研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
|---|---|---|
| 2025-08 | - | 36 |
| 2024-08 | - | 29 |
| 2023-08 | - | 20 |
| 2022-08 | - | 8 |
| 2021-08 | - | 6 |
研究開発活動(本文)
FY2025|1,294 文字
6 【研究開発活動】当連結会計年度の当社グループの研究開発活動は、当社及び連結子会社である㈱日本予防医学研究所が行っております。㈱日本予防医学研究所におきましては、当社の製品企画に基づく研究開発業務を同社が有償で受託しております。当連結会計年度における研究開発費の総額は143,122千円であり、その全額がヘルスケア事業に係るものであります。当社グループにおける研究開発活動は、次のとおりであります。 当社グループの取組状況(1)研究開発の指針当研究開発グループは本草製薬㈱を傘下に広く技術刷新を図るべく、相互の製剤技術や、情報の共有化に努めてきました。また、特定保健用食品はエビデンスの結晶体であって、開発研究者としての求める指標と考えます。私たちは、一般の開発商品についても、これらの思想を背景に科学的根拠に基づいた信頼性、安全性の高い商品作りをモットーにしております。新製品開発や改良商品の研究ポイントをどのように絞り込むのか、最大の課題は市場の動向を的確に把握し、マーケティングによって得られた情報の信頼性や有効素材の学術情報などを分析して商品開発の指標としております。また、開発商品については、社内モニター試験の解析結果から総合的に判定するほか、商品設計の妥当性を評価しております。情報収集によって得られた情報は医療機関向け、一般用の販売促進用に転用し、営業活動の活性化にも努めております。 (2)健康食品の開発状況製剤技術開発において、新型ダイロール及び水系フィルムコーティングを検討するとともに、静菌剤の効果確認試験を実施しました。新型ダイロールは、被膜重量の減量による消費ゼラチンの削減を目的とした新型(T型)ダイロールでオーバル5に引き続き、オーバル4型、オーバル6型において被膜重量及び消費ゼラチンは10~25%削減の結果が得られました。水系フィルムコーティングは、HPMCのフィルムコーティングにおける使用溶媒であるエタノールを水に置き換える事でコストダウンを実現し、水溶性着色料が使用可能となることからカラーリングも可能となる。ラボスケールで桃色の着色コーティングを検討し、白色及び、黄色コーティングの製品を製造しました。静菌剤の効果確認試験については、防腐剤不使用のドリンク製剤のニーズが増加傾向にあり、品質管理部門と連携しブランク品と静菌剤使用品の比較試験を実施しました。 (3)化粧品の開発状況製品開発において、OEM製品12品目を製品化しました。中でも、輸出向けとして、フリーズドライ製品やカード式の少量容器など、現地ニーズに合わせた形状や仕様にも工夫を重ねました。海外、特にアジア圏では、以前から根強い人気のある美白系のニーズが引き続き高く、ヒトや植物由来のエクソソームに加え、韓国発のPDRNといった成分への関心も高まっています。国内は、保湿や肌荒れ、抗酸化など、肌質の改善をテーマにしたニーズが多く見られ、基本に立ち返った、幅広い方に寄り添うスキンケア製品の開発を進めました。今後も新しい成分の探索を続け、より高機能な製品開発に取り組んでまいります。
FY2024|1,686 文字
6 【研究開発活動】当連結会計年度の当社グループの研究開発活動は、当社及び連結子会社である㈱日本予防医学研究所が行っております。㈱日本予防医学研究所におきましては、当社の製品企画に基づく研究開発業務を同社が有償で受託しております。当連結会計年度における研究開発費の総額は148,207千円であり、その全額がヘルスケア事業に係るものであります。当社グループにおける研究開発活動は、次のとおりであります。 当社グループの取組状況(1)研究開発の指針当研究開発グループは本草製薬㈱を傘下に広く技術刷新を図るべく、相互の製剤技術や、情報の共有化に努めてきました。また、特定保健用食品はエビデンスの結晶体であって、開発研究者としての求める指標と考えます。私たちは、一般の開発商品についても、これらの思想を背景に科学的根拠に基づいた信頼性、安全性の高い商品作りをモットーにしております。新製品開発や改良商品の研究ポイントをどのように絞り込むのか、最大の課題は市場の動向を的確に把握し、マーケティングによって得られた情報の信頼性や有効素材の学術情報などを分析して商品開発の指標としております。また、開発商品については、社内モニター試験の解析結果から総合的に判定するほか、商品設計の妥当性を評価しております。情報収集によって得られた情報は医療機関向け、一般用の販売促進用に転用し、営業活動の活性化にも努めております。 (2)健康食品の開発状況素材の研究開発について、富山大学和漢医薬学総合研究所の森田洋行教授らの研究グループとともに、ベトナム産のショウガ科植物、ラン科植物、ツヅラフジ科植物について共同研究を行いました。ベトナム産ショウガ科植物Kaempferia champasakensis(ケンファリア チャンパナケンシス)の根茎の有機溶媒抽出液に、ヒト由来がん細胞を実験室レベルで若干死滅させることのできる2種類のイソピマラン型ジテルペノイドが含まれていることを明らかにしました。この根の成分の解析を続けたところ、ヒト由来がん細胞を実験室レベルで中程度死滅させることのできる5種のイソピマラン型ジテルペノイドが含まれていることを科学的に示しました。本植物の根茎は、ベトナムでは胃炎などの胃の病気を治療する目的で伝統的に利用されてきた植物です。今回得られた結果は、実験室での細胞レベルに限った解析であるため、動物での抗がん作用を調べる必要はありますが、本植物の根茎は、医薬品や機能性食品などの開発へと応用できることが益々期待されます。ベトナム産ラン科植物Galeola nudifolia(ガレオラヌディフォリア)の果実に、アルツハイマー病などの認知症疾患に対する創薬ターゲットとされているアセチルコリンエステラーゼに対して阻害活性を示すことを見いだし、さらに、この果実には、活性は弱いものの、本酵素に対して競合的阻害活性を示すフェノール性化合物や複合型阻害活性を示すフェノール性化合物が含まれていることを明らかにしました。ベトナム産ツヅラフジ科植物Tinospora cordifolia(チノスポラ コルディフォリア)の茎がアルギナーゼIに対して阻害活性を示すことを見いだし、さらに、本植物の茎には、本酵素に対して中程度の競合的阻害活性を示すチノコルディフォリアAという名のneo-クレロダンジテルペノイドが含まれていることを明らかにしました。この化学構造と活性相関のさらなる検討により、マラリア、咽頭炎、リウマチ、糖尿病などに有効なあらたな医薬品や機能性食品の開発につながることが期待されます。製剤技術開発においては、錠剤フィルムコーティングのポリビニルアルコール(PVA)及びHPMCの技術開発を実施しました。 (3)化粧品の開発状況商品開発において、エーエフシーの商品9品目を上市いたしました。そのうち4品目は医薬部外品であり、その中の3品目はシワ改善の効能効果を持たせました。お客様の幅広いニーズに応えるため、有効成分の組み合わせや剤型が異なるラインナップを揃えました。
FY2023|1,436 文字
6 【研究開発活動】当連結会計年度の当社グループの研究開発活動は、当社及び連結子会社である㈱日本予防医学研究所が行っております。㈱日本予防医学研究所におきましては、当社の製品企画に基づく研究開発業務を同社が有償で受託しております。当連結会計年度における研究開発費の総額は145,058千円であり、その全額がヘルスケア事業に係るものであります。当社グループにおける研究開発活動は、次のとおりであります。 当社グループの取組状況(1)研究開発の指針当研究開発グループは本草製薬㈱を傘下に広く技術刷新を図るべく、相互の製剤技術や、情報の共有化に努めてきました。また、特定保健用食品はエビデンスの結晶体であって、開発研究者としての求める指標と考えます。私たちは、一般の開発商品についても、これらの思想を背景に科学的根拠に基づいた信頼性、安全性の高い商品作りをモットーにしております。新製品開発や改良商品の研究ポイントをどのように絞り込むのか、最大の課題は市場の動向を的確に把握し、マーケティングによって得られた情報の信頼性や有効素材の学術情報などを分析して商品開発の指標としております。また、開発商品については、社内モニター試験の解析結果から総合的に判定するほか、商品設計の妥当性を評価しております。情報収集によって得られた情報は医療機関向け、一般用の販売促進用に転用し、営業活動の活性化にも努めております。 (2)健康食品の開発状況 素材の研究開発について、富山大学和漢医薬学総合研究所の森田洋行教授らの研究グループとの共同研究により、ミャンマー産ショウガ科植物Curcuma comosaの根がアルギナーゼIに対して阻害活性を示すことを見いだし、さらに、本植物の根にアルギナーゼIに対して選択的に阻害活性を示すアリスモキシドという名のグアイアン型セスキテルペンが含まれていることを明らかにしました。アルギナーゼIに阻害活性を示すセスキテルペン類としてはこれが最初の報告になります。この化学構造と活性相関のさらなる検討により、心血管系疾患、抗炎症系疾患、自己免疫疾患などに有効なあらたな医薬品の開発につながることが期待されます。本植物の根は、ミャンマーにおいては、頭痛や糖尿病、高血圧の治療などに伝統的に用いられています。今回本植物の根がアルギナーゼI阻害活性を持つことを明らかにしたことにより、その根を利用した機能性食品や化粧品などの開発へと応用できることが期待されます。製剤技術開発について、錠剤の崩壊時間をコントロールすることで胃酸に弱い成分を保護し、胃で崩壊しない耐酸性コーティング技術を開発しました。また、牛由来のゼラチンを使用したハードカプセル製剤技術を開発しました。 (3)化粧品の開発状況商品開発において、エーエフシーの『Kicca トリートメントオイル』を新発売、『爽快柑 薬用育毛剤』をリニューアル発売しました。『Kicca トリートメントオイル』は、3種の植物オイル(マカデミア種子油・メドウフォーム油・バオバブ種子油)と熱反応性毛髪補修成分「Y-ドコサラクトン」を配合し、髪に滑らかさと艶を与えるとともにドライヤーやヘアアイロン等の熱によるダメージを補修します。『爽快柑 薬用育毛剤』は、従来品の成分合成アルコール(エタノール)を、植物(サトウキビ)由来の発酵アルコールに変更し、頭皮にも環境にも優しい植物由来成分98.7%の製品にリニューアルしました。
FY2022|1,637 文字
5 【研究開発活動】当連結会計年度の当社グループの研究開発活動は、当社及び連結子会社である㈱日本予防医学研究所が行っております。㈱日本予防医学研究所におきましては、当社の製品企画に基づく研究開発業務を同社が有償で受託しております。当連結会計年度における研究開発費の総額は153,029千円であり、その全額がヘルスケア事業に係るものであります。当社グループにおける研究開発活動は、次のとおりであります。 当社グループの取組状況(1)研究開発の指針当研究開発グループは本草製薬㈱を傘下に広く技術刷新を図るべく、相互の製剤技術や、情報の共有化に努めてきました。また、特定保健用食品はエビデンスの結晶体であって、開発研究者としての求める指標と考えます。私たちは、一般の開発商品についても、これらの思想を背景に科学的根拠に基づいた信頼性、安全性の高い商品作りをモットーにしております。新製品開発や改良商品の研究ポイントをどのように絞り込むのか、最大の課題は市場の動向を的確に把握し、マーケティングによって得られた情報の信頼性や有効素材の学術情報などを分析して商品開発の指標としております。また、開発商品については、社内モニター試験の解析結果から総合的に判定するほか、商品設計の妥当性を評価しております。情報収集によって得られた情報は医療機関向け、一般用の販売促進用に転用し、営業活動の活性化にも努めております。 (2)健康食品の開発状況 当連結会計年度においては、素材開発として、富山大学和漢医薬学総合研究所の森田洋行教授らの研究グループとの共同研究により、ベトナム産ショウガ科植物Kaempferia marginataの根の有機溶媒抽出液に、炎症モデル細胞の一酸化窒素の産生を抑制する活性があること、そしてその抽出液にはピマラン型ジテルペノイドに分類される化合物が多数含まれ、その多くに炎症モデル細胞の一酸化窒素の産生を抑制する活性があることを明らかにしました。この研究成果は本植物の根に抗炎症活性がある可能性が高いことを、初めて科学的に示したことになります。また、同グループとの共同研究により、ミャンマー産マンネンダケ科多孔菌Ganoderma luteomarginatumの有機溶媒抽出液に、各種がん細胞に対する細胞毒性が認められ、その抽出液に含まれているステロールに分類される新規化合物ganolutol Aを含む5種の化合物を見いだしました。また、これらの化合物についても、各種がん細胞を用いた細胞毒性活性を評価し、その多くに弱い細胞毒性活性が認められました。この研究成果は抗がん剤などに応用できるほどの細胞毒性は認められなかったものの、新規化合物ganolutol Aを見いだすことができました。商品開発については、エーエフシーの『こだわりすっぽん黒酢』、『機能性表示食品ネルナラW』『機能性表示食品イチョウ葉』を新たに発売いたしました。 (3)化粧品の開発状況当連結会計年度においては、エーエフシーの『染まルン♪ヘアカラートリートメント』、『アミノ酸浸透美容水爽快柑さっぱりハリつや』、『濃密あわ洗顔どろアミノ』を新発売、『PLACENTAシリーズのローション・クリーム・洗顔フォーム・クレンジングジェル』、『VITRYパーフェクトカバークッションファンデーション』、『Kiccaクリームシャンプー』をリニューアル発売しました。『染まルン♪ヘアカラートリートメント』は、染色力を大幅に向上させたヘアカラートリートメントで、アミノ酸を配合することにより染めながらうるおいケアができます。『アミノ酸浸透美容水爽快柑さっぱりハリつや』は、発酵ハトムギ化粧水の成分を継承しつつ、さっぱり馴染みの良い感触に仕上げました。『濃密あわ洗顔どろアミノ』は、フランス産のクレイ2種と国産なめこのコラボレーションによるしっとり感触の洗顔フォームで、ボリューミーできめ細かな泡が特徴です。
FY2021|1,448 文字
5 【研究開発活動】当連結会計年度の当社グループの研究開発活動は、当社及び連結子会社である㈱日本予防医学研究所が行っております。㈱日本予防医学研究所におきましては、当社の製品企画に基づく研究開発業務を同社が有償で受託しております。当連結会計年度における研究開発費の総額は163,700千円であり、その全額がヘルスケア事業に係るものであります。当社グループにおける研究開発活動は、次のとおりであります。 当社グループの取組状況(1)研究開発の指針当研究開発グループは本草製薬㈱を傘下に広く技術刷新を図るべく、相互の製剤技術や、情報の共有化に努めてきました。また、特定保健用食品はエビデンスの結晶体であって、開発研究者としての求める指標と考えます。私たちは、一般の開発商品についても、これらの思想を背景に科学的根拠に基づいた信頼性、安全性の高い商品作りをモットーにしております。新製品開発や改良商品の研究ポイントをどのように絞り込むのか、最大の課題は市場の動向を的確に把握し、マーケティングによって得られた情報の信頼性や有効素材の学術情報などを分析して商品開発の指標としております。また、開発商品については、社内モニター試験の解析結果から総合的に判定するほか、商品設計の妥当性を評価しております。情報収集によって得られた情報は医療機関向け、一般用の販売促進用に転用し、営業活動の活性化にも努めております。 (2)健康食品の開発状況 当連結会計年度においては、開発に成功した高吸収性ルテイン製剤について、2021年3月に特許を出願いたしました。(特願2021-035891「ルテインおよび該ルテインの製造方法」)同年5月、日本薬剤学会第36年会にて発表いたしました。また、当該製剤技術を活用した海外向け製品を発売いたしました。 商品開発については、グループ会社向け機能性表示食品の商品開発を強化し、カテキン(体脂肪を減らす)、還元型コエンザイムQ10(疲労感を軽減)、ルテイン・ゼアキサンチン、GABA(眼の機能サポート+ストレス・疲労感の緩和)、オリーブ由来ヒドロキシチロソール(コレステロール値を改善)、ラフマ(睡眠の質の向上)、サラシア(血糖値の上昇を抑える)、エラグ酸(体脂肪を減らす・中性脂肪を抑える)、イチョウ葉(記憶の精度を高める・判断力を向上)を機能性関与成分とした商品を新たに発売いたしました。 (3)化粧品の開発状況当連結会計年度においては、エーエフシーの『薬用プラセンタパーフェクトローション』『ピーリングジェル ポロリdeつるん』『アナンダ 化粧水』『クリームシャンプー Kicca』『SHIN ボタニカルスカルプシャンプー』を新発売、『うるはだハーブクレンジング』『薬用アミノ酸ボディシャンプー爽快柑デオドラント』『爽快柑クールシャンプー』『mitete UVアロマミルク』をリニューアル発売しました。 『ピーリングジェル ポロリdeつるん』は、古い角質を落とし、肌の乾燥やごわつき、毛穴の黒ずみを軽減できるピーリングゲルクリームです。『薬用プラセンタパーフェクトローション』は、全身に使えるローションで、肌荒れ、保湿ケアとしてGK2、プラセンタエキスを配合しました。『SHIN ボタニカルスカルプシャンプー』は、エーエフシー初の男性向けシャンプーで、日々忙しく過ごす男性に向け、シャンプー・スカルプケア・コンディショニングの3役の機能を持たせたオールインワン設計にしました。
FY2020|1,213 文字
5 【研究開発活動】当連結会計年度の当社グループの研究開発活動は、当社及び連結子会社である㈱日本予防医学研究所が行っております。㈱日本予防医学研究所におきましては、当社の製品企画に基づく研究開発業務を同社が有償で受託しております。当連結会計年度における研究開発費の総額は166,359千円であり、その全額がヘルスケア事業に係るものであります。当社グループにおける研究開発活動は、次のとおりであります。 当社グループの取組状況(1)研究開発の指針当研究開発グループは本草製薬㈱を傘下に広く技術刷新を図るべく、相互の製剤技術や、情報の共有化に努めてきました。また、特定保健用食品はエビデンスの結晶体であって、開発研究者としての求める指標と考えます。私たちは、一般の開発商品についても、これらの思想を背景に科学的根拠に基づいた信頼性、安全性の高い商品作りをモットーにしております。新製品開発や改良商品の研究ポイントをどのように絞り込むのか、最大の課題は市場の動向を的確に把握し、マーケティングによって得られた情報の信頼性や有効素材の学術情報などを分析して商品開発の指標としております。また、開発商品については、社内モニター試験の解析結果から総合的に判定するほか、商品設計の妥当性を評価しております。情報収集によって得られた情報は医療機関向け、一般用の販売促進用に転用し、営業活動の活性化にも努めております。 (2)健康食品の開発状況当連結会計年度においては、独自原料の開発に向けてシーズ探索を開始いたしました。また、製剤開発にも注力し、高吸収性ルテイン製剤の開発に成功いたしました。 商品開発については、OEM顧客とグループ会社を合わせて1,842件の試製を行い、特にグループ会社では、機能性表示食品の商品開発を強化し、ルテオリン、DHA・EPA、GABA、イソフラボン、ブラックジンジャー、乳酸菌、セラミドを機能性関与成分とした商品を新たに発売いたしました。 (3)化粧品の開発状況当連結会計年度においては、エーエフシーの『セレビューティーエッセンスパクト』『VITRY 卵殻膜×ヒト幹細胞原液』『VITRY 薬用パーフェクトアイクリーム』を新発売、『ファインリペアベール』をリニューアル発売しました。 『セレビューティーエッセンスパクト』は、オールインワンファンデーションとして、美容液、クリーム、日焼け止め、化粧下地、コントロールカラー、ファンデーション、コンシーラーの7役を担う商品設計にしました。『VITRY 卵殻膜×ヒト幹細胞原液』は、Ⅲ型コラーゲンの産生を促進する加水分解卵角膜に加え、多様な成長因子を含むヒト脂肪細胞順化培養液エキスを配合しました。『ファインリペアベール』(下地クリーム)は、美容成分を12種類から30種類以上に増量し保湿力をアップしたほか、ファンデーションを塗布してもよれない様に改良いたしました。
FY2019|1,876 文字
5 【研究開発活動】当連結会計年度の当社グループの研究開発活動は、当社及び連結子会社である㈱日本予防医学研究所が行っております。㈱日本予防医学研究所におきましては、当社の製品企画に基づく研究開発業務を同社が有償で受託しております。当連結会計年度における研究開発費の総額は156,620千円であり、その全額がヘルスケア事業に係るものであります。当社グループにおける研究開発活動は、次のとおりであります。 当社グループの取組状況(1)研究開発の指針当研究開発グループは本草製薬㈱を傘下に広く技術刷新を図るべく、相互の製剤技術や、情報の共有化に努めてきました。また、特定保健用食品はエビデンスの結晶体であって、開発研究者としての求める指標と考えます。私たちは、一般の開発商品についても、これらの思想を背景に科学的根拠に基づいた信頼性、安全性の高い商品作りをモットーにしております。新製品開発や改良商品の研究ポイントをどのように絞り込むのか、最大の課題は市場の動向を的確に把握し、マーケティングによって得られた情報の信頼性や有効素材の学術情報などを分析して商品開発の指標としております。また、開発商品については、社内モニター試験の解析結果から総合的に判定するほか、商品設計の妥当性を評価しております。情報収集によって得られた情報は医療機関向け、一般用の販売促進用に転用し、営業活動の活性化にも努めております。 (2)健康食品の開発状況当連結会計年度においては、独自原料の開発に向けて、前期に続き、「柑橘果皮に含まれる成分の生理機能に関する研究」をテーマに、静岡県立大学薬学部と共同研究を行いました。ノビレチン皮下投与時における抗糖尿病作用の検証を実施したほか、ノビレチン高含量の柑橘類のスクリーニングを開始すべく、2019年6月に新しく分析機器(LC-MS)を導入しました。また、独自原料の開発に必要となる分析手法の確立は適宜進めており、水溶性ビタミンにおいては一斉分析法※1、イチョウ葉由来フラボノイドのうちの1成分ケルセチンについてはHPLC分析法※2を確立いたしました。 グループ会社の商品開発においては、エーエフシーの機能性表示食品『イヌリン~ふたつのおいしいレシピ~中性脂肪 食後血糖値』(届出番号:D255)および『ノンシューエチケットgreen』『RICH ユーグレナ380』等を開発、上市しました。『イヌリン~ふたつのおいしいレシピ~中性脂肪 食後血糖値』は、酵素法で製造されたイヌリンを配合し、他の食物繊維素材とは異なる作用機序で血中中性脂肪と食後血糖値に働くことを特徴とし、他社類似商品群との差別化を図りました。『ノンシューエチケットgreen』は、従来のエチケット素材に植物由来酵素を組合せ、酵素のチカラでより効率的ににおいに作用する配合としました。『RICH ユーグレナ380』は、黄金色のユーグレナと小豆島産オリーブ葉を配合し、ユーグレナに特徴的な成分パラミロンとオリーブ葉由来ポリフェノールにより、腸内環境と生活習慣に伴う健康維持に役立ちます。なお、この黄金色のユーグレナは一般的な緑色のユーグレナと比べ、約3.2倍量のパラミロンをはじめ、59種類の栄養素を含む優れた未来食材となります。 ※1:一斉分析法とは、一度の処理で複数の栄養素(物質)を分析する方法。個別に比べ、複数の物質をまとめて分析することができるため、大幅な時間の短縮が可能となります。※2:HPLC分析法とは、分析機器のHPLC(高速液体クロマトグラフ)を用いた分離法の一種で、ある原料に含まれる成分を、成分ごとに分けて、定性、定量を行う分析方法。 (3)化粧品の開発状況当連結会計年度においては、エーエフシーの『アミノ酸浸透美容水爽快柑』『発酵ハトムギパール化粧水』『発酵ハトムギパール美容液』を新発売、『UVカットクリーム リヴァーチェ』をリニューアル発売いたしました。『アミノ酸浸透美容水爽快柑』は、天然保湿因子の15種類のアミノ酸、PCA、ヒアルロン酸Naに加え、バリア機能をもつ3種のセラミドを配合しました。『発酵ハトムギパール化粧水・美容液』は、うるおいの巡りを整える作用があるハトムギ種子発酵液を主成分に、約20種類のアミノ酸が含まれる真珠エキス(パールプロテインエキス)を配合しました。『UVカットクリーム リヴァーチェ』は、近赤外線対策成分、ブルーライト対策成分&うるおい成分をさらに追加配合したほか、伸びを良くしより使いやすく改良いたしました。
FY2018|1,216 文字
5 【研究開発活動】当連結会計年度の当社グループの研究開発活動は、当社及び連結子会社である㈱日本予防医学研究所が行っております。㈱日本予防医学研究所におきましては、当社の製品企画に基づく研究開発業務を同社が有償で受託しております。当連結会計年度における研究開発費の総額は139,187千円であり、その全額がヘルスケア事業に係るものであります。当社グループにおける研究開発活動は、次のとおりであります。 当社グループの取組状況(1)研究開発の指針当研究開発グループは本草製薬㈱を傘下に広く技術刷新を図るべく、相互の製剤技術や、情報の共有化に努めてきました。また、特定保健用食品はエビデンスの結晶体であって、開発研究者としての求める指標と考えます。私たちは、一般の開発商品についても、これらの思想を背景に科学的根拠に基づいた信頼性、安全性の高い商品作りをモットーにしております。新製品開発や改良商品の研究ポイントをどのように絞り込むのか、最大の課題は市場の動向を的確に把握し、マーケティングによって得られた情報の信頼性や有効素材の学術情報などを分析して商品開発の指標としております。また、開発商品については、社内モニター試験の解析結果から総合的に判定するほか、商品設計の妥当性を評価しております。情報収集によって得られた情報は医療機関向け、一般用の販売促進用に転用し、営業活動の活性化にも努めております。 (2)健康食品の開発状況当連結会計年度においては「柑橘果皮に含まれる成分の生理機能に関する研究」をテーマに、静岡県立大学薬学部と共同研究を行いました。柑橘類果皮には種々の機能性化合物が含まれ、抗炎症作用、抗腫瘍作用、肝炎抑制作用、抗肥満効果、インスリン抵抗性改善などが報告されており、当該共同研究においても動物実験にて特定の機能性を評価することができました。引き続き、効果の確認、検証を行ってまいります。 また、独自原料及び技術の開発(中長期計画)に向けて、その礎となる分析技術の強化を図りました。具体的には、平成30年3月に高速液体クロマトグラフを導入し、遊離アミノ酸の一斉分析(21品目)手法を確立いたしました。 (3)化粧品の開発状況当連結会計年度においては、エーエフシーの爽快柑シリーズ『薬用アミノ酸シャンプー爽快柑』『薬用育毛剤爽快柑』をリニューアルしたほか、『ナチュラルオイル爽快柑』を開発いたしました。リニューアルした『薬用アミノ酸シャンプー爽快柑』は、アミノ酸15種類に加え、植物抽出エキス16種類、ローヤルゼリーエキスなど、計34種類の保湿成分を配合し、『薬用育毛剤爽快柑』は、育毛効果が高いビワ葉エキス、カンゾウ葉エキス、白髪改善効果のあるアシタバエキスを配合しました。また、新たに開発した『ナチュラルオイル爽快柑』は、熱反応性毛髪ケア成分を配合し、ドライヤーの熱を利用して髪を補修するオイルとなっております。
FY2017|1,183 文字
6 【研究開発活動】当連結会計年度の当社グループの研究開発活動は、当社及び連結子会社である㈱日本予防医学研究所が行っております。㈱日本予防医学研究所におきましては、当社の製品企画に基づく研究開発業務を同社が有償で受託しております。当連結会計年度における研究開発費の総額は116,114千円であり、その全額がヘルスケア事業に係るものであります。当社グループにおける研究開発活動は、次のとおりであります。 当社グループの取組状況(1)研究開発の指針当研究開発グループは本草製薬㈱を傘下に広く技術刷新を図るべく、相互の製剤技術や、情報の共有化に努めてきました。また、特定保健用食品はエビデンスの結晶体であって、開発研究者としての求める指標と考えます。私たちは、一般の開発商品についても、これらの思想を背景に科学的根拠に基づいた信頼性、安全性の高い商品作りをモットーにしております。新製品開発や改良商品の研究ポイントをどのように絞り込むのか、最大の課題は市場の動向を的確に把握し、マーケティングによって得られた情報の信頼性や有効素材の学術情報などを分析して商品開発の指標としております。また、開発商品については、社内モニター試験の解析結果から総合的に判定するほか、商品設計の妥当性を評価しております。情報収集によって得られた情報は医療機関向け、一般用の販売促進用に転用し、営業活動の活性化にも努めております。 (2)健康食品の開発状況当連結会計年度においては、糖衣コートに替わる錠剤の被覆コーティング技術を開発いたしました。素錠を不透明且つ安定的な素材で被覆し、素錠の色や外観の経時変化に影響を受けない着色コーティング技術で、従来のシェラックコートに加え、植物由来のコート素材(HPMC;ヒドロキシプロピルセルロース)を用いた水系コートにも応用が可能となっております。この技術により、色や味のマスキング性能が著しく向上し、且つ従来のシェラックコートで確認されていた崩壊時間の遅延(不溶化)対策も可能となっております。 機能性表示食品については、エーエフシーの健康食品『ラクするUC-Ⅱ』『RICHルテイン25』『イチョウ葉エキス粒』『イチョウ葉GOLD』『プレミアム ルテイン25』の5品目について届出が受理されました。 (3)化粧品の開発状況当連結会計年度においては、エーエフシーの美容液『モスト 8種の100%原液』『薬用美白美容液 クレア』の2品目を開発いたしました。『モスト 8種の100%原液』は、プラセンタエキス、プロテオグリカン、コラーゲンなどハリ・弾力の基礎となる8種類の原液を配合しました。また、『薬用美白美容液 クレア』は、2つの有効成分、トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウムを配合し、シミを防ぎ、クリアな透明美白へ導く薬用美容液となっております。
FY2016|1,402 文字
6 【研究開発活動】当連結会計年度の当社グループの研究開発活動は、当社及び連結子会社である㈱日本予防医学研究所が行っております。㈱日本予防医学研究所におきましては、当社の製品企画に基づく研究開発業務を同社が有償で受託しております。当連結会計年度における研究開発費の総額は110,139千円であり、その全額がヘルスケア事業に係るものであります。当社グループにおける研究開発活動は、次のとおりであります。 当社グループの取組状況(1)研究開発の指針当研究開発グループは本草製薬㈱を傘下に広く技術刷新を図るべく、相互の製剤技術や、情報の共有化に努めてきました。また、特定保健用食品はエビデンスの結晶体であって、開発研究者としての求める指標と考えます。私たちは、一般の開発商品についても、これらの思想を背景に科学的根拠に基づいた信頼性、安全性の高い商品作りをモットーにしております。新製品開発や改良商品の研究ポイントをどのように絞り込むのか、最大の課題は市場の動向を的確に把握し、マーケティングによって得られた情報の信頼性や有効素材の学術情報などを分析して商品開発の指標としております。また、開発商品については、社内モニター試験の解析結果から総合的に判定するほか、商品設計の妥当性を評価しております。情報収集によって得られた情報は医療機関向け、一般用の販売促進用に転用し、営業活動の活性化にも努めております。 (2)健康食品の開発状況当連結会計年度においては、前期に特許出願した「ゼラチンカプセルおよび該ゼラチンカプセルの製造方法」の製造技術を用いた商品『AFCスーパーオメガ3』を上市しました。当該商品は従来の当社の製造技術では困難であった魚由来ゼラチンを使用したソフトカプセル商品であり、当社においても魚由来ゼラチンカプセルの製造が可能となりました。なお、出願中であった特許については、本年8月12日に特許登録されており、さらに技術革新された製造技術について、「ゼラチンカプセルおよび該ゼラチンカプセルの製造方法」(出願番号:特許2016-103846号)にて本年5月25日に特許出願しました。 一方、平成27年4月よりスタートした機能性表示食品制度については、前期に㈱エーエフシー商品として届出した『AFCルテインGOLD』の受理に向け、消費者庁の審査対応に当たる一方、新たに2商品目として非変性Ⅱ型コラーゲン商品を届出しました。なお、『AFCルテインGOLD』の機能性表示食品の届出については、本年10月19日に受理されております。 (3)化粧品の開発状況当期連結会計年度においては、エーエフシーの爽快柑シリーズとして、『薬用 育毛剤爽快柑』のリニューアル商品の開発及び、ヘアカラートリートメント『ノンシリコンアミノ酸ヘアカラートリートメント爽快柑白髪染め』の開発に取組みました。『薬用 育毛剤爽快柑』については、白髪に有効とされるアシタバエキスを配合したほか、アミノ酸15種類・植物エキス12種類・フルーツエキス7種類を配合し、フルーツ酸で頭皮をやさしくピーリングする商品となっています。また、『ノンシリコンアミノ酸ヘアカラートリートメント爽快柑白髪染め』については、肌へのやさしさと染めやすさを追求し、従来の染毛料のようにキューティクルを剥がすことなく、髪の表面に色素を付着させる商品となっています。