研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
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研究開発活動(本文)
FY2025|1,583 文字
6【研究開発活動】(火工品事業)当社は、「高エネルギー物質利用で広く社会に貢献する」との経営理念の下、日々の研究開発に積極的に取り組んでおります。 当事業年度の研究開発費の総額は10百万円であります。 当社の研究開発における主要課題及び研究成果等は次のとおりです。(1)高エネルギー物質の合成に関する研究開発日本では当社以外での合成実績がほとんどない高エネルギー物質等について試作合成を継続しており、合成工程の安全化・効率化を目指した研究を継続しております。その中で、製造工程で使用する危険・有害性を有する化学物質の使用量削減に主眼を置いた検討も開始いたしました。また、新たな高エネルギー物質についての自社合成の可能性検討も継続しております。(2)新規液体推進薬の研究開発硝酸ヒドロキシルアンモニウム(Hydroxyl Ammonium Nitrate; HAN)を基材とした低毒性推進薬(グリーンプロペラント)について国内の研究機関や大学等への供給を継続し、人工衛星用の推進薬としての実用化に向けた研究を継続しております。(3)安全性評価の研究高エネルギー物質は、感度が非常に鋭感なものから鈍感なものまであり、使用条件により多種多様な特性と性能を有しています。当社では、製品の研究開発は元より製品の改良や不適合等の未然防止のため、自社製品に使用する様々な高エネルギー物質の評価を実施し、それら基礎データを継続的に収集、管理して実績のある安定した製品および次世代に要求される新しい製品造りに努めております。(4)火工品の開発、改良当社は、これまで培った花火技術や各種火工品の製造技術を基に、昨今の猿、猪、熊による田畑や市街地での害獣被害の拡大に伴い、追い払い用煙火としての需要も高まっているなか、航空機離着陸時のバードストライク対策に使用する「バードクラッカー」を改良し、安全性・効果性・操作性を向上させた製品を開発していきます。また、海水浴や登山、最近ではジェットスキーやトレイルランなど自然を相手にした余暇活動の多様化に伴い、毎年、事故や遭難が絶えないところですが、当社では非常時に自分の位置を知らせるための各種発煙筒(防水・耐水圧機能のある「ダイバーマーカSOS」、小型軽量な山岳用「ポッケム」等)を開発し、業界関係者や愛好者の皆様の安全、安心の確保にお役立ていただいております。(5)発煙薬、発光薬の研究火工品には、その用途により様々な色の煙や光を発する製品がありますが、昨今、国内外を問わず、その発煙/発光色の原料となる薬品の製造を中止する会社が増加傾向にあります。そのため、当社では日頃から各種配合試験等を行い、それらの基礎データを継続的に収集・管理することで、製造元の変更で生じる薬品の微妙な特性変化に対応できるよう努めております。また、昨今、演劇や撮影の演出効果として発煙/発光製品のニーズが高まっていることから、人体や環境にやさしい原料を使用することも重要な設計要件になっています。これらは、製品に求められる性能との両立が大変難しいところですが、引き続き、社会ニーズに応え得る製品の開発、改良に努めてまいります。(6)精密火工品等の開発火薬又は高エネルギー物質を活用した精密かつ高性能な火工品等は、従来、航空・宇宙・防衛の分野で、ロケットモーターの点火装置など重要な部位に使用されており、その安定した反応速度や性能特性は、宇宙事業や防衛産業等における様々な応用技術の中でも重要なファクターとして注目されています。 当社は、長年にわたり火工品製造で培ったノウハウを基に、今後とも精密火工品等に関わる基礎研究、試作及び試験等を着実に積み上げ、市場の多様なニーズに応えてまいります。 (賃貸事業) 賃貸事業につきましては、研究開発活動を行っておりません。
FY2024|1,564 文字
6【研究開発活動】(火工品事業)当社は、「高エネルギー物質利用で広く社会に貢献する」との経営理念の下、日々の研究開発に積極的に取り組んでおります。 当事業年度の研究開発費の総額は8百万円であります。 当社の研究開発における主要課題及び研究成果等は次のとおりです。(1)高エネルギー物質の合成に関する研究開発 日本では当社以外での合成実績がほとんどない高エネルギー物質等について試作合成を継続しており、合成実績を積み重ねていくことで国内の研究機関や大学等と連携して合成工程の安全化・効率化を目指した研究を継続しております。また、新たな高エネルギー物質について、自社合成の可能性検討を継続しております。(2)新規液体推進薬の研究開発 硝酸ヒドロキシルアンモニウム(Hydroxyl Ammonium Nitrate; HAN)を基材とした複数種類の低毒性推進薬(グリーンプロペラント)について、少量ながら国内の研究機関や大学等への供給を継続し、人工衛星用の推進薬としての実用化に向けた研究に寄与しております。(3)安全性評価の研究 高エネルギー物質は、感度が非常に鋭感なものから鈍感なものまであり、使用条件により多種多様な特性と性能を有しています。当社では、製品の研究開発は元より製品の改良や不適合等の未然防止のため、自社製品に使用する様々な高エネルギー物質の評価を実施し、それら基礎データを継続的に収集、管理して実績のある安定した製品および次世代に要求される新しい製品造りに努めております。(4)火工品の開発、改良 当社は、これまで培った花火技術や各種火工品の製造技術を基に、花火の点火や打ち揚げに使用する「着火線」の新たな製造法を開発しました。この新たな製造法により製造した着火線は、従来の「着火線」の着火及び伝火性能を大きく向上させ、懸案であった、黒玉(不着火玉)防止の効果を発揮しております。また、海水浴や登山、最近ではジェットスキーやトレイルランなど自然を相手にした余暇活動の多様化に伴い、毎年、事故や遭難が絶えないところですが、当社では非常時に自分の位置を知らせるための各種発煙筒(防水・耐水圧機能のある「ダイバーマーカSOS」、小型軽量な山岳用「ポッケム」等)を開発し、業界関係者や愛好者の皆様の安全、安心の確保にお役立ていただいております。(5)発煙薬、発光薬の研究 火工品には、その用途により様々な色の煙や光を発する製品がありますが、昨今、国内外を問わず、その発煙/発光色の原料となる薬品の製造を中止する会社が増加傾向にあります。そのため、当社では日頃から各種配合試験等を行い、それらの基礎データを継続的に収集・管理することで、製造元の変更で生じる薬品の微妙な特性変化に対応できるよう努めております。また、昨今、演劇や撮影の演出効果として発煙/発光製品のニーズが高まっていることから、人体や環境にやさしい原料を使用することも重要な設計要件になっています。これらは、製品に求められる性能との両立が大変難しいところですが、引き続き、社会ニーズに応え得る製品の開発、改良に努めてまいります。(6)精密火工品等の開発 火薬又は高エネルギー物質を活用した精密かつ高性能な火工品等は、従来、航空・宇宙の分野でもロケットモーターの点火装置など重要な部位に使用されており、その安定した反応速度や性能特性は、宇宙事業や防衛産業等における様々な応用技術の中でも重要なファクターとして注目されています。当社は、長年にわたり火工品製造で培ったノウハウを基に、今後とも精密火工品等に関わる基礎研究、試作及び試験等を着実に積み上げ、市場の多様なニーズに応えてまいります。 (賃貸事業) 賃貸事業につきましては、研究開発活動を行っておりません。
FY2023|1,613 文字
6【研究開発活動】(火工品事業)当社は、「高エネルギー物質利用で広く社会に貢献する」との経営理念の下、日々の研究開発に積極的に取り組んでおります。 当社の研究開発における主要課題及び研究成果等は次のとおりです。(1) 高エネルギー物質の合成に関する研究開発 日本では他社で合成実績がほとんどない高エネルギー物質等について試作合成を継続しており、合成の実績を積み重ねていくことで研究機関や大学等と連携して合成工程の安全化・効率化を目指した研究を継続しております。 また、新たな高エネルギー物質についても、自社合成の可能性検討を行っております。(2) 新規液体推進薬の研究開発 硝酸ヒドロキシルアンモニウム(Hydroxyl Ammonium Nitrate; HAN)を基材とした複数種類の低毒性推進薬(グリーンプロペラント)について、研究機関や企業と連携して安全性評価試験を実施し、人工衛星用の推進薬としての実用化に向けた研究を継続しております。(3) 安全性評価の研究 高エネルギー物質は、感度が非常に鋭感なものから鈍感なものまであり、使用条件により多種多様な特性と性能を有しています。 当社では、製品の研究開発は元より製品の改良や不適合等の未然防止のため、自社製品に使用する様々な高エネルギー物質の評価を実施し、それら基礎データを継続的に収集、管理して実績のある安定した製品および次世代に要求される新しい製品造りに努めております。(4) 火工品の開発・改良 当社は、これまで培った花火技術や各種火工品の製造技術を基に、花火の点火や打ち揚げに使用する「着火線」の新たな製造法を開発しました。この新たな製造法は、従来の「着火線」の伝火性能を大きく向上させるものであり、今後、各地の花火大会の復活が見込まれるなか、懸案であった、黒玉(不着火玉)の防止効果も期待できます。また、海水浴や登山、最近ではジェットスキーやトレイルランなど自然を相手にした余暇活動の多様化に伴い、毎年、事故や遭難が絶えないところですが、当社では非常時に自分の位置を知らせるための各種発煙筒(防水・耐水圧機能のある「ダイバーマーカSOS」、小型軽量な山岳用「ポッケム」等)を開発し、業界関係者や愛好者の皆様の安全、安心の確保にお役立ていただいております。(5) 発煙薬・発光薬の研究 火工品には、その用途により様々な色の煙や光を発する製品がありますが、昨今、国内外を問わず、その発煙/発光色の原料となる薬品の製造を中止する会社が増加傾向にあります。 そのため、当社では日頃から各種配合試験等を行い、それらの基礎データを継続的に収集・管理することで、製造元の変更で生じる薬品の微妙な特性変化に対応できるよう努めております。 また、昨今、演劇や撮影の演出効果として発煙/発光製品のニーズが高まっていることから、人体や環境にやさしい原料を使用することも重要な設計要件になっています。これらは、製品に求められる性能との両立が大変難しいところですが、引き続き、社会ニーズに応え得る製品の開発、改良に努めてまいります。(6) 精密火工品等の開発 火薬又は高エネルギー物質を活用した精密かつ高性能な火工品等は、従来、航空・宇宙の分野でもロケットの点火装置など重要な部位に使用されており、その安定した反応速度や性能特性は、宇宙事業等における様々な応用技術の中でも重要なファクターとして注目されています。 当社は、長年にわたり火工品製造で培ったノウハウを基に、今後とも精密火工品等に関わる基礎研究、試作及び試験等を着実に積み上げ、市場の多様なニーズに応えてまいります。(賃貸事業) 賃貸事業につきましては、研究開発活動を行っておりません。(当事業年度の研究開発) 当事業年度の研究開発費の総額は10百万円であります。 そのすべては火工品事業の研究開発のための費用であります。
FY2022|1,646 文字
5【研究開発活動】(火工品事業)当社は、「高エネルギー物質利用で広く社会に貢献する」との経営理念の下、日々の研究開発に積極的に取り組んでおります。 当社の研究開発における主要課題及び研究成果等は次のとおりです。(1) 高エネルギー物質の合成に関する研究開発 日本国内では他に合成実績がほとんどない高エネルギー物質等について試作合成を継続しており、合成の実績を着実に積み重ねていくことで研究機関や大学等と連携して合成工程の安全化・効率化を目指した研究を継続しております。 また、新たな高エネルギー物質にも着目し、自社合成の可能性検討を始めております。(2) 新規液体推進薬の研究開発 硝酸ヒドロキシルアンモニウム(Hydroxyl Ammonium Nitrate; HAN)を基材とした低毒性推進薬(グリーンプロペラント)について、研究機関と連携して安全性評価試験を実施し、人工衛星用の推進薬としての実用化に向けた研究を継続しております。(3) 安全性評価の研究 高エネルギー物質は、感度が非常に鋭感なものから鈍感なものまであり、使用条件により多種多様な特性と性能を有しています。 当社では、製品の研究開発は元より製品の改良や不適合等の未然防止のため、自社製品に使用する様々な高エネルギー物質の評価を実施し、それら基礎データを継続的に収集、管理して実績のある安定した製品および次世代に要求される新しい製品造りに努めております。(4) 火工品の開発・改良 当社は、これまで培った花火技術や各種火工品の製造技術を基に、花火の点火や打ち揚げに使用する「着火線」の製造法について、昨年、実用新案を申請しました。 当該実用新案は、スターマインの筒及び煙火玉の親導に取り付ける着火線について、その伝火性能を従来品より向上させるための新製法であり、長引くコロナ禍により大きな影響を受けている花火業界に対し、微力ながら貢献できるものと考えております。 また、海水浴や登山、最近ではジェットスキーやトレイルランなど自然を相手にした余暇活動の多様化に伴い、毎年、事故や遭難が絶えないところですが、当社では非常時に自分の位置を知らせるための各種発煙筒(防水・耐水圧機能のある「ダイバーマーカSOS」、小型軽量な山岳用「ポッケム」等)を開発し、業界関係者や愛好者の皆様の安全、安心の確保にお役立ていただいております。(5) 発煙薬・発光薬の研究 火工品には、その用途により様々な色の煙や光を発する製品がありますが、昨今、国内外を問わず、その発煙/発光色の原料となる薬品の製造を中止する会社が増加傾向にあります。 そのため、当社では日頃から各種配合試験等を行い、それらの基礎データを継続的に収集・管理することで、製造元の変更で生じる薬品の微妙な特性変化に対応できるよう努めております。 また、昨今、演劇や撮影の演出効果として発煙/発光製品のニーズが高まっていることから、人体や環境にやさしい原料を使用することも重要な設計要件になっています。これらは、製品に求められる性能との両立が大変難しいところですが、引き続き、社会ニーズに応え得る製品の開発、改良に努めてまいります。(6) 精密火工品等の開発 火薬又は高エネルギー物質を活用した精密かつ高性能な火工品等は、従来、航空・宇宙の分野でもロケットの点火装置など重要な部位に使用されており、その安定した反応速度や性能特性は、宇宙事業等における様々な応用技術の中でも重要なファクターとして注目されています。 当社は、長年にわたり火工品製造で培ったノウハウを基に、今後とも精密火工品等に関わる基礎研究、試作及び試験等を着実に積み上げ、市場の多様なニーズに応えてまいります。(賃貸事業) 賃貸事業につきましては、研究開発活動を行っておりません。(当事業年度の研究開発) 当事業年度の研究開発費の総額は7百万円であります。 そのすべては火工品事業の研究開発のための費用であります。
FY2021|1,530 文字
5【研究開発活動】(火工品事業) 当社は、「高エネルギー物質利用で広く社会に貢献する」ことを経営理念としており、日々の研究開発に取り組んでおります。 研究開発の主要課題及び研究成果等は次のとおりです。(1) 高エネルギー物質の合成に関する研究開発 日本国内では他に合成実績がほとんどない高エネルギー物質等について試作合成を実施しており、合成の実績を着実に積み重ねていくことで研究機関や大学等と連携して合成工程の安全化・効率化を目指した研究を継続しております。(2) 新規液体推進薬の研究開発 継続的に研究を行ってきた硝酸ヒドロキシルアンモニウム(Hydroxyl Ammonium Nitrate; HAN)を基材とした複数種類の低毒性推進薬(グリーンプロペラント)について、研究機関や企業と連携して人工衛星用の推進薬としての実用化に向けた研究を継続しております。(3) 安全性評価の系統的研究 高エネルギー物質は、非常に感度が鋭感なものから鈍感なものまであり、使用条件により多種多様な特性と性能を有しています。 当社では、製品の研究開発は元より製品の改良や不具合等の未然防止のため、自社製品に使用する様々な高エネルギー物質の評価を実施し、それら基礎データを継続的に収集、管理しております。(4) 火工品の開発 当社は、これまで培った花火技術や各種火工品の製造技術を基に、花火の打ち上げや点火に使用する「着火線」について、この度、実用新案を申請いたしました。 当該実用新案は、スターマインの筒及び煙火玉の親導に取り付ける従来の着火線の伝火性能を向上させるための製法ですので、現在、新型コロナ禍により大きな影響受けている花火業界に対し、微力ながら貢献できるものと考えております。(5) 発煙薬の研究 昼間に使用される火工品には、その用途により様々な色を発煙する製品がありますが、昨今、その発煙色の原料となる染料の製造中止が多発する傾向にあります。 発煙薬は、染料の他にも様々な化学薬品を最適比で配合して作製する必要があるため、従来の染料が製造中止になると同色の発煙薬を作成するためには改めて配合要領を変更する必要が生じます。 そのため、当社では日頃から各種配合試験を行い、それらの基礎データを継続的に収集・管理することで発煙製品の安定的な製造に努めてまいります。 また、昨今、演劇や撮影の演出効果としての火工品のニーズが高まっていることから、人体や環境にやさしい材料を配合することも重要な設計要件になっています。これらは、火工品に求められる性能との両立が大変難しいところですが、引続き、新たな社会ニーズに応え得る製品の開発に努めてまいります。(6) 精密火工品の研究開発 昨年末、「はやぶさ2の帰還成功」が話題になりました。 この成功は、極限の環境下で長期間耐え得る材料や電子機器等、日本の高い技術が結集された賜物だと言えます。実は、これらの中には、火薬エネルギーを活用した精密火工品も含まれており、このような火薬又は高エネルギー物質にかかわる応用技術は、今後とも、宇宙事業においても重要なファクターであるといえます。また、将来的には、小規模な民間企業やベンチャー企業による宇宙ビジネスへの参入が加速されると予想されます。 当社は、様々な火工品製造で培ったノウハウを基に、今後とも基礎研究、試作及び試験を着実に実施し、お客様の多様なご要望に応えてまいります。(賃貸事業) 賃貸事業につきましては、研究開発活動を行っておりません。(当事業年度の研究開発) 当事業年度の研究開発費の総額は9百万円であります。 そのすべては火工品事業の研究開発のための費用であります。
FY2020|1,187 文字
5【研究開発活動】(火工品事業) 当社は、「高エネルギー物質利用で広く社会に貢献する」ことを経営理念として日々の研究開発に取り組んでおります。 研究開発の主要課題、目的及び研究成果は次のとおりであります。(1) 高エネルギー物質の合成に関する研究開発 日本国内では他に合成実績がほとんどない高エネルギー物質について試作合成の実績を着実に積み重ねており、研究機関や大学等と連携して合成工程の安全化・効率化を目指した研究を継続しております。(2) 新規液体推進薬の研究開発 継続的に研究を行ってきた硝酸ヒドロキシルアンモニウム(Hydroxyl Ammonium Nitrate; HAN)を基材とした低毒性推進薬(グリーンプロペラント)について、研究機関や企業と連携して材料適合性等の安全性評価試験を実施し、人工衛星用の推進薬としての実用化に向けた研究を継続しております。 昨年1月の打ち上げに引き続き、新たな組成のHAN系推進薬を実証実験衛星へ搭載すべく、関係機関と連携しながら研究開発を継続しております。(3) 安全性評価の系統的研究 高エネルギー物質は、感度が非常に鋭感なものから鈍感なものまであり、合わせて色々な条件において多種多様な性能等を有しています。製品の研究開発はもとより製品の改良や不具合等発生の未然防止のため、自社製品に用いられている様々な原材料評価を実施し、基礎的データの構築を継続的に行っております。(4) 救難用火工品の開発 当社がこれまで培った「花火の技術」を活かし、山岳地における遭難事案の発生等の際に使用できる位置標示用の小型発煙筒「Pokkem(ポッケム)」及び捜索・救助組織が主に使用する「救命用信号セット」を新規開発、商品化しました。これらの製品は、自然に親しみ、山岳地に入山する登山者や山岳救助組織がもしもの時に使用する救難用火工品として効果があるもので、多くの山岳愛好者が常備できるよう普及に努めてまいります。(5) 精密火工品の研究開発 航空宇宙の分野における火薬及び高エネルギー物質の需要は年々高まってきています。特に、JAXAを主体とする宇宙事業用ロケット及びこれらを構成する火工品については、小規模ながらも民間企業及びベンチャー企業の宇宙ビジネスへの参入が加速していくことが予想されます。 今後は、コンピュータのソフト面での進歩と同様、ロケットや火工品のハード面の改良、進歩が求められるのは確実であり、当社の火工品製造で培ったノウハウを活かした基礎研究、試作、試験の確実な実施により多様なお客様のご要望に応えてまいります。(賃貸事業) 賃貸事業につきましては、研究開発活動を行っておりません。(当事業年度の研究開発) 当事業年度の研究開発費の総額は9百万円であります。 そのすべては火工品事業の研究開発のための費用であります。
FY2019|1,263 文字
5【研究開発活動】(火工品事業) 当社は、「高エネルギー物質の利用で広く社会に貢献する」ことを目標に、研究開発に取り組んでおります。 当事業年度の研究開発の主要課題、目的及び研究成果は次の通りであります。(1) 高エネルギー物質の合成に関する研究開発 さまざまな高エネルギー物質が存在する中、更なる高性能化や安全性及び環境受容性の向上を図り、自社製品や 新分野への応用を目指し、新規高エネルギー物質に関する基礎的な研究を継続して行っております。これら新規高エネルギー物質の合成方法や分析方法については、研究機関や大学等とも連携して研究を行っております。 この中で、日本国内では合成実績がほとんどない高エネルギー物質について、当社で試作合成の実績を積み重ねており、合成工程の安全化と効率化を目指した研究も行っております。(2) 新規液体推進薬の研究開発 これまで継続的に研究を行ってきた硝酸ヒドロキシルアンモニウム(HAN: Hydroxyl Ammonium Nitrate)は、将来の推進システムとして注目されているグリーンプロペラント(低毒性推進薬)の原料のひとつであり、HANを基材としたさまざまな組成の推進薬について、他の研究機関や企業で実用化に向けた研究開発が行われております。 当社では、HAN系推進薬の合成方法や分析方法の研究を継続しており、研究機関や企業と連携し、当社で合成した推進薬を用いて材料適合性等の安全性評価試験を行っております。また、ロケットや人工衛星用の推進薬として実用試験段階にあり、今後も製造方法や製造技術等について研究開発、改善活動を継続してまいります。(3) 安全性評価の系統的研究 高エネルギー物質は、感度が非常に鋭感なものから鈍感なものまでいろいろな種類があり、条件によっては性能等も多種多様となります。当社では、製造作業における取り扱いから出荷後のお客様による使用までの安全を確保するため、様々な火薬類及びその原材料等について各種試験及び分析等、火薬類取締法の適用除外を含めた安全性評価を行っております。 蓄積したデータは、新製品の開発や既存製品の改良に活かしながら、データベース化を図っております。(4) 民間向け各種火工品の開発等 当社は、創業以来の「花火技術」を基盤とし、「煙」、「音」、「光」を利用した火工品の開発を行っております。 遭難時等に活用できる防水型発煙筒、道路の維持管理作業時に使用する保安炎筒などの人命救助、救難及び防災用火工品など、各種の緊急事態下で活用できる製品の開発、製造を継続しています。 また、官公庁、研究機関及び民間企業等からの受託により、ロケット推進薬の点火器、分離器など宇宙、航空機器に不可欠な精密火工品の開発・改良を継続して行っております。(賃貸事業) 賃貸事業につきましては、研究開発活動を行っておりません。(当事業年度の研究開発) 当事業年度の研究開発費の総額は9百万円であります。 そのすべては火工品事業の研究開発のための費用であります。
FY2018|1,164 文字
5【研究開発活動】(火工品事業) 当社は、「高エネルギー物質の利用で広く社会に貢献する」ことを目標に、研究開発に取り組んでおります。 当事業年度の研究開発の主要課題、目的及び研究成果は次の通りであります。(1)高エネルギー物質の合成に関する研究開発 さまざまな高エネルギー物質が存在する中、更なる高性能化や安全性及び環境受容性の向上を図り、自社製品や新分野への応用を目指し、新規高エネルギー物質に関する基礎的な研究を継続して行っております。これら新規高エネルギー物質の合成方法や分析方法については、研究機関や大学等とも連携して研究を行っております。 この中で、日本国内では合成実績がほとんどない高エネルギー物質について、当社で試作合成の実績を積み重ねており、合成工程の安全化と効率化を目指した研究も行ってまいります。(2)新規液体推進薬の研究開発 これまで継続的に研究を行ってきた硝酸ヒドロキシルアンモニウム(HAN: Hydroxyl Ammonium Nitrate)は、将来の推進システムとして注目されているグリーンプロペラント(低毒性推進薬)の原料のひとつであり、HANを基材としたさまざまな組成の推進薬について、他の研究機関や企業で実用化に向けた研究開発が行われております。 当社では、HAN系推進薬の合成方法や分析方法の研究を継続しており、研究機関や企業と連携し、当社で合成した推進薬を用いて材料適合性等の安全性評価試験を行っております。ロケットや人工衛星用の推進薬として実用化するために、今後も製造方法や製造技術等について研究開発を継続してまいります。(3)安全性評価の系統的研究 高エネルギー物質は、感度が非常に鋭感なものから鈍感なものまでいろいろな種類があり、条件によっては性能等も多種多様となります。当社では、製造作業における取り扱いから出荷後のお客様による使用までの安全を確保するため、様々な火薬類及びその原材料等について各種試験及び分析等の安全性評価を行っております。蓄積したデータは、新製品の開発や既存製品の改良に活かしながら、データベース化を図っております。(4)民間向け各種火工品の開発等 当社は、創業以来の「花火技術」を基盤とし、「煙」、「音」、「光」を利用した火工品の開発を行っております。 遭難時等に活用できる防水型発煙筒、道路の維持管理作業用に使用する保安炎筒などの救難・防災用火工品の他、ロケット推進薬の点火器など宇宙開発の一端を担う精密火工品の開発・改良を継続して行っております。(賃貸事業) 賃貸事業につきましては、研究開発活動を行っておりません。(当事業年度の研究開発) 当事業年度の研究開発費の総額は14百万円であります。 そのすべては火工品事業の研究開発のための費用であります。
FY2017|1,191 文字
6【研究開発活動】(火工品事業) 当社は、「高エネルギー物質の利用で広く社会に貢献する」ことを目標に、研究開発に取り組んでおります。 当事業年度の研究開発の主要課題、目的及び研究成果は次の通りであります。(1)高エネルギー物質の合成に関する研究開発 高エネルギー物質は多種存在しますが、自社製品や新たな分野への将来的な応用を目指し、更なる高性能化や安全性及び環境受容性の向上を図るため、新規高エネルギー物質に関する基礎的な研究を継続して行っております。これら新規高エネルギー物質の合成方法や分析方法については、研究機関や大学等と連携した研究も行っております。 また、日本国内では合成実績のほとんどない高エネルギー物質についても、当社で試作合成の実績を積み重ねており、今後も、安全かつ効率的な合成方法の研究を行ってまいります。(2)新規液体推進薬の研究開発 これまで継続的に研究を行ってきた硝酸ヒドロキシルアンモニウム(HAN: Hydroxyl Ammonium Nitrate)は、将来の推進システムとして注目されているグリーンプロペラント(低毒性推進薬)のひとつであり、他の研究機関や企業でも実用化に向けた研究開発が行われています。 当社では、HANを基材とするさまざまな組成の推進薬の合成方法や分析方法を研究しており、他の研究機関や企業と連携して、当社で合成した推進薬について材料適合性等の安全性評価試験を行っております。ロケットや人工衛星用の推進薬として実用化するために、今後とも製造方法や製造技術等について研究開発を継続してまいります。(3)安全性評価の系統的研究 高エネルギー物質は、感度が非常に鋭感なものから鈍感なものまでいろいろあり、条件によっては多種多様な性能等を有しております。当社では、製造作業における取り扱いから出荷後のお客様による使用までの安全を確保するため、様々な火薬類及びその原材料等について各種試験及び分析等の安全性評価を行い、蓄積したデータを新製品の開発や既存製品の改良に活かしながら、検討結果のデータベース化を図っております。(4)民間向け各種火工品の開発等 当社は、創業以来の「花火技術」を基盤とし、「煙」、「音」、「光」を利用した様々な火工品の開発を行っております。 民間向けの製品としては、海や山での遭難または非常時に活用できる防水型発煙筒、バードストライク(鳥の衝突)対策用の発音火工品、道路の維持管理作業用の緊急保安炎筒などの救難・防災用の他、ロケット推進薬の点火器など宇宙開発の一端を担う精密火工品の開発・改良を行っております。(賃貸事業) 賃貸事業につきましては、研究開発活動を行っておりません。(当事業年度の研究開発) 当事業年度の研究開発費の総額は12百万円であります。 そのすべては火工品事業の研究開発のための費用であります。
FY2016|1,187 文字
6 【研究開発活動】(火工品事業)当社は「高エネルギー物質の利用を通して広く社会に貢献する」ことを目標に、研究開発に取り組んでおります。当事業年度の研究開発の主要課題、目的及び研究成果は次のとおりであります。(1)高エネルギー物質の合成に関する研究開発高エネルギー物質は多種存在しますが、更なる高性能化や安全性及び環境受容性の向上を図り、将来的に自社製品や新たな分野への適応を目指し、新規高エネルギー物質に関する基礎的な研究を継続して実施しております。これら新規高エネルギー物質の合成方法や分析方法については、研究機関や大学等と連携して研究を行っております。日本国内では合成実績のほとんどない高エネルギー物質について、当社では試作合成の実績を重ねてきており、継続して安全で効率的な合成方法の検討を行っております。(2)新規液体推進薬の研究これまで継続的に研究を実施してきた高エネルギー物質のひとつである硝酸ヒドロキシルアンモニウム(HAN:Hydroxyl Ammonium Nitrate)は、将来の推進システム開発分野において研究開発が進められているグリーンプロペラント(低毒性推進薬)のひとつであり、研究機関や企業で実用化に向けた研究開発を行っております。当社では、HANを基材とするさまざまな組成の推進薬の合成方法や分析方法の研究を行っており、合成した推進薬を研究機関や企業に供給するとともに、安全性評価試験を受注することで安全性の確認も行っております。近い将来、人工衛星用の推進薬として実用化するために、製造方法や製造技術等について研究開発を継続して行っております。(3)安全性評価の系統的研究高エネルギー物質は、感度が非常に鋭感なものから鈍感なものまでいろいろあり、条件によって多種多様な性能等を有しております。当社では、製造作業における取り扱いから出荷後のお客様による使用までの安全確保のため、当社で使用する様々な火薬類及びその原材料等について各種試験、分析等の安全評価を実施し、データベース化を図っております。(4)民間向け各種火工品の開発等当社がこれまで培った「花火の技術」を活かし、「煙」、「音」、「光」を利用した様々な火工品の開発を行っております。民間向けの代表的な製品としては、海や山での遭難等の非常時に使用できる防水型手持ち式発煙筒、空港などで使用していただいているバードストライク対策用発音火工品、道路の維持管理作業時に使用する緊急保安炎筒などがありますが、その他にも救難・防災用火工品の開発及び原価低減を含む継続的な改善を行っております。 (賃貸事業)賃貸事業につきましては、研究開発活動を行っておりません。(当事業年度の研究開発)当事業年度の研究開発費の総額は7,089千円であります。そのすべては火工品事業の研究開発のための費用であります。