2224

コモ(2224)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

食料品 食品

事業の概要

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 中程度
主要原材料の価格変動リスクがあるが、特殊な原材料を使用
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 技術
パネトーネ種の品質保持・製パン工程への応用に関する微生物学的研究
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 中程度
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか ディフェンシブ
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 高い
会社が挙げる主要リスク:食品の安全性に関する問題発生 / 本社工場の操業停止による製品供給停止 / 原材料の調達困難または価格高騰
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 5 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

コモは時系列財務データが未収録であり、ブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPに関する具体的な情報が入手困難。現時点では無形資産による競争優位性は確認できない。

スイッチングコスト★☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

コモの主力製品である「非常食」は、一度購入すると一定期間(数年)は消費されないため、顧客が他社製品へ乗り換える頻度は低い。しかし、災害発生時の緊急性が高いため、代替品へのスイッチングコストは限定的。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

コモの事業モデルは、製品の利用者が増えることで価値が増すネットワーク効果を生み出すものではない。個々の消費者の購入決定が主であり、プラットフォーム型ビジネスではない。

コスト優位★★☆☆☆
根拠:中程度同じ物を安く作れる

食料品業界において、コモは長年の経験とノウハウに基づいた効率的な生産体制を構築している可能性がある。しかし、競合他社とのコスト構造における明確な優位性を示す具体的なデータは現時点では不足している。

規模の経済★★☆☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

食料品業界は競争が激しいが、コモは非常食というニッチ市場に特化している。この分野での一定の規模は有していると考えられるが、業界全体に対する最適な規模の少数寡占を形成しているかは不明。

競争優位性(モート)の要約は、有報の事業内容・経営戦略から順次生成中です。

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。今後の経営環境は、大手企業を中心とする賃上げ等による消費の回復が期待される一方、地政学的リスクの高まり、原材料価格及びエネルギー価格の高止まり、労働力人口の減少等を背景とする人件費・物流費の上昇、さらには米国の通商政策の転換、日銀による政策金利の引上げ等が懸念され、依然として厳しい状況が続くことが予想されます。このような状況下、2026年3月期においては、当社製品の根幹であるパネトーネ種の特長を活かしつつ、より付加価値の高い新製品の開発及び原材料の見直しに注力する一方、新たな市場の開拓、販路の拡大を図ってまいります。同時に、業務プロセスの見直しを進める一方、市場の動向も見つつ適正な価格による取引等に引き続き注力し、収益力の向上につなげてまいります。また、食品製造業においては、製造する食品の安全・安心は、お客様からの信頼を支える源であり、事業の継続・発展の基礎・原動力であることから、品質のさらなる向上を目指してまいります。以上の取組を当社グループ全体で強力に推進し、ロングライフパンのトップメーカーとしてのブランドを高めつつ、持続的な成長と企業価値の向上に努めてまいります。以上により、次期につきましては、売上高72億円、営業利益1億6千万円、経常利益1億6千万円、親会社株主に帰属する当期純利益1億円を見込んでおります。また、当社グループは、中長期的に資本コストを上回るROE(自己資本利益率)の向上を目指す価値創造企業でありたいと考えております。このため、ROEを重要な指標として位置付けており、中期経営計画においては、最終年度となる2027年3月期にROE10.0%以上の達成を目指しております。当連結会計年度におけるROEは2.1%であり、引き続き当該指標の達成に邁進していく所存でございます。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。今後の経営環境は、大手企業を中心とする賃上げ等による消費の回復が期待される一方、地政学的リスクの高まり、原材料価格及びエネルギー価格の高止まり、労働力人口の減少等を背景とする人件費・物流費の上昇、さらには米国の通商政策の転換、日銀による政策金利の引上げ等が懸念され、依然として厳しい状況が続くことが予想されます。このような状況下、2026年3月期においては、当社製品の根幹であるパネトーネ種の特長を活かしつつ、より付加価値の高い新製品の開発及び原材料の見直しに注力する一方、新たな市場の開拓、販路の拡大を図ってまいります。同時に、業務プロセスの見直しを進める一方、市場の動向も見つつ適正な価格による取引等に引き続き注力し、収益力の向上につなげてまいります。また、食品製造業においては、製造する食品の安全・安心は、お客様からの信頼を支える源であり、事業の継続・発展の基礎・原動力であることから、品質のさらなる向上を目指してまいります。以上の取組を当社グループ全体で強力に推進し、ロングライフパンのトップメーカーとしてのブランドを高めつつ、持続的な成長と企業価値の向上に努めてまいります。以上により、次期につきましては、売上高72億円、営業利益1億6千万円、経常利益1億6千万円、親会社株主に帰属する当期純利益1億円を見込んでおります。また、当社グループは、中長期的に資本コストを上回るROE(自己資本利益率)の向上を目指す価値創造企業でありたいと考えております。このため、ROEを重要な指標として位置付けており、中期経営計画においては、最終年度となる2027年3月期にROE10.0%以上の達成を目指しております。当連結会計年度におけるROEは2.1%であり、引き続き当該指標の達成に邁進していく所存でございます。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における我が国経済は、インバウンド需要の回復や賃金の引上げ等の動きがみられる一方、ウクライナ及びパレスチナ情勢の長期化、米国の保護主義的な通商政策への転換、政策金利の引上げ、円安の進行による輸入品価格の上昇等、先行き不透明な状況が続いております。当業界においては、原材料価格、エネルギー価格の高止まりを背景として、製品価格の値上げが続くなか、消費者による生活防衛意識の高まりもあり、厳しい経営環境となりました。こうしたなか、当社グループは、パネトーネ種の特長を活かした製品の開発、改良等に注力し、新たに「あんバターパイ」、「アップルパイ」のNB製品2品を発売しました。販売に関しては、PB製品を含む製品価格の改定による適正な取引の推進、販路の拡大等に努め、生活協同組合及び自動販売機オペレーターとの取引を堅持しつつ、量販店等への売上増加を図りましたが、原料価格の高騰等を理由とする一部製品の販売休止の影響が大きく、減収となりました。他方、原材料費、燃料・電力費等の高止まりに対し、業務の一層の合理化を図り、販売費及び一般管理費等の削減を進めました。以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高71億1千1百万円(前年同期比2.7%減)、経常利益7千1百万円(前年同期比19.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4千2百万円(前年同期比1.4%増)となりました。当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ5億8千8百万円減少し、47億2千6百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べ5億5千万円減少し、15億2千7百万円となりました。これは主に現金及び預金の減少(3億8千6百万円)、売掛金の減少(1億7千2百万円)等によるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ3千8百万円減少し、31億9千8百万円となりました。これは主に建物及び構築物の増加(2千2百万円)、リース資産の減少(3千2百万円)、建設仮勘定の減少(3千7百万円)、繰延税金資産の増加(7百万円)等によるものであります。当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ6億7百万円減少し、26億8千6百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べ6億3千4百万円減少し、19億4千5百万円となりました。これは主に買掛金の減少(3億6千9百万円)、短期借入金の減少(5千万円)、1年内返済予定の長期借入金の減少(3千万円)、未払金の減少(1億8千9百万円)等によるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ2千6百万円増加し、7億4千1百万円となりました。これは主に長期借入金の増加(3千6百万円)、リース債務の減少(2千4百万円)、役員退職慰労引当金の増加(1千万円)等によるものであります。純資産は、前連結会計年度末に比べ1千8百万円増加し、20億3千9百万円となりました。これは主に利益剰余金の増加(1千8百万円)等によるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3億8千6百万円減少(前年同期比58.7%減)し、当連結会計年度末には2億7千1百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)  営業活動の結果得られた資金は3千万円(前年同期比95.8%減)となりました。  これは主に税金等調整前当期純利益(6千6百万円)、減価償却費(3億1千6百万円)、仕入債務の減少額(3億6千9百万円)等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)  投資活動の結果使用した資金は3億7百万円(前年同期比0.8%減)となりました。  これは主に有形固定資産の取得による支出(2億9千1百万円)、無形固定資産の取得による支出(1千万円)等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)  財務活動の結果使用した資金は1億9百万円(前年同期は0百万円の支出)となりました。  これは主に短期借入金の純減少額(5千万円)、長期借入金の借入れによる収入(2億5千万円)、長期借入金の返済による支出(2億4千3百万円)、配当金の支払額(2千4百万円)、リース債務の返済による支出(4千1百万円)によるものであります。③生産、受注及び販売の実績当社グループはロングライフパンの製造及び販売事業の単一セグメントであるため、以下の記載については品目別に記載しております。a.生産実績 当連結会計年度の生産実績を品目別に示すと次のとおりであります。品目別金額(千円)前年同期比(%)デニッシュ3,159,16494.5クロワッサン2,811,654108.8ワッフル474,83979.5パネトーネ13,712710.3その他742,79983.5合計7,202,17197.1 (注)上記の金額は、販売価格を基礎として算定しております。b.受注実績 当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。c.販売実績 当連結会計年度の販売実績を品目別に示すと次のとおりであります。品目別金額(千円)前年同期比(%)デニッシュ3,138,32594.6クロワッサン2,781,144108.2ワッフル478,25380.2パネトーネ12,092735.6その他701,40085.3合計7,111,21697.3(注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)日本生活協同組合連合会917,58112.6993,73314.0サントリービバレッジソリューション㈱821,68611.2874,62912.3 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりです。売上高は、品目別では、「デニッシュ群」は31億3千8百万円、「クロワッサン群」は27億8千1百万円、「ワッフル群」は4億7千8百万円、「パネトーネ群」は1千2百万円、セット製品などが含まれる「その他」は7億1百万円となりました。また、業態別では、「生活協同組合」が23億1千8百万円、「自動販売機オペレーター」が17億2千7百万円、「量販店」が10億8千2百万円、「卸問屋」が6億2千1百万円。その他が13億6千万円となりました。その結果、当連結会計年度の売上高は、71億1千1百万円となりました。売上原価は52億5千9百万円で売上原価率は74.0%となりました。その内、原材料費が31億7千5百万円、労務費が11億3千9百万円、経費が9億9千5百万円となりました。また、売上総利益は18億5千2百万円で売上高総利益率は26.0%となりました。販売費及び一般管理費は、17億8千6百万円で売上高比25.1%となりました。その内、人件費が6億4千5百万円、配送費が6億1千6百万円、賃借料が4千7百万円、諸手数料が1億5千万円となりました。経常利益は7千1百万円で売上高経常利益率は1.0%となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は4千2百万円で売上高比0.6%となりました。当社グループの資本の財源及び資金の流動性については次のとおりです。当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の購入費用のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は16億3千9百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は2億7千1百万円となっております。 ③重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者はこれらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるためこれらの見積りとは異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5(経理の状況)の連結財務諸表の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、特に次の重要な会計方針が連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすものと考えております。 繰延税金資産の回収可能性の評価当社は繰延税金資産の回収可能性を評価するに際して、将来の課税所得の見込み及び税務計画に基づき、回収可能性を十分に検討し、回収可能な額を計上しております。なお、既に計上した繰延税金資産については、その実現可能性について毎期検討し、内容の見直しを行っておりますが、将来の課税所得の見込みの変化やその他要因に基づき繰延税金資産の実現可能性の評価が変更された場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。

事業リスク

  • 食品安全性の問題
    近年、食品業界では産地偽装や賞味期限の虚偽表示など、消費者の信頼を揺るがす問題が頻発しています。コモ社でも、予期せぬ製品の欠陥や不適切な原材料の混入などが発生した場合、大規模な製品回収や製造物責任賠償が必要となり、会社の業績や財務状況に大きな悪影響を及ぼす可能性があります。消費者の食品に対する関心は非常に高いため、この問題への対応を誤ると企業の存続に関わる重大なダメージにつながりかねません。
  • 製品供給体制の脆弱性
    コモ社の製品は、日持ちする「ロングライフパン」という特性を活かし、本社工場のみで製造し全国に供給しています。そのため、地震や台風などの自然災害、あるいは工場内での事故などにより本社工場が重大な被害を受け、操業が停止してしまうと、製品の供給が全面的にストップしてしまいます。このような事態が発生し、危機管理対策の想定を超える規模の災害となった場合、製品が市場に供給できなくなり、会社の業績や財務状態に深刻な影響を与える可能性があります。
  • 原材料の調達と価格変動
    コモ社の主要原材料である小麦粉、砂糖、油脂などは農産物の加工品であり、卵やレーズンなどの農産物も多量に使用しています。これらの農産物の生産地での異常気象による収穫量減少や、世界的な需要増加により、原材料の供給が不安定になったり、価格が高騰したりするリスクがあります。また、原油価格の上昇は、燃料費や包装材料の価格上昇にもつながります。特定の原材料はロングライフパンの特性上、特殊なものが求められるため、調達先の経営破綻など突発的な事情で安定的な調達が困難になった場合、製品の製造に支障をきたし、業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|1,477 文字
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。  (1) 食品の安全性について 近年、食品業界におきましては、製品の規格や産地の偽装問題、賞味期限についての虚偽表示や誤表示など、食の安全・安心を揺るがす事件がたびたび発生しております。消費者の食品の安全性に対する関心はますます高まっており、この対応を誤れば企業の存続に関わる大きなダメージにつながります。 こうしたリスク回避のために当社グループではFSSC22000に基づき、各種品質関連マニュアルの徹底による事前防止システムを確立し、食の安全・安心について万全の体制で臨むとともに、万一発生した場合の対応マニュアルの整備や、生産物賠償責任保険の付保を行っております。 しかし、予期せぬ製品の欠陥の発生や、仕入原料に不適切な物質の使用・混入あるいはその他の原因により、大規模な製品回収や製造物責任が発生した場合には、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(2) 製品の供給体制について当社グループの製品は、ロングライフである特性を活かして、本社工場のみで製造し、全国に販売しております。そのため、事故や地震、台風等の自然災害が発生し、本社工場が重大な被害を受け操業停止となった場合、製品の供給が全面的に停止することが想定されます。従って、当社グループの危機管理対策の想定範囲を超えた自然災害等が発生した場合には、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(3) 原材料の調達及び価格変動について当社製品の主要原材料は、小麦粉、砂糖、油脂等農産物の一次加工品であり、卵、レーズン等の農産物も原料として多量に使用しております。これらの生産地域の異常気象等による収穫量の減少や消費量の急激な増加のために需給が逼迫する可能性があります。また、原油価格の上昇等により、重油等の燃料や石油製品である包装材料、容器類の価格上昇が生じる可能性があります。また、当社グループでは、原材料を安定的に確保するため、仕入先について、調査機関や業界からの情報収集に基づく経営状況の見極め、調達先の分散によるリスク回避等に努めておりますが、ロングライフパンという当社グループ製品の特性から、使用する原材料にも特殊性が求められ、突発的な事情による経営破綻等により、原材料の安定的な調達ができなくなる可能性があります。上記理由により、原材料の調達が不可能となった場合、または仕入価格が高騰した場合、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。  (4) 法的規制について 当社グループは、食品衛生法、PL法(製造物責任法)、不当景品類及び不当表示防止法、食品表示法や環境・リサイクル関連法規など、各種の法的規制を受けております。これらの規制を遵守できない場合には、当社の活動が制限される可能性や、コストの増加を招く可能性があります。こうしたことから、各種社内規定の整備を行うとともに、主管部門及び関連する部署が連携してすべての法的規制を遵守するように取り組んでおります。 しかし、予測外の法的規制の強化や新たな規制が発生し、当社の事業活動の制限やコスト増加が発生した場合には、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

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