者を通じてのエステサロン運営事業者への卸売販売 ・当社及び国内外インターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売及びインターネット通信販売事業者への卸売販売 ・百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、国内免税店運営事業者及び量販店運営事業者への直接販売並びに卸売業者を通じての百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、国内免税店運営事業者及び量販店運営事業者への卸売販売中国本土・インターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売及びインターネット通信販売事業者への卸売販売 ・免税店運営事業者への卸売販売連結子会社Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.化粧品事業(化粧品・健康補助食品の販売)連結子会社であるXiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.が当社から仕入れ、販売しております。中国本土・卸売業者を通じてのエステサロン運営事業者への卸売販売 ・自社及びインターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売連結子会社株式会社エムアンドディ化粧品事業(化粧品・美容機器の販売)日本国内・自社及びインターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売 ・量販店運営事業者への卸売販売連結子会社株式会社ユイット・ラボラトリーズ化粧品事業(化粧品の製造・販売)日本国内・化粧品小売店、薬局への卸売販売 ・化粧品及び医薬部外品の製造受託 ・国内インターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売連結子会社株式会社アクシージアバリュークリエイター化粧品事業(化粧品・健康補助食品の販売チャネル運営代行)日本国内・ECサイト、SNSアカウント運用のコンサルティング業務連結子会社AXXZIA (HongKong) International Limited化粧品事業(化粧品・健康補助食品の販売)連結子会社であるAXXZIA (HongKong) International Limitedが当社から仕入れ、販売しております。香港・百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への直接販売並びに卸売業者を通じての百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への卸売販売連結子会社AXXZIA Cosmetic Singapore Pte. Ltd.化粧品事業(化粧品・健康補助食品の販売)シンガポール・国内インターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売 ・百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への直接販売並びに卸売業者を通じての百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への卸売販売連結子会社AXXZIA Cosmetic USA Ltd.化粧品事業(化粧品・健康補助食品の販売)アメリカ・国内インターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売 ・百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への直接販売並びに卸売業者を通じての百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への卸売販売連結子会社株式会社アクシージアテクノロジー化粧品事業(美容機器の企画・販売)日本国内・当社及びグループ各社への美容機器の卸売販売連結孫会社AXXZIA (Shenzhen) International E-commerce Co., Ltd.化粧品事業(化粧品・健康補助食品のEC販売チャネル運営支援)中国本土・当社及びグループ各社におけるグローバルECの運営及び既存ローカルECチームの統括業務 販売チャネル及び取扱製品の詳細は以下のとおりです。(1)販売チャネル① 中国向けa.エステサロン取扱店舗数は167店舗(2025年7月末現在)であり、Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.が卸売業者を通じて販売を行っております。 b.ECTmall Global(天猫国際)、RED(小紅書)、Douyin(抖音)及びKuaishou(快手)につきましては当社旗艦店を通じて直接販売を、Dewu(得物)につきましては直接販売を通じてDewu店舗に販売を、Taobao(淘宝)(注1)につきまして直接販売又は卸売業者を通じてTaobao店舗に販売しております。Tmall(天猫)、Douyin(抖音)及びJD.com(京東)(注2)につきましては、Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.においても旗艦店を通じて直接販売を行っております。Dewu(得物)につきましては、Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.においても直接販売を行っております。 c.リテール取扱店舗数は5店舗(2025年7月末現在)であり、中国本土の免税店事業者に対しては、卸売業者を通じて販売を行っております。 当社にとっての位置付けNMPA承認(注3)主な販売ルート配送方法・当社にとってのコスト越境EC(オンライン)主力品及び育成品販売チャネル法的に承認の必要はないEC(Tmall Global、Taobao、RED、Douyin、Kuaishou)国内倉庫から一括でTmall Global、Taobao、RED、Douyin及びKuaishouの各保税区倉庫を経由して現地消費者へ発送一般貿易(オンライン)中価格帯中心全て登録済みEC(Douyin、Tmall、Kuaishou)国内倉庫から上海子会社の中国現地倉庫へ発送後、現地消費者へ発送一般貿易(オフライン)高価格帯中心全て登録済みエステサロンリテール国内倉庫から上海子会社の中国現地倉庫へ発送後、現地企業へ発送 ② 日本向けa.エステサロン取扱店舗数は1,179店舗(2025年7月末現在)であり、当社による直接販売又は卸売業者を通じて販売を行っております。 b.リテール取扱店舗数は2,267店舗(2025年7月末現在)であり、直営店舗、化粧品小売店及び免税のドラッグストアに対して、当社による直接販売又は卸売業者を通じての販売を行っております。 c.その他当社が、大手インターネットショッピングモールや自社EC、社販を通じた一般消費者への直接販売及びインターネット通信販売事業者への卸売販売を行っております。 ③ その他の地域向け取扱店舗数はECチャネル58サイト、小売店舗128店舗及び免税店4店舗(2025年7月末現在)であり、北米(アメリカ及びカナダ)、アジア圏(シンガポール、台湾、香港、マレーシア)向けの他、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、スイス等でのECチャネル及び小売店舗での販売を行っており、当社によるECサイト及び小売店舗運営事業者、免税店事業者への直接販売又は卸売業者を通じて販売を行っております。 (2)取扱製品エステサロンなど幅広い美容施設向け専用スキンケアラインの他、リテール市場向けでは、年齢に応じたエイジングケアとして食生活、運動など「糖化ケア」を意識したトータルな美容ライフ提案をコンセプトとするスキンケア及び美容ドリンクを融合させたエイジングケアシリーズ、ニッチでありながら悩みの多い目もとケアに特化したスキンケアシリーズなど、様々な製品を展開しています。主要な製品は次に記載のとおりです。 ① サロン専売ブランド:エステサロンなど美容施設向け展開、専売ブランド(高価格帯)ブランド名Le Ciel de L'aube (ルシエル ド ローブ)コンセプトエステの現場でプロが認める広く採用される高浸透・高保湿型スキンケア・フルライン特長採用した3つの技術特長が相乗効果を発揮し、エステでの上質なフェイシャルトリートメントを叶える業務使用及びエステクオリティのスキンケアを自宅で実現するホームケアラインを広く品揃え。〈3つの技術特長〉1) 高い浸透性を生み出すこだわりの水「浸透圧水」の採用2) 細胞壁と同じ組成のリン脂質からなる微細カプセルに有効成分を内包3) 様々な美容効能の研究(注4)が進むイチョウ葉エキスを代表成分として配合製品ラインアップ・モイスト クレンジング ミルク (メイク落とし)・エンリッチ ウォッシングフォーム (洗顔)・モイスト ローション (化粧水)・エマルジョンジェル (保湿乳液)・ロイヤル アイクリーム (目もとクリーム)・ロイヤル リッチクリーム (保湿クリーム)・オーロラ フェイスマスク (シートマスク)・プリズムアイ (目もと美容液) ② BtoCブランド:百貨店、化粧品専門店、ECなど一般小売市場(リテール)向け展開ブランドa)エイジングケア・シリーズ(中・高価格帯)ブランド名AGTHEORY (エイジーセオリー)コンセプト年齢に応じたエイジングケアとして食生活、運動など「糖化ケア」を意識したトータルな美容ライフ提案をコンセプトとするスキンケア及び美容ドリンクを融合させたエイジングケア・シリーズ。特長エイジングケア作用が報告(注5)されているハーブや天然素材を厳選配合したスキンケアと美容ドリンクをシリーズ化。前連結会計年度に美容ドリンクを第7世代製品としていたことに続き、前連結会計年度にスキンケアシリーズのフルリニューアルを実施したコアシリーズ。1.スキンケア製品に配合した3種の厳選・共通ハーブ①セイヨウトチノキ種子エキス ②セイヨウオオバコ種子エキス ③ユキノシタエキス2.美容ドリンクに厳選配合しスキンケア製品とリンクさせた植物由来成分①マンゴスチン ②オリーブ ③緑茶 ④ジヒドロケルセチン ⑤トウビシ ⑥ドクダミ ⑦ローマカミツレ ⑧サンザシ ⑨ブドウ ⑩アムラ ⑪ザクロ ⑫フェンネル ⑬桑葉製品ラインアップ・ディープ クレンジングジェル (クレンジング)・クリア ウォッシュフォーム (洗顔)・モイスチャライジング ローション (化粧水)・バランシング オイルエッセンス (美容液)・シルキィエマルジョン(保湿乳液)・パーフェクト ジェルマスク (ジェル状マスク)・スムースマスク(シート状マスク)・UVプロテクションクリーム(日焼け止め)・AGドリンクⅪ(美容ドリンク) b)目もとケアシリーズ(中・高価格帯)ブランド名AXXZIA Beauty Eyes (アクシージア ビューティー アイズ)コンセプトニッチでありながら悩み多い目もと肌のケアに特化したスキンケア・シリーズ特長・目に良いとされるハーブ「アイブライトエキス」(注6)を代表成分として目もとシートとしてハリ・つや・うるおいの3大効能成分を届ける処方を開発。・エッセンスシートは、綿花の種の産毛を100%使用したこだわりのシート素材を採用。厚さ0.3㎜の極薄シートで密着性に特化し、薄さと保液性を兼ね備えた目もとシートとしてヒット製品に成長。シート形状を変更したプレミアム版の目もとシートの追加上市に加え、前連結会計年度に更に上位版へリニューアルを実施し、目もと美容液および目もとクリームとともに充実の目もとケア製品シリーズとしてラインアップ。製品ラインアップ・エッセンス シート&エッセンス シート プレミアム プラス(目もとシート)・ルーティンケア エッセンス プレミアム (目もと美容液)・ルーティンケア クリーム プレミアム (目もとクリーム) c)透明感・ツヤ製品(中・高価格帯)コンセプト「透明感」「美白」「ツヤ」…輝くような美容ライフへのニーズを求めるワードに対して内外美容提案をコンセプトとする内側からのケアとしての美容ドリンク、外側からのケアとしてのスキンケア製品を発信。特長・美容ドリンク「ザ ピュア ドリンク」は、7種のサポート成分(注7)と、紫外線などの刺激から肌を守るアップルフェノン®(注8)を配合。内側からの美容をサポートするドリンク。当連結会計年度に「紫外線刺激から肌を保護する」機能性表示食品(消費者庁届出番号:J1346)の届出が受理。2026年7月中の販売開始を予定。・化粧品「UVα」は、日焼け止めとして紫外線、近赤外線及びブルーライト、計3種の太陽光から肌を守る仕様。・4種の紫外線吸収剤(注9)、3種の近赤外線散乱剤(注10)、さらにブルーライト散乱剤の(注11)計8種のサンスクリーン成分を厳選し贅沢に配合した、紫外線からツヤ肌を守る製品。製品ラインアップ・ザホワイトドリンク (美容ドリンク)・UVα (サンスクリーン)(注)1.Taobao(淘宝)とは、Alibaba.comが運営する中国最大規模のCtoC型オンラインショッピングモールです。2.JD.com(京東)とは、中国のECプラットフォームです。3.NMPAとは、National Medical Products Administrationの略であり、中国市場にて医療機器、医薬品、医薬品包材、化粧品、保健食品を販売するための要件、中国の審査認可を管理する政府機関であります。なお、当社のサプリメントについては一般食品や一般飲料として販売していたため、NMPAの対象外であることから、表中の記載は化粧品のみに係るものであります。4.国立健康・栄養研究所より抗酸化作用や血液凝固抑制作用が報告されております。5.一丸ファルコス株式会社よりセイヨウトチノキ種子エキス及びセイヨウオオバコ種子エキスのヒト試験による研究成果が報告されております。6.アイブライトエキスは、「健康食品・サプリ成分」について、日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会により、眼疾患への処方・臨床研究が報告されております。7.サポート成分は、ブドウエキス、トマトエキス、パイナップルエキス、ハトムギ抽出物、酵母エキス、ザクロ果実抽出物、アセロラ粉末を配合しております。8.アップルフェノン®は、未完熟りんごから抽出したポリフェノールのBGG Japan社の登録商標です。9.紫外線吸収剤は、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、オクトクリレン、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンを配合しております。10.近赤外線散乱剤は、酸化チタン、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム混合物を配合しております。11.ブルーライト散乱剤は、酸化セリウム、白金を配合しております。 事業系統図は以下のとおりです。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 中程度
「AGTHEORY」「AXXZIA」などの個別ブランド展開によるブランドイメージ形成。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 ブランド
「AGTHEORY」「AXXZIA」などの個別ブランド展開によるブランドイメージの形成と維持向上。
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 中程度
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか ディフェンシブ
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 軽い(資本不要)
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 中程度
会社が挙げる主要リスク:中国での事業活動 / ブランド価値の毀損 / 特定の委託製造先への依存
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 5 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産★☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

特定のブランド認知度は限定的。一部の特許や技術は存在する可能性はあるが、公開情報からはその優位性を判断するに足る情報は得られない。研究開発投資の規模も不明瞭。

スイッチングコスト★★☆☆☆
根拠:中程度乗り換えの手間・コスト

美容機器や化粧品は、効果やブランドへの愛着から一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、競合製品も多く、乗り換えのハードルはそれほど高くないと推測される。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

ネットワーク効果が働くビジネスモデルではない。プラットフォーム型サービスやSNSのような要素は見られない。

コスト優位★☆☆☆☆
根拠:弱い同じ物を安く作れる

製造委託(OEM/ODM)が中心であり、自社工場によるコスト優位性は限定的。為替変動の影響を受けやすい可能性があり、コスト構造の安定性は高くない。

規模の経済★☆☆☆☆
根拠:弱い規模が参入障壁になる

美容機器・化粧品業界は競争が激しく、同社が突出した市場シェアや規模の経済を享受しているとは考えにくい。グローバル展開は進めているものの、業界全体でのポジションは中堅。

  • 中国市場での強力な販売網
    アクシージアグループは、中国市場において越境ECと一般貿易の両方で強固な販売チャネルを確立しています。Tmall GlobalやDouyinといった大手ECプラットフォームでの旗艦店運営に加え、現地子会社を通じたエステサロンや免税店への卸売も展開しており、多様な顧客層にリーチできる点が強みです。
  • 多角的な販売チャネル戦略
    日本国内ではエステサロン、百貨店、化粧品小売店、ドラッグストア、自社ECサイトなど、非常に幅広いチャネルで製品を展開しています。これにより、消費者の購買行動の変化に対応しやすく、特定のチャネルに依存しない安定した収益基盤を築いていると考えられます。
  • 専門性の高い製品開発力
    エステサロン向けの高価格帯スキンケアライン「Le Ciel de L'aube」や、エイジングケアに特化したスキンケアシリーズ、目もとケア製品など、特定のニーズに応える専門性の高い製品を開発しています。これにより、競合が多い化粧品市場において独自のポジションを確立し、ブランド価値を高めている可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。当社グループの将来に関する見通し及び計画に基づいた将来予測には、リスクや不確定な要素などの要因が含まれており、実際の成果や業績などは、記載の見通しとは異なる可能性があります。 (1) 会社の経営の基本方針・中期的な会社の経営戦略当社グループは、「女性の染色体XXを美の象徴と位置づけ、アジア(ASIA⇒AZIA)の美を日本から世界へ発信する総合ビューティーソリューションカンパニーを目指す」という信念のもと経営に取り組んでまいりました。当社グループが強みを活かせるセグメントを発見し、そこに経営資源をつぎ込む「製品・市場特定化戦略」を基本戦略方針とし、局所的ナンバーワンとなることで競争優位を創出しております。消費市場としてのアジアが注目される中、当社グループは、化粧人口の拡大と消費の高度化で高成長が期待される中国市場に事業機会を見出し、中国本土での販売力強化に努め、売上を拡大してまいりました。今後は、持続的な成長を実現すべく、日本およびその他地域(東南アジア、北米、オーストラリア等)への展開を強化し、各地域の消費者の購買意識や行動に合わせた先進的かつ革新的なビューティープロダクツを発信・提案し続け、全ての人を美しく幸せにするグローバルビューティーカンパニーを目指してまいります。なお、中期的な見通しにつきましては、経営環境の変化に柔軟に対応し、より迅速な意思決定を行うために、毎年、直前事業年度の業績等を踏まえて次年度以降3ヵ年の中期事業計画の見直し策定を行っております。当社グループは、現在、成長段階にあることや、株主の皆様の成長期待に応えるために、特に売上高成長、売上高営業利益率、自己資本当期純利益率を意識した経営に取り組んでおります。長期的な成長・発展を実現するために、以下の基本戦略をロードマップとして掲げております。 ① 当社グループの中枢・中核となる強みを活かした事業展開当社グループの競争力の源泉は「日中各々の優位性を活かした事業展開」であると認識しております。当社グループでは、日本市場向けに投入した製品を中国市場に展開するのではなく、中国現地での市場調査を基に、中国での消費者ニーズが高いと想定される製品を企画、開発しております。また、NMPA認可成分・処方を重視した商品設計を行っており、スムーズにNMPA認可を進められる体制を構築しております。日系企業の化粧品は高品質と信頼感でアジアでの人気が高く、また、スキンケア、美白など東アジア人共通の美意識への対応力があることから、中国をはじめとする東アジア市場では優位性があると認識しております。以上のような中国でのマーケティング力、中国でのブランド認知度、中国人の生活・習慣・嗜好を熟知した中国人向け製品開発力を活かし、積極的に中国需要を取り込み事業の成長に繋げてまいります。また、中国市場で培った上記ノウハウを活用し、今後は中国のみならず、日本およびその他地域につきましても、それぞれの市場特性に応じた製品開発を行うことで、グローバルな事業拡大に取り組んでまいります。 ② 組織の機動力を活かした製品開発スピードの速さ当社グループでは、当連結会計年度においてリニューアル品を含め計20品目の新製品を上市しておりますが、当社グループの強みは、組織の機動力を活かした製品開発スピードの速さであります。機動力を活かし、引き続き毎年10SKU以上の開発・上市を目標とし、市場ニーズに応じた新ブランドの創出にも取り組んでまいります。また、製品上市後もユーザーの声を踏まえた製品改良に継続的に取り組んでおり、既存の主力製品のライフサイクルの長期化を図っております。また、2022年4月には化粧品・医薬部外品の製造工場を持つ株式会社ユイット・ラボラトリーズの全株式を取得しており、連結子会社化しております。これにより、少量多品種は自前で、量産品は委託先で製造することでさらなる製品開発サイクルの短縮に努めてまいるとともに、同社との事業シナジーの拡大のため取り組んでまいります。 ③ 「内外美容」をコンセプトとした製品ラインアップの拡充当社グループでは、化粧品とインナーケア製品との相乗効果により美肌を引き出す「内外美容」を推奨しております。基幹ブランドには、各々のブランドコンセプトを一にする化粧品とサプリメント等のインナーケア製品を取り揃えることで、ブランドを差別化し、存在感を向上させております。当社グループでは、引き続き、「内外美容」をコンセプトとして製品開発を進めブランドの存在感を向上してまいります。 ④ 戦略的広告投資の強化化粧品のブランド力形成と販売において、メディアを用いた広告宣伝、インターネット上でのイベント、これらのタイアップなど、マーケティング活動は非常に大きな効果を持ちます。当社グループは、中国本土を中心に更にブランド認知度やブランドイメージを向上させるべく、主にユーザーと直接の繋がりをもつTaobaoオーナーへのマーケティングや口コミサイトとしての特性を活かすためのRED、Douyin、Kuaishouでのマーケティング(ライブ配信やKOLマーケティング等)といったボトムアップアプローチにより、販売促進や広告宣伝活動を実施してまいりました。特に、REDの費用は当社負担で売上に対する割合は相対的に小さく、またTaobaoはオーナーの費用負担であることから、全体的に当社の負担は少ないという特徴があります。昨今、中国における購買の手法としてライブコマースが主流となってきておりますが、当社は中国で培ったリレーションを生かし、有名KOLを確保することで、新規顧客の取り込みにも成功しております。今後も、中国市場における強固なリレーションを武器に、時流に応じた柔軟なマーケティング戦略を展開し、競争力を維持・強化してまいります。また、今後は日本事業の成長を加速させるため、SNSにおけるインフルエンサーとのタイアップ等を継続的に行い広告投資を強化し、日本における認知度向上に取り組んでまいります。 (2) 経営環境当連結会計年度(2024年8月1日~2025年7月31日)におけるわが国の経済は、雇用・所得環境が改善するなかで、緩やかな回復基調が続いているものの、物価上昇が継続していることから個人消費には下押しの傾向も見られました。また、アメリカの通商政策の影響等もあり、依然として不透明感を伴う状況が続いております。国内化粧品市場においては、引き続き堅調に推移いたしましたが、インバウンド消費については、円高の影響による購買意欲の低下等の影響も見られました。中国化粧品市場においては、やや回復基調が見られたものの、景況感悪化に伴う消費マインドの低迷の継続や、中国ローカルブランドの台頭による競争激化を背景に、引き続き厳しい事業環境が続いております。 このような市場環境のもと、当社グループでは、メイン市場である中国市場において状況打開に努め売上拡大を図るとともに、中国以外の地域における事業基盤確立及び販売強化を進めてまいりました。中国においては、消費マインド低迷による厳しい事業環境が続く中、主力製品である「AGドリンク」のリニューアルを行い、需要喚起を図ることで売上拡大を図るとともに、「AGドリンク」をコアとするエイジーセオリーブランドの化粧品の販売強化や、中国において需要が高まっているインナーケア分野への新製品の投入等に取り組んでまいりました。他方、日本国内においては、オンラインではインフルエンサーを起用したSNS投稿やライブ販売の実施による日本国内における認知度向上及び売上高拡大、オフラインでは主要直営店であるGINZA SIX店のリニューアル、渋谷ヒカリエShinQs店のオープン等による、ブランドイメージの向上及びインバウンド需要の取込を図ってまいりました。また、2024年2月に子会社化したエムアンドディ社が連結売上高に貢献し、日本売上全体が大きく伸長いたしました。今後、エムアンドディ社より、同社初の自社ブランド「BELLE BAI(ベルバイ)」を上市予定です。エムアンドディ社は化粧品輸入販売会社ですが、今後ビジネスモデルを転換し自社ブランド製品の企画開発を中心とし同社が持つ販路にて販売強化することで、グループシナジーの追求、利益率の向上を図ってまいります。その他の地域につきましては、ドバイや香港の展示会への出展や、東南アジア市場でのライブ販売及び百貨店へのPOPUP出店等、グローバルな市場開拓に取り組んでまいりました。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、連結売上高増加率、連結売上高営業利益率、自己資本当期純利益率の向上を重要な経営指標としております。足元の推移は以下のとおりです。 前連結会計年度(自 2023年8月1日  至 2024年7月31日)当連結会計年度(自 2024年8月1日  至 2025年7月31日)連結売上高増加率7.5%10.5%連結売上高営業利益率7.5%3.8%自己資本当期純利益率9.1%4.0%(注)連結売上高増加率=(当期連結売上高-前期連結売上高)/前期連結売上高×100 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループの経営方針及び経営戦略を実行していくうえで、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。 ① ブランド認知度拡大当社グループが事業領域とする化粧品業界では、ブランドの認知度向上が重要な課題であると認識しております。ブランド差別化のため、成分、容器、資材の全てを自社企画し、自社工場生産レベルでの高い品質管理基準を実践することで安心・安全なプレステージ化粧品を目指しております。ブランド力の維持のために、セキュリティ検証システムや社内担当者の目視による確認、トレーサビリティの強化を実施し、滞留在庫や横流し、偽ブランド品流通防止対策に注力しております。加えて、包装・出荷・在庫管理についても全て内製化することで供給過多とならないよう配慮しております。また、中国においては、Tmall Global、RED及びDouyinでのプロモーションに中国で著名なインフルエンサーを起用することで波及効果の拡大を狙っており、中国におけるブランド認知度は一定程度高まってはいるものの、持続的な事業成長のためには、中国における更なる認知度の向上に加え、日本における認知度の向上が不可欠と考えております。 ② 中国以外の地域への事業展開強化当社グループが経営理念として掲げている「アジアの美を日本から世界へ発信する総合ビューティーソリューションカンパニー」を目指すには、中国以外の地域への事業展開強化により中国市場リスクの影響軽減が重要な課題であると認識しております。日本国内につきましては、事業成長の加速及び新規顧客取り込みのため、注力製品に集中して広告投下し、認知度向上及び売上拡大を図ってまいります。また、卸販売については、バラエティショップの取り扱い店舗数拡大によるタッチポイントの拡充に取り組んでおります。日本国内ECにつきましては、SNSを活用したインフルエンサーマーケティングやCRMの強化による売上拡大を図ってまいります。中国・日本以外の海外につきましては、シンガポールをはじめとした東南アジア、北米(アメリカ、カナダ)、オーストラリア等への販売・チャネル拡大を進めており、現地在住の中国人にアプローチし売上拡大を図ってまいります。 ③ 生産・研究開発の強化当社グループが事業領域とする化粧品業界では、スピーディーな生産および差別化のできる製品の開発が重要な課題であると認識しております。生産につきましては、2022年4月に連結子会社化した株式会社ユイット・ラボラトリーズを活用し、少量多品種は自前で、量産品は委託先で製造することで製品開発サイクルの短縮及び収益性の向上に努めてまいるとともに、同社との事業シナジーの拡大のため取り組んでまいります。研究開発につきましては、独自の中国での市場調査を基に、中国女性からのニーズが高いと想定される製品の企画、開発を進めております。また、「AGドリンク」や「エッセンスシート」といった、特定のテーマ性を持った製品の売上拡大に注力しております。特定の市場で主力製品が生まれることで、認知度が高まり、その特定のテーマでのシリーズ展開により収益基盤の拡大を図る戦略をとっております。市場要求や顧客ニーズを的確に捉えた製品開発を行うことで、更なるブランド力醸成を図ってまいります。また、2022年11月に設立したR&Dセンターや外部試験機関を活用し新製品・新処方開発に取り組むことで、知財出願や、効果効能を謳える機能性表示食品、医薬部外品の開発・取得も目指してまいります。 ④ サステナビリティの推進当社グループでは、中長期的な企業価値向上のためには、サステナビリティに関する取り組みを推進することが重要であると認識しております。2024年には、サステナビリティ基本方針を策定し、重点的に取り組むべき「マテリアリティ(重要課題)」を特定いたしました。今後、それらに沿った取り組み・投資を進めてまいります。 ⑤ 人的資本投資今後の更なる事業拡大のためには、優秀な人材の確保や成長フェーズに応じた組織体制の強化が不可欠であると認識しております。人材の確保においては、企業風土にあった国内・海外の人材の採用・登用に努め、あわせて従業員の入社年数等の段階にあわせた教育プログラムを体系的に実施することによって、各人のスキル向上を図ってまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。当社グループの将来に関する見通し及び計画に基づいた将来予測には、リスクや不確定な要素などの要因が含まれており、実際の成果や業績などは、記載の見通しとは異なる可能性があります。 (1) 会社の経営の基本方針・中期的な会社の経営戦略当社グループは、「女性の染色体XXを美の象徴と位置づけ、アジア(ASIA⇒AZIA)の美を日本から世界へ発信する総合ビューティーソリューションカンパニーを目指す」という信念のもと経営に取り組んでまいりました。当社グループが強みを活かせるセグメントを発見し、そこに経営資源をつぎ込む「製品・市場特定化戦略」を基本戦略方針とし、局所的ナンバーワンとなることで競争優位を創出しております。消費市場としてのアジアが注目される中、当社グループは、化粧人口の拡大と消費の高度化で高成長が期待される中国市場に事業機会を見出し、中国本土での販売力強化に努め、売上を拡大してまいりました。今後は、持続的な成長を実現すべく、日本およびその他地域(東南アジア、北米、オーストラリア等)への展開を強化し、各地域の消費者の購買意識や行動に合わせた先進的かつ革新的なビューティープロダクツを発信・提案し続け、全ての人を美しく幸せにするグローバルビューティーカンパニーを目指してまいります。なお、中期的な見通しにつきましては、経営環境の変化に柔軟に対応し、より迅速な意思決定を行うために、毎年、直前事業年度の業績等を踏まえて次年度以降3ヵ年の中期事業計画の見直し策定を行っております。当社グループは、現在、成長段階にあることや、株主の皆様の成長期待に応えるために、特に売上高成長、売上高営業利益率、自己資本当期純利益率を意識した経営に取り組んでおります。長期的な成長・発展を実現するために、以下の基本戦略をロードマップとして掲げております。 ① 当社グループの中枢・中核となる強みを活かした事業展開当社グループの競争力の源泉は「日中各々の優位性を活かした事業展開」であると認識しております。当社グループでは、日本市場向けに投入した製品を中国市場に展開するのではなく、中国現地での市場調査を基に、中国での消費者ニーズが高いと想定される製品を企画、開発しております。また、NMPA認可成分・処方を重視した商品設計を行っており、スムーズにNMPA認可を進められる体制を構築しております。日系企業の化粧品は高品質と信頼感でアジアでの人気が高く、また、スキンケア、美白など東アジア人共通の美意識への対応力があることから、中国をはじめとする東アジア市場では優位性があると認識しております。以上のような中国でのマーケティング力、中国でのブランド認知度、中国人の生活・習慣・嗜好を熟知した中国人向け製品開発力を活かし、積極的に中国需要を取り込み事業の成長に繋げてまいります。また、中国市場で培った上記ノウハウを活用し、今後は中国のみならず、日本およびその他地域につきましても、それぞれの市場特性に応じた製品開発を行うことで、グローバルな事業拡大に取り組んでまいります。 ② 組織の機動力を活かした製品開発スピードの速さ当社グループでは、当連結会計年度においてリニューアル品を含め計20品目の新製品を上市しておりますが、当社グループの強みは、組織の機動力を活かした製品開発スピードの速さであります。機動力を活かし、引き続き毎年10SKU以上の開発・上市を目標とし、市場ニーズに応じた新ブランドの創出にも取り組んでまいります。また、製品上市後もユーザーの声を踏まえた製品改良に継続的に取り組んでおり、既存の主力製品のライフサイクルの長期化を図っております。また、2022年4月には化粧品・医薬部外品の製造工場を持つ株式会社ユイット・ラボラトリーズの全株式を取得しており、連結子会社化しております。これにより、少量多品種は自前で、量産品は委託先で製造することでさらなる製品開発サイクルの短縮に努めてまいるとともに、同社との事業シナジーの拡大のため取り組んでまいります。 ③ 「内外美容」をコンセプトとした製品ラインアップの拡充当社グループでは、化粧品とインナーケア製品との相乗効果により美肌を引き出す「内外美容」を推奨しております。基幹ブランドには、各々のブランドコンセプトを一にする化粧品とサプリメント等のインナーケア製品を取り揃えることで、ブランドを差別化し、存在感を向上させております。当社グループでは、引き続き、「内外美容」をコンセプトとして製品開発を進めブランドの存在感を向上してまいります。 ④ 戦略的広告投資の強化化粧品のブランド力形成と販売において、メディアを用いた広告宣伝、インターネット上でのイベント、これらのタイアップなど、マーケティング活動は非常に大きな効果を持ちます。当社グループは、中国本土を中心に更にブランド認知度やブランドイメージを向上させるべく、主にユーザーと直接の繋がりをもつTaobaoオーナーへのマーケティングや口コミサイトとしての特性を活かすためのRED、Douyin、Kuaishouでのマーケティング(ライブ配信やKOLマーケティング等)といったボトムアップアプローチにより、販売促進や広告宣伝活動を実施してまいりました。特に、REDの費用は当社負担で売上に対する割合は相対的に小さく、またTaobaoはオーナーの費用負担であることから、全体的に当社の負担は少ないという特徴があります。昨今、中国における購買の手法としてライブコマースが主流となってきておりますが、当社は中国で培ったリレーションを生かし、有名KOLを確保することで、新規顧客の取り込みにも成功しております。今後も、中国市場における強固なリレーションを武器に、時流に応じた柔軟なマーケティング戦略を展開し、競争力を維持・強化してまいります。また、今後は日本事業の成長を加速させるため、SNSにおけるインフルエンサーとのタイアップ等を継続的に行い広告投資を強化し、日本における認知度向上に取り組んでまいります。 (2) 経営環境当連結会計年度(2024年8月1日~2025年7月31日)におけるわが国の経済は、雇用・所得環境が改善するなかで、緩やかな回復基調が続いているものの、物価上昇が継続していることから個人消費には下押しの傾向も見られました。また、アメリカの通商政策の影響等もあり、依然として不透明感を伴う状況が続いております。国内化粧品市場においては、引き続き堅調に推移いたしましたが、インバウンド消費については、円高の影響による購買意欲の低下等の影響も見られました。中国化粧品市場においては、やや回復基調が見られたものの、景況感悪化に伴う消費マインドの低迷の継続や、中国ローカルブランドの台頭による競争激化を背景に、引き続き厳しい事業環境が続いております。 このような市場環境のもと、当社グループでは、メイン市場である中国市場において状況打開に努め売上拡大を図るとともに、中国以外の地域における事業基盤確立及び販売強化を進めてまいりました。中国においては、消費マインド低迷による厳しい事業環境が続く中、主力製品である「AGドリンク」のリニューアルを行い、需要喚起を図ることで売上拡大を図るとともに、「AGドリンク」をコアとするエイジーセオリーブランドの化粧品の販売強化や、中国において需要が高まっているインナーケア分野への新製品の投入等に取り組んでまいりました。他方、日本国内においては、オンラインではインフルエンサーを起用したSNS投稿やライブ販売の実施による日本国内における認知度向上及び売上高拡大、オフラインでは主要直営店であるGINZA SIX店のリニューアル、渋谷ヒカリエShinQs店のオープン等による、ブランドイメージの向上及びインバウンド需要の取込を図ってまいりました。また、2024年2月に子会社化したエムアンドディ社が連結売上高に貢献し、日本売上全体が大きく伸長いたしました。今後、エムアンドディ社より、同社初の自社ブランド「BELLE BAI(ベルバイ)」を上市予定です。エムアンドディ社は化粧品輸入販売会社ですが、今後ビジネスモデルを転換し自社ブランド製品の企画開発を中心とし同社が持つ販路にて販売強化することで、グループシナジーの追求、利益率の向上を図ってまいります。その他の地域につきましては、ドバイや香港の展示会への出展や、東南アジア市場でのライブ販売及び百貨店へのPOPUP出店等、グローバルな市場開拓に取り組んでまいりました。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、連結売上高増加率、連結売上高営業利益率、自己資本当期純利益率の向上を重要な経営指標としております。足元の推移は以下のとおりです。 前連結会計年度(自 2023年8月1日  至 2024年7月31日)当連結会計年度(自 2024年8月1日  至 2025年7月31日)連結売上高増加率7.5%10.5%連結売上高営業利益率7.5%3.8%自己資本当期純利益率9.1%4.0%(注)連結売上高増加率=(当期連結売上高-前期連結売上高)/前期連結売上高×100 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループの経営方針及び経営戦略を実行していくうえで、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。 ① ブランド認知度拡大当社グループが事業領域とする化粧品業界では、ブランドの認知度向上が重要な課題であると認識しております。ブランド差別化のため、成分、容器、資材の全てを自社企画し、自社工場生産レベルでの高い品質管理基準を実践することで安心・安全なプレステージ化粧品を目指しております。ブランド力の維持のために、セキュリティ検証システムや社内担当者の目視による確認、トレーサビリティの強化を実施し、滞留在庫や横流し、偽ブランド品流通防止対策に注力しております。加えて、包装・出荷・在庫管理についても全て内製化することで供給過多とならないよう配慮しております。また、中国においては、Tmall Global、RED及びDouyinでのプロモーションに中国で著名なインフルエンサーを起用することで波及効果の拡大を狙っており、中国におけるブランド認知度は一定程度高まってはいるものの、持続的な事業成長のためには、中国における更なる認知度の向上に加え、日本における認知度の向上が不可欠と考えております。 ② 中国以外の地域への事業展開強化当社グループが経営理念として掲げている「アジアの美を日本から世界へ発信する総合ビューティーソリューションカンパニー」を目指すには、中国以外の地域への事業展開強化により中国市場リスクの影響軽減が重要な課題であると認識しております。日本国内につきましては、事業成長の加速及び新規顧客取り込みのため、注力製品に集中して広告投下し、認知度向上及び売上拡大を図ってまいります。また、卸販売については、バラエティショップの取り扱い店舗数拡大によるタッチポイントの拡充に取り組んでおります。日本国内ECにつきましては、SNSを活用したインフルエンサーマーケティングやCRMの強化による売上拡大を図ってまいります。中国・日本以外の海外につきましては、シンガポールをはじめとした東南アジア、北米(アメリカ、カナダ)、オーストラリア等への販売・チャネル拡大を進めており、現地在住の中国人にアプローチし売上拡大を図ってまいります。 ③ 生産・研究開発の強化当社グループが事業領域とする化粧品業界では、スピーディーな生産および差別化のできる製品の開発が重要な課題であると認識しております。生産につきましては、2022年4月に連結子会社化した株式会社ユイット・ラボラトリーズを活用し、少量多品種は自前で、量産品は委託先で製造することで製品開発サイクルの短縮及び収益性の向上に努めてまいるとともに、同社との事業シナジーの拡大のため取り組んでまいります。研究開発につきましては、独自の中国での市場調査を基に、中国女性からのニーズが高いと想定される製品の企画、開発を進めております。また、「AGドリンク」や「エッセンスシート」といった、特定のテーマ性を持った製品の売上拡大に注力しております。特定の市場で主力製品が生まれることで、認知度が高まり、その特定のテーマでのシリーズ展開により収益基盤の拡大を図る戦略をとっております。市場要求や顧客ニーズを的確に捉えた製品開発を行うことで、更なるブランド力醸成を図ってまいります。また、2022年11月に設立したR&Dセンターや外部試験機関を活用し新製品・新処方開発に取り組むことで、知財出願や、効果効能を謳える機能性表示食品、医薬部外品の開発・取得も目指してまいります。 ④ サステナビリティの推進当社グループでは、中長期的な企業価値向上のためには、サステナビリティに関する取り組みを推進することが重要であると認識しております。2024年には、サステナビリティ基本方針を策定し、重点的に取り組むべき「マテリアリティ(重要課題)」を特定いたしました。今後、それらに沿った取り組み・投資を進めてまいります。 ⑤ 人的資本投資今後の更なる事業拡大のためには、優秀な人材の確保や成長フェーズに応じた組織体制の強化が不可欠であると認識しております。人材の確保においては、企業風土にあった国内・海外の人材の採用・登用に努め、あわせて従業員の入社年数等の段階にあわせた教育プログラムを体系的に実施することによって、各人のスキル向上を図ってまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、経営成績等)の状況の概要は次のとおりであります。① 財政状態の状況(資産)当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて975,707千円減少し、9,567,617千円となりました。このうち流動資産は、前連結会計年度末に比べて1,085,609千円減少し7,546,195千円となり、固定資産は、前連結会計年度末に比べて109,902千円増加し2,021,422千円となりました。流動資産の主な増減要因は、自己株式取得等に伴う現金及び預金の減少938,735千円、売掛金の増加101,521千円、商品及び製品の減少218,410千円、固定資産の増減要因は、有形固定資産の増加109,405千円、無形固定資産の減少50,253千円、及び投資その他の資産の増加50,750千円等によるものです。(負債)当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて13,927千円減少し、1,992,524千円となりました。このうち流動負債は、前連結会計年度末に比べて43,719千円増加し1,728,524千円となり、固定負債は、前連結会計年度末に比べて57,647千円減少し264,000千円となりました。流動負債の主な増加要因は、1年内返済予定の長期借入金の減少86,808千円、未払法人税等の増加45,526千円、その他(流動負債)の増加69,842千円によるものです。固定負債の主な減少要因は、長期借入金の返済による減少110,272千円等によるものです。(純資産)当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて961,779千円減少し、7,575,092千円となりました。主な減少要因は、自己株式の消却718,584千円等により利益剰余金が減少したこと等によるものであります。なお、自己資本比率は79.1%(前連結会計年度末は80.9%)となりました。 ② 経営成績の状況当連結会計年度(2024年8月1日~2025年7月31日)におけるわが国の経済は、雇用・所得環境が改善するなかで、緩やかな回復基調が続いているものの、物価上昇が継続していることから個人消費には下押しの傾向も見られました。また、アメリカの通商政策の影響等もあり、依然として不透明感を伴う状況が続いております。国内化粧品市場においては、引き続き堅調に推移いたしましたが、インバウンド消費については、円高の影響による購買意欲の低下等の影響も見られました。中国化粧品市場においては、やや回復基調が見られたものの、景況感悪化に伴う消費マインドの低迷の継続や、中国ローカルブランドの台頭による競争激化を背景に、引き続き厳しい事業環境が続いております。 このような市場環境のもと、当社グループでは、メイン市場である中国市場において状況打開に努め売上拡大を図るとともに、中国以外の地域における事業基盤確立及び販売強化を進めてまいりました。中国においては、消費マインド低迷による厳しい事業環境が続く中、主力製品である「AGドリンク」のリニューアルを行い、需要喚起を図ることで売上拡大を図るとともに、「AGドリンク」をコアとするエイジーセオリーブランドの化粧品の販売強化や、中国において需要が高まっているインナーケア分野への新製品の投入等に取り組んでまいりました。他方、日本国内においては、オンラインではインフルエンサーを起用したSNS投稿やライブ販売の実施による日本国内における認知度向上及び売上高拡大、オフラインでは主要直営店であるGINZA SIX店のリニューアル、渋谷ヒカリエShinQs店のオープン等による、ブランドイメージの向上及びインバウンド需要の取込を図ってまいりました。また、2024年2月に子会社化したエムアンドディ社が連結売上高に貢献し、日本売上全体が大きく伸長いたしました。今後、エムアンドディ社より、同社初の自社ブランド「BELLE BAI(ベルバイ)」を上市予定です。エムアンドディ社は化粧品輸入販売会社ですが、今後ビジネスモデルを転換し自社ブランド製品の企画開発を中心とし同社が持つ販路にて販売強化することで、グループシナジーの追求、利益率の向上を図ってまいります。その他の地域につきましては、ドバイや香港の展示会への出展や、東南アジア市場でのライブ販売及び百貨店へのPOPUP出店等、グローバルな市場開拓に取り組んでまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は、2024年2月に子会社化したエムアンドディ社の連結効果等により13,478,088千円(前期比10.5%増)、売上総利益は9,873,505千円(前期比2.7%増)と過去最高を更新いたしました。一方で、原価率の高いエムアンドディ社の売上構成比が高まったことで連結での売上原価率も悪化したこと、同連結により人件費が増加したこと等の影響で、営業利益は513,372千円(同44.1%減)、経常利益は504,249千円(同55.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は320,660千円(同59.6%減)となりました。なお、当期の配当金につきましては、日頃の株主の皆様のご支援にお応えするべく、2025年3月14日開催の取締役会にて1株当たり5円の中間配当、2025年9月19日開催の取締役会におきまして、1株当たり5円の期末配当とさせていただきました。 なお、当社グループは化粧品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載に代えて事業の区分別の販売先は、次のとおりであります。区分前連結会計年度(自 2023年8月1日至 2024年7月31日)当連結会計年度(自 2024年8月1日至 2025年7月31日)前年同期比(%)金額(千円)構成比(%)金額(千円)構成比(%) 中国売上サロン1,164,1299.5926,4156.979.6 Eコマース(Douyin、Tmall Global、RED旗艦店、Taobao、その他ECプラットフォーム、Tmall 卸)8,847,69272.68,709,90364.698.4 リテール(中国小売店・百貨店、日免・深免等、中国空港免税店)27,2310.292,5750.7340.0 計10,039,05482.39,728,89472.296.9 日本売上サロン172,9871.4110,4290.863.8 リテール(ドラッグストア、小売店、百貨店、直営店)798,5746.5857,1486.4107.3 Eコマース(Amazon、Yahoo、楽天、自社EC)782,7196.42,456,23718.2313.8 計1,754,28214.43,423,81625.4195.2 その他地域売上リテール(シンガポール、カナダ等、小売店)73,9150.665,8340.589.1 その他(オーストラリア・米国等)325,1272.7295,5431.979.8 計399,0433.3325,3772.481.5 販売実績合計12,192,379100.013,478,088100.0110.5 [業績の概要] (単位:千円、%) 前連結会計年度(自 2023年8月1日至 2024年7月31日)当連結会計年度(自 2024年8月1日至 2025年7月31日)金額金額対前期比売上高12,192,37913,478,088+10.5営業利益918,344513,372△44.1経常利益1,122,306504,249△55.1親会社株主に帰属する当期純利益794,348320,660△59.6 ③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて918,781千円減少し、3,571,201千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は、781,652千円(前年同期は800,357千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益498,431千円、売上債権の増加102,021千円、棚卸資産の減少159,289千円、及び法人税等の支払額123,511千円があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における投資活動の結果使用した資金は、158,540千円(前年同期は626,663千円の支出)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出625,802千円、定期預金の払戻による収入639,156千円、有形固定資産の取得による支出141,431千円、無形固定資産の取得による支出20,899千円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における財務活動の結果使用した資金は、1,483,991千円(前年同期は1,551,765千円の支出)となりました。これは主に、長期借入による収入180,000千円、長期借入金の返済による支出377,080千円、自己株式の取得による支出902,552千円、及び配当金の支払358,082千円があったこと等によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績当社グループは化粧品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を行っておりません。 a.生産実績最近2連結会計年度における生産実績は次のとおりです。セグメントの名称前連結会計年度(自 2023年8月1日至 2024年7月31日)当連結会計年度(自 2024年8月1日至 2025年7月31日)金額(千円)金額(千円)前年同期比(%)化粧品事業2,359,3742,115,01089.6(注) 金額は製造原価によっております。 b.受注実績当社は見込み生産を行っておりますので、該当事項はありません。 c.販売実績最近2連結会計年度における販売実績は次のとおりです。セグメントの名称前連結会計年度(自 2023年8月1日至 2024年7月31日)当連結会計年度(自 2024年8月1日至 2025年7月31日)金額(千円)金額(千円)前年同期比(%)化粧品事業12,192,37913,478,088110.5 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容a. 経営成績(売上高)当社グループは、当連結会計年度において、中国では主力製品「AGドリンク」のリニューアル等、ブランド力の強化、日本ではSNSを活用した認知度向上施策や直営店の増設といった、オフライン、オンライン両軸でのプレゼンス強化の推進を行い、売上拡大のための取り組みを進めてまいりました。結果、メイン市場である中国売上は厳しい事業環境の影響もあり前期並となったものの、株式会社エムアンドディの売上が通期で寄与したこと等により日本売上が大幅に拡大し、当連結会計年度の売上高は13,478,088千円となり、前連結会計年度に比べ10.5%増加いたしました。地域別にみると、中国国内売上で9,728,894千円、日本売上で3,423,816千円となっております。 (売上原価、売上総利益)当連結会計年度の売上原価は3,604,583千円、売上総利益は9,873,505千円となりました。原価率の高いエムアンドディ社の売上構成比が高まった結果、売上原価は売上高比率で26.7%、売上総利益率は73.3%になっております。 (販売費及び一般管理費、営業利益)販売費及び一般管理費の主な項目として、従業員給料及び手当1,040,673千円(売上高比率7.7%)、ブランドの認知力向上の為に傾注した広告宣伝費3,466,919千円(売上高比率25.7%)及び支払手数料2,025,174千円(売上高比率15.0%)を計上した結果、販売費及び一般管理費合計で9,360,133千円(売上高比率69.4%)となりました。自社ライブ販売の強化等により売上高支払手数料率が改善した一方、本社及びエムアンドディ社における従業員数増加の影響で従業員給料及び手当が増加し、結果として、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引きました営業利益は513,372千円(売上高比率3.8%)となりました。 (営業外損益、経常利益)営業外収益では主に補助金収入65,380千円(売上高比率0.5%)を計上し91,733千円(売上高比率0.7%)となり、営業外費用では支払利息を17,200千円(売上高比率0.1%)、為替差損67,231千円(売上高比率0.5%)及び持分法による投資損失12,725千円(売上高比率0.1%)を計上し、100,856千円(売上高比率0.7%)となりました。結果として経常利益は504,249千円(売上高比率3.7%)となりました。 (法人税等合計、親会社株主に帰属する当期純利益)法人税等合計で183,571千円(売上高比1.4%)を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は320,660千円(売上高比2.4%)となりました。 b. 財政状態当連結会計年度末における総資産は、9,567,617千円となりました。当連結会計年度末における負債は、1,992,524千円となりました。当連結会計年度末における純資産は、7,575,092千円となりました。主な増減内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況」に記載のとおりであります。以上の結果、財務指標としては、流動比率が436.6%、自己資本比率が79.1%になっております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。当社グループは、事業継続に必要と考える資金は確保していると認識しております。当社の運転資金需要のうち主なものは、新製品上市のための研究開発投資、店舗の出店、生産性向上のための設備投資、認知度拡大のための広告投資等があり、主な資金の源泉は、化粧品と健康補助食品の販売による収入となります。なお、当社グループの当連結会計年度末の現金及び預金残高は3,571,201千円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成にあたっては、経営者の判断に基づく会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りが必要となります。この判断及び見積りについては過去の実績等を勘案して合理的に判断しております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び2 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項 (重要な会計方針)」に記載しておりますが、以下の重要な会計方針が、連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に影響を及ぼすと考えております。また、当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (棚卸資産)製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品は、主として総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。四半期末及び期末における正味売却価額が取得原価よりも下落している場合には、当該正味売却価額をもって貸借対照表価額としております。また、滞留及び過剰在庫の内、陳腐化した棚卸資産については、適正な価値で評価されるように評価減の金額を見積っております。 (有形固定資産)当社グループでは、有形固定資産の簿価について、それが回収できなくなる可能性を示す兆候がある場合には、減損の判定を行っております。また、減損リスクの管理として、新たな遊休及び休止資産の発生等の可能性の把握とその対応を行っております。資産グループの回収可能価額は、事業用資産については、将来キャッシュ・フローをもとにした使用価値により測定しております。経営者はそれらの将来キャッシュ・フローの見積りは合理的であると考えておりますが、将来の予測不能な事業上の前提条件の変化によって見積りが変更されることにより、将来キャッシュ・フローが減少し、減損損失が発生する可能性があります。

事業リスク

  • 中国事業への高い依存と地政学リスク
    アクシージアグループの売上高の72.2%が中国市場に依存しているため、中国の政策変更、法制度の未整備、外国資本優遇措置の見直し、反日感情の高まり、感染症の流行といった地政学的・経済的リスクが経営に大きな影響を与える可能性があります。また、主要なECプラットフォームの運営方針変更もリスク要因です。
  • ブランド価値毀損のリスク
    製品に関する否定的な評判や評価が広まることで、ブランドイメージが損なわれ、企業の信用が低下する可能性があります。これは、消費者の購買意欲に直接影響し、売上減少や業績悪化につながる可能性があります。特にSNSが普及した現代において、情報拡散のスピードは速く、迅速な対応が求められます。
  • 競争激化と消費者ニーズの変化
    国内化粧品市場は成熟しており、M&Aや異業種からの新規参入により競争が激化しています。また、消費者のニーズやトレンドは常に変化しており、新製品開発が長期化したり、開発した製品が市場に受け入れられなかったりするリスクがあります。これらに対応できない場合、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|9,143 文字
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している重要なリスクは、以下のとおりであります。ただし、以下に記載したリスクは当社グループに関する全てのリスクを網羅したものではなく、記載されたリスク以外のリスクも存在します。かかるリスク要因のいずれによっても、投資家の判断に影響を及ぼす可能性があります。当社は、リスク管理の全社的推進とリスク管理に必要な情報の共有化を図るため、「リスク管理委員会」を設置し、当社の事業活動に関する様々なリスクを全社横断的な観点からモニタリングする体制を構築しております。具体的には、各部門ごとにリスクを洗い出し、リスクの発生確率や、リスクが顕在化した場合に当社グループが被ると想定される損害額によってリスクの程度を評価し、この評価結果に基づいてリスクごとに管理責任者を定め、四半期ごとにモニタリングすることにしております。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 中国での事業活動発生可能性:中発生可能性のある時期:長期的影響度:中リスク: 当社グループでは、マーケットの拡大が期待されるアジア太平洋地域、特に中国において事業活動を展開しております。中国での事業活動におきましては、予期し得ない不透明な政策運営、各種法制度の未整備や変更、外国資本優遇措置の見直し、労働問題等のオペレーションリスクのほか、反日抗議行動や治安悪化、テロ・戦争の勃発、感染症の流行による社会的混乱等のリスクが潜在しております。 また、中国の主要販売チャネルであるEコマースにおきましては、主として阿里巴巴集団控股有限公司(アリババグループ)のプラットフォーム及びDouyinで販売していることから、プラットフォーム側の運営方針の変更や経営状況等の影響を受ける可能性があります。対応策: 当社グループでは、これら中国での事業活動に潜在するリスクに対しては、現地情勢の把握に努め早期の回避策を講じてリスク管理に努めております。 例えば、2019年1月の中国電子商取引法(EC法)の施行に際しては、流通や販売網に変化が生じたものの、早期から中国本土での販売力強化を行ってきたことや中国本土でのブランディング・マーケティング体制を自前で構築する等、対応を進めております。 当連結会計年度末現在、社外取締役を含む8名の取締役のうち4名は中国出身であり、中国ビジネスを展開するうえでの強みとなっていることもあり、当社グループにおける中国向けの売上高は当連結会計年度において72.2%に達しております。 (2) ブランド価値の毀損発生可能性:中発生可能性のある時期:長期的影響度:中リスク: 当社グループの製品に関する否定的な評判や評価が世間に流布することによって信用が低下し、ブランドイメージが毀損された場合、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループは、「AGTHEORY」「AXXZIA」などの個別ブランド展開を図っており、各ブランドは、誠実な企業経営とお客様の信頼に応えた製品・サービスの提供により、ブランドイメージの形成とその維持向上に十分努めております。 (3) 化粧品市場環境発生可能性:中発生可能性のある時期:長期的影響度:軽リスク: 国内化粧品市場は成熟期を迎えており、M&Aによる企業グループの再編、異業種からの新規参入、流通業及び小売業の提携・統合に伴う影響力の増大など競争環境は厳しさを増しております。当社グループが予期せぬ競争環境の変化に的確に対処できない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループは取引先や営業・販売現場からの情報を随時把握するとともに、市場の情報をタイムリーに把握することに取り組み、マーケットニーズ・顧客志向の変化を考慮した製品開発・マーケティング・販売活動を行っております。 (4) 新製品開発と消費者ニーズへの適合発生可能性:中発生可能性のある時期:長期的影響度:軽リスク: 新製品の開発が長期にわたる場合、成果が翌期以降に及ぶことがあります。また、予定どおりの成果が得られない場合、期間の延長や上市に向けた諸経費の増加を強いられる場合や、結果として製品化できない場合があります。 さらに、製品化できた場合でも、様々な要因による不確実性が伴うため、必ずしもお客様に受け容れられるとは限りません。当社グループでは消費者ニーズに応えられなくなった既存ブランド及び製品の撤退を継続的に行っております。このように当初意図した成果が得られない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 新製品開発は当社グループの競争力・成長力の源泉のひとつであり、継続的に市場ニーズの先取りに努め新製品を開発し市場に投入してきております。年度販売・生産計画を策定し、上市前のマーケティング・広告戦略の実践にも注力し、短期間で成果を挙げることを目指しています。 (5) 知的財産権保護の限界発生可能性:低発生可能性のある時期:長期的影響度:軽リスク: 取得した商標権等の内容が不十分であったり、第三者による予測を超えた手段等により当社グループが保有する知的財産権が侵害され、結果として、当社が第三者の権利を侵害してしまったり、第三者により当社の技術の不正流用や模倣品の開発等が行われた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループでは、製品の企画から入念なマーケティングに基づき製品開発をしており、製品上市前には商標権等の取得により知的財産権の確保に努めております。また、第三者によって模倣品が製造、販売されることを防止、当社の知的財産権に対する侵害事例の調査を随時行っております。 (6) 重要な訴訟発生可能性:低発生可能性のある時期:特定時期なし影響度:中リスク: 将来、重要な訴訟等が発生し、当社グループに不利な判断がなされた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループでは、法務部門を設けて契約の事前審査や知的財産の出願、管理、役職員へのコンプライアンス教育などを担当させることにより、当社グループの業務が法令や契約に違反することがないよう努めております。なお、本報告書提出日現在において、当社グループに重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されておりません。 (7) 天災、火災、事故等の発生が将来の業績に与える影響発生可能性:低発生可能性のある時期:特定時期なし影響度:重リスク: 原材料調達先及び生産委託先の拠点地域及び当社グループが所在する地域に地震等の天災や事故が発生し、原材料及び製品の供給への影響や、生産及び納品遅延などの事態が生ずる場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループは、災害による生産・供給体制への影響を最小化するため、複数調達先の確保及び生産委託先の分散化に取り組んでいます。 (8) 感染症の流行、拡大発生可能性:高発生可能性のある時期:特定時期なし影響度:軽リスク: 社会的、経済的影響の大きな感染症の流行、拡大が発生した場合、物流の停滞による資材調達の遅れや生産及び納品の遅延、営業活動や接客行為の自粛や制限、取引先や販売店の休業などにより、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループでは、感染症流行、拡大への対策として、在宅勤務が可能な環境を整備しており、感染症流行時に本社に出社しなくても業務遂行が可能となっております。 (9) 海外子会社管理に係るリスク発生可能性:低発生可能性のある時期:長期的影響度:軽リスク: 海外子会社管理(企業統治)が不十分であることにより、不正・不祥事等が発生した場合、企業イメージの悪化、信用失墜等により、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループは、経営方針の中核に「グループとしての企業価値を高める経営を継続して行っていく」ことを掲げており、この企業価値を高める経営の継続に当たっては、コーポレート・ガバナンスを経営上の重要な課題のひとつと位置付け、健全な経営を遂行する組織体制や仕組みを整備し、継続的に社会的信用を保持するための体制づくりを進めております。本社における海外子会社の統括部門の下、海外子会社において社内規程を整備し、規程に則って業務を運営しガバナンス体制強化を図っております。海外子会社の運営リスクに対し、整備した社内規程の運用等を含め、計画的に海外子会社に対する監査を実施しております。 (10) 為替発生可能性:中発生可能性のある時期:特定時期なし影響度:軽リスク: 当社グループは、売上高に占める海外比率が大きく、当連結会計年度においては海外における売上高は当社グループの売上高の74.6%となっており、為替リスクの影響を受けやすい状況でございます。 予測を超えた為替相場の変動がある場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループでは、グループ間取引における為替リスクは本社が負うという方針に基づき、外貨取引における為替変動の影響を本社に集約し、本社にて為替管理を行っております。為替予約取引等の手段により、可能な限りリスクを軽減し、回避するよう努めてまいります。 (11) インバウンドの影響発生可能性:高発生可能性のある時期:短期的影響度:軽リスク: 予測し得ない現地の経済情勢の変化、政策等の変更、日中関係悪化、感染症の拡大等による需要の低迷が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループは、特に中国からの訪日客によるインバウンド需要の影響を多く受けております。当社グループでは、インバウンド動向を注視しており、その内容によっては機動的に取締役会等を開催して対策を講じることができる体制を構築しております。 (12) 原材料価格の高騰発生可能性:中発生可能性のある時期:長期的影響度:重リスク: 国際情勢の変化、投機資金流入などにより需給バランスが一時的に不均衡となり、購入価格に影響がでた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループでは、市場リスクを最小限にするために、海外を含めたグローバル調達を推進しております。また、供給会社と良好な関係を保ちながら、必要な原材料を適切な価格でタイムリーに調達できるよう努めております。 (13) 物流コストの高騰発生可能性:中発生可能性のある時期:長期的影響度:中リスク: 当社グループの製品を国内及び各国に供給するためには、物流サービスが有効に機能している必要があります。昨今の物流業界の状況に鑑み、これら事業者から大幅な配送料の値上げや取引関係の縮小などがあった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループでは、内外のお客様への製品配送を複数の業者に分散して委託し、これら事業者と良好な取引関係を保つことで、安定的な物流体制を構築しております。 (14) 材料及び製品供給発生可能性:低発生可能性のある時期:長期的影響度:中リスク: 外部パートナーの品質不良や経営状態の悪化等により必要材料の供給が困難になった場合、完成品である製品の生産・供給に影響することとなり、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループは、原材料、容器、包装資材等の材料を外部のパートナーより供給を受けています。材料の供給不安を回避するため外部パートナー選定には経営状態や生産現場の視察などを通じて安定的な供給先確保に努めています。 (15) 特定の委託製造先への依存発生可能性:低発生可能性のある時期:中期的影響度:中リスク: 当社グループは、製品の製造を外部に委託しており、当連結会計年度において主力の委託製造先であるアピ株式会社への外注費割合が全外注費合計に対し64.6%と高い水準となっています。 天災、火災、事故、委託製造先の経営状態の急変などが発生した場合、製品の生産・供給に影響することとなり、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループでは、同社の4工場での複数ラインでの製造の分散化及び他製造委託先候補の選定など、特定の委託製造先への依存による不測のリスク軽減に努めております。 なお、同社との契約条件は以下のとおりであり、本報告書提出日現在において、契約解除事由に該当する事実はありません。相手先の名称契約締結日契約期間契約内容契約解除事由アピ株式会社2021年3月1日2021年3月1日から1年間(3か月前の書面による契約終了の申し出がない場合は自動延長)製品の製造委託契約条項への違反、履行に関する不正行為、その他経営状態の悪化などを事由として催告なしに契約を解除できる契約解除条項有り。  (16) 在庫発生可能性:中発生可能性のある時期:特定時期なし影響度:重リスク: 国内外での法令・規制の変更に伴う市場環境の変化、消費者ニーズの変化、他社競合品との競争激化などにより需要及び販売見込みが実態と乖離し、滞留在庫が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループは、在庫保有状況を毎月精査し、材料の発注計画を含む生産計画を毎月見直し、滞留在庫が懸念される製品については販売促進策を随時立案・実施し、在庫の滞留リスクの低減化を図っています。 (17) 特定のブランド及び製品への依存発生可能性:中発生可能性のある時期:特定時期なし影響度:中リスク: 当連結会計年度においては、AGTHEORYブランド及びAXXZIAブランドが当社グループの売上高の大部分を占めております。現在の主力ブランドが何らかの要因により販売不振に陥る場合や、また、ブランド及び製品の柱を増やす事業活動はその性質上、さまざまな要因による不確実性が伴うため、当初意図した成果が得られない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループは、主力製品の売上安定化を図るとともに継続的に新規ブランド及び製品を生み出し、特定のブランド及び製品による依存リスクの分散を図っております。 (18) 競合の激化発生可能性:中発生可能性のある時期:特定時期なし影響度:中リスク: 予測し得ない競合他社の動きが発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 競争環境を勝ち抜くために、当社グループは新規ブランド及び製品の開発に対する投資を積極的に行っております。また、新規ブランド及び製品の開発と同時に、知的財産権の確保にも積極的に投資を行っております。競合他社に類似品を展開させないためにニッチ市場での先行者利益の獲得、パッケージや形状の独自性等様々な対策を講じ、確固たるブランド価値の確立を図っております。 (19) 法規制等の遵守発生可能性:中発生可能性のある時期:特定時期なし影響度:中リスク: 当社グループは、国内外で化粧品・健康食品を中心に多様な製品を取り扱っており、多岐にわたる法規制の適用を受けています。具体的には、会計基準や会社法、税法、労働基準法、独占禁止法、下請法、薬機法、食品衛生法、景品表示法、電子商取引法、特定商取引法、消費者契約法、個人情報保護法など、さらに海外市場に関わる各国の各種法令・規制等があります。 今後、これらの法規制等の変更や、予測できない法規制等の新設により当社グループの活動が一時的に制限される場合、また、これらの法規制等への対応のための費用が生ずる場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: これらの法令を遵守するためにコンプライアンス管理規程の制定及び運用、必要に応じて各種法令を管轄する省庁への確認、役職員への周知及び研修会の実施等を行い、法令遵守の徹底を図っております。 (20) 許認可発生可能性:低発生可能性のある時期:特定時期なし影響度:中リスク: 当社グループは、薬機法に基づく化粧品製造販売業(有効期限:東京都、2028年5月28日)の許認可のもとで化粧品事業を展開しています。将来において、薬機法の変更や、許認可の有効期限到来時の更新のため、更なる対策を講ずる費用が生ずる可能性があります。さらに、将来の事業領域の拡大の際に新たな許認可取得の必要性が生ずる場合には、許認可取得のための対策費用が生ずる可能性があります。これらの可能性が顕在化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループでは、各種規制変更の決定前からその動向を注視し、状況に応じた対応を取り、影響を最小限とするよう対策を行うとともに、許認可等を受けるための諸条件および関係法令の遵守に努めております。また、かかる許認可に基づく基準を遵守し化粧品の品質と安全性を確保する取り組みを行っています。 なお、下記許認可について、現時点において、事業の停止、許認可取消事由及び事業廃止事由に該当する事実はありません。[主要な許認可の取得状況(2025年7月31日現在)]取得年月許認可等の名称所管官庁等許認可等の内容有効期限法令違反の要件及び主な許認可取消事由2023年5月29日化粧品製造販売業許可東京都自らが化粧品製造販売業者として化粧品の製造販売を許可する。2028年5月28日薬機法違反(届出義務違反、配合成分違反、表示違反、広告表現違反など)  (21) 製造物責任賠償発生可能性:低発生可能性のある時期:特定時期なし影響度:中リスク: 当社グループが販売する製品は、消費者の肌に直接接触するもの、消費者が摂取するものが含まれるため、常に健康障害などによる製造物責任賠償のリスクが内在しており、健康障害を引き起こす事態が生じた際には製造物責任を負う可能性があります。これらの可能性が顕在化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループでは株式会社ユイット・ラボラトリーズが化粧品及び医薬部外品の製造を受託しており、万一製品の品質について何らかの問題が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループは当該リスクへ対応するために製品の品質と安全性を確保するために品質管理体制を構築しています。 (22) リコール発生などの品質問題発生可能性:低発生可能性のある時期:特定時期なし影響度:中リスク: 当社製品において、意図しない品質不良等により大規模なリコールの必要性が生じた際には、法令に沿った告知をはじめ速やかな自主回収の措置を講ずることとなり、これらの対策費用発生により、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 当社グループは、市場及び消費者ニーズに応じて継続的に新規ブランドや新製品開発に取り組んでおり、製造工程面での品質管理に万全を期すとともに発売前の安全性試験を通じて、常に精緻な「製品標準書」に基づいた3C8(注)検査ポリシーに従い、安全面での品質維持に努めています。 また、2023年3月には株式会社ユイット・ラボラトリーズが1SO90001(品質マネジメントシステム)認証を取得し、当社グループとしてグローバルスタンダードに準拠した品質管理システムを運用し、安全を担保する品質維持をさらに強化しています。  (注)3C8(スリー・シー・エイト)とは3段階Check、計8項目検査のことです。1st Check:「バルク原料等資材受入検査」1C-(1)バルク原料受入検査 1C-(2)容器等、他資材、受入検査2nd Check:「製造~充填~梱包工程でのライン検査」2C-(1)個装品検査 2C-(2)内箱詰品検査      2C-(3)内箱詰品検査 2C-(4)5年間保管用参考品採取3rd Check:「出荷前最終品質検査」3C-(1)完成品検査 3C-(2)出荷前品質検査 (23) 消費者とのトラブル及び風評発生可能性:低発生可能性のある時期:特定時期なし影響度:中リスク: 当社グループは、販売する製品の特性上、消費者が期待する効果効能が体感できなかった場合の消費者よりの苦情、健康障害などのトラブルが発生する可能性があります。 これらトラブルに関するマスコミ報道やインターネットへの書き込み等により風評が流布し、当社グループ及び製品イメージの低下につながる事態が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 販売する製品の効果効能については製品毎に関連法令の定める範囲内での効果効能表現を徹底し、消費者との適切なコミュニケーションを図るとともに、健康障害などのトラブルに際しては誠意をもって消費者対応にあたる体制を整備しています。 (24) 特定人物への依存発生可能性:低発生可能性のある時期:特定時期なし影響度:中リスク: 当社グループは、代表取締役社長である段卓の中国市場における人的関係を活用し、海外事業を推進、展開しております。段卓自身が不慮の事故等に遭遇し、海外取引先との人的関係及び取引関係の維持に支障を生ずる場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。対応策: 海外営業部及び海外子会社にてこれら人的関係を継承し、特定の人物に依存するリスクの低減に努めています。

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