研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
| 2025-09 |
- |
2 |
| 2024-09 |
- |
4 |
| 2023-09 |
- |
2 |
| 2022-09 |
- |
4 |
| 2021-09 |
- |
2 |
研究開発活動(本文)
FY2025|1,447 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、美と健康の領域において、お客さまのスマートで新しいライフスタイルを実現することをめざしております。人生100年といわれる現代では、お客さまの美や健康に対する価値観やニーズは日々多様化しております。こうした環境の中で、世代やライフステージに応じた科学的かつ効率的なケアを提案するため、商品開発や独自原料、技術の研究開発に注力しております。特に、お客さまに「確かな効果を実感いただける」高機能素材の開発や、肌や身体を守る生体バリア機能を高める研究に取り組み、競争力のある新商品や新しい使用方法等の開発につなげております。また、当社グループは自社資源の活用に加え、大学やパートナー企業等と共同での研究開発(オープンイノベーション)を積極的に推進し、様々な分野の先進テクノロジーを活用することで、効率的かつ効果的に研究開発を進め、研究の成果を速やかに商品開発に活用できるよう取り組んでおります。以上のとおり、当社グループは研究開発の成果を通じてお客さまの新しいライフスタイルの実現に貢献し続けることを、研究開発の基本方針としております。当連結会計年度において、当社グループが支出した研究開発費の総額は、87百万円であり、当連結会計年度の研究開発活動は、以下のとおりであります。 (研究開発活動) 当社グループは化粧品の分野において、美容分野で幅広く活用されるコラーゲンや独自素材の新規研究開発、またお客さまの効果実感を高めるための浸透技術の研究開発等に取り組んでおります。特に、肌のバリア機能が重要であると捉えており、より高い機能性を持つ薬用植物やコラーゲンの独自素材開発に取り組んでおります。ヘルスケアの分野においては、お客さまの健やかな毎日をサポートする機能性表示食品を中心とした健康食品の開発を進めております。浸透技術研究においては、皮膚の角質層下部に存在する「タイトジャンクション」と呼ばれる細胞間結合部位に着目し、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学及び名古屋大学発ベンチャー企業 合同会社BeCellBarと共同研究を実施しました。その結果、「フェルラ酸」と「センブリエキス」によりタイトジャンクションの一時的な緩和と皮膚透過の促進効果を確認し、2025年6月3日に特許を取得いたしました。タイトジャンクションは、細胞同士を接着させることで皮膚の水分保持やバリア機能を維持する役割を担っておりますが、当社はその細胞同士の結合を一時的に緩めることで、成分の浸透を高める新しいアプローチを確立しました。この成果は、新たな浸透技術として当社のスキンケアブランド「PERFECT ONE」や「PERFECT ONE FOCUS」等に活用しております。さらに浸透技術に関する研究の一環として、ジェル剤型における有効成分の浸透量が高いことを、国立大学法人佐賀大学との共同研究において確認しております。実際に当社製品に配合しているシワ改善有効成分について、化粧水、乳液を重ね塗りした肌よりも、ジェルのみを塗布した肌のほうが浸透量が高いことを実証しました。この成果は、当社のオールインワンジェルひとつでケアするシンプルケアが、シワ改善に有効な成分を効率的に届ける最適な方法であることを示唆しています。今後も、お客さまのお肌や健康のお悩みを解決するため、新しい技術や、薬用植物、コラーゲンの持つ様々な可能性を探求し続け、エビデンスに基づく研究開発を推進してまいります。
FY2024|1,367 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、美と健康の領域において、お客さまのスマートで新しいライフスタイルを実現することをめざしております。人生100年といわれる現代において、お客さまの美や健康に対する価値観やニーズは日々変化しております。そのような中、お客さまへ世代やライフステージに応じた科学的で効率的なケアを提案するため、原料や商品の研究開発に取り組んでおります。特に、お客さまにとって「効果を実感」頂けるような機能性の高い新素材の開発や、肌や体内の生体バリア機能向上に関する研究に力を入れ、新しい商品や新しい使用方法等の開発につなげております。また、当社グループは自社の資源の活用だけではなく、大学やパートナー企業等と共同での研究開発(オープンイノベーション)も推進しております。これにより、様々な分野の先進テクノロジーを活用し、効率的かつ効果的に研究開発を進め、研究の成果を速やかに商品開発に活用できるよう取り組んでおります。以上より、当社グループは研究開発の成果を通じてお客さまのスマートで新しいライフスタイルの実現に貢献し続けることを、研究開発の目的としております。当連結会計年度において、当社グループが支出した研究開発費の総額は、92百万円であり、当連結会計年度の研究開発活動は、以下のとおりであります。 (研究開発活動) 当社グループは化粧品の分野において、美と健康に幅広い応用が見込まれるコラーゲンや独自素材の新規研究開発、またお客さまの効果実感を高めるための浸透技術の研究開発等に取り組んでおります。ヘルスケアの分野においては、お客さまの健やかな毎日をサポートする機能性表示食品を中心とした健康食品の開発を進めております。特に、肌のバリア機能が重要であると捉えており、より高い機能性を持つ薬用植物やコラーゲンの独自素材開発に取り組んでおります。令和5年12月に開催された第1回日本化粧品技術者会 学術大会では、平成18年より研究を続けている薬用植物「ムラサキ」の根である「紫根」に、肌のバリア機能を高める効果が期待できる旨を研究成果として発表いたしました。令和6年6月に開催された第24回日本抗加齢医学会総会モーニングセミナーでも、ウェルエイジングに期待される薬用植物「ムラサキ」の研究成果について発表を行っております。コラーゲンの研究においては、コラーゲンの浸透性とバリア機能を高める独自開発成分「プロテクトコラーゲン」の製造方法に関する特許を令和6年4月5日に取得いたしました。また、独自開発コラーゲンである「VCコラーゲン」、「ムラサキ発酵コラーゲン」、「プラセンタコラーゲン」、「プロテクトコラーゲン」の組合せが、睡眠中に分泌する成長ホルモンとの相乗効果でコラーゲン産生を促進する効果を確認しております。その他、国立大学法人佐賀大学との共同研究において、化粧水、乳液の両方を塗布した肌よりも当社のオールインワンジェルのみを塗布した肌のほうが、有効成分の浸透量が高くなることを確認しました。オールインワンジェルひとつでケアするシンプルケアが、最適な美容方法であることを示唆しております。今後も、薬用植物やコラーゲンの持つ様々な可能性を探り、お客さまのお肌や健康のお悩みを解決するための研究開発を進めてまいります。
FY2023|1,511 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、Health&Beauty領域において、お客さまのスマートで新しいライフスタイルを実現することをめざしております。人生100年といわれる現代において、お客さまの美や健康に対する価値観やニーズは日々変化しております。そのような中、お客さまへ世代やライフステージに応じた科学的で効率的なケアを提案するため、原料や商品の研究開発に取り組んでおります。特に、お客さまにとって「効果を実感」頂けるような機能性の高い新素材の開発や、肌や体内の生体バリア機能向上に関する研究に力を入れ、新しい商品や新しい使用方法等の開発につなげております。また、当社グループは自社の資源の活用だけではなく、大学やパートナー企業等と共同での研究開発(オープンイノベーション)も推進しております。これにより、様々な分野の先進テクノロジーを活用し、効率的かつ効果的に研究開発を進め、研究の成果を速やかに商品開発に活用できるよう取り組んでおります。以上より、当社グループは研究開発の成果を通じてお客さまのスマートで新しいライフスタイルの実現に貢献し続けることを、研究開発の目的としております。当連結会計年度において、当社グループが支出した研究開発費の総額は、100百万円であり、商品カテゴリー別の研究開発活動は、以下のとおりであります。 (1) 化粧品当社グループは化粧品の開発において、美容や健康に幅広い応用が見込まれるコラーゲンの新規開発や、お客さまの効果実感を高めるための浸透技術の開発等に取り組んでおります。特にコラーゲンについては、エイジングケアが重要であると捉えており、より高い機能性を持つコラーゲンの研究開発に取り組んでおります。当連結会計年度は、国立大学法人広島大学との共同研究により当社独自の薬用植物「ムラサキ」より独自の乳酸菌を発見いたしました。また日本で古くから親しみある発酵食品は、食材を「発酵」させることで栄養成分が増え、新しい機能性が加わるなど、人の美と健康に有益な食品として知られています。この発酵に着目し、当社独自の乳酸菌の発酵を応用しコラーゲンに新たな機能性を付与することを目的とした結果「ムラサキ発酵コラーゲン」を開発することが出来ました。「ムラサキ発酵コラーゲン」は、未発酵のコラーゲンと比較してアミノ酸量が豊富であること、またヒアルロン酸の産生効果が高まることを確認しており、肌の保湿力や弾性力向上等の効果が期待されます。当社グループは、「ムラサキ発酵コラーゲン」を、主要化粧品の開発に活用しております。令和5年5月には、「パーフェクトワン」の商品「パーフェクトワン モイスチャージェル」へ配合し発売しました。今後も、コラーゲンや薬用植物の持つ様々な可能性を探り、お客さまのお肌のお悩みを解決するための研究開発を進めてまいります。 (2) ヘルスケア当社グループは、お客さまの健やかな毎日をサポートするための健康食品や医薬品の開発を進めております。当連結会計年度は、品種登録を行ったスペイン甘草の新品種「新日本製薬GG01」について、ヘルスケア事業に活用することをめざして検討を継続しております。その他、当社グループは大学との共同研究も推進しております。当連結会計年度は、国立大学法人九州大学を中心とする産学連携オープンサイエンスプラットフォームに参画し、大学から提供されるビッグデータや異分野の研究者や企業との協働・議論を通じて、ヘルスケアに関する知見の拡大・蓄積を継続しております。当社グループは、今後これらの知見を新たなヘルスケア商品の開発に活用していくことを検討しております。
FY2022|1,761 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、Health&Beauty領域において、お客さまのスマートで新しいライフスタイルを実現することをめざしております。人生100年といわれる現代において、お客さまの美や健康に対する価値観やニーズは日々変化しております。そのような中、お客さまへ世代やライフステージに応じた科学的で効率的なケアを提案するため、原料や商品の研究開発に取り組んでおります。特に、お客さまにとって「効果を実感」頂けるような機能性の高い新素材の開発や、肌や体内の生体バリア機能向上に関する研究に力を入れ、新しい商品や新しい使用方法等の開発につなげております。また、当社グループは自社の資源の活用だけではなく、大学やパートナー企業等と共同での研究開発(オープンイノベーション)も推進しております。これにより、様々な分野の先進テクノロジーを活用し、効率的かつ効果的に研究開発を進め、研究の成果をすみやかに商品開発に活用できるよう取り組んでおります。以上より、当社グループは研究開発の成果を通じてお客さまのスマートで新しいライフスタイルの実現に貢献し続けることを、研究開発の目的としております。当連結会計年度において、当社グループが支出した研究開発費の総額は、102百万円であり、商品カテゴリー別の研究開発活動は、以下のとおりであります。 (1) 化粧品当社グループは化粧品の開発において、美容や健康に幅広い応用が見込まれるコラーゲンの新規開発や、お客さまの効果実感を高めるための浸透技術の開発等に取り組んでおります。特にコラーゲンについては、エイジングケアに重要であると捉えており、より高い機能性を持つコラーゲンの研究開発に取り組んでおります。当連結会計年度は、「グアニン結晶」を化粧品へ応用する技術を国立大学法人広島大学・国立大学法人山口大学との共同研究により開発いたしました。「グアニン結晶」は地球上の全ての生物が持つDNA構成塩基のひとつである「グアニン」が結晶化した物質です。本研究では、魚類の鱗や皮に存在している「グアニン結晶」の粒径を20μmが基本ですが、「グアニン結晶」の特長を効率よく引き出すため、粒径5μm以下に加工したものを応用しました。それを肌上での有効性を検証した結果、カバー効果及びトーンアップ効果、ソフトフォーカス効果、保湿性向上効果などが確認できました。当社グループは、「グアニン結晶」を、今後、化粧品の開発に活用することを検討しております。また、令和4年4月には、「パーフェクトワンフォーカス」の新商品「パーフェクトワンフォーカス センシティブライン」を新たに発売しました。シリーズ第二弾となるスムースウォータリージェル ピュア及びスムースクレンジングバーム ピュアには、有用成分として敏感肌を健やかな肌に導くための4種の植物エキスと良質な5つのシード(種子)エキスを独自に配合した成分である「フィト-コンプレックス」の配合に加え、「摩擦レス処方」のテクスチャーを採用することにより、肌への負担を少なく、肌悩みを効果的にケアする商品となっております。今後も、コラーゲンの持つ様々な可能性を探り、お客さまのお肌のお悩みを解決するための研究開発を進めてまいります。 (2) ヘルスケア当社グループは、お客さまの健やかな毎日をサポートするための健康食品や医薬品の開発を進めております。当連結会計年度は、グリチルリチン酸を主要成分とし、鎮痛・抗炎症等の薬効をもつ「甘草」に着目し、大学法人大阪医科薬科大学との共同研究を行い、日本で初めてスペイン甘草の新品種として「新日本製薬GG01」が品種登録されました。当社グループは、「新日本製薬GG01」を、今後、ヘルスケア事業に活用することを検討しております。その他、当社グループは大学との共同研究も推進しております。当連結会計年度は、昨年より国立大学法人九州大学を中心とする産学連携オープンサイエンスプラットフォームに参画し、大学から提供されるビッグデータや異分野の研究者や企業との協働・議論を通じて、ヘルスケアに関する知見の拡大・蓄積を継続しております。当社グループは、今後これらの知見を新たなヘルスケア商品の開発に活用していくことを検討しております。
FY2021|2,021 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、Health&Beauty領域において、お客さまのスマートで新しいライフスタイルを実現することをめざしております。人生100年といわれる現代において、お客さまの美や健康に対する価値観やニーズは日々変化しております。そのような中、お客さまへ世代やライフステージに応じた科学的で効率的なケアを提案するため、原料や商品の研究開発に取り組んでおります。特に、お客さまにとって「効果を実感」頂けるような機能性の高い新素材の開発や、肌や体内の生体バリア機能向上に関する研究に力を入れ、新しい商品や新しい使用方法等の開発につなげております。また、当社グループは自社の資源の活用だけではなく、大学やパートナー企業等と共同での研究開発(オープンイノベーション)も推進しております。これにより、様々な分野の先進テクノロジーを活用し、効率的かつ効果的に研究開発を進め、研究の成果をすみやかに商品開発に活用できるよう取り組んでおります。以上より、当社グループは研究開発の成果を通じてお客さまのスマートで新しいライフスタイルの実現に貢献し続けることを、研究開発の目的としております。 当連結会計年度において、当社グループが支出した研究開発費の総額は、143百万円であり、商品カテゴリー別の研究開発活動は、以下のとおりであります。 (1) 化粧品当社グループは化粧品の開発において、美容や健康に幅広い応用が見込まれるコラーゲンの新規開発や、お客さまの効果実感を高めるための浸透技術の開発等に取り組んでおります。特にコラーゲンについては、エイジングケアに重要であると捉えており、より高い機能性を持つコラーゲンの研究開発に取り組んでおります。当連結会計年度は、素材研究として「プラセンタコラーゲン」の独自開発を進めてまいりました。プラセンタコラーゲンは一般的なプラセンタエキスと比較して約9倍のコラーゲンを含有していることを確認し、肌のターンオーバー促進作用を持つEGFと併用することにより、その効果が高まることも確認いたしました。当社は、プラセンタコラーゲンの開発に成功し、令和3年9月には新たに製造方法の特許査定を取得いたしました。プラセンタコラーゲンは、今後、パーフェクトワンシリーズの商品に活用することを予定しております。また、令和3年9月には、新ブランド「パーフェクトワン フォーカス」を新たに発売しました。シリーズ第一弾となるスムースウォータリージェル及びスムースクレンジングバームには、有用成分として厳選した4種の植物エキスと良質な5つのシード(種子)エキスを独自に配合した成分である「フィト-コンプレックス」を配合しております。また、これまでの研究開発の成果である「複合型コラーゲン」や紫根エキス等多彩な保湿成分を配合し、これらの成分に、当社がこれまで培ってきた浸透技術(肌が必要とする成分を必要な箇所に届ける技術)を融合させることにより、肌への負担を少なく、肌悩みを効果的にケアする商品となっております。今後も、コラーゲンの持つ様々な可能性を探り、お客さまのお肌のお悩みを解決するための研究開発を進めてまいります。 (2) ヘルスケア当社グループは、お客さまの健やかな毎日をサポートするための健康食品や医薬品の開発を進めております。当連結会計年度は、食品の経口摂取による美容と健康への効果についての研究を進めており、その研究の成果として、研究論文「米焼酎粕乾燥粉末・カツオエラスチン・トマト種子エキス含有食品の摂取が健常者の肌に及ぼす影響」を発表いたしました。本研究は、米焼酎粕乾燥粉末・カツオエラスチン・トマト種子エキス含有食品の摂取によるヒト試験を実施し、継続摂取による安全性や肌のうるおい改善効果について確認したものであります。今後、これらの研究で得た結果や知見をヘルスケア商品の開発へ活用していくことを検討しております。その他、当社グループは大学との共同研究も推進しております。当連結会計年度は、国立大学法人九州大学を中心とする産学連携オープンサイエンスプラットフォームに新たに参画しました。大学から提供されるビッグデータや異分野の研究者や企業との協働・議論を通じて、ヘルスケアに関する知見を拡大・蓄積しております。当社グループは、今後これらの知見を新たなヘルスケア商品の開発に活用していくことを検討しております。スマートヘルスケア事業においては、ニューノーマル時代の新たなサプリメント「BODY AURA」を令和3年1月に発売いたしました。「BODY AURA」は、生きて腸まで届く乳酸菌 L.ラムノサス菌と小麦胚芽エキスFWGEを配合しており、健康管理に必要な自己防衛力をサポートするサプリメントです。今後も、お客さまの健やかでスマートなライフスタイルをサポートする新たな商品を順次開発・発売してまいります。
FY2020|1,473 文字
5 【研究開発活動】当社は、「One to One health & beauty-care.」の実現を目指し、日々化粧品、ヘルスケア商品の研究開発に取り組んでおります。具体的には、お客さまにとっての「効果の実感」と、広告等での「訴求力の強化」に直接的につながる独自素材の研究開発に取り組んでおり、これらの研究の成果を、化粧品やヘルスケア商品の開発に活用しております。また、当社は自社の資源だけではなく、大学や原料メーカー企業等との共同研究開発(オープンイノベーション)も推進しております。これにより、効果的かつ効率的に研究開発を進め、研究の成果をすみやかに商品開発に活用できるよう取り組んでおります。以上のように、研究開発の成果を通じてお客さまの美容と健康における新しい価値を創造することを、当社の研究開発の目的としております。当事業年度において、当社が支出した研究開発費の総額は、169百万円であります。商品カテゴリー別の研究開発活動は、以下のとおりであります。 (1) 化粧品当社は、美や健康において幅広い応用が見込まれるコラーゲンの新規開発や、効果実感を高めるための浸透技術の開発などに取り組んでおります。当事業年度は、当社が原料メーカーと共同開発したオリジナル成分のプロテクトコラーゲン(※1)を「パーフェクトワン リフティングジェル」に配合し、リニューアル発売いたしました。従来のコラーゲン原料は保湿効果を有する機能性素材として活用されてきましたが、当社は独自技術によりコラーゲンにリン脂質を結合させることに成功し、これにより肌の水分蒸発を抑えバリア機能を高めるコラーゲンの開発に成功いたしました。「パーフェクトワン リフティングジェル」の販売数量はリニューアル後、好調に推移しております。また当事業年度は、肌のコラーゲンを作り出すビタミンCとコラーゲンを合成し、コラーゲン産生効果が高まる新たな機能性コラーゲン「VCコラーゲン」の開発にも成功しました(※2)。コラーゲンがもつ保湿作用と、ビタミンCがもつ抗酸化作用に加え、一般的なコラーゲン原料と比較して約5倍(※3)のコラーゲン産生促進作用をもつことを確認いたしました。今後、令和3年度以降のパーフェクトワンシリーズに活用することを予定しております。 (2) ヘルスケア当社は、お客さまの健やかな毎日をサポートするために健康食品や医薬品の開発を進めております。新型コロナウイルス感染症の経験を経て、ヘルスケア領域では自身の健康は自身で守る「セルフディフェンス」が新たなテーマとなっております。このような時代の流れを受け、当社では新たな時代のヘルスケアに向けて「スマートヘルスケア事業」を開始いたしました。当事業年度は、サプリメントなど従来のヘルスケア商品の開発・改良に取り組むとともに、スマートヘルスケア事業の第一弾として新商品開発、新サービス開発に取り組みました。スマートヘルスケア事業では、病気の予防・未病はもちろんのこと、健康を土台とした「美」の実現をサポートすることを目指しております。令和2年10月に発売した「美活プロテイン」をはじめ、今後も、体の内側と外側から美と健康にアプローチする新たなサービスや商品を順次展開していく予定であります。 ※1 ホヤ脂質、加水分解魚鱗/皮エキス(保湿成分)を世界で初めて化粧品に配合(当社調べ)※2 新たな機能性コラーゲン原料製造方法として特許を取得(令和2年7月2日「化粧料の製造方法」特許取得)※3 自社にて細胞を用いた評価を実施
FY2019|1,437 文字
5 【研究開発活動】当社の研究開発活動は、「効果実感」と「訴求強化」につながる当社ならではの素材の研究開発を進めており、「One to One health & beauty-care.」の実現に向けた、化粧品、ヘルスケア商品の開発を行っております。当事業年度は、従来どおり、顧客に信頼される商品を開発すべく日々研究を積み重ねております。そして、今後の商品展開を見据えながら、自社資源だけではなく、大学や原料メーカー等企業との共同研究開発(オープンイノベーション)を推進し、効果的かつ効率的な研究体制の構築をめざしております。また、アプリ開発等新サービスの開発にも取り組んでおります。当事業年度において、当社が支出した研究開発費の総額は、176百万円であります。以下、商品カテゴリー別の研究開発活動は、次のとおりであります。 (1) 化粧品当社は、オリジナル原料を含む7種のコラーゲンを独自に組み合わせた「複合型コラーゲンEX(※1)」をパーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズに配合しております。当事業年度は、コラーゲンの「保湿機能」に「プロテクト機能」、「浸透機能」を加えた、新しいアプローチとなるオリジナル成分のプロテクトコラーゲン(※2)を世界で初めて開発しました。プロテクトコラーゲンは開発立案から約4年の歳月をかけて開発し、肌を守るための細胞間脂質成分の一つ「リン脂質」と、美しい肌を作り出すために機能する「コラーゲン」を独自技術により結合させることに成功しました(※3)。また、顧客のお悩みを解決し、コラーゲンの機能性についてさらなる研究を推進するために、国立大学法人東京農工大学に加え、当事業年度から国立大学法人北海道大学との共同研究開発(オープンイノベーション)にも新たに取り組んでおります。当事業年度は、洗顔・導入液・化粧水までのスキンケアを約1分で完了でき、朝のスキンケアにかける時間と朝美容の悩みに応える朝用シートマスク「パーフェクトワン ワンミニット」を3月に発売しました。 (2) ヘルスケア当社は、お客さまの健やかな毎日をサポートするために健康食品や医薬品の開発を進めております。ヘルスケア領域での新たなスタンダード確立に向けて、10年先に「あって当たり前」と言われる商品を開発し、顧客のライフスタイルを創造できるよう、新カテゴリーや新サービスの分野においても、より独自性・専門性の高い商品の開発を進めております。当事業年度は、肥満気味の方の体脂肪や中性脂肪、体重、ウエスト周囲径の減少をサポートし、高めのBMI値の改善を助け、血圧が高めの方の血圧を下げる日本初の機能性表示食品(※4)である「Wの健康青汁」を7月に発売しました。また、脳の健康をサポートする機能性表示食品である「キオクリーフ」を7月に発売しました。そして、日々の生活で不足しがちな栄養素を補給できる13種のビタミンと10種のミネラルを配合した栄養機能食品サプリメント「マルチビタミン&ミネラル」を9月に発売しました。 ※1 整肌保湿成分※2 ホヤ脂質、加水分解魚鱗/皮エキス(保湿成分)を世界で初めて化粧品に配合(当社調べ)※3 令和元年10月発売の「パーフェクトワン リフティングジェル」に配合※4 日本で初めて消費者庁にて公表された高めの血圧を下げる機能を持つ成分と、肥満気味の方の中性脂肪、体脂肪の減少をサポートする機能を持つ成分を同時配合した機能性表示食品