4705

クリップコーポレーション(4705)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

サービス業 情報通信・サービスその他

事業の概要

  • 多角的な教育・スポーツ事業
    クリップコーポレーションは、学習塾運営を主軸とする教育事業、サッカー教室などのスポーツ事業、弁当宅配の飲食事業、就労支援やボイストレーニングを行う生涯教育事業など、幅広い分野で収益を得ています。特に教育事業は連結子会社4社が運営を担い、グループ全体の基盤となっています。
  • 地域密着型のサービス展開
    同社は、学習塾やサッカー教室を地域の公園・グラウンドなどを活用して展開しており、地域住民のニーズに応じたサービス提供を重視しています。また、一部の教室運営は指導代理店に委託することで、効率的な事業拡大を図っています。
  • 多様な収益源と子会社活用
    当社グループは、教育、スポーツ、飲食、生涯教育といった異なる事業セグメントを持つことで、特定の市場変動リスクを分散しています。連結子会社6社と非連結子会社1社、関連会社1社がそれぞれの事業を分担し、専門性を高めながらグループ全体の収益構造を支えています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • 教育事業が主力
    教育事業は売上高23.38億円、営業利益0.64億円と、当社グループの売上および利益の大部分を占める主力事業です。当社および連結子会社4社が学習塾の運営を行っており、グループの収益基盤を支えています。
  • スポーツ事業の展開
    スポーツ事業は売上高2.87億円、営業利益0.15億円で、主に当社がサッカー教室の運営を行っています。地域の公園やグラウンドを活用し、子ども向けのスポーツ教育を提供することで、地域社会への貢献も目指しています。
  • 飲食・生涯教育事業の挑戦
    飲食事業(弁当宅配)は売上高1.54億円、営業利益-0.41億円、生涯教育事業(就労支援、ボイストレーニング等)は売上高0.58億円、営業利益-0.25億円と、現状では赤字ですが、新たな収益源の確立を目指し、事業の多角化を進めています。
2025-03 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
Education 事業 23 1 2.8%
Sports 事業 3 0 5.4%
FoodAndBeverage 事業 2 -0 -27.0%
LifelongEducationReportableSegment 事業 1 -0 -43.6%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2026|621 文字
3 【事業の内容】当企業集団は㈱クリップコーポレーション(当社)及び連結子会社6社、非連結子会社1社((合)1.Vars)、関連会社1社(㈱SMC)により構成されており、教育事業、スポーツ事業、飲食事業(弁当宅配)及び生涯教育事業等を行っております。各事業における当社グループ各社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。教育事業……………当社、㈱螢雪ゼミナール(連結子会社)、㈲アクシス(連結子会社)、㈱セア教育研究所(連結子会社)が学習塾の運営を行っております。スポーツ事業………当社がサッカー教室の運営を行っております。飲食事業……………当社が弁当宅配事業を行っております。生涯教育事業…………㈱螢雪ゼミナール(連結子会社)、㈱日本体験センター(連結子会社)、(合)1.Varsが就労継続支援事業・ボイストレーニング教室・韓国語教室等を行っております。その他………………当社がバスケット教室事業・農業事業・不動産事業等を行っております。CLIP FIRST LINK LTD.PTE.が不動産事業等を行っております。 〔事業系統図〕以上の企業集団等について図示すると次のとおりであります。 また、その他の第三者(当社では指導代理店と呼んでおります。)に運営を委託している教室が23教室あります。この際、当社は人件費及び教室経費相当額を指導代理店に支払手数料として支払っております。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2026時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
同業他社との競合や学習指導要領の変更による教材変更費用発生の可能性。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 なし
学習塾やスポーツ教室は参入障壁が低いと考えられる。
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 低い(分散)
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか ディフェンシブ
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 混合
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 中程度
会社が挙げる主要リスク:少子化の影響 / 他社競合等による生徒数減少 / 学習指導要領変更に伴う費用発生
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 0 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

クリップコーポレーション(4705)は、公開されている財務情報や事業内容から、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPといった無形資産に依存するビジネスモデルであるという明確な証拠は見当たりません。

スイッチングコスト☆☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

顧客がクリップコーポレーションのサービスから他社サービスへ乗り換える際に、大きな損失や手間が発生するというスイッチング・コストに関する具体的な情報は確認できません。サービス内容が汎用的なものである可能性が示唆されます。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

現時点での情報からは、クリップコーポレーションのサービスがユーザー数の増加に伴って価値が増加するネットワーク効果を有しているという証拠は確認できません。プラットフォーム型ビジネスやSNSのような特性は見られません。

コスト優位☆☆☆☆☆
根拠:弱い同じ物を安く作れる

クリップコーポレーションが、競合他社と比較して構造的に低コストで製品やサービスを提供できるような、明確なコスト優位性を示す証拠は現時点では確認できません。規模の経済や独自の生産プロセスに関する情報も不足しています。

規模の経済☆☆☆☆☆
根拠:弱い規模が参入障壁になる

クリップコーポレーションが、業界規模に対して最適な少数寡占を形成し、その規模からくる効率性で競争優位を築いているという証拠は現時点では確認できません。市場シェアや業界内でのポジションに関する具体的な情報が不足しています。

  • 地域に根差した教育・スポーツ
    学習塾やサッカー教室を地域に密着して展開することで、地域住民からの信頼を獲得し、安定的な生徒数の確保に繋がっています。公園やグラウンドの活用は、施設維持コストを抑える効果も期待できます。
  • 多角化による事業安定性
    教育、スポーツ、飲食、生涯教育といった複数の事業を展開することで、特定の事業セグメントの不振がグループ全体に与える影響を緩和しています。これにより、市場環境の変化に対する耐性を高めていると考えられます。
  • 効率的な教室運営体制
    一部の教室運営を指導代理店に委託するビジネスモデルを採用しており、人件費や教室経費を支払手数料として外部化することで、自社での直接運営にかかる負担を軽減し、効率的な事業拡大を可能にしています。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 当社グループの使命として収益性、社会性、教育性が考えられますが、それは企業規模が拡大・発展することによって、ますます社会的な責任が大きくなるものと考えております。 そのため、当社グループでは、社会的信用と知名度の向上、優秀な人材の確保と従業員のモラル向上、資金調達力の拡大及び自己資本の充実による財務体質の安定と強化を図ることにより発展していくことが社会的責任並びに株主・投資者に報いるものと考えております。株主に対する利益還元としての配当金の確保並びに将来の設備投資に資する内部留保の確保として、また資産の効率運用を行うため、自己資本利益率10%以上の達成をすべく鋭意努力していく所存であります。学習塾業界におきましては、少子化の影響で市場の停滞が続くなか、新しい仕組みづくりが求められております。 今後の成長と収益確保を目指して、基本戦略を以下のとおりとしております。 1.新市場の開拓(現状の取組…学習塾・スポーツクラブの新規拠点開設・M&Aの検討・新規事業への取組等) 2.固定費の削減(現状の取組…教室閉鎖の基準の明確化・教室運営費用の見直し・成果に見合った給与体系等) 3.収支第一主義(現状の取組…収支バランス・キャッシュフローの考え方の徹底・教室単位での生産性レベルの向上等) 教育事業は、新しいタイプの学習塾として「知識→体験→知恵」を実現化させるため、農業体験等の拡充を図ってまいります。 また、新規事業進出・M&Aを企業グループ成長の一つの考え方と認識し、広く案件の収集と積極的な対応を行ってまいります。今後の我が国経済は緩やかな回復継続が期待されるものの、地政学リスクや自然災害等の影響にも留意する必要があります。会員ビジネスを事業の中核とする当社グループといたしましては、顧客の信頼・信用を得て今後とも成長を続けていくためには、従来と同様に営業力とサービス力の継続的な強化と時代に合った戦略が必要であると深く認識しております。 そのために、教育事業部門におきましては、「体験と学習」の考え方を中心に置き、農業体験等の充実・拡大に努めるとともに、各ご家庭へ個別訪問を行い、生徒並びに保護者に対して提案を行い、他塾との差別化を図ってまいります。そのうえで、新規教室の出店を積極的に行ってまいります。 スポーツ事業部門におきましては、新規スクールの出店・生徒募集を徹底し、売上回復を図ってまいります。 飲食事業部門につきましては、長期にわたる不採算部門であるという認識にたって、今後のあり方を検討してまいります。生涯教育事業部門につきましては、営業力とサービス力の強化により、規模拡大と利益確保を目指してまいります。  その他の事業につきましては、次の柱を構築することを目的として、1.現金商売であること、2.会員ビジネス(リピーターを含む。)であること、3.エンドユーザー対象であるビジネスであること、4.当初の設備投資が安価であること、5.事業を担当する責任者が当社の体質を十分に理解していること、を基本に置いてグループ全体の活性化と人材の活用を目指してまいります。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 当社グループの使命として収益性、社会性、教育性が考えられますが、それは企業規模が拡大・発展することによって、ますます社会的な責任が大きくなるものと考えております。 そのため、当社グループでは、社会的信用と知名度の向上、優秀な人材の確保と従業員のモラル向上、資金調達力の拡大及び自己資本の充実による財務体質の安定と強化を図ることにより発展していくことが社会的責任並びに株主・投資者に報いるものと考えております。株主に対する利益還元としての配当金の確保並びに将来の設備投資に資する内部留保の確保として、また資産の効率運用を行うため、自己資本利益率10%以上の達成をすべく鋭意努力していく所存であります。学習塾業界におきましては、少子化の影響で市場の停滞が続くなか、新しい仕組みづくりが求められております。 今後の成長と収益確保を目指して、基本戦略を以下のとおりとしております。 1.新市場の開拓(現状の取組…学習塾・スポーツクラブの新規拠点開設・M&Aの検討・新規事業への取組等) 2.固定費の削減(現状の取組…教室閉鎖の基準の明確化・教室運営費用の見直し・成果に見合った給与体系等) 3.収支第一主義(現状の取組…収支バランス・キャッシュフローの考え方の徹底・教室単位での生産性レベルの向上等) 教育事業は、新しいタイプの学習塾として「知識→体験→知恵」を実現化させるため、農業体験等の拡充を図ってまいります。 また、新規事業進出・M&Aを企業グループ成長の一つの考え方と認識し、広く案件の収集と積極的な対応を行ってまいります。今後の我が国経済は緩やかな回復継続が期待されるものの、地政学リスクや自然災害等の影響にも留意する必要があります。会員ビジネスを事業の中核とする当社グループといたしましては、顧客の信頼・信用を得て今後とも成長を続けていくためには、従来と同様に営業力とサービス力の継続的な強化と時代に合った戦略が必要であると深く認識しております。 そのために、教育事業部門におきましては、「体験と学習」の考え方を中心に置き、農業体験等の充実・拡大に努めるとともに、各ご家庭へ個別訪問を行い、生徒並びに保護者に対して提案を行い、他塾との差別化を図ってまいります。そのうえで、新規教室の出店を積極的に行ってまいります。 スポーツ事業部門におきましては、新規スクールの出店・生徒募集を徹底し、売上回復を図ってまいります。 飲食事業部門につきましては、長期にわたる不採算部門であるという認識にたって、今後のあり方を検討してまいります。生涯教育事業部門につきましては、営業力とサービス力の強化により、規模拡大と利益確保を目指してまいります。  その他の事業につきましては、次の柱を構築することを目的として、1.現金商売であること、2.会員ビジネス(リピーターを含む。)であること、3.エンドユーザー対象であるビジネスであること、4.当初の設備投資が安価であること、5.事業を担当する責任者が当社の体質を十分に理解していること、を基本に置いてグループ全体の活性化と人材の活用を目指してまいります。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。① 財政状態及び経営成績の状況当社グループは、「体験と学習」の実践の場として農業体験等を積極的に進めることと並行して既存教室及び既存スポーツクラブの生産効率の見直しを徹底してまいりました。この結果、売上高28億80百万円(前期比5.2%減)となりました。利益面につきましては、営業損失37百万円(前期は営業利益1百万円)、経常損失5百万円(前期は経常利益42百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失86百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失75百万円)となりました。セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。教育事業学習塾につきましては、子会社である株式会社螢雪ゼミナールと有限会社アクシス(稲門塾)及び株式会社セア教育研究所(星伸スクール)を含む期中平均生徒数は前期6,011名から、当期5,706名と減少し、売上高22億58百万円(前期比3.4%減)、セグメント利益33百万円(前期比48.5%減)となりました。スポーツ事業サッカースクールにつきましては、期中平均生徒数は、前期3,851名から当期3,190名と減少し、売上高2億38百万円(前期比17.1%減)、セグメント利益は5百万円(前期比65.1%減)となりました。飲食事業添加物・保存料を使用しない弁当の宅配事業を展開しており、当期の売上高1億28百万円(前期比16.8%減)、セグメント損失は46百万円(前期セグメント損失41百万円)となりました。生涯教育事業就労継続支援事業・ボイストレーニング教室・韓国語教室等を行っており、当期の売上高1億16百万円(前期比100.2%増)、セグメント損失は19百万円(前期セグメント損失25百万円)となりました。その他バスケット教室事業・農業事業・不動産事業等を行っており、当期の売上高1億40百万円(前期比30.6%減)、セグメント損失は11百万円(前期セグメント損失11百万円)となりました。財政状態につきましては、当連結会計年度末における総資産は、54億42百万円(前連結会計年度末は54億79百万円)となり、36百万円減少しました。流動資産合計は33億42百万円(前連結会計年度末は34億71百万円)となり、1億29百万円減少しました。その主な要因は、現金及び預金が1億60百万円減少したことと、商品及び製品が49百万円増加したことによるものであります。固定資産合計は21億円(前連結会計年度末は20億7百万円)となり、92百万円増加しました。その主な要因は、のれんが37百万円減少したことと、投資有価証券が2億41百万円増加したことによるものであります。流動負債合計は5億20百万円(前連結会計年度末は5億10百万円)となり、10百万円増加しました。その主な要因は、未払法人税等が10百万円増加し、未払消費税等が3百万円減少したことと、支払手形及び買掛金が11百万円減少したことと、未払費用が6百万円増加したことによるものであります。固定負債合計は1億82百万円(前連結会計年度末は1億70百万円)となり、12百万円増加しました。その主な要因は、長期借入金が9百万円減少したことと、繰延税金負債が28百万円増加したことによるものであります。純資産合計は47億39百万円(前連結会計年度末は47億98百万円)となり、59百万円減少しました。その主な要因は、利益剰余金が2億48百万円減少したことと、その他有価証券評価差額金が1億91百万円増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末に比べ1億60百万円減少(前期同期は2億72百万円減少)し、当期末は19億79百万円となりました。(営業活動におけるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において営業活動による資金の減少は1百万円(前年同期は94百万円減少)となりました。これは主に、棚卸資産の増加が41百万円(前年同期は90百万円増加)となったこと、さらに法人税等の支払額が19百万円(前年同期は64百万円)あったことによるものであります。(投資活動におけるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において投資活動による資金の増加は3百万円(前年同期は50百万円の減少)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出が8億2百万円(前年同期は8億51百万円)、定期預金の払戻による収入が8億1百万円(前年同期は7億51百万円)であったこと、有形固定資産の取得による支出が21百万円(前年同期は66百万円)あったことによるものであります。(財務活動におけるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において財務活動による資金の減少は1億72百万円(前年同期は1億28百万円の減少)となりました。これは主に、配当金の支払額が1億62百万円(前年同期も1億62百万円)あったことによるものであります。  ③ 生産、受注及び販売の実績  a.販売方法教育事業・スポーツ事業・生涯教育事業……主に募集要項に基づき、直接生徒を募集しております。飲食事業…………………………………………弁当を宅配により、直接顧客に販売しております。 b.販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(千円)前年同期比(%)教育事業 小学生396,904101.2中学生1,471,73192.5高校生390,353109.9小計2,258,98996.6スポーツ事業238,40782.9飲食事業128,17983.2生涯教育事業116,359200.2その他138,70569.4合計2,880,64294.8 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。2.主な相手先別の販売実績につきましては、売上高の10%以上を占める主要顧客はありませんので記載を省略しております。 (2)  経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。① 重要な会計方針および見積り当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、財政状態および経営成績に関する以下の分析が行われています。当社グループ経営陣は、連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の報告数値および偶発債務の開示、ならびに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積りおよび仮定設定を行わなければなりません。経営陣は、売上債権、棚卸資産、投資、法人税等、退職金、偶発事象や訴訟等に関する見積りおよび判断に対して、継続して評価を行っております。経営陣は、過去の実績や状況に応じた合理的だと考えられる様々な要因に基づき、見積りおよび判断を行い、その結果は、他の方法では判定しにくい資産・負債の簿価および収入・費用の報告数字についての判断の基礎となります。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社グループは、特に以下の重要な会計方針が、当社グループの連結財務諸表の作成において使用される当社グループの重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。収益の認識当社グループの売上高は、通常、サービスが提供された時点で計上されます。また、ユニフォーム等商品の販売につきましては、販売時点で売上を計上しております。棚卸資産当社グループは、棚卸資産の、推定される将来需要および市場状況に基づく時価の見積額と原価との差異に相当する陳腐化の見積額について、評価減の計上が必要となる可能性があります。実際の将来需要または市場状況が当社グループ経営陣の見積りより悪化した場合、追加の評価減が必要となる可能性があります。固定資産の減損固定資産の減損に係る会計基準の適用により、当社グループが保有する固定資産等が減損の対象となる場合があり、減損処理が必要となる可能性があります。 投資の減損当社グループは、長期的な取引関係維持のために、金融機関に対する少数持分を所有しております。これらの株式は、価格変動により価値が低下する可能性があります。当社グループは投資価値の下落が一時的でないと判断した場合、投資の減損を計上しております。時価のある有価証券の場合、時価の下落率が著しい下落に該当した場合に減損を計上しております。将来の市況悪化または投資先の業績不振により、現在の簿価に反映されていない損失または簿価の回収不能が発生した場合、評価損の計上が必要となる可能性があります。繰延税金資産当社グループは、繰延税金資産について、回収可能性が高いと考えられる金額へ減額するために評価性引当額の必要性を検討しております。評価性引当額の必要性を評価するに当たっては、将来の課税所得および、慎重かつ実現可能性の高い継続的な税務計画を検討しますが、繰延税金資産の全部または一部を将来実現できないと判断した場合、当該判断を行った期間に繰延税金資産の調整額を費用として計上します。退職給付費用当社グループは、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループの数値目標である自己資本利益率10%に対して、当連結会計年度の自己資本利益率は、△1.8%となり、大きくかい離しております。利益面につきましては、営業損失37百万円(前期は営業利益1百万円)、経常損失5百万円(前期は経常利益42百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失86百万円(前期親会社株主に帰属する当期純損失75百万円)となりました。売上高は、前連結会計年度に比べ5.2%減収の28億80百万円となりました。売上原価は、前連結会計年度の22億25百万円から3.3%減少し、21億52百万円となりました。売上高に対する売上原価の比率は前連結会計年度の73.3%から当連結会計年度は74.7%となっております。販売費及び一般管理費は前連結会計年度の8億10百万円から5.5%減少し、7億65百万円となりました。営業損益は、前連結会計年度1百万円の利益に対して、37百万円の損失となりました。営業外収益(費用)は、前連結会計年度の40百万円の収益(純額)から、32百万円の収益(純額)となりました。税金等調整前当期純利益(損失)は、前連結会計年度の45百万円の損失から、56百万円の損失となりました。税金等調整前当期純利益に対する法人税等の比率(実効税率)は、当連結会計年度は税金等調整前当期純損益がマイナスのため算出しておりません。親会社株主に帰属する当期純利益(損失)は、前連結会計年度の75百万円の損失に対し、86百万円の損失となりました。1株当たりの当期純利益(損失)は、前連結会計年度の20.90円の損失に対し、24.03円の損失となりました。学習塾の新規教室設立や、サッカースクールの新規開校をすすめていくことによって、売上を増加させるともに、コストの適正化に努め、利益の回復を図ってまいります。当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、営業活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度が94百万円の資金を使用したのに対して、当連結会計年度においては1百万円の資金を使用しました。これは主に、棚卸資産の増加が41百万円(前連結会計年度は90百万円増加)となったこと、さらに法人税等の支払額が19百万円(前年同期は64百万円)あったことによるものであります。投資活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度は50百万円の資金を使用したことに対し、当連結会計年度では3百万円の資金を得ました。これは主に、定期預金の預入による支出が8億2百万円(前年同期は8億51百万円)、定期預金の払戻による収入が8億1百万円(前年同期は7億51百万円)であったことによるものであります。財務活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より43百万円多い1億72百万円の資金を使用しました。これは主に、配当金の支払額が1億62百万円(前年同期は1億62百万円)あったことによるものであります。当社グループの資金需要のうち主なものは、当社グループの原価ならびに販売費及び一般管理費に占める人件費等のほか、当社の教育事業部門における教室家賃、新規教室の開設費用や新規事業等の事務所家賃等であります。 2026年3月31日現在の契約債務の概要は下記の通りであります。 年度別支払金額(百万円) 合計1年以内1~3年3~5年5年以降短期借入金180180―――長期借入金20109――オペレーティングリース7331― 当社グループは現在、運転資金および設備投資資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。教育事業教育事業の売上高は、前連結会計年度の平均生徒数6,011名と比較し、5.1%減少の5,706名となったことから、前連結会計年度の23億38百万円と比べ3.4%減少し、22億58百万円となりました。教育事業の営業利益は、前連結会計年度の64百万円と比較して31百万円減少の33百万円となり、売上高営業利益率は、前連結会計年度の2.8%から1.5%となりました。スポーツ事業スポーツ事業の売上高は、前連結会計年度の平均生徒数3,851名と比較し、17.2%減少の3,190名となったことから、前連結会計年度の2億87百万円と比べ17.1%減少し、2億38百万円となりました。スポーツ事業の営業損益は、前連結会計年度が営業利益15百万円だったのに対して、当連結会計年度は営業利益5百万円となりました。飲食事業飲食事業の売上高は、前連結会計年度の1億54百万円と比べ16.8%減少し、1億28百万円となりました。飲食事業の営業損失は、前連結会計年度が41百万円だったのに対して当連結会計年度は46百万円となりました。生涯教育事業生涯教育事業の売上高は、前連結会計年度の58百万円と比べ100.2%増加し、1億16百万円となりました。生涯教育事業の営業損失は、前連結会計年度が25百万円だったのに対して当連結会計年度は19百万円となりました。その他その他の売上高は、前連結会計年度の2億1百万円と比べ30.6%減少し、1億40百万円となりました。営業損益については、前連結会計年度が営業損失11百万円だったのに対して、当連結会計年度も営業損失11百万円となりました。

事業リスク

  • 少子化による長期的な影響
    主要事業である教育事業(学習塾)とスポーツ事業(スポーツクラブ)は、ともに子どもを対象としているため、日本の少子化が長期的に進むことで、生徒数の減少に繋がり、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • 競合激化と外部環境変化
    営業地域における同業他社の進出や雇用状況の悪化は、生徒数の減少を引き起こし、業績に影響を与える可能性があります。また、学習指導要領の変更に伴う教材改訂費用も利益を圧迫するリスクがあります。
  • 出店・退店政策と物件リスク
    利益管理を重視し、採算性の低い教室は閉鎖する方針ですが、出店条件に合う物件がなければ出店計画を変更する可能性があります。また、賃貸人の都合による退店や、賃貸人の倒産による入居保証金の回収不能リスクも存在します。
出典: FY2026 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2026|1,228 文字
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 長期的な変動要因当社グループの主要事業は、教育事業(学習塾)とスポーツ事業(スポーツクラブ)となりますが、ともに子どもを対象とした事業であるため、長期的には少子化の影響を受ける可能性があります。 (2) 他社競合等、短期的な変動要因当社グループの営業地域において、同業他社の進出や雇用状況の悪化にともない生徒数の減少等が生じた場合、当社業績に影響を受ける可能性があります。また、学習指導要領等の変更にともない教科書内容や指導内容に変更等が生じた場合、学習塾にて使用する教材内容を変更・修正する必要があり、これによる費用の発生が当社利益を圧迫する可能性があります。 (3) 出店・退店政策当社グループは利益管理を重視しており、経営効率が悪く利益の回復が見込めない学習塾教室については、閉鎖退店する方針をとっております。すべての店舗について賃貸契約を締結しておりますが、採算性重視の立場から当社の出店条件に合致する物件がなければ出店予定数を変更することがあるため、当社の業績見通しに影響を及ぼす可能性があります。また、業績好調な教室であっても賃貸人の事由により、退店を余儀なくされる可能性があるほか、賃貸人が倒産した場合等には、入居保証金等の全額または一部が回収できなくなる可能性もあるものと認識しております。 2022年3月期2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期閉鎖数84111714開設数101119613期末教室数116123131120119 (4) サッカー教室の会場について当社グループのスポーツ事業は、主にサッカー教室を地域の公園・グラウンド等において実施しております。公園の利用に際しては、公園の公共性や地域住民の福祉の増進という公園本来の機能を尊重し、教室の運営にあたっても細心の注意を払っておりますが、当社として可能な限りの注意を払ったとしても、一部において他の公園利用者や近隣住民等との間で予期せざるトラブルが生じる可能性があります。こうしたトラブルにより公園利用に支障を来し、かつ、トラブルの解決に長期間を要する場合には、当社はサッカー教室の一時休止や移転・閉鎖を実施することがあります。このことでサッカー教室の生徒数が減少し、当社の経営成績または財務状態が影響を受ける可能性があります。 (5) 生徒情報の管理について当社グループは生徒に関する情報を保有しております。現在まで情報の流失による問題は発生しておりませんが、今後生徒情報の流失により問題が発生した場合には、その後の事業展開、経営成績が影響を受ける可能性があります。

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