研究開発活動(本文)
FY2025|1,668 文字
6【研究開発活動】当社グループの事業は、機能化学品、医薬・医療・健康、化薬、その他の事業からなり、これらの固有技術の展開を図るとともにグループとしての総合力を発揮して化学産業を取り巻く環境や社会ニーズの変化に対応した研究開発を進めております。成長の期待される新規分野では、先端技術研究所を始めとする当社グループの研究部門のみならず、産学官との共同研究や委託研究により研究開発を推進しております。当連結会計年度は、研究開発費として7,928百万円を投入しました。以下、各事業セグメントの研究開発活動の概況についてご説明申し上げます。 〔主な研究開発の成果〕(1)機能化学品事業脂肪酸誘導体や界面活性剤等の油脂化学、およびエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体や有機過酸化物、機能性ポリマー等の石油化学の技術を活かし高付加価値品の開発を進めております。ヘルスケア関連では、植物性原料のラインナップ拡充、機能性素材であるヒートプロテクション素材、耐水性紫外線散乱向上用被膜形成剤の開発を進め、これら当社機能性素材を活かした化粧品処方とともに市場展開しております。環境関連では、非フッ素系の撥剤用素材、船舶用に最適な生分解性潤滑油の高粘度タイプを開発しラインナップ化を進めています。電子情報関連では、半導体用ポリイミド関連素材の原料である酸無水物系モノマーの開発と市場展開を進めています。自動車用部材では、EVに好適な樹脂改質剤としての異音防止剤、各種ランプユニット向けの高耐久性防曇剤、シール材の市場展開を進めています。特殊防錆処理剤は、自動車部品向けに処理皮膜に傷が付いても耐食性が良好な水系亜鉛フレーク処理剤を開発し、市場展開を進めております。また、自動車部品に続く重点分野として建築・インフラ分野を位置づけ、市場の開拓を進めております。当セグメントに係る研究開発費は3,803百万円であります。(2)医薬・医療・健康事業食用加工油脂・食品機能材は、少量添加でやわらかさやボリュームアップに効果を発揮する製パン・製菓用の改質剤を開発いたしました。また健康関連製品ではビフィズス菌や乳酸菌などに適したコーティング技術を開発し、健康食品向け新機能の探索と新規素材の開発を進めております。生体適合性素材は、アイケア、診断薬、医療機器関連向けにMPCポリマーや新規素材の開発を進めております。DDS(ドラッグ・デリバリー・システム:薬物送達システム)医薬用製剤原料は、ペプチド医薬用やタンパク質医薬用の活性化PEG、抗体医薬用に単分散PEGや核酸医薬用の機能性脂質の開発を進めております。当セグメントに係る研究開発費は1,863百万円であります。(3)化薬事業産業用爆薬類は、コスト低減と安全性の向上を目的に需要家のニーズに応えられる高性能含水爆薬や無線電子雷管、および爆薬装填システムの研究開発を行っております。また、非火薬破砕剤の用途開発も進めております。宇宙関連製品は、H3ロケット用固体推進薬やイプシロンSロケット用固体推進薬の研究開発を進めております。防衛関連製品は、国の防衛装備品の計画に基づき、新しい発射薬・推進薬の製品設計や製造技術の確立に向けて取り組んでおります。当セグメントに係る研究開発費は1,204百万円であります。(4)コーポレート研究先端技術研究所で次世代の素材や技術の研究に取り組むとともに、ナノ医療イノベーションセンターの研究拠点において、ライフ・ヘルスケア分野の先端医療・再生医療関連の研究開発を推進しております。さらに、産総研グループ(国立研究開発法人産業技術総合研究所および株式会社AIST Solutions)と連携研究ラボを設立し、環境配慮型の機能性化学品の創出の取り組みなど、産学官連携のオープンイノベーションによる新素材・新技術の導入と次世代の製品群の創出を進めております。コーポレート研究に係る研究開発費は1,057百万円であり、各事業セグメントに配分していない全社費用に含まれております。
FY2024|1,595 文字
6【研究開発活動】当社グループの事業は、機能化学品、医薬・医療・健康、化薬、その他の事業からなり、これらの固有技術の展開を図るとともにグループとしての総合力を発揮して化学産業を取り巻く環境や社会ニーズの変化に対応した研究開発を進めております。成長の期待される先端分野や新規分野では、先端技術研究所および新規事業開発室を始めとする当社グループの研究部門のみならず、産学官との共同研究や委託研究により研究開発を推進しております。当連結会計年度は、研究開発費として7,253百万円を投入しました。以下、各事業セグメントの研究開発活動の概況についてご説明申し上げます。 〔主な研究開発の成果〕(1)機能化学品事業脂肪酸誘導体や界面活性剤等の油脂化学、およびエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体や有機過酸化物、機能性ポリマー等の石油化学の技術を活かし高付加価値品の開発を進めております。トイレタリー関連では、環境に配慮した植物由来の紫外線散乱向上剤や炭化水素油を開発し、これら当社機能性素材を活かした化粧品処方とともに市場展開しております。環境関連では、非フッ素系の撥剤用素材、船舶用に最適な生分解性潤滑油を開発しラインナップ化を進めています。電子情報関連では、積層セラミックコンデンサー用添加剤の市場展開を進め、新パイロットプラントを活用した半導体用ポリイミド関連素材の開発も進めています。自動車用部材としては各種ランプユニットに最適な耐久性の高い防曇剤、シール材の開発と市場展開を進めています。特殊防錆処理剤は、自動車部品向けに処理皮膜に傷が付いても耐食性が良好な水系亜鉛フレーク処理剤を開発し、市場展開を進めております。また、自動車部品に続く重点分野として建築・インフラ分野を位置づけ、市場の開拓を進めております。当セグメントに係る研究開発費は3,506百万円であります。(2)医薬・医療・健康事業食用加工油脂・食品機能材は、少量添加で発酵バターの香りや呈味を付与できる製菓・製パン用の風味添加剤を開発いたしました。また健康関連製品ではビフィズス菌や乳酸菌などに適したコーティング技術を開発し、健康食品向け新機能の探索と新規素材の開発を進めております。生体適合性素材は、アイケア、診断薬、医療機器関連向けにMPCポリマーや新規素材の開発を進めております。DDS(ドラッグ・デリバリー・システム:薬物送達システム)医薬用製剤原料は、ペプチド医薬用やタンパク質医薬用の活性化PEG、抗体医薬用に単分散PEGや核酸医薬用の機能性脂質の開発を進めております。当セグメントに係る研究開発費は1,585百万円であります。(3)化薬事業産業用爆薬類は、コスト低減と安全性の向上を目的に需要家のニーズに応えられる高性能含水爆薬や無線電子雷管、および爆薬装填システムの研究開発を行っております。また、非火薬破砕剤の用途開発も進めております。宇宙関連製品は、H3ロケット用固体推進薬やイプシロンSロケット用固体推進薬の研究開発を進めております。防衛関連製品は、国の防衛装備品の計画に基づき、新しい発射薬・推進薬の製品設計や製造技術の確立に向けて取り組んでおります。当セグメントに係る研究開発費は1,245百万円であります。(4)コーポレート研究先端技術研究所で次世代の素材や技術の研究に取り組むとともに、新規事業開発室はナノ医療イノベーションセンターの研究拠点において、ライフ・ヘルスケア分野の先端医療、再生医療関連で産学官連携のオープンイノベーションを推進しております。さらに、医療・医療機器分野で「産学委託研究公募」を実施し、新素材・新技術の導入と次世代の製品群の創出を進めております。コーポレート研究に係る研究開発費は915百万円であり、各事業セグメントに配分していない全社費用に含まれております。
FY2023|1,638 文字
6【研究開発活動】 当社グループの事業は、機能化学品、ライフサイエンス、化薬、その他の事業からなり、これらの固有技術の展開を図るとともにグループとしての総合力を発揮して化学産業を取り巻く環境や社会ニーズの変化に対応した研究開発を進めております。成長の期待される先端分野や新規分野では、先端技術研究所および新規事業開発室を始めとする当社グループの研究部門のみならず、産官学との共同研究や委託研究により研究開発を推進しております。当連結会計年度は、研究開発費として6,573百万円を投入しました。以下、各事業セグメントの研究開発活動の概況についてご説明申し上げます。 〔主な研究開発の成果〕(1)機能化学品事業脂肪酸誘導体、界面活性剤およびエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体などを中心に高機能・高付加価値製品の開発を進めております。トイレタリー関連では、主力のアミノ酸系界面活性剤のほか、使用感に優れる紫外線散乱効果向上剤や植物由来炭化水素油を新たに開発し、市場展開を進めております。また、電子情報関連ではトナー用の高機能ワックス、積層セラミックコンデンサー用高機能添加剤の開発を進めております。有機過酸化物・機能性ポリマーおよび石油化学品では、自動車の内装用樹脂材料の摺動性改良剤や異音防止剤のほか、自動車部材用などのシール材に最適な各種エラストマー素材や各種ランプユニットに最適な耐久性の高い防曇剤の開発を進めております。また、成型加工する樹脂表面に耐汚染性や耐擦傷性などの機能を付与できる添加剤の開発も進めております。特殊防錆処理剤は、自動車部品向けに処理皮膜に傷が付いても耐食性が良好な水系亜鉛フレーク処理剤を開発し、市場展開を進めております。また、自動車部品に続く重点分野として建築・インフラ分野を位置づけ、市場の開拓を進めております。当セグメントに係る研究開発費は3,029百万円であります。(2)ライフサイエンス事業食用加工油脂は、プラントベースミート食品のジューシー感向上や大豆臭のマスキング効果に寄与する製品として油脂含有粒状大豆たん白を開発いたしました。また機能食品では、健康食品向け新機能の探索と新規素材の開発を進めております。生体適合性素材では、アイケア、生化学、医薬・医療機器関連などの分野に向けたMPCポリマーや新規素材の開発を進めております。DDS(ドラッグ・デリバリー・システム:薬物送達システム)医薬用製剤原料は、国内外の研究機関と共同で低分子医薬品やタンパク質医薬品のDDS用脂質、活性化PEGの開発を進めております。また、新規開発品として、抗体医薬品や核酸医薬品用に単分散PEG、核酸送達用脂質の開発も進めております。当セグメントに係る研究開発費は1,627百万円であります。(3)化薬事業産業用爆薬類では、コスト低減と安全性の向上を目的に需要家のニーズに応えられる高性能含水爆薬や無線電子雷管、および爆薬装填システムの研究開発を行っております。また、非火薬破砕剤の用途開発も進めております。宇宙用推進薬では、H3ロケット用推進薬の研究開発を進めております。防衛用発射薬・推進薬は、国の研究開発計画に基づき新しい製品設計や製造技術の確立に向けて取り組んでおります。当セグメントに係る研究開発費は1,269百万円であります。(4)コーポレート研究先端技術研究所で次世代の素材や技術の研究に取り組むとともに、新設した新規事業開発室とナノ医療イノベーションセンターに研究拠点をおいて、ライフ・ヘルスケア分野の先端医療、再生医療関連で産官学連携でのオープンイノベーションを推進しております。さらに、エレクトロニクス分野と健康食品分野で「産学委託研究公募」を実施し、新素材・新技術の導入と次世代の製品群の創出を進めております。コーポレート研究に係る研究開発費は646百万円であり、各事業セグメントに配分していない全社費用に含まれております。
FY2022|1,632 文字
5【研究開発活動】 当社グループの事業は、機能化学品、ライフサイエンス、化薬、その他の事業からなり、これらの固有技術の展開を図るとともにグループとしての総合力を発揮して化学産業を取り巻く環境や社会ニーズの変化に対応した研究開発を進めております。成長の期待される先端分野や新規分野では、先端技術研究所および新規事業開発室を始めとする当社グループの研究部門のみならず、産官学との共同研究や委託研究により研究開発を推進しております。当連結会計年度は、研究開発費として6,108百万円を投入しました。以下、各事業セグメントの研究開発活動の概況についてご説明申し上げます。 〔主な研究開発の成果〕(1)機能化学品事業脂肪酸誘導体、界面活性剤およびエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体などを中心に高機能・高付加価値製品の開発を進めております。トイレタリー関連では、主力のアミノ酸系界面活性剤のほか、抗シワ効果などが期待できるセラミド類似構造含有ポリマーの市場展開を進めております。また、電子情報関連では金属セラミックス材料用のバインダーポリマーやトナー用の高機能ワックスの開発を進めております。有機過酸化物・機能性ポリマーおよび石油化学品では、自動車の内装用樹脂材料の摺動性改良剤や異音防止剤のほか、自動車部材用などのシール材に最適な各種エラストマー素材や各種ランプユニットに最適な耐久性の高い防曇剤の開発を進めております。また、成型加工する樹脂表面に耐汚染性や耐擦傷性などの機能を付与できる添加剤の開発も進めております。特殊防錆処理剤は、自動車部品向けに処理皮膜に傷が付いても耐食性が良好な水系亜鉛フレーク処理剤を開発し、市場展開を進めております。また、自動車部品に続く重点分野として建築・インフラ分野を位置づけ、市場の開拓を進めております。当セグメントに係る研究開発費は2,772百万円であります。(2)ライフサイエンス事業食用加工油脂は、製菓・製パン向けに風味を高める製品の開発や、焼菓子に混合する具材の分散性を高める製品の開発を行いました。また、機能食品では、健康食品向け素材の新たな機能探索などの開発を進めております。生体適合性素材では、アイケア、生化学、医薬・医療機器関連などの分野に向けたMPCポリマーや新規素材の開発を進めております。DDS(ドラッグ・デリバリー・システム:薬物送達システム)医薬用製剤原料は、国内外の研究機関と共同で低分子医薬品やタンパク質医薬品のDDS用脂質、活性化PEGの開発を進めております。また、新規開発品として、抗体医薬品や核酸医薬品用に単分散PEG、核酸送達用脂質の開発も進めております。当セグメントに係る研究開発費は1,494百万円であります。(3)化薬事業産業用爆薬類では、コスト低減と安全性の向上を目的に需要家のニーズに応えられる高性能含水爆薬や無線電子雷管、および爆薬装填システムの研究開発を行っております。また、非火薬破砕剤の用途開発も進めております。宇宙用推進薬では、H3ロケット用推進薬の研究開発を進めております。防衛用発射薬・推進薬は、国の研究開発計画に基づき新しい製品設計や製造技術の確立に向けて取り組んでおります。当セグメントに係る研究開発費は1,355百万円であります。(4)コーポレート研究先端技術研究所で次世代の素材や技術の研究に取り組むとともに、新設した新規事業開発室とナノ医療イノベーションセンターに研究拠点をおいて、ライフ・ヘルスケア分野の先端医療、再生医療関連で産官学連携でのオープンイノベーションを推進しております。さらに、電子・情報と環境・エネルギー分野では、バイオ化学品と熱制御素材の「産学委託研究公募」を実施し、新技術の導入と次世代の製品群の創出を進めております。コーポレート研究に係る研究開発費は485百万円であり、各事業セグメントに配分していない全社費用に含まれております。
FY2021|1,604 文字
5【研究開発活動】 当社グループの事業は、機能化学品、ライフサイエンス、化薬、その他の事業からなり、これらの固有技術の展開を図るとともにグループとしての総合力を発揮して化学産業を取り巻く環境や社会ニーズの変化に対応した研究開発を進めております。成長の期待される先端分野や新規分野では、先端技術研究所を始めとする当社グループの研究部門のみならず、産官学との共同研究や委託研究により研究開発を推進しております。当連結会計年度は、研究開発費として5,760百万円を投入しました。以下、各事業セグメントの研究開発活動の概況についてご説明申し上げます。 〔主な研究開発の成果〕(1)機能化学品事業脂肪酸誘導体、界面活性剤およびエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体などを中心に高機能・高付加価値製品の開発を進めております。トイレタリー関連では、主力のアミノ酸系界面活性剤のほか、抗シワ効果などが期待できるセラミド類似構造含有ポリマーの市場展開を進めております。また、電子情報関連では金属セラミックス材料用のバインダーポリマーやナノ微粒子分散剤の開発を進めております。有機過酸化物・機能性ポリマーおよび石油化学品では、自動車の内装用樹脂材料の摺動性改良剤や異音防止剤のほか、自動車部材用などのシール材に最適な各種エラストマー素材や各種ランプユニットに最適な耐久性の高い防曇剤の開発を進めております。また、成型加工する樹脂表面に耐汚染性や耐擦傷性などの機能を付与できる添加剤の開発も進めております。特殊防錆処理剤は、自動車部品向けに処理皮膜に傷が付いても耐食性が良好な水系亜鉛フレーク処理剤を開発し、本格的なユーザーワークを開始しております。また、自動車部品に続く重点分野として建築・インフラ分野を位置づけ、市場の開拓を進めております。当セグメントに係る研究開発費は2,792百万円であります。(2)ライフサイエンス事業食用加工油脂は、製菓・製パンの食感を改良するマーガリン・ショートニングの開発や、調理冷凍食品のコクや風味を高める素材の開発を行い、新製品を上市いたしました。また、機能食品では、たんぱく質吸収促進効果を有するキウイフルーツ果汁末などの機能素材について、幅広いユーザーへの展開を進めております。生体適合性素材では、アイケア、生化学、医薬・医療機器関連などの分野に向けたMPCポリマーや新規素材の開発を進めております。DDS(ドラッグ・デリバリー・システム:薬物送達システム)医薬用製剤原料は、国内外の研究機関と共同で低分子医薬品やタンパク質医薬品のDDS用脂質、活性化PEGの開発を進めております。また、新規開発品として、抗体医薬品や核酸医薬品用に単分散PEG、核酸送達用脂質の開発も進めております。当セグメントに係る研究開発費は1,289百万円であります。(3)化薬事業産業用爆薬類では、コスト低減と安全性の向上を目的に需要家のニーズに応えられる高性能含水爆薬や無線電子雷管の研究開発および爆薬装填システムの開発を行っております。また、非火薬破砕剤の用途開発も進めております。宇宙用推進薬では、H3ロケット用推進薬の研究開発を進めております。防衛用発射薬・推進薬は、国の研究開発計画に基づき新しい製品設計や製造技術の確立に向けて取り組んでおります。当セグメントに係る研究開発費は1,352百万円であります。(4)コーポレート研究先端技術研究所で次世代の素材や技術の研究に取り組むとともに、新設した新規事業開発室とナノ医療イノベーションセンター(iCONM)内の研究拠点において、ライフ・ヘルスケア分野の先端医療、再生医療関連で産官学連携でのオープンイノベーションを推進しております。コーポレート研究に係る研究開発費は326百万円であり、各事業セグメントに配分していない全社費用に含まれております。
FY2020|1,501 文字
5【研究開発活動】 当社グループの事業は、機能化学品、ライフサイエンス、化薬、その他の事業からなり、これらの固有技術の展開を図るとともにグループとしての総合力を発揮して化学産業を取り巻く環境や社会ニーズの変化に対応した研究開発を進めております。成長の期待される先端分野や新規分野では、先端技術研究所を始めとする当社グループの研究部門のみならず、産官学との共同研究や委託研究により研究開発を推進しております。当連結会計年度は、研究開発費として6,148百万円を投入しました。以下、各事業セグメントの研究開発活動の概況についてご説明申し上げます。 〔主な研究開発の成果〕(1)機能化学品事業脂肪酸誘導体、界面活性剤およびエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体などを中心に高機能・高付加価値製品の開発を進めております。トイレタリー関連では、洗い流し後の保湿感や洗浄剤の泡質を改善する水溶性保湿油や、皮膚への刺激が少なくクレンジング処方を容易化する洗浄剤などを拡充し、市場展開を進めております。また、電子情報関連では金属セラミックス材料用のバインダーポリマーやナノ微粒子分散剤の開発を進めております。有機過酸化物・機能性ポリマーおよび石油化学品では、自動車の内装用樹脂材料の摺動性改良剤や異音防止剤のほか、自動車部材用などのシール材に最適な各種エラストマー素材や各種ランプユニットに最適な耐久性の高い防曇剤の開発を進めております。また、成型加工する樹脂表面に耐汚染性や耐擦傷性などの機能を付与できる添加剤の開発も進めております。特殊防錆処理剤は、自動車部品向けに処理皮膜に傷が付いても耐食性が良好な水系亜鉛フレーク処理剤を開発し、本格的なユーザーワークを開始しております。また、自動車部品に続く重点分野として建築・インフラ分野を位置づけ、市場の開拓を進めております。当セグメントに係る研究開発費は3,048百万円であります。(2)ライフサイエンス事業食用加工油脂は、製菓・製パンの食感を改良するマーガリンの開発を進めております。また、当社固有の油脂コーティング技術は、粉末素材の防湿性などを改善することができ、これを利用した健康食品の採用が増えております。生体適合性素材では、アイケア、生化学、医薬・医療機器関連などの分野に向けたMPCポリマーや新規素材の開発を進めております。DDS(ドラッグ・デリバリー・システム:薬物送達システム)医薬用製剤原料は、国内外の研究機関と共同で低分子医薬品やタンパク質医薬品のDDS用リン脂質、活性化PEGの開発を進めております。また、新規開発品として、抗体医薬品や核酸医薬品用に単分散PEG、核酸送達用脂質の開発も進めております。当セグメントに係る研究開発費は1,305百万円であります。(3)化薬事業産業用爆薬類では、コスト低減と安全性の向上を目的に需要家のニーズに応えられる高性能含水爆薬や電気雷管の研究開発および爆薬装填システムの開発を行っております。また、非火薬破砕剤の用途開発も進めております。宇宙用推進薬では、次期基幹ロケット用推進薬の研究開発を進めております。防衛用発射薬・推進薬は、国の研究開発計画に基づき新しい製品設計や製造技術の確立に向けて取り組んでおります。当セグメントに係る研究開発費は1,441百万円であります。(4)コーポレート研究先端技術研究所では、生体適合性機能材料を主体に次世代の素材や技術の研究に取り組んでおります。コーポレート研究に係る研究開発費は353百万円であり、各事業セグメントに配分していない全社費用に含まれております。
FY2019|1,530 文字
5【研究開発活動】 当社グループの事業は、機能化学品、ライフサイエンス、化薬、その他の事業からなり、これらの固有技術の展開を図るとともにグループとしての総合力を発揮して化学産業を取り巻く環境や社会ニーズの変化に対応した研究開発を進めております。成長の期待される先端分野や新規分野では、先端技術研究所を始めとする当社グループの研究部門のみならず、産官学との共同研究や委託研究により研究開発を推進しております。当連結会計年度は、研究開発費として6,406百万円を投入しました。以下、各事業セグメントの研究開発活動の概況についてご説明申し上げます。 〔主な研究開発の成果〕(1)機能化学品事業脂肪酸誘導体、界面活性剤およびエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体などを中心に高機能・高付加価値製品の開発を進めております。トイレタリー関連では、低刺激性で保湿機能を有する洗浄剤や高い可溶化力を発現する新規可溶化剤の開発を進めております。また、電子情報関連では金属セラミックス材料用のバインダーポリマーやナノ微粒子分散剤の開発を進めております。有機過酸化物・機能性ポリマーおよび石油化学品では、自動車の内装用樹脂材料の摺動性改良剤や異音防止剤のほか、成型樹脂表面に防汚性や耐擦傷性を付与する機能性添加剤の開発を進めております。また、自動車の各種ランプユニットに最適な高耐久性の防曇剤の開発も進めております。機能性フィルム関連製品は、主に車載用ディスプレイ向け機能フィルムの性能向上を進めております。また、新規開発品として、ディスプレイ関連やその他用途に向けた粘接着剤の開発を進めております。特殊防錆処理剤は、自動車部品向けに処理被膜に傷が付いても耐食性が良好な水系亜鉛フレーク処理剤を開発し、本格的なユーザーワークを開始しております。また、自動車部品に続く重点分野として建築・インフラ分野を位置づけ、市場の開拓を進めております。当セグメントに係る研究開発費は3,236百万円であります。(2)ライフサイエンス事業食用加工油脂は、クッキーなどの食感を改良する製菓用マーガリンの開発を進めております。また当社固有の油脂コーティング技術は粉末素材の防湿性などを改善することができ、これを利用した健康食品の採用が増えております。生体適合性素材は、アイケア、生化学、医薬・医療機器関連などの分野に向けたMPCポリマーや新規素材の開発を進めております。DDS(ドラッグ・デリバリー・システム:薬物送達システム)医薬用製剤原料は、国内外の研究機関と共同で低分子医薬品やタンパク質医薬品のDDS用リン脂質、活性化PEGの開発を進めております。また、新規開発品として、抗体医薬品や核酸医薬品用に単分散PEG、核酸送達用脂質の開発も進めております。当セグメントに係る研究開発費は1,300百万円であります。(3)化薬事業産業用爆薬類では、コスト低減と安全性の向上を目的に需要家のニーズに応えられる高性能含水爆薬や電気雷管の研究開発および爆薬装填システムの開発を行っております。また、非火薬破砕剤の用途開発も進めております。宇宙用推進薬では、次期基幹ロケット用推進薬の研究開発を進めております。防衛用発射薬・推進薬は、国の研究開発計画に基づき新しい製品設計や製造技術の確立に向けて取り組んでおります。当セグメントに係る研究開発費は1,464百万円であります。(4)コーポレート研究先端技術研究所では、生体適合性機能材料を主体に次世代の素材や技術の研究に取り組んでおります。コーポレート研究に係る研究開発費は404百万円であり、各事業セグメントに配分していない全社費用に含まれております。
FY2018|1,566 文字
5【研究開発活動】 当社グループの事業は、機能化学品、ライフサイエンス、化薬、その他の事業からなり、これらの固有技術の展開を図るとともにグループとしての総合力を発揮して化学産業を取り巻く環境や社会ニーズの変化に対応した研究開発を進めております。成長の期待される先端分野や新規分野では、先端技術研究所を始めとする当社グループの研究部門のみならず、産官学との共同研究や委託研究により研究開発を推進しております。当連結会計年度は、研究開発費として6,694百万円を投入しました。以下、各事業セグメントの研究開発活動の概況についてご説明申し上げます。 〔主な研究開発の成果〕(1)機能化学品事業脂肪酸誘導体、界面活性剤およびエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体等を中心に高機能・高付加価値製品の開発を進めております。トイレタリー関連では、ノンシリコン処方に対応した髪の毛の滑り性を改善する素材や、幅広い種類のオイルに対して優れた可溶化能を持つ素材の開発を進めております。また、電子情報関連では金属セラミックス材料用のバインダーポリマーやナノ微粒子分散剤の開発を進めております。有機過酸化物・機能性ポリマーおよび石油化学品では、自動車用材料のパッキンやガスケットに最適な各種エラストマー素材や各種ランプユニットに最適な高耐久性防曇剤の開発を進めております。また、成型樹脂表面に耐汚染性や耐擦傷性を付与する機能性添加剤の開発を進めております。機能性フィルム関連製品は、主に車載用ディスプレイ向け機能フィルムの性能向上を進めております。また、新規開発品として、ディスプレイ関連やその他用途に向けた粘接着剤の開発を進めております。特殊防錆処理剤は、低温焼付用処理液の研究を日米欧の各拠点が協力して進めております。また、自動車部品に続く重点分野に建築・インフラ分野を位置づけ、市場の開拓を進めております。当セグメントに係る研究開発費は3,443百万円であります。(2)ライフサイエンス事業食用加工油脂は、硬くなりやすい全粒粉や雑穀を使ったパンに対してもソフトにしっとりさせる効果がある機能性油脂の開発を進めております。また当社固有の油脂コーティング技術により、粉末素材の防湿性などを改善でき、これを利用した健康食品の採用が増えております。生体適合性素材は、アイケア、生化学、医薬・医療機器関連などの分野に向けたMPCポリマーや新規素材の開発を進めております。DDS(ドラッグ・デリバリー・システム:薬物送達システム)医薬用製剤原料は、国内外の研究機関と共同で低分子医薬品やタンパク質医薬品用途のDDS用のリン脂質、活性化PEGの開発を進めております。また、新規開発品として、抗体医薬品や核酸医薬品用途の単分散PEG、核酸送達用脂質の開発を進めております。当セグメントに係る研究開発費は1,173百万円であります。(3)化薬事業産業用爆薬類では、コスト低減と安全性の向上を目的に需要家のニーズに応えられる高性能含水爆薬や電気雷管の研究開発および爆薬装填システムの開発を行っております。そのほか、非火薬破砕剤の用途開発も進めております。宇宙用推進薬は、次期基幹ロケット用推進薬や分離装置の研究開発を進めております。防衛用発射薬・推進薬は、国の研究開発計画に基づき新しい製品設計や製造技術の確立に向けて取り組んでおります。当セグメントに係る研究開発費は1,615百万円であります。(4)コーポレート研究先端技術研究所では、生体適合性機能材料およびプリンテッドエレクトロニクス材料を主体に次世代の素材や技術の研究に取り組んでおります。コーポレート研究に係る研究開発費は461百万円であり、各事業セグメントに配分していない全社費用に含まれております。
FY2017|1,483 文字
6【研究開発活動】当社グループの事業は、機能化学品、ライフサイエンス、化薬、その他の事業からなり、これらの固有技術の展開を図るとともにグループとしての総合力を発揮して化学産業を取り巻く環境や社会ニーズの変化に対応した研究開発を進めております。成長の期待される先端分野や新規分野では、先端技術研究所を始めとする当社グループの研究部門のみならず、産官学との共同研究や委託研究により研究開発を推進しております。当連結会計年度は、研究開発費として6,635百万円を投入しました。以下、各事業セグメントの研究開発活動の概況についてご説明申し上げます。 〔主な研究開発の成果〕(1)機能化学品事業脂肪酸誘導体、界面活性剤およびエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体等を中心に高機能・高付加価値製品の開発を進めております。トイレタリー関連では、低刺激性のシャンプー用界面活性剤や天然由来のオイルゲル化剤の開発を進めております。また、電子情報関連では金属セラミックス材料用のバインダーポリマーやナノ微粒子分散剤の開発を進めております。有機過酸化物・機能性ポリマーおよび石油化学品では、自動車用材料としてパッキンやガスケットに最適な各種エラストマー素材やランプユニットに最適な高耐久性防曇剤の開発を進めております。また、成型樹脂表面に耐汚染性や耐擦傷性を付与する樹脂添加剤の開発を進めております。機能性フィルム関連製品は、主に車載用ディスプレイ向け機能フィルムの性能向上を進めております。また、新規開発品として、ディスプレイ関連やその他用途に向けた粘接着剤の開発を進めております。特殊防錆処理剤は、低温焼付用処理液の研究を日米欧の各拠点が協力して進めております。また、自動車部品に続く重点分野に建築・インフラ分野を位置づけ、市場の開拓を進めております。当セグメントに係る研究開発費は3,344百万円であります。(2)ライフサイエンス事業食用加工油脂は、幅広い商品に使用できる醗酵バターをブレンドしたマーガリンや新しい惣菜パンを作ることができるシート製品の開発を進めております。また、当社固有の油脂コーティング技術により粉末素材の防湿性などを改善でき、これを利用した健康食品の採用が増えております。生体適合性素材は、アイケア、生化学、医薬・医療機器関連などの分野に向けたMPCポリマーや新規素材の開発を進めております。DDS(ドラッグ・デリバリー・システム:薬物送達システム)医薬用製剤原料は、DDS用の活性化PEG、リン脂質、新規素材の開発のため国内外の研究機関と共同開発を進めております。当セグメントに係る研究開発費は1,164百万円であります。(3)化薬事業産業用爆薬類では、コスト低減と安全性の向上を目的に需要家のニーズに応えられる高性能含水爆薬や電気雷管の研究開発および爆薬装填システムの開発を行っております。そのほか、非火薬破砕剤の用途開発も進めております。宇宙用推進薬は、次期基幹ロケット用推進薬や分離装置の研究開発を進めております。防衛用発射薬・推進薬は、国の研究開発計画に基づき新しい製品設計や製造技術の確立に向けて取り組んでおります。当セグメントに係る研究開発費は1,592百万円であります。(4)コーポレート研究先端技術研究所では、生体適合性機能材料およびプリンテッドエレクトロニクス材料を主体に次世代の素材や技術の研究に取り組んでおります。コーポレート研究に係る研究開発費は532百万円であり、各事業セグメントに配分していない全社費用に含まれております。
FY2016|1,469 文字
6【研究開発活動】当社グループの事業は、機能化学品、ライフサイエンス、化薬、その他の事業からなり、これらの固有技術の展開を図るとともにグループとしての総合力を発揮して化学産業を取り巻く環境や社会ニーズの変化に対応した研究開発を進めております。成長の期待される先端分野や新規分野では、先端技術研究所を始めとする当社グループの研究部門のみならず、産官学との共同研究や委託研究により研究開発を推進しております。当連結会計年度は、研究開発費として6,831百万円を投入しました。以下、各事業セグメントの研究開発活動の概況についてご説明申し上げます。 〔主な研究開発の成果〕(1)機能化学品事業脂肪酸誘導体、界面活性剤およびエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体等を中心に高機能・高付加価値製品の開発を進めております。トイレタリー関連では、シャンプーのトリートメント効果を高める生体適合性ポリマーの開発を進めております。また、環境エネルギー関連では潤滑剤やトナー用添加剤の開発を進めております。有機過酸化物・機能性ポリマーおよび石油化学品では、需要が拡大しつつある自動車用各種ランプ向け低温硬化型防曇剤や高耐久性防曇剤の開発を進めております。また、成型樹脂表面に耐汚染性や耐擦傷性を付与する樹脂添加剤の開発を進めております。機能性フィルム関連製品は、主に車載用ディスプレイ向け機能フィルムの性能向上を進めております。また、新規開発品として、ディスプレイ関連やその他用途に向けた粘接着剤の開発を進めております。特殊防錆処理剤は、低温焼付用処理液の研究を日米欧の各拠点が協力して進めております。また、自動車部品に続く重点分野に土木・建築分野を位置づけ、市場の開拓を進めております。当セグメントに係る研究開発費は3,460百万円であります。(2)ライフサイエンス事業食用加工油脂は、製菓・製パン用途に、ソフト感およびしっとり感を高める専用機能性油脂を開発し、ユーザーより良好な評価を得ております。機能食品では、機能性表示制度に対応すべく科学的根拠に基づくユーザー提案を進めております。また、当社固有の油脂コーティング技術を用いた粉体加工品も用途開発が進み採用が増えております。生体適合性素材は、MPCポリマーをアイケア、化粧品、生化学、医薬品などの分野へ展開するための研究開発を進めております。DDS(ドラッグ・デリバリー・システム:薬物送達システム)医薬用製剤原料は、DDS用の活性化PEG、リン脂質、新規素材の開発のため国内外の研究機関と共同開発を進めております。当セグメントに係る研究開発費は1,120百万円であります。(3)化薬事業産業用爆薬類では、コスト低減と安全性の向上を目的に需要家のニーズに応えられる高性能含水爆薬や電気雷管の研究開発および爆薬装填システムの開発を行っております。そのほか、非火薬破砕剤の用途開発も進めております。宇宙用推進薬は、次期基幹ロケット用推進薬や分離装置の研究開発を進めております。防衛用発射薬・推進薬は、国の研究開発計画に基づき新しい製品設計や製品技術の確立に向けて取り組んでおります。当セグメントに係る研究開発費は1,705百万円であります。(4)コーポレート研究先端技術研究所では、生体適合性材料、プリンテッドエレクトロニクス材料を主体に次世代の素材や技術の研究に取り組んでおります。コーポレート研究に係る研究開発費は543百万円であり、各事業セグメントに配分していない全社費用に含まれております。