事業の概要
- リユース品の買取販売ハードオフグループは、家電、衣料品、ブランド品、自動車部品、おもちゃ、酒類など多岐にわたるリユース品を一般顧客から買い取り、メンテナンス後に店舗で販売しています。これにより、使われなくなった品物に新たな価値を与え、循環型社会の実現に貢献しています。
- FC加盟店への経営指導直営店の経営で培ったノウハウを活かし、ハードオフ、オフハウスなどのフランチャイズ(FC)加盟店に対して経営指導や商品供給を行っています。これにより、自社ブランドの店舗網を全国に拡大し、加盟店からのロイヤリティや商品販売で収益を得ています。
- 海外での事業展開アメリカ(エコタウン、エコテック)や台湾(ハードオフ)でもリユースショップを展開し、海外市場での成長機会を追求しています。これにより、国内だけでなく海外からも収益を得る多角的なビジネスモデルを構築しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- リユース事業(国内・海外)この事業は、パソコン、オーディオ、ブランド品、衣料品、家具、自動車用品、おもちゃ、酒類など、幅広いリユース品の買い取りと販売を国内外の直営店で行っています。売上高は316.88億円、営業利益は50.55億円と、グループ全体の収益の大部分を占める主力事業です。
- フランチャイズ事業ハードオフ、オフハウスなどのリユース事業のフランチャイズ(FC)本部として、加盟店への経営指導や商品供給を行っています。加盟店からのロイヤリティや商品販売が主な収益源で、売上高は18.16億円、営業利益は12.95億円です。
- システム開発事業リンクチャネル株式会社が担当しており、グループ内のシステム開発を通じて事業運営を支えています。この事業は、リユース事業とFC事業を円滑に進めるための基盤を提供しています。
2025-03 セグメント別業績
| セグメント | 区分 | 売上(億) | 営業利益(億) | 営業利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ReuseBusiness | 地域 | 317 | 51 | 16.0% |
| FranchiseBusiness | 地域 | 18 | 13 | 71.3% |
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3【事業の内容】当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社および子会社5社により構成されております。当社は、リユース事業としてリユース品の買取・販売を行うハードオフ、オフハウス、モードオフ、ガレージオフ、ホビーオフ、リカーオフ各店舗の直営店の経営を行うとともに、ブックオフコーポレーション株式会社のFC加盟店としてブックオフを店舗展開しております。また、FC事業として、ハードオフ、オフハウス、モードオフ、ガレージオフ、ホビーオフ、リカーオフの各事業のFC本部として加盟店に対して経営指導および商品等の販売を行っております。連結子会社である株式会社ハードオフファミリーは首都圏・長崎県でハードオフ・オフハウス・ホビーオフ・ブックオフを展開、株式会社エコプラスは、北海道・東北地域でハードオフ・オフハウス・ガレージオフ・ホビーオフを展開しております。海外の連結子会社であるECO TOWN USA INC.はアメリカ合衆国カリフォルニア州とハワイ州でリユースショップ エコタウン・エコテックを運営しております。台湾海德沃福股份有限公司(HARD OFF TAIWAN INC.)は台湾桃園市と台南市、屏東市でハードオフを運営しております。また、その他の事業として、連結子会社であるリンクチャネル株式会社はシステム開発事業を行っております。当連結会計年度における当社グループの事業内容は以下のとおりであります。 (1)リユース事業①ハードオフ パソコン・オーディオ・ビジュアル・楽器・腕時計・カメラ・各種ソフト等の買取・販売を行っております。②オフハウス ブランド品&アクセサリー・家具・インテリア・ギフト・生活雑貨・レディース衣料・メンズ衣料・ベビー&子供服・スポーツ用品・白物家電・アウトドア用品等の買取・販売を行っております。③モードオフ レディース&メンズ衣料・バッグ・ブランド品等の買取・販売を行っております。④ガレージオフ オーディオ・パーツ・タイヤ・ドレスアップ用品等の自動車用品の買取・販売を行っております。⑤ホビーオフ トレーディングカード・ゲーム・フィギュア・プラモデル・その他玩具全般の買取・販売を行っております。⑥リカーオフ 酒類・グラス等の買取・販売を行っております。⑦ブックオフ ブックオフコーポレーション株式会社のFC加盟店として、本・CD・DVD・ゲームソフト等の買取・販売を行っております。〔連結子会社〕株式会社ハードオフファミリー リユース事業としてハードオフ、オフハウス、ホビーオフ、ブックオフを展開し、各種生活用品の買取・販売を行っております。株式会社エコプラス リユース事業としてハードオフ、オフハウス、ガレージオフ、ホビーオフを展開し、各種生活用品の買取・販売を行っております。ECO TOWN USA INC. リユース事業としてアメリカ合衆国カリフォルニア州とハワイ州でエコタウン、エコテックを展開し、各種生活用品の買取・販売を行っております。台湾海德沃福股份有限公司(HARD OFF TAIWAN INC.) リユース事業として台湾桃園市と台南市、屏東市でハードオフを展開し、各種生活用品の買取・販売を行っております。 (2)FC事業 当社は、FC事業としてハードオフ、オフハウス、モードオフ、ガレージオフ、ホビーオフ、リカーオフの全国FC展開を行っており、FC加盟店への商品供給と加盟料・ロイヤリティ等の受入を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 事業の系統図
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 弱い 競合先が買い取り価格をアップした場合、当社の利益が影響を受ける可能性があるため |
|---|---|
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | 規制 古物営業法により古物営業の許可が必要。大規模小売店舗立地法による出店規制。 |
| 顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい | 低い(分散) |
| 景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか | ディフェンシブ |
| 設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか | 成長投資 |
| 規制依存規制は障壁にも足枷にもなる | 高い |
会社が挙げる主要リスク:競合先の出店攻勢による既存店業績への影響 / 古物営業法違反による許可取り消しの可能性 / リユース品の買い取り確保と価格競争
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 9 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産★★☆☆☆
「ハードオフ」「オフハウス」等のブランド認知度は一定程度ある。しかし、他の中古品販売業者との明確な差別化要因となる特許や独自IPは限定的。ブランド力は徐々に浸透しているものの、強力な無形資産とまでは言えない。
スイッチングコスト★☆☆☆☆
中古品購入者にとって、価格や品揃えが主な選択基準であり、特定の店舗やプラットフォームへのスイッチング・コストは低い。リピート購入は価格や利便性に依存する側面が強い。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
中古品販売業であり、ユーザーが増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は基本的に存在しない。プラットフォーム型ビジネスではない。
コスト優位★★★☆☆
独自の仕入れルートや再販ノウハウ、店舗運営の効率化により、競合他社と比較して一定のコスト優位性を構築している可能性がある。特に、多品種少量の商品を効率的に捌くオペレーションが強み。
規模の経済★★★☆☆
全国に多数の店舗を展開しており、中古品流通における一定の規模を持つ。この規模が、仕入れや物流における効率性を高め、コスト優位性に寄与していると考えられる。
- 多様な専門リユース店ハードオフ、オフハウス、ホビーオフなど、商品ジャンルに特化した多様な店舗ブランドを展開しており、顧客は目的に合わせて最適な店舗を選べます。これにより、幅広い顧客層のニーズに対応し、専門性の高い買取・販売を実現しています。
- 強固な店舗ネットワーク全国に直営店とフランチャイズ(FC)加盟店を展開しており、地域に密着した店舗網を構築しています。これにより、安定した商品調達と販売機会を確保し、ブランド認知度を高めています。
- 商品データベース活用約1,880万件に及ぶ商品データベースを活用し、適正な価格での買い取りと販売を実現しています。これにより、顧客からの信頼を得るとともに、効率的な店舗運営を可能にしています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当連結会計年度の経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針当社は、以下の長期ビジョンを掲げております。「理念経営に磨きをかけ、誰にも真似できない唯一無二の存在になる。強いリアル店舗を中心とした“Re”NK CHANNEL(リンクチャネル*)を作り上げ、日本国内でも、海外でも、圧倒的なリユースのリーディングカンパニーとして循環型社会の構築に貢献する。」 *“Re”NK CHANNEL(リンクチャネル)リアル店舗とインターネットの様々なチャネルを融合させるハードオフ版のオムニチャネル戦略 (2)目標とする経営指標当社は、収益力の指標である売上高経常利益率を主要な経営指標としております。当連結会計年度の売上高経常利益率は10.1%(前連結会計年度比0.2ポイント改善)となりました。 (3)中長期的な経営戦略及び対処すべき課題2030年に向けた中期計画として、以下に記載した4つの戦略によって事業拡大を図ります。 ①リアル店舗戦略当社の運営するリユース店舗は、地域のお客様から買い取った品物を、そのまま買い取った店舗で販売する地産地消型であることから、品揃えは個々の店舗によって異なります。中にはその違いを楽しみに全国のお店を巡るお客様もおられ、チェーン店でありながらも、店舗ごとに特色がある点は当社の大きな強みです。引き続き、グループ全体でお客様にワクワクしていただけるような個性のある店舗づくりを目指してまいります。 ②出店戦略従来の出店基準である「10万商圏に1店舗」の出店を確実に行いながら、地方都市の空白エリアにも積極的な出店を行ってまいります。2024年度は目標としていたグループ1,000店舗を達成いたしました。今後は新たに2030年度1,300店舗を目標に店舗網拡大に努めてまいります。 ③デジタル戦略2種類のスマートフォン用アプリ「ハードオフ公式アプリ」と「オファー買取アプリ」により、店舗への来店促進ならびに買い取りの強化に努めております。両アプリともストア評価は4.5以上と高評価を維持しており、多くのお客様にご利用いただいております。また公式ECサイトの「オフモール」も徐々にサービスの認知度が向上し、2024年度も売上高・利用者数共に着実に伸長しました。今期も細かな改善を行いながらサービスの向上に努めてまいります。 ④海外戦略現在、海外においては米国カリフォルニア州、米国ハワイ州、台湾、カンボジア、タイに出店をしており、各地域で多くのお客様からご支持を頂いております。既存エリアを中心に積極的な新規出店を行い、日本のリユース文化を世界中に広め、リユースのグローバルリーダーを目指します。 また、2015年に国連で採択された持続可能な開発目標「SDGs」は2030年に向け世界全体で目指すべき共通の目標です。当社が行っているリユース事業は二酸化炭素を排出しない地球に優しいビジネスであり、事業そのものがSDGsの目標「12つくる責任 つかう責任」「13気候変動に具体的な対策を」などの達成推進に繋がると考えております。これからもリユースを通じ、SDGsを始めとする社会課題の解決に貢献できるよう努めてまいります。 (4)経営者の問題認識と今後の方針について当社グループの経営陣は、経営理念を実現するため最善の経営方針を立案し誠実な経営に努めております。こうした努力の結果、当社グループの強みは次のようになりました。① 独自のビジネスモデルによるローコスト・ハイリターンの高い経営効率を実現② 自己資本比率の高い、変化に即応・挑戦できる強い企業体質を確保③ リーディングカンパニーとしてリユース業界をリードし、直営店・FC加盟店での店舗展開により 国内993店舗、海外19店舗、合計1,012店舗(当連結会計年度末現在)のネットワーク網を構築④ 多業態のリユースショップ展開により多様化するお客様のウォンツとニーズに応えると同時に、 各業態の専門性を高めることでお客様からの信頼を獲得今後もリユース事業の拡大の可能性を追求し、企業価値の向上に努め、業界のリーディングカンパニーとして、時代が求める「環境と共生した企業活動」を通して企業の社会的責任と使命を果たし社会に貢献してまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当連結会計年度の経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針当社は、以下の長期ビジョンを掲げております。「理念経営に磨きをかけ、誰にも真似できない唯一無二の存在になる。強いリアル店舗を中心とした“Re”NK CHANNEL(リンクチャネル*)を作り上げ、日本国内でも、海外でも、圧倒的なリユースのリーディングカンパニーとして循環型社会の構築に貢献する。」 *“Re”NK CHANNEL(リンクチャネル)リアル店舗とインターネットの様々なチャネルを融合させるハードオフ版のオムニチャネル戦略 (2)目標とする経営指標当社は、収益力の指標である売上高経常利益率を主要な経営指標としております。当連結会計年度の売上高経常利益率は10.1%(前連結会計年度比0.2ポイント改善)となりました。 (3)中長期的な経営戦略及び対処すべき課題2030年に向けた中期計画として、以下に記載した4つの戦略によって事業拡大を図ります。 ①リアル店舗戦略当社の運営するリユース店舗は、地域のお客様から買い取った品物を、そのまま買い取った店舗で販売する地産地消型であることから、品揃えは個々の店舗によって異なります。中にはその違いを楽しみに全国のお店を巡るお客様もおられ、チェーン店でありながらも、店舗ごとに特色がある点は当社の大きな強みです。引き続き、グループ全体でお客様にワクワクしていただけるような個性のある店舗づくりを目指してまいります。 ②出店戦略従来の出店基準である「10万商圏に1店舗」の出店を確実に行いながら、地方都市の空白エリアにも積極的な出店を行ってまいります。2024年度は目標としていたグループ1,000店舗を達成いたしました。今後は新たに2030年度1,300店舗を目標に店舗網拡大に努めてまいります。 ③デジタル戦略2種類のスマートフォン用アプリ「ハードオフ公式アプリ」と「オファー買取アプリ」により、店舗への来店促進ならびに買い取りの強化に努めております。両アプリともストア評価は4.5以上と高評価を維持しており、多くのお客様にご利用いただいております。また公式ECサイトの「オフモール」も徐々にサービスの認知度が向上し、2024年度も売上高・利用者数共に着実に伸長しました。今期も細かな改善を行いながらサービスの向上に努めてまいります。 ④海外戦略現在、海外においては米国カリフォルニア州、米国ハワイ州、台湾、カンボジア、タイに出店をしており、各地域で多くのお客様からご支持を頂いております。既存エリアを中心に積極的な新規出店を行い、日本のリユース文化を世界中に広め、リユースのグローバルリーダーを目指します。 また、2015年に国連で採択された持続可能な開発目標「SDGs」は2030年に向け世界全体で目指すべき共通の目標です。当社が行っているリユース事業は二酸化炭素を排出しない地球に優しいビジネスであり、事業そのものがSDGsの目標「12つくる責任 つかう責任」「13気候変動に具体的な対策を」などの達成推進に繋がると考えております。これからもリユースを通じ、SDGsを始めとする社会課題の解決に貢献できるよう努めてまいります。 (4)経営者の問題認識と今後の方針について当社グループの経営陣は、経営理念を実現するため最善の経営方針を立案し誠実な経営に努めております。こうした努力の結果、当社グループの強みは次のようになりました。① 独自のビジネスモデルによるローコスト・ハイリターンの高い経営効率を実現② 自己資本比率の高い、変化に即応・挑戦できる強い企業体質を確保③ リーディングカンパニーとしてリユース業界をリードし、直営店・FC加盟店での店舗展開により 国内993店舗、海外19店舗、合計1,012店舗(当連結会計年度末現在)のネットワーク網を構築④ 多業態のリユースショップ展開により多様化するお客様のウォンツとニーズに応えると同時に、 各業態の専門性を高めることでお客様からの信頼を獲得今後もリユース事業の拡大の可能性を追求し、企業価値の向上に努め、業界のリーディングカンパニーとして、時代が求める「環境と共生した企業活動」を通して企業の社会的責任と使命を果たし社会に貢献してまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】経営成績等の概要(1)経営成績当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善し景気が緩やかに回復する一方で、不安定な世界情勢の長期化や物価上昇等により、先行き不透明な状況が続いております。当社が属するリユース業界におきましては、リユースが消費者の生活に浸透し、リユース市場は継続的に拡大をしております。当連結会計年度のリユース店舗の出店につきましては、直営店24店舗を新規出店、5店舗を閉店し、FC加盟店31店舗を新規出店、7店舗を閉店いたしました。また、2月に海外1店舗をFC加盟店から直営店に移管しております。以上の結果、リユース店舗数は直営店450店舗、FC加盟店は562店舗となり、合計1,012店舗となりました。当連結会計年度末時点における各業態別の店舗数は次表の通りであります。(単位:店) 店舗数ハードオフオフハウスモードオフガレージオフホビーオフリカーオフブックオフ海外リユース合計ブックオン直営店162(+10)131(+4)15(±0)10(±0)70(+6)4(±0)48(△2)10(+2)450(+20)1(±0)FC加盟店253(+12)196(△1)2(±0)5(±0)96(+11)1(±0)-9(+1)562(+23)-合計415(+22)327(+3)17(±0)15(±0)166(+17)5(±0)48(△2)19(+3)1,012(+43)1(±0)(注)1.( )内は期中増減数を表しております。2.子会社の株式会社ハードオフファミリーおよび株式会社エコプラスが運営する店舗は直営店に含めております。3.子会社の台湾海德沃福股份有限公司およびECO TOWN USA INC.が運営する店舗は、海外直営店に含めております。 当連結会計年度の経営成績は、国内既存店売上高が5.8%増と堅調に推移し、43カ月連続の前年超えとなりました。前期にオープンした直営店23店舗及び当期にオープンした24店舗の寄与により、全社売上高は33,531百万円(前年比11.4%増)となりました。利益面におきましては新店24店舗の開業費用、既存店3店舗分の移転費用等により、販売費及び一般管理費は10.8%増となりました。以上の結果、営業利益は3,218百万円(前年比14.8%増)、経常利益は3,403百万円(前年比13.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,314百万円(前年比10.6%増)となり、何れも過去最高を更新しました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。①リユース事業 当事業におきましては、売上高は31,687百万円(前期比11.2%増)となりました。②FC事業 当事業におきましては、商品・加盟料・ロイヤリティ収入等の売上高は1,815百万円(前期比14.8%増)となりました。 (2)キャッシュ・フロー当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度に比べ15百万円減少し、3,009百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは2,142百万円の収入(前期は1,869百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益3,232百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは1,836百万円の支出(前期は1,198百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出1,216百万円、無形固定資産の取得による支出269百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは334百万円の支出(前期は587百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払1,055百万円、短期借入金の増加830百万円およびリース債務の返済による支出105百万円によるものであります。 販売及び仕入の実績(1)販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称売上高(千円)前年比(%)リユース事業31,687,799111.2FC事業1,815,518114.8その他27,70597.7合計33,531,023111.4(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システム開発事業を含んでおります。2 リユース事業およびFC事業の売上高、売上高構成比を事業部門別等に示すと以下のとおりであります。部門名品目売上高(千円)構成比(%)前年比(%)(リユース事業)オーディオ1,190,3453.5103.4ハードオフビジュアル432,8311.398.3パソコン2,185,9736.5122.9楽器2,055,2026.1115.6その他5,657,54716.9114.5小計11,521,89934.3114.2オフハウス衣料2,462,3947.3111.4服飾雑貨3,282,4349.8108.2家具・家電1,899,8265.7100.4その他2,772,6228.3102.3小計10,417,27831.1105.8モードオフ衣料750,2772.2109.3服飾雑貨469,9591.4105.7小計1,220,2373.6107.9ガレージオフカーグッズ341,1071.0114.4オーディオ・ナビ28,3400.1100.9その他240,0050.7102.7小計609,4531.8108.8ホビーオフカード416,3301.2110.3おもちゃ2,608,3107.8130.9その他262,4070.8111.9小計3,287,0489.8126.2ブックオフ書籍1,598,0564.8100.1ソフト1,485,9904.497.0小計3,084,0469.298.6海外事業その他1,547,8354.6136.5リユース事業合計 31,687,79994.4111.2(FC事業)商品567,6941.8113.1 その他1,247,8243.7115.6FC事業合計 1,815,5185.5114.8(その他)その他27,7050.197.7合計 33,531,023100.0111.43 リカーオフは、オフハウスに含めて表示しております。4 FC事業の「その他」は、加盟料・開店指導料・ロイヤリティ等であります。(2)仕入実績当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称仕入高(千円)前年比(%)リユース事業11,433,245111.8FC事業316,090115.0その他10,99048.2合計11,760,326111.8(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システム開発事業を含んでおります。2 リユース事業およびFC事業の仕入高、仕入高構成比を事業部門別等に示すと以下のとおりであります。部門名品目仕入高(千円)構成比(%)前年比(%)(リユース事業)オーディオ579,2794.9119.2ハードオフビジュアル151,7581.3117.0パソコン1,052,0548.9138.8楽器1,125,5519.6126.1その他2,060,40717.5101.9小計4,969,05042.2115.9オフハウス衣料653,7955.6124.9服飾雑貨1,309,78911.1110.3家具・家電460,4683.9107.1その他763,4366.488.7小計3,187,49027.0106.2モードオフ衣料177,0041.5106.0服飾雑貨181,8311.5113.1小計358,8363.0109.5ガレージオフカーグッズ116,9721.0111.1オーディオ・ナビ9,3050.199.9その他90,0740.890.1小計216,3521.9100.8ホビーオフカード127,2341.167.0おもちゃ979,0198.3135.8その他88,3920.865.8小計1,194,64510.2114.3ブックオフ書籍454,6643.9100.7ソフト452,6813.896.5小計907,3467.798.6 海外事業その他599,5225.2141.3リユース事業合計 11,433,24597.2111.8(FC事業)商品316,0902.7115.0FC事業合計 316,0902.7115.0(その他)その他10,9900.148.2合計 11,760,326100.0111.83 リカーオフは、オフハウスに含めて表示しております。4 FC事業の「商品」は、FC加盟店向けの販売用商品と消耗品・備品であります。 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)重要な会計方針および見積り当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、将来事象の結果に依存するため確定できない金額について、過程の適正性、情報の適正性および金額の妥当性に留意した上で会計上の見積りを行っております。実際の結果は、将来事象の結果に特有の不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 固定資産の減損について当社グループは、固定資産の減損に係る回収可能性の評価にあたり、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として事業所を基本単位としてグルーピングを行い、営業活動から生じる損益が継続してマイナスであり、今後も収益改善の可能性が低いと判断した事業所について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。なお、回収可能価額の評価の前提条件は、長期的な見積りに基づくため、将来の経営環境の変化による収益性の変動や市況の変動により、減損損失の追加計上が必要となる場合があります。 (2)当連結会計年度の経営成績の分析当連結会計年度の経営成績は、国内既存店売上高が5.8%増と堅調に推移し、43カ月連続の前年超えとなりました。前期にオープンした直営店23店舗及び当期にオープンした24店舗の寄与により、全社売上高は33,531百万円(前年比11.4%増)となりました。利益面におきましては新店24店舗の開業費用、既存店3店舗分の移転費用等により、販売費及び一般管理費は10.8%増となりました。以上の結果、営業利益は3,218百万円(前年比14.8%増)、経常利益は3,403百万円(前年比13.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,314百万円(前年比10.6%増)となり、何れも過去最高を更新しました。 (3)資本の財源および資金の流動性についての分析当連結会計年度の資金状況は、法人税等の支払等により、3,009百万円となりました。また自己資本比率は71.3%となりました。資本および資金については、今後の新設店舗への投資や新規事業分野の展開に備えるため、さらなる業績向上と経営効率の改善により安定的な蓄積に努める方針であります。
事業リスク
- 競合激化と出店影響リユース市場の拡大に伴い、競合他社が類似事業を展開し、積極的な出店攻勢をかける可能性があります。これにより、既存店の業績が影響を受けたり、希望する店舗物件の確保が困難になり、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 古物営業法の遵守リユース事業は古物営業法に基づき運営されており、同法に違反した場合、営業停止や許可取り消しとなるリスクがあります。これにより、事業活動が停止し、会社の存続に重大な影響を及ぼす可能性があります。
- 仕入れ商品の確保難リユース品の買い取りは一般個人顧客からのものがほとんどであり、景気動向や競合他社の買い取り価格上昇、インターネット買い取りサービスの普及などにより、仕入れ商品の確保が困難になる可能性があります。これにより、販売機会の損失や利益率の低下を招く可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。当社はこれらのリスク発生の可能性を認識したうえで、当該リスクの発生にともなう影響を極力回避するための努力を継続してまいります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものでありますが、以下の記載は当社の事業等および当社株式への投資に係るリスクを全て網羅するものではありません。 (1)リユース業界の状況と競合先について近年の環境問題意識・生活防衛意識の高まりを背景に、循環型社会・エコ社会への移行が進み、今後リユース市場はますます拡大していくと考えられます。それに伴い、競合先が当社と類似した事業展開をはかり、シェア奪取を目指して積極的な出店を始めた場合、当社の既存店業績が影響を受ける可能性があります。また、競合先の出店攻勢等のために当社が希望する店舗物件の確保が計画通りに進まない場合、当社の業績が影響を受ける可能性があります。 (2)主要な事業活動の前提となる事項について当社は、リユース品の買い取り・販売を主な事業としており、当事業を営むためには古物営業法により本社の所在地を管轄する新潟県公安委員会より古物営業の許可を取得する必要があります。この古物営業の許可には有効期限は定められておりません。しかし、古物営業法または古物営業に関する他の法令に違反した場合で、盗品等の売買等の防止もしくは盗品等の速やかな発見が著しく阻害される恐れがあると認められる場合には、公安委員会は古物営業法第24条に基づき営業の停止もしくは許可の取消しを行うことができるとされております。当社は、古物営業法を遵守し古物台帳管理を徹底し適法に対応する等の社内体制を整えておりますので、事業の継続に支障を来す要因の発生懸念はありません。また現状において許可の取消し事由に該当するような事象は発生しておりません。しかし、古物営業法に抵触するような不正事件が発生し許可の取消し等が行われた場合には、当社の事業活動に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3)リユース品の買い取りについて①買い取り商品の確保について当社のリユース品の買い取りは、店舗商圏内の一般個人顧客からの買い取りがほとんどであり自給自足の自己完結タイプが基本となっております。当社が取り扱うリユース可能な商品は、過去数年間にわたって市場に供給され、消費者に選択購入され、家庭内で使用され、あるいは使用されずに保管されている商品であるため、対象範囲は広いと考えられますが、今後の景気動向、競合先の出現動向、顧客の信頼・支持・マインド等の変化によっては、当社の仕入商品の確保が影響を受ける可能性があります。さらに競合先において売れ筋商品確保等のために買い取り価格をアップするなどの行動を起した場合には、当社の利益が影響を受ける可能性があります。また、インターネットを利用した買い取りサービスの普及により、リアル店舗を持たない新たな競合先が増加することで、仕入商品の確保に影響が出る可能性があります。 ②買い取り査定について当社では登録数約1,880万件にも及ぶ商品データベースを活用し、商品ジャンル別に設定した基準により適正な価格で買い取りを行い、リペア・クリーニング等のメンテナンスを行った後、店頭に陳列して販売しております。ただし、競合先において売れ筋商品確保等のために買い取り価格をアップするなどの行動を起こした場合には、当社の利益が影響を受ける可能性があります。 ③盗品の買い取りについて古物営業法では、買い取った商品の中に盗品があった場合に、1年以内であれば被害者は古物商に対し、これを無償で回復することを求めることができるとしております。当社では、古物営業法遵守の観点に立ち、被害者に対する無償回復が適法に行える体制を整えております。今後も、古物営業法に則り古物台帳の管理を徹底してまいりますが、盗品買い取りにより被害者への無償回復する対応となった場合には買い取り額に相当する額の損失が発生する可能性があります。 (4)FC加盟店への商品供給についてFC加盟店の新規出店に際しては、直営各店よりリユース品の供給および直営店社員の応援のための派遣を行っております。FC加盟店の商品調達力および店舗運営力の向上により直営各店の負担は漸次軽減しておりますが、FC加盟店の新規出店が集中した場合、直営店の商品の減少、店舗要員の一時的減少等により、直営店の売上高が影響を受ける可能性があります。 (5)出店政策について①出店方針について当社においては、1店舗あたり10万人の商圏人口を指標とし、他のFC加盟店とエリアが重複しないように調整をはかりながら出店することを方針としております。こうした出店方針に基づき強固な全国ネットワーク確立に向けて直営店とFC加盟店を積極的に出店し早期に拠点確保をはかる方針でありますが、店舗の広域配置により店舗運営コストが増加し当社の利益に影響を及ぼす可能性があります。 ②出店に関する規制について「大規模小売店舗立地法」では、店舗面積1,000m2超の大型店の出店については地元住民の意見をふまえ出店にともなう生活環境への影響を中心に審査されることになっております。具体的調整項目としては、交通渋滞、駐車・駐輪、交通安全、騒音・排ガス、廃棄物等が審査対象となります。今後「大規模小売店舗立地法」の対象となる店舗の出店を行う際には、上記対応が必要となります。 (6)海外における事業展開について当社グループは、海外における事業展開を成長戦略のひとつとしております。海外の事業展開には、各国の法令・制度、文化・商慣習の違いや為替レートの変動等の様々なリスクが存在しており、事前に想定できなかった問題の発生により投資回収が困難となった場合には、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)大規模自然災害による影響について当社グループの、特に出店が集中している地域において、地震や大規模な台風、異常気象等の自然災害が発生し、店舗の営業継続が困難となった場合、売上高の減少および買い取り仕入れの減少や設備の原状復帰等の費用の発生によって、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、災害による不測の事態に備えるため「リスク管理規程」に基づいてリスク管理体制を整備し、避難・防災についての教育訓練を定期的に実施しております。